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“大丈夫”と言い張る羽鳥さんを経理部みんなで早退させ、食堂で食べたお弁当箱を入れたサブバッグを持ってトイレへと向かっていると、エレベーターの前で社長と先生が立っていた。
「なんだ、松戸先生と一緒にお昼に行くのを密かに楽しみにしていたんですけどね。
今日はお弁当があるんですね。」
「僕もですよ、増田社長が連れいってくださるお店はいつも美味しいお店ばかりなので。」
「うちのグループの的場製菓の社長秘書が毎回探してくれていたんだよ。
松戸先生のオバさんの旦那さんですよね?」
「そうですね!!
・・・といいますか、うちの美鼓が増田社長の息子さんと仲良くして貰っているそうで。」
カヤのお姉ちゃんは社長の次男と結婚している。
先生が“うちの美鼓”と言いながら社長に頭を下げていて、だからか社長も大きく笑っている。
「国光さんのところの娘さんだけでなく、松戸先生もうちに関わってくれて嬉しい限りですよ。
うちの息子がいずれはこの会社の、財閥のトップになると思いますし、今後ともよろしくお願い致します。」
天下の増田財閥の社長が先生に頭を深く下げていて、それには近くにいた人達みんなが驚いている。
そんな中・・・
私に気付いた先生だけはニヤッと私に一瞬だけ笑い掛けた。
「なんだ、松戸先生と一緒にお昼に行くのを密かに楽しみにしていたんですけどね。
今日はお弁当があるんですね。」
「僕もですよ、増田社長が連れいってくださるお店はいつも美味しいお店ばかりなので。」
「うちのグループの的場製菓の社長秘書が毎回探してくれていたんだよ。
松戸先生のオバさんの旦那さんですよね?」
「そうですね!!
・・・といいますか、うちの美鼓が増田社長の息子さんと仲良くして貰っているそうで。」
カヤのお姉ちゃんは社長の次男と結婚している。
先生が“うちの美鼓”と言いながら社長に頭を下げていて、だからか社長も大きく笑っている。
「国光さんのところの娘さんだけでなく、松戸先生もうちに関わってくれて嬉しい限りですよ。
うちの息子がいずれはこの会社の、財閥のトップになると思いますし、今後ともよろしくお願い致します。」
天下の増田財閥の社長が先生に頭を深く下げていて、それには近くにいた人達みんなが驚いている。
そんな中・・・
私に気付いた先生だけはニヤッと私に一瞬だけ笑い掛けた。
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