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莉央side.....
オーナーからの言葉、そして私の言葉に、勝也は凄く驚いていた。
そんな勝也に、私は笑い掛ける。
「いつか・・・いつかだよ、勝也。
きっとそんな時が来るから、安心して?」
「でも、そしたら・・・俺には・・・何の“資格”もなくなる・・・。」
「資格?」
「そしたら・・・本当に、何も・・・。」
勝也は悲しそうな顔をした後、私達にお辞儀をして・・・フラフラと会社を出ていった。
社長と顔を見合わせていると・・・
「加瀬君、なんであんなに自信がないの?」
と、色男先輩が・・・。
社長が少しだけ悩んだ後、「親父さんが、亡くなってるんだ。」と答えた。
「それだけじゃ、なさそうですけどね。」
「そうか?」
「仕事も出来るようですし、社長からも“美マネ”からも愛されているようですし・・・。
“美マネ”・・・“美マネ”、何で・・・何でさっき、俺に怒った?
あんなに感情的になる所、俺初めて見たけど。」
オーナーからの言葉、そして私の言葉に、勝也は凄く驚いていた。
そんな勝也に、私は笑い掛ける。
「いつか・・・いつかだよ、勝也。
きっとそんな時が来るから、安心して?」
「でも、そしたら・・・俺には・・・何の“資格”もなくなる・・・。」
「資格?」
「そしたら・・・本当に、何も・・・。」
勝也は悲しそうな顔をした後、私達にお辞儀をして・・・フラフラと会社を出ていった。
社長と顔を見合わせていると・・・
「加瀬君、なんであんなに自信がないの?」
と、色男先輩が・・・。
社長が少しだけ悩んだ後、「親父さんが、亡くなってるんだ。」と答えた。
「それだけじゃ、なさそうですけどね。」
「そうか?」
「仕事も出来るようですし、社長からも“美マネ”からも愛されているようですし・・・。
“美マネ”・・・“美マネ”、何で・・・何でさっき、俺に怒った?
あんなに感情的になる所、俺初めて見たけど。」
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