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最初は日曜日だけ“シェフ”になろうと思ったけど、出来なかった。
“シェフ”になろうとすると、その度に吐いてしまっていた。
理由は分からないけど、どうしても出来なくて・・・。
オーナーが初日に来た時にその様子を見て、キッチンのメンバーの1人に担当を変更をしてくれた。
でも、莉央と・・・
莉央と再会して、その日に“いたして・・・。
一緒に住み始めて、莉央の飯を食べて・・・。
たまに、莉央だけの“シェフ”になっているうちに・・・
また、料理がしたくなった。
また、沢山料理がしたくなった・・・。
莉央と再会してから1ヶ月経ち、今では土曜日も日曜日もレストランの“シェフ”をしている。
お父さんのこともあるからオーナーは心配していたけど、俺はどうしても料理がしたいから、無理にお願いをした。
それに莉央にもちゃんとお金を渡せるから、そこも安心していた。
その分・・・
莉央との時間は短くなってしまうけど・・・。
「莉央、店・・・食べに来いよ。」
「それは・・・やめた方がいいと思うんだよね。
女の子達がミスすると可哀想だもん。」
そう言って笑いながら、俺の腕枕で幸せそうに眠ろうとする莉央を見て・・・
よく意味が分からないけど今日も幸せだった。
“シェフ”になろうとすると、その度に吐いてしまっていた。
理由は分からないけど、どうしても出来なくて・・・。
オーナーが初日に来た時にその様子を見て、キッチンのメンバーの1人に担当を変更をしてくれた。
でも、莉央と・・・
莉央と再会して、その日に“いたして・・・。
一緒に住み始めて、莉央の飯を食べて・・・。
たまに、莉央だけの“シェフ”になっているうちに・・・
また、料理がしたくなった。
また、沢山料理がしたくなった・・・。
莉央と再会してから1ヶ月経ち、今では土曜日も日曜日もレストランの“シェフ”をしている。
お父さんのこともあるからオーナーは心配していたけど、俺はどうしても料理がしたいから、無理にお願いをした。
それに莉央にもちゃんとお金を渡せるから、そこも安心していた。
その分・・・
莉央との時間は短くなってしまうけど・・・。
「莉央、店・・・食べに来いよ。」
「それは・・・やめた方がいいと思うんだよね。
女の子達がミスすると可哀想だもん。」
そう言って笑いながら、俺の腕枕で幸せそうに眠ろうとする莉央を見て・・・
よく意味が分からないけど今日も幸せだった。
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