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私は呆然としながら、お客様が出ていった扉を眺めた・・・。
そしたら、私を抱き締めている勝也が、後ろで小刻みに震えていて・・・
「莉央は・・・やっぱり、莉央だよな!?」
と、大笑いしていて。
それに、私も笑って・・・泣きながら、笑って・・・。
勝也に抱き締められた腕の中、クルッと向きを変え・・・勝也に向かい合った。
見上げると、勝也が嬉しそうに笑っていて・・・
勝也も、やっぱり勝也だった・・・。
そして・・・
私を抱き締める両手にもっと力を込め、苦しいくらい抱き締められ・・・
私は両手で少し勝也の胸を押すけど何の意味もなく。
勝也の肩に私の唇が押し付けられるくらい、もう、本当に強い力で・・・
「莉央・・・っ」
初めて聞く、苦しそうな声で名前を呼ばれて・・・。
「・・・っ、勝也?」
私の首筋に唇を付け・・・
「アッ・・・」
舌で、少しだけ舐められた・・・。
そしたら、私を抱き締めている勝也が、後ろで小刻みに震えていて・・・
「莉央は・・・やっぱり、莉央だよな!?」
と、大笑いしていて。
それに、私も笑って・・・泣きながら、笑って・・・。
勝也に抱き締められた腕の中、クルッと向きを変え・・・勝也に向かい合った。
見上げると、勝也が嬉しそうに笑っていて・・・
勝也も、やっぱり勝也だった・・・。
そして・・・
私を抱き締める両手にもっと力を込め、苦しいくらい抱き締められ・・・
私は両手で少し勝也の胸を押すけど何の意味もなく。
勝也の肩に私の唇が押し付けられるくらい、もう、本当に強い力で・・・
「莉央・・・っ」
初めて聞く、苦しそうな声で名前を呼ばれて・・・。
「・・・っ、勝也?」
私の首筋に唇を付け・・・
「アッ・・・」
舌で、少しだけ舐められた・・・。
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