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すぐ近くにあったビジネスホテル、すぐそこのコンビニで買った避妊具・・・。
明るい電気の下、ダブルベッドの上に寝かされた私の上にはすぐそこに元気さんの身体があって・・・。



スーツもワイシャツも下着も素早く脱ぎ捨てた元気さんが、私のリクルートスーツも手慣れた様子で脱がせてくる。



「元気さん・・・あの、これエッチする流れですよね?」



「今さらその質問!?」



元気さんが爆笑しながら私のブラジャーも外し、パンツと一緒にストッキングまで綺麗に脱がせてきた。



「電気消してください・・・!!」



「いや、無理でしょ。
好きな女の子の裸見たいし。」



そう言われ・・・それには小さく笑った。



「なかったことにしてたじゃないですか・・・。
他に好きな女の子も出来てて、再会した私のことも幻滅して、元気さんは私のことをなかったことにしてました。」



「そう見えてたよね、ごめん。
でも俺が好きなのは美鼓ちゃんだけだし、幻滅なんてしてないから。」



「それは嘘つきです・・・。」



「うん、ごめん・・・。」



泣きながら、笑いながら言うと、元気さんは私のことを強く抱き締めてきた。



「何度でも俺を責めていいから。
だから笑わないで。
俺の前ではそんな風に笑わないで。
怒ってる顔も泣いてる顔も全部可愛いから。
全部ちゃんと好きだから。」
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