【完】ロリコンエロ親父(法務部長)から、ヘソ曲がりのおヘソを探されることになった※ロリコンではありません

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「樹里・・・？」




「うん・・・」




「どうした・・・？」





そう、聞いてくれるけど・・・




何て言ったらいいのか分からず・・・。






でも、エロ親父に・・・言う。






「23時も過ぎたし・・・真っ暗だし・・・デートしたい。」



「デート？俺と・・・？」



「地獄みたいでしょ・・・？」





マンションの廊下から見える暗い外を指差し、泣きながら笑った。






「ごめん、陸・・・。」




「どうしたんだよ・・・？」






泣きながら、笑うしか出来なくて・・・。















でも、なんだか腹も立ってきて・・・










持っていた鍵を、陸に投げ付けた・・・。











陸はそれに当たって、下に落ちる前にキャッチした。










「言ってよ・・・。」



「何を・・・？」



「指輪！！」



「さっきの？」



「そんなわけないでしょ！？」



「何の指輪だよ？」






不思議そうな顔で聞いてくるので、泣きながら陸の胸の中に飛び込んだ。









「その左手の指輪！！！！
結婚したのかと思ってた！！！！」











樹里side........