【完】ロリコンエロ親父(法務部長)から、ヘソ曲がりのおヘソを探されることになった※ロリコンではありません

Bu-cha

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エロ親父は抱き締めたりはしなかったけど、樹里の隣に立って・・・手を頭にずっとのせていてくれた。




「お姉ちゃんにもちゃんと伝えられたし、お兄ちゃんには当たり散らしてきたけどね。」



「樹里のお兄ちゃんって、素晴らしいよな・・・。」



「だって・・・樹里がお姉ちゃんと結婚したかったのに。」



「でも、お兄ちゃんとお姉ちゃんが結婚したら樹里のお姉ちゃんになるじゃねーか。」



「“義理”でしょ?
“義理”なんて、樹里は嫌だ。」



「俺も・・・義理は嫌だったな。」





エロ親父が面白そうに笑って、樹里の頭を最後にポンポンっとした。





ダイニングテーブルの向かいに座ったエロ親父を見ながら、1つの可能性を口にした。





「お姉ちゃんって、お兄さんいるの。」



「そうなんだ?」



「樹里、お姉ちゃんのお兄さん・・・紹介してもらおうかな。
まだ結婚してないらしいの。
樹里・・・やっぱり、本当のお姉ちゃんになってほしい。」



「お兄さんと結婚した所で、それも“義理”だぞ・・・?」



「でも・・・“義理”でも2つあったら、“本命”になるかもしれないし。」
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