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実行犯て。
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銀竜を引率にして、非戦闘組のスズとリッカさんがジェイの母親救出に向かう。
そーゆー方向で決まりそーだ。
んじゃ、俺とミヤさんで人造魔物狩りか。
ジェイに道案内頼もう。
状況次第で変態錬金術師を〆るってコトで。
そんなカンジでいいですかねミヤさんや。
文句があっても聞かないぞ。
あんたず~っと黙ってたんだから。
「……みんなの自主性というものを、重んじただけなのに……」
何言ってんだか。
あんた目ぇつぶってただけじゃんか。
やっぱり寝てたか?
えー……ミヤさんに、軽くオシオキされたところで──いつものよーに、ツボをギュッとおされた──確認する。
さっき言ったよーな組分けで、救出班と実行犯に分かれるってコトで、OK ?
「……なんか実行班のあたり、ちょっと不穏な感じがしたけどね」
ミヤさんうるさい。
いちいち細かくツっ込まないで下さい。
俺とミヤさん、2人でジト目の応酬になった。
とにかく。
救出班を希望したスズとリッカさんは、結界張ったまんまで勝手気ままに動けるかどーか、確認しとけ。
出来なかったら訓練するか、《壺中天(笑)》で待機だ。
銀竜、頼んだ。
スズ達の良いようにしてやって、な。
「御意」
……ここは、いつもの通りな。
んじゃ。
方針も決まったことだし。
救出班はチェックしに外に移動。
ジェイよ。
「……え?」
何? とこっちを見る様は、やっぱりどこか子供っぽいもので。
ぶっちゃけ70歳越えとはとても思えないが……ま、いーや。
改めて、ジェイよ。
お前は今から、俺とミヤさんと一緒にギルドに状況説明しに行くぞ。
「え?」
ジェイはキョトンとしてる。
え? じゃない。
肉人形なんてけったいなモノ、ギルドに突入させといて、知らんぷりなんか出来ないぞ。
コトと次第によっちゃーお前……。
「……え、なんだ?」
ジェイは微妙に怯えている。
ギルドからの捕縛対象になってたカモな。
ヘタな動きしたら、デッドorアライブの。
「でっど……」
よーするに、生死問わず。
生きてても死んでてもお構い無し。
とりあえず、引き摺ってこいや、ってな。
「えええええ……」
ジェイは銀竜の姿を探すが、銀竜はさっきスズとリッカさんの訓練に行ってて。
この《壺中天(仮)》から出ていた。
行動が早いのは良いコトだよな、うん。
心の支えが傍に居なくて、ジェイはどこか不安そーだ。
……なんでそこまで銀竜に依存したのかね?
まあどーでもいいけど。
不安そーなジェイを見て、ミヤさんが言った。
「ライカンと言っても、獣人だろ? 自分よりも強い者には従う……ってことなんじゃないかな?」
あー。
つまり、脳筋か。
「……その納得の仕方はどうなんだろうね……」
ミヤさんは、微妙な表情になった。
総合ギルド、マドゥーニー支部。
当然のように、ギルド長の部屋。
もう見飽きたわ、この部屋……。
眉間にくっきりシワが刻まれたギルド長と、多分同じよーな表情だろうリーランさん。
……パンダの細かい表情なんか分からんっての。
ジェイの立場とやらかしてきた事をざっくりと説明したら、こんな表情になったギルドの2人。
そりゃそーだよな。
この3~40年の妙な出来事は、全部ジェイの……っつか、ジェイをいいように操ってる変態錬金術師の仕業だって事が判明したワケだからな。
そーゆー方向で決まりそーだ。
んじゃ、俺とミヤさんで人造魔物狩りか。
ジェイに道案内頼もう。
状況次第で変態錬金術師を〆るってコトで。
そんなカンジでいいですかねミヤさんや。
文句があっても聞かないぞ。
あんたず~っと黙ってたんだから。
「……みんなの自主性というものを、重んじただけなのに……」
何言ってんだか。
あんた目ぇつぶってただけじゃんか。
やっぱり寝てたか?
えー……ミヤさんに、軽くオシオキされたところで──いつものよーに、ツボをギュッとおされた──確認する。
さっき言ったよーな組分けで、救出班と実行犯に分かれるってコトで、OK ?
「……なんか実行班のあたり、ちょっと不穏な感じがしたけどね」
ミヤさんうるさい。
いちいち細かくツっ込まないで下さい。
俺とミヤさん、2人でジト目の応酬になった。
とにかく。
救出班を希望したスズとリッカさんは、結界張ったまんまで勝手気ままに動けるかどーか、確認しとけ。
出来なかったら訓練するか、《壺中天(笑)》で待機だ。
銀竜、頼んだ。
スズ達の良いようにしてやって、な。
「御意」
……ここは、いつもの通りな。
んじゃ。
方針も決まったことだし。
救出班はチェックしに外に移動。
ジェイよ。
「……え?」
何? とこっちを見る様は、やっぱりどこか子供っぽいもので。
ぶっちゃけ70歳越えとはとても思えないが……ま、いーや。
改めて、ジェイよ。
お前は今から、俺とミヤさんと一緒にギルドに状況説明しに行くぞ。
「え?」
ジェイはキョトンとしてる。
え? じゃない。
肉人形なんてけったいなモノ、ギルドに突入させといて、知らんぷりなんか出来ないぞ。
コトと次第によっちゃーお前……。
「……え、なんだ?」
ジェイは微妙に怯えている。
ギルドからの捕縛対象になってたカモな。
ヘタな動きしたら、デッドorアライブの。
「でっど……」
よーするに、生死問わず。
生きてても死んでてもお構い無し。
とりあえず、引き摺ってこいや、ってな。
「えええええ……」
ジェイは銀竜の姿を探すが、銀竜はさっきスズとリッカさんの訓練に行ってて。
この《壺中天(仮)》から出ていた。
行動が早いのは良いコトだよな、うん。
心の支えが傍に居なくて、ジェイはどこか不安そーだ。
……なんでそこまで銀竜に依存したのかね?
まあどーでもいいけど。
不安そーなジェイを見て、ミヤさんが言った。
「ライカンと言っても、獣人だろ? 自分よりも強い者には従う……ってことなんじゃないかな?」
あー。
つまり、脳筋か。
「……その納得の仕方はどうなんだろうね……」
ミヤさんは、微妙な表情になった。
総合ギルド、マドゥーニー支部。
当然のように、ギルド長の部屋。
もう見飽きたわ、この部屋……。
眉間にくっきりシワが刻まれたギルド長と、多分同じよーな表情だろうリーランさん。
……パンダの細かい表情なんか分からんっての。
ジェイの立場とやらかしてきた事をざっくりと説明したら、こんな表情になったギルドの2人。
そりゃそーだよな。
この3~40年の妙な出来事は、全部ジェイの……っつか、ジェイをいいように操ってる変態錬金術師の仕業だって事が判明したワケだからな。
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