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……で? っていう。
慣れ親しんだ場所になら、1~2人なら連れてける。
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近衛のハニトラ要員ども、チャラ男とマジメの二人は、にっこり笑顔を振り撒くナルシッサことナルさんに夢中っポい。
視線が、ナルさんの後を追いかけている。
そして脳筋は、ハイドさんをロックオン。
脳筋をひっとうに、一部の近衛の連中は、どうやら本能で強者を感じとり、『一手ご教授願いたい』と……よーするに、『戦いたい!』とな。
……これだから脳筋は。
まあ、ね?
ハイドさんこう見えて、上位ランカーだもんな。
『力こそ正義!』なヤツが夢中になって追いかけまわすのもまあ……。
そんなハイドさん、本来なら私のような小娘が気軽に雇えるような人じゃないんだが。
私と縁を結んどきゃ、プラスアルファが期待できる。
実際、お近づきのしるし~と、ナルさんには糖蜜果を干したドライフルーツ──めちゃくちゃ甘い──を。
ハイドさんには、火酒……とは言わないが、なかなかの度数の古酒を渡してある。
二人とも、めっちゃ良い笑顔になった。
親密度が上がった。
このように、自分の特技を自分の為に有効活用しているワケだが。
労働の対価……と、ゆーか。
物事を円滑に廻す為に活用して何が悪い?
他人にどうこう言われる筋合いも、良いように使われる気も無い。
まったくない。
だからさ?
近衛のハニトラ要員も、それ以外のヤツも、余計な色気は出さない方がいいよ?
妙なちょっかい出されたら、礼儀として3倍返しにするから。
『面倒な事に巻き込まれそうになったらいらっしゃい♪』
そう、私の異能目当てであっても、私個人に良くしてあげる、と誘ってくれる有力者は。
商業、冒険者ギルドだけじゃない。
他国のお偉いさんにも居る。
一番盛んに誘ってくるのは、ごん太いコネがある西河の女神神殿かな。
そう言えば。
ゴルディアス領の老神殿長が、そろそろ引退? って時期だし。
この人には、めちゃくちゃ心労をおかけしたので。
「一度でいいから、西河の雄大な流れをこの目に……」
とか言ってたの、叶えてやろうかな。
ごん太いコネを使って、さ。
視線が、ナルさんの後を追いかけている。
そして脳筋は、ハイドさんをロックオン。
脳筋をひっとうに、一部の近衛の連中は、どうやら本能で強者を感じとり、『一手ご教授願いたい』と……よーするに、『戦いたい!』とな。
……これだから脳筋は。
まあ、ね?
ハイドさんこう見えて、上位ランカーだもんな。
『力こそ正義!』なヤツが夢中になって追いかけまわすのもまあ……。
そんなハイドさん、本来なら私のような小娘が気軽に雇えるような人じゃないんだが。
私と縁を結んどきゃ、プラスアルファが期待できる。
実際、お近づきのしるし~と、ナルさんには糖蜜果を干したドライフルーツ──めちゃくちゃ甘い──を。
ハイドさんには、火酒……とは言わないが、なかなかの度数の古酒を渡してある。
二人とも、めっちゃ良い笑顔になった。
親密度が上がった。
このように、自分の特技を自分の為に有効活用しているワケだが。
労働の対価……と、ゆーか。
物事を円滑に廻す為に活用して何が悪い?
他人にどうこう言われる筋合いも、良いように使われる気も無い。
まったくない。
だからさ?
近衛のハニトラ要員も、それ以外のヤツも、余計な色気は出さない方がいいよ?
妙なちょっかい出されたら、礼儀として3倍返しにするから。
『面倒な事に巻き込まれそうになったらいらっしゃい♪』
そう、私の異能目当てであっても、私個人に良くしてあげる、と誘ってくれる有力者は。
商業、冒険者ギルドだけじゃない。
他国のお偉いさんにも居る。
一番盛んに誘ってくるのは、ごん太いコネがある西河の女神神殿かな。
そう言えば。
ゴルディアス領の老神殿長が、そろそろ引退? って時期だし。
この人には、めちゃくちゃ心労をおかけしたので。
「一度でいいから、西河の雄大な流れをこの目に……」
とか言ってたの、叶えてやろうかな。
ごん太いコネを使って、さ。
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