321 / 381
vs. 王族あんど……。
しれっとナニしてんだ!
しおりを挟む
「で、これがその分核」
天空サバの味噌煮に視線を固定してたおやじ殿は、ブタ串にまぎれこませていたマグロ串を咥えたままで。
「ん~……」
とか言いつつひょい、と気軽に取り出して見せたのは迷宮核。
それも大人のこぶし大の、純度100%超えの……。
「何ヤバいモンしれっと出してんだ!」
「銀狼さん……これは、ヒドい」
あ~……うん。
とりあえず結界張っといて良かった……のか?
ギャラリー化した組合員職員及び近くのテーブルのしーのん達の意識は、揚げ物三昧とサバ味噌定食に固定──と言っても、しーのんの視線はマグロ串かじってるおやじ殿に固定してる。
ちなみに。
次男とお付きの1人、楓君はお裾分けの揚げ物三昧をうまうま、とムサボってて。
紅葉さんは何か言いたげな目をしーのんに向けつつも、さりげなく揚げ物三昧に手を出している。
余裕だな? 紅葉さん。
ギャラリーの目付きがちょっと……飢えたケモノっポくなってる。
ヤバめ?
ひょっとして、おやじ殿との話が終わった瞬間にギャラリーから、「アレは何だ!?」の質問攻めからの厨房に放り込まれての調理戦争に突入~……とか?
地元の支部で同じよーなコトになった記憶が。
……ここの厨房長に、ちょい詳しめにレシピ教えておこうかな?
天空サバの味噌煮に視線を固定してたおやじ殿は、ブタ串にまぎれこませていたマグロ串を咥えたままで。
「ん~……」
とか言いつつひょい、と気軽に取り出して見せたのは迷宮核。
それも大人のこぶし大の、純度100%超えの……。
「何ヤバいモンしれっと出してんだ!」
「銀狼さん……これは、ヒドい」
あ~……うん。
とりあえず結界張っといて良かった……のか?
ギャラリー化した組合員職員及び近くのテーブルのしーのん達の意識は、揚げ物三昧とサバ味噌定食に固定──と言っても、しーのんの視線はマグロ串かじってるおやじ殿に固定してる。
ちなみに。
次男とお付きの1人、楓君はお裾分けの揚げ物三昧をうまうま、とムサボってて。
紅葉さんは何か言いたげな目をしーのんに向けつつも、さりげなく揚げ物三昧に手を出している。
余裕だな? 紅葉さん。
ギャラリーの目付きがちょっと……飢えたケモノっポくなってる。
ヤバめ?
ひょっとして、おやじ殿との話が終わった瞬間にギャラリーから、「アレは何だ!?」の質問攻めからの厨房に放り込まれての調理戦争に突入~……とか?
地元の支部で同じよーなコトになった記憶が。
……ここの厨房長に、ちょい詳しめにレシピ教えておこうかな?
10
お気に入りに追加
407
あなたにおすすめの小説
婚約破棄を目撃したら国家運営が破綻しました
ダイスケ
ファンタジー
「もう遅い」テンプレが流行っているので書いてみました。
王子の婚約破棄と醜聞を目撃した魔術師ビギナは王国から追放されてしまいます。
しかし王国首脳陣も本人も自覚はなかったのですが、彼女は王国の国家運営を左右する存在であったのです。
【完結】私の結婚支度金で借金を支払うそうですけど…?
まりぃべる
ファンタジー
私の両親は典型的貴族。見栄っ張り。
うちは伯爵領を賜っているけれど、借金がたまりにたまって…。その日暮らしていけるのが不思議な位。
私、マーガレットは、今年16歳。
この度、結婚の申し込みが舞い込みました。
私の結婚支度金でたまった借金を返すってウキウキしながら言うけれど…。
支度、はしなくてよろしいのでしょうか。
☆世界観は、小説の中での世界観となっています。現実とは違う所もありますので、よろしくお願いします。
どうぞお好きに
音無砂月
ファンタジー
公爵家に生まれたスカーレット・ミレイユ。
王命で第二王子であるセルフと婚約することになったけれど彼が商家の娘であるシャーベットを囲っているのはとても有名な話だった。そのせいか、なかなか婚約話が進まず、あまり野心のない公爵家にまで縁談話が来てしまった。
【完結】婚約を解消して進路変更を希望いたします
宇水涼麻
ファンタジー
三ヶ月後に卒業を迎える学園の食堂では卒業後の進路についての話題がそここで繰り広げられている。
しかし、一つのテーブルそんなものは関係ないとばかりに四人の生徒が戯れていた。
そこへ美しく気品ある三人の女子生徒が近付いた。
彼女たちの卒業後の進路はどうなるのだろうか?
中世ヨーロッパ風のお話です。
HOTにランクインしました。ありがとうございます!
ファンタジーの週間人気部門で1位になりました。みなさまのおかげです!
ありがとうございます!
婚約破棄をされた悪役令嬢は、すべてを見捨てることにした
アルト
ファンタジー
今から七年前。
婚約者である王太子の都合により、ありもしない罪を着せられ、国外追放に処された一人の令嬢がいた。偽りの悪業の経歴を押し付けられ、人里に彼女の居場所はどこにもなかった。
そして彼女は、『魔の森』と呼ばれる魔窟へと足を踏み入れる。
そして現在。
『魔の森』に住まうとある女性を訪ねてとある集団が彼女の勧誘にと向かっていた。
彼らの正体は女神からの神託を受け、結成された魔王討伐パーティー。神託により指名された最後の一人の勧誘にと足を運んでいたのだが——。
【完結】『サヨナラ』そう呟き、崖から身を投げようとする私の手を誰かに引かれました。
仰木 あん
ファンタジー
継母に苛められ、義理の妹には全てを取り上げられる。
実の父にも蔑まれ、生きる希望を失ったアメリアは、家を抜け出し、海へと向かう。
たどり着いた崖から身を投げようとするアメリアは、見知らぬ人物に手を引かれ、一命を取り留める。
そんなところから、彼女の運命は好転をし始める。
そんなお話。
フィクションです。
名前、団体、関係ありません。
設定はゆるいと思われます。
ハッピーなエンドに向かっております。
12、13、14、15話は【胸糞展開】になっておりますのでご注意下さい。
登場人物
アメリア=フュルスト;主人公…二十一歳
キース=エネロワ;公爵…二十四歳
マリア=エネロワ;キースの娘…五歳
オリビエ=フュルスト;アメリアの実父
ソフィア;アメリアの義理の妹二十歳
エリザベス;アメリアの継母
ステルベン=ギネリン;王国の王
冷遇妻に家を売り払われていた男の裁判
七辻ゆゆ
ファンタジー
婚姻後すぐに妻を放置した男が二年ぶりに帰ると、家はなくなっていた。
「では開廷いたします」
家には10億の価値があったと主張し、妻に離縁と損害賠償を求める男。妻の口からは二年の事実が語られていく。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる