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vs. 王族あんど……。

お貴族サマはお呼ばれしてて。

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まだ辺境伯のトコから戻ってこない、サルファー王国のお貴族サマ2人。
ナニか楽しい事になったんだろーか。

聞きたい事あるんだけどな。
戻ってくるのに、時間かかるのかね?

いずれもれなく私は見世物になる。
それは、高確率で確定してるワケだが。

「あんまし気分いいモンじゃないんだけどね。見世物状態って」

本当なら今日も辺境伯のトコで、私は見世物になるはずだったんだろう。
が。

「まだ正式に認めたワケじゃない」
「まずは王の御前にて、王家所有の魔道具でもって確認してから」
「まだまだ人前に出せる状態じゃない」

……とかナンとか。
言い逃れして、私らオンタリオ組はおいてかれた。

前の2つの理由はともかく、ラストの1つはなんだそりゃ。
私ゃモノじゃないぞー。
むやみやたらに注目されるのが、嬉しい楽しい大好きだーって性癖持ちだってんならともかく。
私は清々しく庶民生まれ庶民育ちのパーフェクト庶民だ。
特に用もないのに注目されるとか、苦痛でしかないわ、まじで。

っとまぁ、つらつらっと思いの丈を語ってみたところ。

「ウソつけ。お前、今までナニをやらかしてきたか、胸に手を当てて考えてみろ」

ものすご~く胡散臭いモノを見る目で、ナガツキさんに否定された。

うるさいよ、ナガツキさん。
別に狙ってやったワケじゃない

結果的に、そーなっちゃっただけだよ。
私のせいじゃない。
……多分?

「お前ね…」

本気で呆れてるよーだ。











そして、今回も睡魔に負ける。
打ったトコ全部消しちゃうと、やる気もどっかに家出してしまうらしい。
そして打ち直し半分で断念。
……無念。
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