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いよいよ、かな。
お邪魔虫だぞ。
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侍女達ときゃっきゃしながら、楽しそうに仕事してるドレス職人は、そのまま放置で。
思う存分新古品のドレスをリメイクしまくるがいい。
で。
職人のお付きで入り込んできたアシスタント?──こいつ、服飾系の職人とは思えない、みなのガタイの良い鍛え上げたおっさんだった──が、一人で侯爵家の舘内をうろついたり出来ないように。
「いやはや……最近この辺りもなかなか物騒でして……」
なんて話をおっさんに話し、この場を抜け出したり出来ないように、兄月サマなりに頑張っている。
ってゆーか。
侯爵家に来てすぐに『御不浄を……』ってのはまあ、良いとして。
案内の従僕を『ご迷惑でしょうから行き方だけ教えていただければ』って露骨に個人行動しようとするのは……ダメだろ。
そりゃ兄月サマだって、苦手な舌先三寸使うわ。
あんまりナメてかかってると、兄月サマの我慢の限度がくるぞ。
物理的にナンとかされる前に、とっとと退却する事をお薦めする。
心から。
思う存分新古品のドレスをリメイクしまくるがいい。
で。
職人のお付きで入り込んできたアシスタント?──こいつ、服飾系の職人とは思えない、みなのガタイの良い鍛え上げたおっさんだった──が、一人で侯爵家の舘内をうろついたり出来ないように。
「いやはや……最近この辺りもなかなか物騒でして……」
なんて話をおっさんに話し、この場を抜け出したり出来ないように、兄月サマなりに頑張っている。
ってゆーか。
侯爵家に来てすぐに『御不浄を……』ってのはまあ、良いとして。
案内の従僕を『ご迷惑でしょうから行き方だけ教えていただければ』って露骨に個人行動しようとするのは……ダメだろ。
そりゃ兄月サマだって、苦手な舌先三寸使うわ。
あんまりナメてかかってると、兄月サマの我慢の限度がくるぞ。
物理的にナンとかされる前に、とっとと退却する事をお薦めする。
心から。
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