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保護者(予定)登場。

それはホントに一般常識か?

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…お貴族サマの一般常識って実生活でどこまで役に立つのか今イチ不安だけども…。
っつか、あんた達貴族階級の常識と、
一般市民の常識って違うんじゃね?とホレイショさんに訴えてみた。
結果、一般市民出身のロン毛イケメンオッサンに、ちょっと軽く講義してやってくれ、ってムチャ振りしてた。
…愛しの(笑)聖女に逢うこともままならず、過去の文献の調査と新たな術式開発で目が血走ってる魔術師団に、何を申し付けてるの?第一王子サマ…。
王命だからって、作業を一時中断しつやって来たロン毛イケメンオッサンは、ものすごい目で俺を睨んだ。
うん、俺の事が気に入らないって事はよーく分かってんだけど…なんか、窶れ具合がハンパないな。
俺…俺達がこっちの世界に拉致られて半月くらいだろ?
めちゃくちゃ必死でやってくれてんのか。
そんなにサッサと俺を帰したいか。
有り難いコトで。
「…君の為どはありませんよ。こうしている間にも聖女に余計な虫が…」
オッサンは、なんだかキリキリしている。







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