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保護者(予定)登場。

勝手にやった、らしい。

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エラいさん2人にスルーされてる白い女は、面白くなさそうだ。
自分が中心に居なきゃ納得出来ない自己中女か。
メンドクせーな。
側に引っ付いてるイケメンオッサンがご機嫌取りしてるが、妙にボディタッチが多い2人だ。
…出来てんじゃね?
胡乱な目で全体を眺めていた俺だ。
兄さんが言い出した。
「なんだろうね…名乗りすらせずに何をやってるのかな君達は。
陛下は異世界からの勇者召喚など許可していないはずだけど?」
じろり、と笑顔のまま~でも目だけ絶対零度で~白い女とイケメンオッサンを見やると、兄さんは更に言った。
「君さ、聖女だから何しても良い…なんて思ってるワケじゃないよね? 
確かに邪悪なモノの復活は予言されてるけど…何時何処にどんな風に現れるか、なんて詳しくは分かってないんだよ? 
何を先走って勝手に勇者召喚なんかやらかしてくれてんのさ。
ふざけるのは君達の性格だけにしてくれないかな?」
兄さんは、笑顔のままでなかなかの毒を吐いていた。









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