16 / 37
第16話 魔法少女VS魔法少女
しおりを挟む
「一先ずここを出るですっ!」
席を立った飛鳥は足早に喫茶店をあとにする。念のため無人のレジに二人分のコーヒー代を置き、僕も飛鳥のあとに続いて店を飛び出した。
彼女は四方の安全をしきりに何度も確認し、徐々に移動速度を上げていく。
ふわふわした見た目とは異なり、その動きは無駄がなく、スパイ映画に出てきそうなプロっぽい動きをしている。
さすが魔法少女だなと、わけも分からず感心してしまう。
「こっちです、先輩!」
狭い路地に逃げ込む彼女のあとを追う形で、僕も路地に足を踏み込んだのだが、
「止まるでーすっ――!」
急に甲高い声を響かせた飛鳥が、突然掌を僕の方に突きだしてそこで止まるように言った。
従うように減速して立ち止まった僕は、何事かと狭い路地に目を細める。
さらば路地の奥から一人、空色の髪の女性が不敵に笑みを浮かべながら前進してくる。
「なんだあいつは!?」
女性は漆黒の羽が生えた悪魔みたいなワンピースを纏っており、見方を変えればイベント会場などで見かけるコスプレイヤーにも見える。
しかも、その手には二メートル程はあろうか、黒い六角棒が握りしめられている。
棒からは闇のような煙がゆらゆらと漂っていた。
その女性が普通でないことは、素人目に見ても明らかだった。
「先輩、下がっていてくださいですっ!」
緊張感のある声音が狭い路地にこだますると、彼女は一瞬僕の方を振り返り、にやり口角を引き上げた。そのまま流れるような動きで、目を覆いたくなるような厨二病全開のポーズを決める。
「へ~~~んしんっ、ですっ!」
絶対に必要ないだろうと思われるポーズと掛け声を唱えた彼女の身体からは、神々しい光が放たれる。まるで太陽になってしまったような彼女が凄まじい光に包み込まれると、次の瞬間には中華風のゴスロリワンピースを纏っていた。
「マジかよ――!?」
先程まではたしかにショート丈のサロペットスカートと、柄物のTシャツを着用していたはずなのに。
早着替えとかではなく、それはまさに変身だった。
僕は恐怖心よりも本物の魔法少女を目にしたことにより、内心興奮で歓喜していた。
飛鳥はその場でくるっと回り、僕に見せつけるようなドヤ顔でにやにやしている。
「初めまして、と言うべきかな。天満夜戯乃」
僕の興奮を一気に冷ましてしまうような、威圧感漂う湿った声音が大気を揺らす。
目前の自分を無視して僕に話しかけたことが気に食わなかったのか、それとも変身の余韻を台無しにされたことに腹を立てていたのかは定かでないが、
「くぅ~~~っ!」
飛鳥が悔しそうに地団駄を踏んでいる。
「誰だお前!? どうして僕の名前を知っているんだ!」
飛鳥には申し訳ないが、僕も彼女越しに声を張り上げた。
「私は川利音泉華。お前たちをぶち殺しに来てやった世界の救世主様さ!」
快活に、叫ぶように泉華と名乗った女が棍棒を振り回している。
豪快な風切り音を奏でながら風圧でゴミが吹き飛ばしている。
突として現れた別世界の魔法少女に奥歯を噛んでいると、
「このボクを無視するとはいい度胸でーすっ!」
憤怒する飛鳥が泉華に右手をかざす、するとそこから目が眩むほどの光が放たれる。
またたく間に一本の鉄槍が出現した。
「なんだい、このチンチクリンは? まさかこの私とやろうってのかい?」
「あまりボクを怒らせない方が身のためでーすっ! 老け顔おばさん」
鉄槍を構えた飛鳥の子供じみた悪口を受け、泉華の額には青筋がむくむく這っていく。
「ふっ、老け顔だと!? この私が一番気にしてることを!」
「おばさんのゴスロリほど痛いものはないのでーす。それになにより、魔法少女は少女がなるものでおばさんがなるものではないのでーす」
「わっ、私は一八歳、ぴちぴちの女子高生だァッ――!!」
怒りに震える泉華がブチギレた。
地面を蹴り上げ猪突猛進、一気に距離を詰めてくる。
ぶんっ!
泉華が狭い路地で棍棒をフルスイングするれば、凄まじい破壊音を伴い壁が抉り削られる。
されど、棍棒の勢いは尚も止まることなく、飛鳥の側頭部めがけて振り抜かれる。
「あぶないっ――!?」
絶体絶命だと思った僕だったが、間一髪。
飛鳥は鉄槍で泉華の一撃を受け止めていた。
「舐めるなでーすっ!」
「ククッ、少しは楽しめそうじゃないかい」
「いまに吠え面をかくですっ!」
「この辺りの人払いは終わっている。思う存分楽しもうじゃないかいッ!」
「うわぁっ――!?」
泉華と競り合う飛鳥が弾き飛ばされた。まるでドッジボールでもしているかの如く、猛烈な勢いで飛鳥が吹き飛んでくる。
「あぁっん」
僕はその場で腰を落として両手を広げ、全力で受け止めたのだが、
「すっ、すまんっ!?」
落とさぬようにと抱きしめる形で受け止めた結果、勢い余って飛鳥の爆乳を鷲掴みにしてしまった。
「わ、わざとじゃないんだ!?」
「こんなときになにを言ってるですっ! それより助かったです。いまので魔力を補給できましたです。えっちぃ先輩に感謝でーす」
「事故だっ、いまのは事故だ! 僕はえっちぃくないからな!」
「ラッキースケベ乙でーす」
飛鳥は恥じらうことなく、今度はこちらの番だという風に、真っ正面から泉華に突っ込んでいく。
僕はおっぱいの感触をたしかめるように、もみもみ指を動かしながら混乱していた。
も、もも揉んでしまった!!
はっ、はははははじめて女の子のおおおっぱいを揉んでしまった!?
なんという柔らかさなんだっ!
例えるならば巨大マシュマロ!!
なんてアホなことを考えている間にも、けたたましい衝撃音が幾度となく響き渡ってくる。
互いの武器の形状は似ているものの、飛鳥の身長は僕の見立てでは152センチと小柄、対する泉華の身長は166センチと長身。
対格差を考えたら飛鳥が圧倒的不利。
現に悪魔のような笑みを顔に張り付けている泉華とは違い、飛鳥の表情は険しく歪んでいた。
「助けないと!」
そう思うものの、狭い路地で壁を蹴り、上へ上へ浮上する二人はアニメさながらの空中戦を繰り広げている。
「マジかよ」
瞬きするほどの短い時間に、二人は何発も打ち合っているのだ!
「あんなの混ざれるわけねぇだろ。僕は一般人なんだぞ!」
「きゃっ――!!」
わずかな隙を突かれる形で、飛鳥の華奢な体躯に泉華の長い脚から繰り出された鞭のような一撃が叩き込まれる。
刹那、眉をこれきりというくらいにしかめた飛鳥が、遥か前方のビルに吹き飛んでいく。
「飛鳥ッ――!?」
「お前は後回しだ、天満夜戯乃」
蛇のような鋭い睨みを利かせた泉華が、嘲笑うかのように僕を目下に見下ろす。
なにもできない僕を鼻で嗤い飛ばすと、泉華は吹き飛んだ飛鳥を追うように、ビルからビルへ跳び移っていく。
「待ちやがれ――!」
僕は走り出した。
二人の行方を追いながら何とかせねばと考える。
だが、気勢はあれどスポットの僕には飛鳥のような特別な力がない。
「くそっ! どうすることもできなあじゃないかっ――!!」
その時だった。
パタンッ!
「………これは」
両膝に手をついて白煙を舞い上げるデパートを見上げる僕の服の裾から、一冊のノートが落ちたのだ。
柚希との交換日記が。
席を立った飛鳥は足早に喫茶店をあとにする。念のため無人のレジに二人分のコーヒー代を置き、僕も飛鳥のあとに続いて店を飛び出した。
彼女は四方の安全をしきりに何度も確認し、徐々に移動速度を上げていく。
ふわふわした見た目とは異なり、その動きは無駄がなく、スパイ映画に出てきそうなプロっぽい動きをしている。
さすが魔法少女だなと、わけも分からず感心してしまう。
「こっちです、先輩!」
狭い路地に逃げ込む彼女のあとを追う形で、僕も路地に足を踏み込んだのだが、
「止まるでーすっ――!」
急に甲高い声を響かせた飛鳥が、突然掌を僕の方に突きだしてそこで止まるように言った。
従うように減速して立ち止まった僕は、何事かと狭い路地に目を細める。
さらば路地の奥から一人、空色の髪の女性が不敵に笑みを浮かべながら前進してくる。
「なんだあいつは!?」
女性は漆黒の羽が生えた悪魔みたいなワンピースを纏っており、見方を変えればイベント会場などで見かけるコスプレイヤーにも見える。
しかも、その手には二メートル程はあろうか、黒い六角棒が握りしめられている。
棒からは闇のような煙がゆらゆらと漂っていた。
その女性が普通でないことは、素人目に見ても明らかだった。
「先輩、下がっていてくださいですっ!」
緊張感のある声音が狭い路地にこだますると、彼女は一瞬僕の方を振り返り、にやり口角を引き上げた。そのまま流れるような動きで、目を覆いたくなるような厨二病全開のポーズを決める。
「へ~~~んしんっ、ですっ!」
絶対に必要ないだろうと思われるポーズと掛け声を唱えた彼女の身体からは、神々しい光が放たれる。まるで太陽になってしまったような彼女が凄まじい光に包み込まれると、次の瞬間には中華風のゴスロリワンピースを纏っていた。
「マジかよ――!?」
先程まではたしかにショート丈のサロペットスカートと、柄物のTシャツを着用していたはずなのに。
早着替えとかではなく、それはまさに変身だった。
僕は恐怖心よりも本物の魔法少女を目にしたことにより、内心興奮で歓喜していた。
飛鳥はその場でくるっと回り、僕に見せつけるようなドヤ顔でにやにやしている。
「初めまして、と言うべきかな。天満夜戯乃」
僕の興奮を一気に冷ましてしまうような、威圧感漂う湿った声音が大気を揺らす。
目前の自分を無視して僕に話しかけたことが気に食わなかったのか、それとも変身の余韻を台無しにされたことに腹を立てていたのかは定かでないが、
「くぅ~~~っ!」
飛鳥が悔しそうに地団駄を踏んでいる。
「誰だお前!? どうして僕の名前を知っているんだ!」
飛鳥には申し訳ないが、僕も彼女越しに声を張り上げた。
「私は川利音泉華。お前たちをぶち殺しに来てやった世界の救世主様さ!」
快活に、叫ぶように泉華と名乗った女が棍棒を振り回している。
豪快な風切り音を奏でながら風圧でゴミが吹き飛ばしている。
突として現れた別世界の魔法少女に奥歯を噛んでいると、
「このボクを無視するとはいい度胸でーすっ!」
憤怒する飛鳥が泉華に右手をかざす、するとそこから目が眩むほどの光が放たれる。
またたく間に一本の鉄槍が出現した。
「なんだい、このチンチクリンは? まさかこの私とやろうってのかい?」
「あまりボクを怒らせない方が身のためでーすっ! 老け顔おばさん」
鉄槍を構えた飛鳥の子供じみた悪口を受け、泉華の額には青筋がむくむく這っていく。
「ふっ、老け顔だと!? この私が一番気にしてることを!」
「おばさんのゴスロリほど痛いものはないのでーす。それになにより、魔法少女は少女がなるものでおばさんがなるものではないのでーす」
「わっ、私は一八歳、ぴちぴちの女子高生だァッ――!!」
怒りに震える泉華がブチギレた。
地面を蹴り上げ猪突猛進、一気に距離を詰めてくる。
ぶんっ!
泉華が狭い路地で棍棒をフルスイングするれば、凄まじい破壊音を伴い壁が抉り削られる。
されど、棍棒の勢いは尚も止まることなく、飛鳥の側頭部めがけて振り抜かれる。
「あぶないっ――!?」
絶体絶命だと思った僕だったが、間一髪。
飛鳥は鉄槍で泉華の一撃を受け止めていた。
「舐めるなでーすっ!」
「ククッ、少しは楽しめそうじゃないかい」
「いまに吠え面をかくですっ!」
「この辺りの人払いは終わっている。思う存分楽しもうじゃないかいッ!」
「うわぁっ――!?」
泉華と競り合う飛鳥が弾き飛ばされた。まるでドッジボールでもしているかの如く、猛烈な勢いで飛鳥が吹き飛んでくる。
「あぁっん」
僕はその場で腰を落として両手を広げ、全力で受け止めたのだが、
「すっ、すまんっ!?」
落とさぬようにと抱きしめる形で受け止めた結果、勢い余って飛鳥の爆乳を鷲掴みにしてしまった。
「わ、わざとじゃないんだ!?」
「こんなときになにを言ってるですっ! それより助かったです。いまので魔力を補給できましたです。えっちぃ先輩に感謝でーす」
「事故だっ、いまのは事故だ! 僕はえっちぃくないからな!」
「ラッキースケベ乙でーす」
飛鳥は恥じらうことなく、今度はこちらの番だという風に、真っ正面から泉華に突っ込んでいく。
僕はおっぱいの感触をたしかめるように、もみもみ指を動かしながら混乱していた。
も、もも揉んでしまった!!
はっ、はははははじめて女の子のおおおっぱいを揉んでしまった!?
なんという柔らかさなんだっ!
例えるならば巨大マシュマロ!!
なんてアホなことを考えている間にも、けたたましい衝撃音が幾度となく響き渡ってくる。
互いの武器の形状は似ているものの、飛鳥の身長は僕の見立てでは152センチと小柄、対する泉華の身長は166センチと長身。
対格差を考えたら飛鳥が圧倒的不利。
現に悪魔のような笑みを顔に張り付けている泉華とは違い、飛鳥の表情は険しく歪んでいた。
「助けないと!」
そう思うものの、狭い路地で壁を蹴り、上へ上へ浮上する二人はアニメさながらの空中戦を繰り広げている。
「マジかよ」
瞬きするほどの短い時間に、二人は何発も打ち合っているのだ!
「あんなの混ざれるわけねぇだろ。僕は一般人なんだぞ!」
「きゃっ――!!」
わずかな隙を突かれる形で、飛鳥の華奢な体躯に泉華の長い脚から繰り出された鞭のような一撃が叩き込まれる。
刹那、眉をこれきりというくらいにしかめた飛鳥が、遥か前方のビルに吹き飛んでいく。
「飛鳥ッ――!?」
「お前は後回しだ、天満夜戯乃」
蛇のような鋭い睨みを利かせた泉華が、嘲笑うかのように僕を目下に見下ろす。
なにもできない僕を鼻で嗤い飛ばすと、泉華は吹き飛んだ飛鳥を追うように、ビルからビルへ跳び移っていく。
「待ちやがれ――!」
僕は走り出した。
二人の行方を追いながら何とかせねばと考える。
だが、気勢はあれどスポットの僕には飛鳥のような特別な力がない。
「くそっ! どうすることもできなあじゃないかっ――!!」
その時だった。
パタンッ!
「………これは」
両膝に手をついて白煙を舞い上げるデパートを見上げる僕の服の裾から、一冊のノートが落ちたのだ。
柚希との交換日記が。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺(紗子)
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(10/21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
※4月18日、完結しました。ありがとうございました。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
彼を幸せにする十の方法
玉響なつめ
恋愛
貴族令嬢のフィリアには婚約者がいる。
フィリアが望んで結ばれた婚約、その相手であるキリアンはいつだって冷静だ。
婚約者としての義務は果たしてくれるし常に彼女を尊重してくれる。
しかし、フィリアが望まなければキリアンは動かない。
婚約したのだからいつかは心を開いてくれて、距離も縮まる――そう信じていたフィリアの心は、とある夜会での事件でぽっきり折れてしまった。
婚約を解消することは難しいが、少なくともこれ以上迷惑をかけずに夫婦としてどうあるべきか……フィリアは悩みながらも、キリアンが一番幸せになれる方法を探すために行動を起こすのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも掲載しています。
北新地物語─まるで異世界のような不夜街で彼女が死んだわけ─
大杉巨樹
ミステリー
彼女がなぜ死ななければならなかったのか、物語は一つの心中事件を追う展開となります。
第1部では彼女が死んだ事件に涼平(りょうへい)が出くわすまでの出来事を、高級クラブの黒服となった涼平の経緯とともに、高級クラブという職場の生活を黒服目線で描きながら進んでいきます。
第2部では高級クラブのホステスである萌未(めぐみ)の目線を通して高級クラブの世界を描きながら、事件の真相を追っていきます。
第3部は解決編です。事件の真犯人が分かるとともに、北新地に関わる様々な人たちの群像劇ともなっています。
本作は黒服、ホステス、客という三者の立場で見える北新地の姿を描きながら、殺人事件の真相を追っていくミステリーとなっております。最終回まですでに書き終えており、なかなかリアルな高級クラブの世界を描き切れたのではないかと自負しております。お水エンターテインメント作品として楽しんでいただければ幸いです。
※本作品はフィクションです。実在する人物、団体、出来事とは関係ありません。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
異世界でゆるゆる生活を満喫す
葉月ゆな
ファンタジー
辺境伯家の三男坊。数か月前の高熱で前世は日本人だったこと、社会人でブラック企業に勤めていたことを思い出す。どうして亡くなったのかは記憶にない。ただもう前世のように働いて働いて夢も希望もなかった日々は送らない。
もふもふと魔法の世界で楽しく生きる、この生活を絶対死守するのだと誓っている。
家族に助けられ、面倒ごとは優秀な他人に任せる主人公。でも頼られるといやとはいえない。
ざまぁや成り上がりはなく、思いつくままに好きに行動する日常生活ゆるゆるファンタジーライフのご都合主義です。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
イケメンドクターは幼馴染み!夜の診察はベッドの上!?
すずなり。
恋愛
仕事帰りにケガをしてしまった私、かざね。
病院で診てくれた医師は幼馴染みだった!
「こんなにかわいくなって・・・。」
10年ぶりに再会した私たち。
お互いに気持ちを伝えられないまま・・・想いだけが加速していく。
かざね「どうしよう・・・私、ちーちゃんが好きだ。」
幼馴染『千秋』。
通称『ちーちゃん』。
きびしい一面もあるけど、優しい『ちーちゃん』。
千秋「かざねの側に・・・俺はいたい。」
自分の気持ちに気がついたあと、距離を詰めてくるのはかざねの仕事仲間の『ユウト』。
ユウト「今・・特定の『誰か』がいないなら・・・俺と付き合ってください。」
かざねは悩む。
かざね(ちーちゃんに振り向いてもらえないなら・・・・・・私がユウトさんを愛しさえすれば・・・・・忘れられる・・?)
※お話の中に出てくる病気や、治療法、職業内容などは全て架空のものです。
想像の中だけでお楽しみください。
※お話は全て想像の世界です。現実世界とはなんの関係もありません。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
ただただ楽しんでいただけたら嬉しいです。
すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる