帰ってきた勇者〜モンスターだらけの世界で俺だけ腕力値と耐久値が1ってどういうことだよ。

 一年前、トラックに轢かれた俺は勇者として異世界に転移した。
 過酷な日々を過ごすことになった俺だったが、魔王を討伐して一国の王となった。
 側室は100人を超え、最高のハーレム生活を送っていた。
 そのはずなのに、気がつくと再び俺は女神に呼び出されていたんだ。

「元の世界にモンスターがあふれた!?」

 なんでも闇の女神とやらが元の世界をぶっ壊そうとしているらしい。
 元の世界を救うため、女神は俺にもう一度世界を救えと無茶苦茶言ってきやがった。

「ふざけんなっ!」

 全力で断ってやったが、こちらに拒否権はなかった。俺は気がつくと女神によって強制送還させられていたんだ。
 世界を救えなければ異世界に戻ることができないだと!?

「ま、勇者な俺なら楽勝か」

 と思っていたのだが、

「筋力値と耐久値が1ってなんだよ!?」

 俺はクソ雑魚ステータスになっていた。

 異世界での悠々自適な王様ライフを取り返すため、俺の過酷な戦いが幕を開ける。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,575 位 / 193,575件 ファンタジー 44,468 位 / 44,468件

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

元勇者のデブ男が愛されハーレムを築くまで

あれい
ファンタジー
田代学はデブ男である。家族には冷たくされ、学校ではいじめを受けてきた。高校入学を前に一人暮らしをするが、高校に行くのが憂鬱だ。引っ越し初日、学は異世界に勇者召喚され、魔王と戦うことになる。そして7年後、学は無事、魔王討伐を成し遂げ、異世界から帰還することになる。だが、学を召喚した女神アイリスは元の世界ではなく、男女比が1:20のパラレルワールドへの帰還を勧めてきて……。

俺が異世界帰りだと会社の後輩にバレた後の話

猫野 ジム
ファンタジー
会社員(25歳・男)は異世界帰り。現代に帰って来ても魔法が使えるままだった。 バレないようにこっそり使っていたけど、後輩の女性社員にバレてしまった。なぜなら彼女も異世界から帰って来ていて、魔法が使われたことを察知できるから。 『異世界帰り』という共通点があることが分かった二人は後輩からの誘いで仕事終わりに食事をすることに。職場以外で会うのは初めてだった。果たしてどうなるのか? ※ダンジョンやバトルは無く、現代ラブコメに少しだけファンタジー要素が入った作品です ※カクヨム・小説家になろうでも公開しています

俺、貞操逆転世界へイケメン転生

やまいし
ファンタジー
俺はモテなかった…。 勉強や運動は人並み以上に出来るのに…。じゃあ何故かって?――――顔が悪かったからだ。 ――そんなのどうしようも無いだろう。そう思ってた。 ――しかし俺は、男女比1:30の貞操が逆転した世界にイケメンとなって転生した。 これは、そんな俺が今度こそモテるために頑張る。そんな話。 ######## この作品は「小説家になろう様 カクヨム様」にも掲載しています。

凌辱系エロゲの世界に転生〜そんな世界に転生したからには俺はヒロイン達を救いたい〜

美鈴
ファンタジー
※ホットランキング6位本当にありがとうございます! 凌辱系エロゲーム『凌辱地獄』。 人気絵師がキャラクター原案、エロシーンの全てを描き、複数の人気声優がそのエロボイスを務めたという事で、異例の大ヒットを飛ばしたパソコンアダルトゲーム。 そんなエロゲームを完全に網羅してクリアした主人公豊和はその瞬間…意識がなくなり、気が付いた時にはゲーム世界へと転生していた。そして豊和にとって現実となった世界でヒロイン達にそんな悲惨な目にあって欲しくないと思った主人公がその為に奔走していくお話…。 ※カクヨム様にも投稿しております。

異世界帰りの元勇者・オブ・ザ・デッド

はんぺん千代丸
ファンタジー
異世界アルスノウェに勇者として召喚された橘利己(たちばな・としき)は魔王を討つことに成功した。 アルスノウェの女神ルリエラは、彼の日本への帰還を惜しんだが、 長い間アルスノウェで殺伐とした日々を過ごしていた利己は、とにかく日本に帰りたがっていた。 平穏な日常こそ至宝。 退屈な代わり映えのしない日々に優る宝はなし。 それを痛感した利己は、ルリエラによってついに日本へと帰還する。 数年ぶりの平和な日本に感激する利己だったが、しかしそこで違和感を感じる。 外を見ると、何とそこには燃え上がる車とゾンビの群れが。 日本の時間に換算して二週間程度しか空けていなかった間に何があったのか。 何もわからない中、ただひとつわかっているのは、利己が夢見た平和な日本はもうなくなったということ。 代り映えしない日常は、ゾンビという非日常によってあえなく壊し尽くされてしまった。 ――だから俺はゾンビを殺す。何が何でもゾンビを殺す。全て殺す。絶対殺す。 失われた平穏の仇を討つために、異世界で『滅びの勇者』と呼ばれ恐れられた男が動き出す。 これは、ゾンビが溢れる終末世界を生き抜く人間の話ではない。 ゾンビに逆恨みを抱いた最強無敵の元勇者が、ゾンビを目の敵にして徹底的に殲滅し尽くすお話である!

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。