君に会いたい
遠くに行っている「君」とそんな君に会いたい「私」の、リアルな遠距離恋愛を描いた作品。
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※ 8/4 誤字修正しました。
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*9話完結
【全体の見どころ】
7000強ほどの短編集。一年前に旅に出てしまった恋人に会いたい気持ちを募らせていく主人公の物語。自分も遠距離恋愛をしたことはあるので気持ちが分かる。何かを見た時にふと思い出が過る。あの時こうだったなと。
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あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか?
普段何気なく一緒に居る相手との時間がどれだけ幸せなのか、改めて気づかされる物語だと思います。是非読まれてみてくださいね。おススメです。
まずはレビュー、ありがとうございました!
項目分けもご丁寧にありがとうございます。特に「会いたくても会えない」はまさにその通りで、そこに焦点を当てていただけて嬉しかったです。
沢山の小説を読んでいらっしゃる優人様に褒めていただき、本当に光栄です。
この度はありがとうございました
★どんなことをテーマにした作品なのか?
リアルな遠距離恋愛を描いた短編集。
【遠距離恋愛とは?】
恋人同士の居住地の物理的距離が離れた状態での恋愛関係をいう。どの程度の距離が「遠距離」にあたるかという具体的な定義は存在しない。(Wikipedia調べ)日本では、12月21日を「遠距離恋愛の日」としている。
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【どんな物語なのか?】
旅が好きだと言って彼が、一年前にここではない何処かに行ってしまい主人公は彼のことを思い出していた。写真やメッセージや彼の好きだった歌などを聴きながら。主人公は彼とは恋人同士であり、ある約束を信じ彼を待っているようだ。春から始まっていくようだが、果たして彼とどんなラストを迎えるのだろうか?
【好きな所や印象に残ったところなど】
・主人公が今の関係が変わらないものであるのか? 相手の気持ちが変わらないものであるのか不安に感じているところ。遠距離恋愛の続くタイプと続かないタイプは、信頼関係ではなくマメな連絡なのだろうなと感じる。マメな連絡があるからこそ、安心していられるのだろう。
・募っていく想いに切なさを感じる。脳に男女の差はないとは言うが、やはり男女では考え方が違うのだろうか? 単に性格の違いなのだろうか。あたらめて恋愛について考えさせられる。
・離れていると、いろんな出来事を見て思い出してしまうというのが切ないし、共感が持てる。
・季節ごとに紡がれていくエピソード。まるで気持ちが雪のように積もっているように感じた。
続く
もういちどあえて、ここからどうなるのか。君は何を言うのか。
とても気になります。
コメントありがとうございます。
いつか機会があれば続きを書こうと思います。
切ない日々、会った途端、喜びに溢れるだけ。
四季の移り変わりに思い出を積み重ねつつ、ラスト、とても良かったです!
コメントありがとうございます。
真っ直ぐな気持ちだけをぎゅぎゅっと詰め込んでみました。
少しだけ読ませていただきました~! 遠距離は切ないですね……。私も昔遠距離恋愛していた頃がありましたが、やっぱりなかなか会えないのって寂しいです。
ありがとうございます!
遠距離恋愛、切ないし、なかなか大変ですよね……
切なくて胸がキューっとなりました・・・
でも、「君」がきっと迎えに来てくれるんだろうなぁと言う期待もできてキュンキュンします!!!
感想ありがとうございます。遠距離恋愛中のストレートな乙女心が伝わったみたいで嬉しいです。
この先、「君」と「私」の間に何が起きるのか、そして2人は本当にまた会うことが出来るのか、ご期待ください。
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