上 下
48 / 71

四十八、「まあええ」

しおりを挟む
「この『ほーしーはー』の部分は、頭のてっぺんから声を出す感じで。勢いもありながらまろやかに。行くぞ、ワン、ツー!」
「あひいいいっ」
「はああああっ」
「すはあああっ」
山倉先生の指揮棒に合わせて、智世と遥と三人で胸と肩いっぱいに息を吸い込む。
「ほーしはーひーかーりー」
「よし」
先生が満足げにうなずく。
「よく歌えた。誰もが知っている歌だからこそ、丁寧に歌い込むんだ。じゃあ続いて行くぞ」
十二月二十四日、北海国際では、終業式を兼ねて「クリスマス聖式」という式典がある。合唱部はそこで聖歌隊として讃美歌を歌う。今日はその練習だ。私は(ちょっと寒いけど)茶ワンピ、智世はカラオケのときに着ていた病みかわプリントワンピ、遥は緑色のパーカーにジーンズという格好で練習に臨む。
「すーくいーのみーこはー、あひいいっ、まーぶねーのなーかにー」
智世の透明感のあるソプラノと、かわいくて激しいブレス音が聞こえる。プリントワンピの肩が息継ぎのたびにぐっと上がるのも愛らしい。そんな智世を見ながら、私も負けじと「すはあああっ」と息を吸い込み、茶ワンピの背中と肩を膨らませて一生懸命歌う。耳たぶおかっぱ同盟も昨日「Tied tune」で二人してカンペキに揃えてきた。智世も私も、襟足にほんの少しのギザつきもない。そのおかっぱの中身を必死に動かして懸命に歌う私たち。そうして練習に打ち込み、あっという間に部活の九十分が過ぎた。

合唱部が終わってスクールバスの発着所に来る。空はもう真っ暗で、星が出ている。吹き抜ける北風もとても冷たい。発着所を照らす照明灯の薄暗い灯りの下に、智世と遥と三人で出てくる。
「おお、遥。智世に文香も。合唱部お疲れ」
先に発着所に来ていた秀馬くんが声をかけてくれた。
「あ、秀馬ぁ。お疲れ」
遥の甘い声。さりげなく抱きあう二人。いいなぁ。
「なあ文香。今朝の論理のツイート見たか?」
秀馬くんに聞かれて私はうなずく。
「うん見たよ。でもあんまり意味がわからなかった」
論理先生のツイート。ずっと前、遥に先生のアカウント教えてもらったときから、毎日欠かさず見てる。先生の毎日の日常がわかって面白かったけど、最近はやっぱりお母さんのことが多くて、見てるとつらい。
「そうそう、このツイートな」
遥がスマホを取り出し、先生の今朝のツイート画面を開ける。そこにはこう書かれてあった。
『朝六時、唱題三百回。夜にも三百回。全身で声を出して唱える。喉に血の味がする。でも、まだだ。まだ足りない。もっと唱えなければ、母も俺も救われない』
「『唱題』って何だろう」
私がそう聞くと、秀馬くんが教えてくれた。
「南無妙法蓮華経のお題目を唱えることを唱題という。日蓮宗徒の最も基本的で大切な修行だ」
「それをすることで、何かの救いがあるのかしら?」
「妙法蓮華経に説かれた救いが、この七文字にすべて込められているとされている。これを唱え続ければ、悟りへの道が開かれ、安楽に生きられるという信仰だ」
え…。でも先生、そんなに信心深い人じゃなかった気がする。だって先生の口から宗教の話なんて、一度も聞いたことなかったもん。
「それにしても…、朝に三百回、夜に三百回、全身で声出して喉から血が出るまでって、なんかむちゃハードじゃねぇか。そりゃあ、大事なお袋さんだから、心込めて供養してぇ気持ちもわかるけど」
遥が心配そうな顔をする。
「先生…、お母さんを救いたくて必死なんだよね。でも秀馬くん、お題目ってたくさん唱えなきゃ救われないものなの?」
私がそう聞くと、秀馬くんは首を横に振った。
「いや、そうでもないと思う。すべては信仰心の問題だ。救われたいと願って唱えることに価値がある。それが一回だからダメで、千回ならば素晴らしいということにはならないだろう」
「でも論理のやつ『まだ足りない』なんて言ってるぞ」
「論理…」
智世の病みかわプリントがうなだれる。
「きっと不安なのよ。お母さんが死後どうなるのかわからなくて。どれだけ唱えても満たされないんだわ」
「そう、だね…」
私は夜空を見上げた。喉から血を出して、死力を尽くして唱える先生のお題目が、空にこだまして聞こえてくるような気がした。心配だよ…。先生のツイート、これからはいつも以上に気にして読んでいこう。

ある夜、いつものように私は、ベッドの上で先生とのツーショットを眺めていた。私の横で、温かく微笑んでいてくれる先生。いつかまた先生、こんな表情を見せてくれるようになるのかな…。先生、お話ししたいよ。声聞きたいよ。こんなときにわがままかな。だけど先生との残り時間も限られちゃってる。いつも先生のイケボ聞きたい。いつも先生に頭撫でてもらいたい。私はスマホを抱きしめると、ベッドの上にうずくまった。切なかった。どんなときでも、先生への想いは抑えられない…。そのとき、スマホの通知を示す「ピロロンッ」という音。通知?何だろう。後で見よう。…と思ったけど、何か気になる。私はスマホの通知をタップした。通知は、論理先生のツイートを示していた。
「え、先生…」
早速開いてみる。いきなりこんな文字が飛び込んできた。
『何が『まあええ』んだ!』
え…?先生、どうしたの?
『人の供養がどうして『まあええ』んだ。どこまでやってもやり足りない。それが供養というものだろう!『まあええ』?あんたそれでも夫か!』
どうしたの先生。普段、こんな荒れたツイートすることなんてなかったのに。スマホを握っておろおろする私。で…でも、とにかく何か声かけてあげなきゃ。私は論理先生に急いでダイヤルした。呼び出し二回もいかないうちに、先生が出てくれる。
『文香か…』
「もしもし先生?ツイート見ました。どうしたんですか?」
『どうしたもこうしたもない』
静かな声ながら、先生の言葉には怒気がみなぎっている。
「何かあったんですか?」
『父と…、言い争った。理不尽な話だ』
「お父さんに『まあええ』って言われたんですか」
『ああ』
あふれる怒りを抑えようとしているのだろう、先生は少し長く黙った。
『さっき…、お題目を唱えていたら、突然入ってきて、頭ごなしに『やめろ、まあええ!』と言われた。『何がまあええんだ』と言っても、『まあええ!まあええんだっ!』と怒鳴るばかりで話にもならん』
私はスマホを握りしめた。先生、お母さんのために必死になってる。なのにお父さん、どうして「まあええ」って怒るんだろう。
「先生、今日も三百回ずつお唱題したんですか」
『もちろんだ。今日も喉から血が出るまで全力でやった』
論理先生、相変わらず必死だ。そんな必死さを、お父さんどうして認めないんだろう…。ふと思いついた。
「先生。先生の家って、商店が密集したところにありますよね」
『ああ。すぐ隣が魚屋だ』
「お父さん、魚屋さんに気兼ねしてるんじゃないでしょうか」
『魚屋に…気兼ね?』
「はい。先生、全力で、かなり長い時間声だしてるんですよね。それが隣近所に響くのを心配してるんじゃないかと思います」
それでも先生は、荒い声を出した。お唱題の直後だからか、その声は枯れていた。
『隣近所だと?そんなこと知ったことか。俺がやるべきことは母の供養だ』
先生の声が激しさを帯びてくる。
「でも先生、いくらお母さんのご供養が大事でも、ご近所さんともめたら、お店をやってくお父さんの立場も困ると──」
『文香っ!』
先生の鋭い怒鳴り声。や、嫌だよ…、私、先生怒らせちゃった…?だけど…。
『隣近所がどうした!馬鹿馬鹿しい!親の供養だ、何事にも優先されるはずだろうが!』
「だけど、先生」
『うるさいっ!』
私は身をすくめた。先生が…先生が、本気で怒ってる。私、私どうしよう…。
『文香まで親父の味方をするというのかっ。それならもういい!俺は一人で俺のやり方を通すっ!』
「あ、先生──」
電話は、乱暴に切られた。そんな…、先生…。
「あ…、あぁ…」
私、論理先生を怒らせた。どんなことがあっても、先生に寄り添うはずだった…のに…。お父さんに怒られた先生を支えるはずだったのに。どうして?どうして…?
「うっ…。ううう…っ」
涙が溢れ出る。悔しかった。悲しかった。私はベッドに突っ伏す。
「すはあああっ!ええええええええん…っ、え…えええ…ん、すはあああっ!えええええええええんっ」
ごめんなさい、ごめんなさい、論理先生。私、先生を傷つけた。先生、もう私のこと、嫌いになっちゃった?嫌だよ、嫌だよぉ…。寂しいよぉ…。長いこと私は、ベッドの上で肩と背中を震わせた。でもそのうちラインが着信する。
「智世っ!」
画面には、『文香、こんばんは?何してる?』の文字。『電話していい?』とリプライするのももどかしくて、私はのめり込むように智世に電話した。コール一回もないうちに出てくれる智世。
「智世っ!」
『もしもし文香?どうしたの?』
そのか細くて優しいソプラノが、私の涙の堰を改めて切った。
「智世…、智世ぉ…、すはあああっ!ええええ…ええんっ…」
『あらあら文香、どうしたのかしら。よしよし、つらかったのね』
そんな智世の声が、いっそう私を泣かせる。かなり長い間、私は智世に泣き声を聞いてもらった。
「うっ、うぐう…、すはああっ、えええ…ん…」
『少しは落ち着いたかしら?』
「うん…」
『さあ、何があったの?話してちょうだい』
私は、まだ時折しゃくり上げながら、さっきの論理先生との電話の一件を智世に話して聞かせた。
『そう…』
智世も、しばらく言葉を失う。
『論理のそのツイート、あたしも見たわ』
「お父さんがなんで『まあええ』って怒るのか、私、もっと先生と一緒に考えてあげればよかった…。ぐずっ」
『でも、隣近所という考え方は合ってるかもしれない。論理、地声が大きいから、それで全力で長時間唱えてるってことになれば、気兼ねをすることにもなるわよ』
「でも…、そう言って私…、すはああっ、先生を、ぐずっ、怒らせた」
智世が、はあああっとかわいく息を吸う。そのかわいらしさに、ちょっとホッとする。
『ふう…。論理にもほんと困らされるわね。そんなことで文香を怒って泣かすなんて最低よ』
智世が、ちょっと怒った声を出す。でも…。
「だけど…、怒らせちゃった私が…悪いんだよ」
『そんなことない』
言下に智世が言う。
『文香の助言は正しかったわ。それを受け入れない論理が悪い。いい大人にもなって。文香、明日の朝職員室に行ったら、ふんぞり返ってなさい。論理に頭を下げさせればいいわ』
「え…、明日職員室、行くの…?」
なんか、すごく気まずいし、先生の顔見るの怖いんだけど。でもそんな私を智世が励ましてくれる。
『行くのよ。当たり前でしょう。堂々と論理に会いに行けばいい。文香、何も悪いことしていないんだから』
「そ、そうかな…」
『そうよ。『会いにきてあげたわよ、ありがたく思いなさい』くらいの気持ちでいるといい』
さ、さすがにそこまでの気持ちは持てない…。でも、「何も悪いことしていない」という智世の言葉が私を勇気づけた。先生怒らせちゃったけど、私だって、怒らせるつもりじゃなかったし…。とりあえず明日も、職員室行ってみよう。

翌朝になった。あまり眠れなかった。シャワーを浴びて身体を目覚めさせる。論理先生…、職員室で会ったら、どんな顔をするだろう。嫌われちゃってるのか…な…。
「ううんっ!」
だめだ弱気になったら。私はわざとシャワーの湯温を熱くして、お湯を全身に浴びた。そしてシャワーから出る。身体を拭って、ヘアブロー。先生に、また見つめてほしい。いつもよりもずっとずっと丁寧に、耳たぶおかっぱを作る。前髪もサイドも襟足も、絶対ギザってないのを、何度も確認する。そしてメイク。どうしよう…。あんまりはっきりしたのだと「どう、みんな水に流して私を見て」って言ってるみたいだよね。うん、ちょっと控えめにしよう。口紅も、自然な感じのオレンジにする。服は、どうするかな。メイク地味にしたから制服でもいいけど、ちょっとかわいい服着て先生の目を惹きたい。私はクローゼットを探した。
「よし、これにしよう」
手に取ったのは、濃灰色の地味なワンピだった。でも白線で縁取られたセーラー襟がかわいい。お腹の飾りボタンもアクセントになっていた。頭からかぶり、背中ファスナーを上げる。ヘッドドレスも香水も今日は省略した。
「先生…。会って、くれるよね…」
そうつぶやいて、私は手を握りしめた。だけど論理先生…。あんな怖い先生、見たことないよ。どうしちゃったの。優しくて温かい論理先生が、もうずっと戻ってこない気がする…。お母さんを亡くしたことが、そんなにショックだったの。私にできること、ないの…。
「ううん、ダメ」
首を横に振る私。先生がどうなっても、私、先生のそばにいるんだ。弱気になってなんかいられない。私は鞄を取り、緊張した面持ちで外に出る。庭の植木の葉っぱに、白い霜が降りていた。

「おはよう文香」
職員室の入り口の前で、一生懸命耳たぶおかっぱを、論理先生のブラシでとかしていると、背後から智世の声がした。
「あ、智世、おはよう」
智世も、入念に耳たぶおかっぱをとかす。前のヘアカットから二週間。お互いちょっと伸びた。二人して後ろ抱っこしあって、美しく揃った襟足を愛であう。
「さあ、行きましょうか文香」
智世にセーラーワンピの袖を引かれた。反射的にためらってしまう私。智世が苦笑する。
「行きづらいわよね。でも、堂々としていればいいのよ文香」
智世に優しく背中を押してもらう。そして私はドアノブに手をかけた。いつもよりももっと汗ばんだ手で、ドアを押し開ける。先生の背中が見えてくる。あ、今日はセーラーじゃない。普通のトレーナーだ。でも、やっぱりおかっぱはきれい。後ろ上がりのカットラインと剃り跡の点々が、いつも愛らしい。先生…。愛おしいよ。お願い、私を嫌いにならないで…。
「論理」
「論理……先生…」
やっとのことで声を絞り出す。先生が、ゆっくりと、振り向いた。
「おぅ。おはよう」
低い声で、ボソリと言う先生。表情に、いつもの温かい微笑みがない。無表情に私たちを見ている。
「論理おはよう」
「お、おは、よう…ござい、ま、す…」
「……………」
先生は顔を伏せた。押し黙っている。気まずい沈黙が私たちを包んだ。
「論理」
その沈黙を智世が破る。
「昨日のツイート見たわよ。お父さん、頭ごなしに『まあええ』って、ひどいわね」
先生は顔を上げた。先生、目に濃すぎる隈ができてる。それに顔もやつれた感じだ。昨日の晩ちゃんと寝たのかな。
「供養というものに」
先生の、低く押し殺した声。
「『まあええ』があるはずがない。お袋が救われるまで、俺はどこまでもどこまでも唱題する。それだけだ」
頑なな色が、先生の顔を覆っていた。
「でも論理。お母さんが救われるまでっていうけど、お母さんが本当に救われたのかどうか、論理には知る術がないでしょう?」
「…ない」
「じゃあ論理、どこまで唱題しても、終わりが見えないことになるわ」
「それでいい」
先生の目がギラっと光った。ガチャに狂った真美の目と似ていた。
「百回唱えたら千回、千回唱えたら万回、万回唱えたら十万回。それが救いへの道だ」
そんな…。あまりにも際限がなさすぎる。いくら大切なお母さんのためとは言っても…。先生、お母さん亡くしただけでも十分つらいのに、その上になおつらくなりにいってる気がする。先生、どうしちゃったの…。
「果てしないわね」
「ああ。仏道というものは果てしないものだ」
「論理」
銀縁眼鏡越しに、智世の細い瞳が、じっと論理先生を見据える。
「仏道を果てしなく修行するのはいいけれど、だからといって文香を泣かすのはよくないわ」
「……………」
先生が唇を噛んでうつむく。
「論理。昨日文香が論理に言ったことは、間違ったことではないと思う。それを怒鳴りつけたりして、論理、大人げないわ」
「…すまない」
「ちゃんと文香の目を見て謝って」
先生は顔を上げて、私を見た。その目の中にはまだ怒りがくすぶっている。怖い…。でも目をそらしちゃいけない。奥歯を噛みしめて、私は先生を見つめた。
「すまない、文香。怒鳴ったりして」
「い、いえ…。私も…、出過ぎたこと…言い、ました」
「出過ぎたこととは思わないが」
先生の枯れた声。今日も朝六時から、声を限りにお唱題したのだろうか。
「隣近所のことなんて、俺の知るところではない。お袋と俺の救済と比べれば、些末な問題だ」
ここで職員朝礼開始のチャイムが鳴る。先生に促されて、私たちは職員室の外に出た。教室に向かって歩き出す。
「智世、先生、どうなっちゃうんだろう…」
「そうね」
歩きながら智世は、眼鏡の弦を上げた。
「とりあえず、隣近所のことが些末な問題だとは思えない。そんな大声でいつまでも唱えているのだったら、いつかトラブルになるわ」
「先生、お唱題、続けられなくなっちゃうのかなぁ」
凝り固まっていて怖い先生だけど、お唱題をすることで先生の気持ちが少しでも安らぐなら、続けさせてあげたい。
「真美の補導騒ぎがあったとき、いくらあたしたちが『首を突っ込むのはやめて』って言っても、論理聞かなかったでしょう。それと同じだと思う。誰が何を言ったって、論理聞かないわ。意地でも続けると思う」
そう言ってうつむく智世。まったくの乱れもなく美しく揃った襟足が、寂しげだった。
「論理…。どこまで心配かければ気がすむの」
「うん…」
でも。先生がどうなっても、耳たぶおかっぱ同盟は先生に寄り添い続ける。先生…。一限目の授業の隙に、ツイッターにこう書いた。
『昨日は先生に怒られて泣いた。意地になった先生、ちょっと怖い。先生、どうしちゃったの?でも…でも私、それでも先生に寄り添うよ。だって世界でいちばん大切で大好きなのは先生なんだもん。苦しんでる先生…。少しでも楽になってほしい。私にできること、ないかな…』
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ニューハーフな生活

フロイライン
恋愛
東京で浪人生活を送るユキこと西村幸洋は、ニューハーフの店でアルバイトを始めるが

連れ子が中学生に成長して胸が膨らむ・・・1人での快感にも目覚て恥ずかしそうにベッドの上で寝る

マッキーの世界
大衆娯楽
連れ子が成長し、中学生になった。 思春期ということもあり、反抗的な態度をとられる。 だが、そんな反抗的な表情も妙に俺の心を捉えて離さない。 「ああ、抱きたい・・・」

妻がエロくて死にそうです

菅野鵜野
大衆娯楽
うだつの上がらないサラリーマンの士郎。だが、一つだけ自慢がある。 美しい妻、美佐子だ。同じ会社の上司にして、できる女で、日本人離れしたプロポーションを持つ。 こんな素敵な人が自分のようなフツーの男を選んだのには訳がある。 それは…… 限度を知らない性欲モンスターを妻に持つ男の日常

双葉病院小児病棟

moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。 病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。 この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。 すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。 メンタル面のケアも大事になってくる。 当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。 親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。 【集中して治療をして早く治す】 それがこの病院のモットーです。 ※この物語はフィクションです。 実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

女の子にされちゃう!?「……男の子やめる?」彼女は優しく撫でた。

広田こお
恋愛
少子解消のため日本は一夫多妻制に。が、若い女性が足りない……。独身男は女性化だ! 待て?僕、結婚相手いないけど、女の子にさせられてしまうの? 「安心して、いい夫なら離婚しないで、あ・げ・る。女の子になるのはイヤでしょ?」 国の決めた結婚相手となんとか結婚して女性化はなんとか免れた。どうなる僕の結婚生活。

My Doctor

west forest
恋愛
#病気#医者#喘息#心臓病#高校生 病気系ですので、苦手な方は引き返してください。 初めて書くので読みにくい部分、誤字脱字等あると思いますが、ささやかな目で見ていただけると嬉しいです! 主人公:篠崎 奈々 (しのざき なな) 妹:篠崎 夏愛(しのざき なつめ) 医者:斎藤 拓海 (さいとう たくみ)

処理中です...