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1章◆Ac scribere fabula
*Dolor
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少女視点
服も脱がされて、目の前にのしかかる彼も、もう何一つ身に纏っていない生まれたままの姿だ。
「ん、んん、ぅ」
「…ん、は…ぁ」
ちゅ、ちゅうと優しすぎるほどのキスが降りてきて、上唇をぺろりと舐めた。
驚いて口を開くと、分厚くてザラついた舌が入り込んできて、口の中をゆっくりとした動作で舐め上げる。
「んんん…ふ、ぅ…」
胸をなぞられ優しく揉まれて、くすぐったいような感覚がして思わず身を捩る。
不思議な感覚が身体の中心にずくずくと燻って早く早くと何かを急かしているような気がして。
「ん、ん…ゃ、ぅ」
「こら、ちゃんと声、出して。」
優しく、諭すように噛んだ唇を指先でなぞられて、またずくり、と形容し難い何かが身体の内側に溜まる。
「っらぅるす、さまは…」
優しく胸をふわふわと揉まれながらもどうにか質問するために声を出す。
「ん?」
「声…を出した方が嬉しぃ、っですか…?」
じっくり、ゆっくりとした動作で胸の頂きを触れるか触れないかの距離で焦らすように撫でる。
「そうだな、俺の手で気持ちよくなってるのは嬉しいし、聞きたい、かな。」
「んひゃあう!」
「ん、可愛い声。」
きゅ、と乳首を摘まれて、思わず大きな声が出る。
恥ずかしさに顔を隠すと、すぐに手を掴まれて「隠すな」と命令されてしまう。
「あ、あ、ひゃ…んん、んぁ」
ひねるような指の動きに、浜に打ち上げられた魚のようにビクビクと身体が勝手に跳ねる。
「これ、気持ちいい?」
何度も頷けば、少し強く押し込むように捏ねられて堪らず大きな声でまた喘いでしまう。
「んんん、んひゃぅ…あぅっ」
「ゆっくり、触るから…怖かったら言えよ。」
確認するように囁くかれて、びく、と体が震えた。
「…どうした?怖い?」
「ぁ、ちが…ラウルスさまっ…耳やだぁ…っ」
「…へぇ、耳?」
悪戯っ子のような
どこか加虐の色を含んだ声がする。
目を瞑ってばかりで見てはいないけれど、彼がニヤリとほくそ笑んだ気配がした。
「…耳、嫌?」
「あ、っ、ひゃぁあ…っ」
ぺろり。
耳の外側の輪郭をゆっくりとなぞり上げるように舐めあげて、息を吹き込むように囁かれる。
「ん、ちゅう、…じゅるっ」
「んんんん、ふぁぁあぁっ」
耳の形を確かめるように内側に向かってゆるゆると舐められ、時々耳たぶを優しく吸われる。
そのたびにゾワゾワと身体の裏側を撫でられたかのような不思議な感覚。
「ん、そろそろ、下、触るから…力抜いて。」
「ぇ、ぁ…っ」
ゆるりと胸からみぞおち、おへその周りをくるりと優しく撫でて、おへその下のあたりを少し強く押し込むようにく、と指先が沈む。
「ん、んっ…」
これは、あくまでも奴隷紋の熱と、痛みを消すためだけの行為のはずなのに。
どうして。そんなに優しく触れるの?
どうして愛する人にするように触れるの?
「っ、ぁ…!」
足の間に手が伸び、太腿を割り開かれて恥ずかしい所が丸見えになる。
徐々に太腿から指が中心へと近づいてくる。
どき、どき、と今までの奉仕になかった早く欲しいような、逃げ出したいような気持ちに混乱する。
「んぁっ、ひゃぁ…っ」
「ん、ちゃんと濡れてるな…」
上下にゆっくりと擦られてくちゅ、ちゅく…と水音が部屋に響く。
自分がひどくはしたないと言われている気がして、恥ずかしくなった。
「ぁ、ぅ、ゆ、び…擦っ…んっ」
「ん、少しだけ…指入れるぞ?」
ぐ、っと入り口に押し込むように少しだけ指が入っていく体内に入り込む異物感に少し身を固くする。
身体の中に痛みはまだあるが、行為を進めると徐々に薄れつつあった。
「大丈夫、リベラ…ゆっくり深呼吸して。」
「っは、い…」
少しの恐怖で身体が強張って言うことを聞かない。
頭をゆっくりとポンポンと撫でられる。
少しだけ安心して肩の力が抜けた。
「そう、ゆっくりでいいから。吸って…」
「すぅー…」
声に合わせてゆっくりと息を吸う。
「吐いて…」
「はぁー…」
ゆっくり吐く。
指が少し奥にぐぐ、と入り込む感触。
さっきより異物感はほんの少しだけマシにはなった気がした。
「ん、まだ狭いか…」
ずくり、ずくりと動かされるたびに何かがお腹の奥に溜まっていく。
「ん、ん、んんぅ」
「痛いか?」
「い、え…痛くは、ありません…すこし、異物感が…んん、あります。」
そうか。と行った後、ぐっと指が曲げられる。
びくり、と体が動いてまた得体のしれないものが身体の内側でどくりと波打った。
「っふぁ、あぁあ、」
「ん、だいぶ柔らかくなってきたな…」
ぐちゅり、と卑猥な水音が部屋に響く。
自分の身体から出ている音だと信じられなかった。
今までは、こんな声も、こんな音も。
出なかったというのに。
「もう1本指、入れるぞ。」
「ん、んぅぅう、」
ぐち、と広げられて、入り口の皮膚がのびきった感覚がする。
増えた異物感。
でも、それだけじゃない何かが身体の中に確かにある。
「ん、息、ちゃんとしろ。」
ぺろり、といつの間にか噛んでしまった唇を舐められて、そのまま舌が絡まる。
深いキスから開放される合間にどうにか息継ぎをすると、じっと見つめる水色の瞳と目が合った。
「…キスの時息止めてるだろ…へたくそ…」
ふっ、と笑う目元に、少しだけむくれる。
「だっ、て…キス…始めてで、っんんん!?」
いつの間にか力が抜けていたのかぐっ!と一気に異物感が増える。
膣内を埋める指が増えて、痛みとは別の何かが、のそりと首をもたげる。
「んぁ、…っぁ、ひゃ、ぅ…ふぁぁ」
「ん、3本…はいった…。」
少しギチギチしている気もするが、3本も入った。
少し動かすが狭いのか思うように動かせないらしい。
「やっぱり狭いな…」
「んん、あっ…ひゃ、ぁ…」
指の出し入れをすると、いやらしい汁がぐちゅん、ぐちゅんと鳴って恥ずかしさで余計に愛液が溢れ出る。
「…っ、一度達しておいたほうがいいんだろうけど…まだ分からないよな…」
「っ?ぅ…んん?どうし…っぁ!」
「…悪い、挿れても、いい?」
切羽詰まった彼の声。
はっとなって彼の目を見ると、もうそこにはギラギラと欲を燃やした瞳がこちらを射抜いていて。
「ぁ、は、はい…」
「っ挿れるぞ…?」
ぎらり、と欲が燃えた目が一層ギラついた。
指が抜かれて、熱いものが押し付けられる。
「っ、…ひゃ…」
つるりとした先端が割れ目を擦って、テラテラと私が出した汁でぬめついていくのが何だかとても恥ずかしくて我慢できずに目を逸らした。
「…っん…」
「ぁ…あ…ふぁあ…」
ず、ず…とゆっくり押し広げるように入ってくるものの熱さにびっくりする。
私と、同じくらい熱い。
「っは…ん…」
「ん、んん、ふ、ぅ…」
顔が近づき、反射で目を閉じる。
予想通りキスが降ってきて上顎をくすぐられるように舐められると、ふるふると身体が震えた。
「っ、ん…!」
「あ、ふぁあ!」
ずく、と奥にゆっくりとした動作で到達した瞬間、またお腹の奥がきゅう、と鳴いた。
また何かがお腹の奥で渦巻く。
「っ、締まっ…、」
「ん、んぁ!ひゃあぁ、」
「っ…リベラ…ッ!」
「あ、ラウルス、さま!んぁあ!」
どうして。
今までこんな事なかったのに。
男性の物を急にねじ込まれて、痛みと下腹部の熱に、早く終わってくれと思っていたのに。
お腹の奥の何かが渦巻く妙な感覚。
まだそれが何かは分からない。
「っあ、ぅ…んんん!」
徐々に腰を動かす速度が早くなる。
ぐっくっ、と押しつけられる感覚にまた何かがぞわりと裏側が浮き上がる感覚が背中を通っていく。
「っ、あ…でるっ…」
「ん、んん!あうぅ…ひゃっ」
「っーーー、」
少し早くなった律動のあと、どくん、と膣内に挿れていたものが震えてお腹の内側に温かい感覚が広がる。
つぅ、と汗が肌を撫でる感触がした。
「っあ、なか…」
「っ、は…ぁ…」
ゆるゆると腰を動かした後に奥にぐっと押し付けるような動きをする彼は、私同様汗だくで。
「リベラ…ごめん…もう少し、っはあ…余裕持ってするつもりだったのに…。」
「い、いえ…大丈夫です。」
「そうだ、熱は?痛みは!?」
射精した瞬間に痛みがすうっと引いていく感覚がしたのでおそらくこれで"仕事"はできたということでいいのだろう。
「大丈夫、です…無くなりました…」
「…よかった。」
ほっとしたような彼の声を聞いたあと、痛みが引いたからか、どっと眠気が押し寄せてきた。
「…疲れたな…寝よう…リベラも、ゆっくり休んでくれ。」
「…わかり、ました…」
「ん、おやすみ」
「おやすみ…なさい…」
それからはもう、なだれ込むように2人して布団に潜り込んで秒で寝たのだった。
いつもはベットが…別だとか、
いつもはおそれ多いと遠慮していることだとか、
忘れてしまうほどの出来事であったのは確かだった。
続く
服も脱がされて、目の前にのしかかる彼も、もう何一つ身に纏っていない生まれたままの姿だ。
「ん、んん、ぅ」
「…ん、は…ぁ」
ちゅ、ちゅうと優しすぎるほどのキスが降りてきて、上唇をぺろりと舐めた。
驚いて口を開くと、分厚くてザラついた舌が入り込んできて、口の中をゆっくりとした動作で舐め上げる。
「んんん…ふ、ぅ…」
胸をなぞられ優しく揉まれて、くすぐったいような感覚がして思わず身を捩る。
不思議な感覚が身体の中心にずくずくと燻って早く早くと何かを急かしているような気がして。
「ん、ん…ゃ、ぅ」
「こら、ちゃんと声、出して。」
優しく、諭すように噛んだ唇を指先でなぞられて、またずくり、と形容し難い何かが身体の内側に溜まる。
「っらぅるす、さまは…」
優しく胸をふわふわと揉まれながらもどうにか質問するために声を出す。
「ん?」
「声…を出した方が嬉しぃ、っですか…?」
じっくり、ゆっくりとした動作で胸の頂きを触れるか触れないかの距離で焦らすように撫でる。
「そうだな、俺の手で気持ちよくなってるのは嬉しいし、聞きたい、かな。」
「んひゃあう!」
「ん、可愛い声。」
きゅ、と乳首を摘まれて、思わず大きな声が出る。
恥ずかしさに顔を隠すと、すぐに手を掴まれて「隠すな」と命令されてしまう。
「あ、あ、ひゃ…んん、んぁ」
ひねるような指の動きに、浜に打ち上げられた魚のようにビクビクと身体が勝手に跳ねる。
「これ、気持ちいい?」
何度も頷けば、少し強く押し込むように捏ねられて堪らず大きな声でまた喘いでしまう。
「んんん、んひゃぅ…あぅっ」
「ゆっくり、触るから…怖かったら言えよ。」
確認するように囁くかれて、びく、と体が震えた。
「…どうした?怖い?」
「ぁ、ちが…ラウルスさまっ…耳やだぁ…っ」
「…へぇ、耳?」
悪戯っ子のような
どこか加虐の色を含んだ声がする。
目を瞑ってばかりで見てはいないけれど、彼がニヤリとほくそ笑んだ気配がした。
「…耳、嫌?」
「あ、っ、ひゃぁあ…っ」
ぺろり。
耳の外側の輪郭をゆっくりとなぞり上げるように舐めあげて、息を吹き込むように囁かれる。
「ん、ちゅう、…じゅるっ」
「んんんん、ふぁぁあぁっ」
耳の形を確かめるように内側に向かってゆるゆると舐められ、時々耳たぶを優しく吸われる。
そのたびにゾワゾワと身体の裏側を撫でられたかのような不思議な感覚。
「ん、そろそろ、下、触るから…力抜いて。」
「ぇ、ぁ…っ」
ゆるりと胸からみぞおち、おへその周りをくるりと優しく撫でて、おへその下のあたりを少し強く押し込むようにく、と指先が沈む。
「ん、んっ…」
これは、あくまでも奴隷紋の熱と、痛みを消すためだけの行為のはずなのに。
どうして。そんなに優しく触れるの?
どうして愛する人にするように触れるの?
「っ、ぁ…!」
足の間に手が伸び、太腿を割り開かれて恥ずかしい所が丸見えになる。
徐々に太腿から指が中心へと近づいてくる。
どき、どき、と今までの奉仕になかった早く欲しいような、逃げ出したいような気持ちに混乱する。
「んぁっ、ひゃぁ…っ」
「ん、ちゃんと濡れてるな…」
上下にゆっくりと擦られてくちゅ、ちゅく…と水音が部屋に響く。
自分がひどくはしたないと言われている気がして、恥ずかしくなった。
「ぁ、ぅ、ゆ、び…擦っ…んっ」
「ん、少しだけ…指入れるぞ?」
ぐ、っと入り口に押し込むように少しだけ指が入っていく体内に入り込む異物感に少し身を固くする。
身体の中に痛みはまだあるが、行為を進めると徐々に薄れつつあった。
「大丈夫、リベラ…ゆっくり深呼吸して。」
「っは、い…」
少しの恐怖で身体が強張って言うことを聞かない。
頭をゆっくりとポンポンと撫でられる。
少しだけ安心して肩の力が抜けた。
「そう、ゆっくりでいいから。吸って…」
「すぅー…」
声に合わせてゆっくりと息を吸う。
「吐いて…」
「はぁー…」
ゆっくり吐く。
指が少し奥にぐぐ、と入り込む感触。
さっきより異物感はほんの少しだけマシにはなった気がした。
「ん、まだ狭いか…」
ずくり、ずくりと動かされるたびに何かがお腹の奥に溜まっていく。
「ん、ん、んんぅ」
「痛いか?」
「い、え…痛くは、ありません…すこし、異物感が…んん、あります。」
そうか。と行った後、ぐっと指が曲げられる。
びくり、と体が動いてまた得体のしれないものが身体の内側でどくりと波打った。
「っふぁ、あぁあ、」
「ん、だいぶ柔らかくなってきたな…」
ぐちゅり、と卑猥な水音が部屋に響く。
自分の身体から出ている音だと信じられなかった。
今までは、こんな声も、こんな音も。
出なかったというのに。
「もう1本指、入れるぞ。」
「ん、んぅぅう、」
ぐち、と広げられて、入り口の皮膚がのびきった感覚がする。
増えた異物感。
でも、それだけじゃない何かが身体の中に確かにある。
「ん、息、ちゃんとしろ。」
ぺろり、といつの間にか噛んでしまった唇を舐められて、そのまま舌が絡まる。
深いキスから開放される合間にどうにか息継ぎをすると、じっと見つめる水色の瞳と目が合った。
「…キスの時息止めてるだろ…へたくそ…」
ふっ、と笑う目元に、少しだけむくれる。
「だっ、て…キス…始めてで、っんんん!?」
いつの間にか力が抜けていたのかぐっ!と一気に異物感が増える。
膣内を埋める指が増えて、痛みとは別の何かが、のそりと首をもたげる。
「んぁ、…っぁ、ひゃ、ぅ…ふぁぁ」
「ん、3本…はいった…。」
少しギチギチしている気もするが、3本も入った。
少し動かすが狭いのか思うように動かせないらしい。
「やっぱり狭いな…」
「んん、あっ…ひゃ、ぁ…」
指の出し入れをすると、いやらしい汁がぐちゅん、ぐちゅんと鳴って恥ずかしさで余計に愛液が溢れ出る。
「…っ、一度達しておいたほうがいいんだろうけど…まだ分からないよな…」
「っ?ぅ…んん?どうし…っぁ!」
「…悪い、挿れても、いい?」
切羽詰まった彼の声。
はっとなって彼の目を見ると、もうそこにはギラギラと欲を燃やした瞳がこちらを射抜いていて。
「ぁ、は、はい…」
「っ挿れるぞ…?」
ぎらり、と欲が燃えた目が一層ギラついた。
指が抜かれて、熱いものが押し付けられる。
「っ、…ひゃ…」
つるりとした先端が割れ目を擦って、テラテラと私が出した汁でぬめついていくのが何だかとても恥ずかしくて我慢できずに目を逸らした。
「…っん…」
「ぁ…あ…ふぁあ…」
ず、ず…とゆっくり押し広げるように入ってくるものの熱さにびっくりする。
私と、同じくらい熱い。
「っは…ん…」
「ん、んん、ふ、ぅ…」
顔が近づき、反射で目を閉じる。
予想通りキスが降ってきて上顎をくすぐられるように舐められると、ふるふると身体が震えた。
「っ、ん…!」
「あ、ふぁあ!」
ずく、と奥にゆっくりとした動作で到達した瞬間、またお腹の奥がきゅう、と鳴いた。
また何かがお腹の奥で渦巻く。
「っ、締まっ…、」
「ん、んぁ!ひゃあぁ、」
「っ…リベラ…ッ!」
「あ、ラウルス、さま!んぁあ!」
どうして。
今までこんな事なかったのに。
男性の物を急にねじ込まれて、痛みと下腹部の熱に、早く終わってくれと思っていたのに。
お腹の奥の何かが渦巻く妙な感覚。
まだそれが何かは分からない。
「っあ、ぅ…んんん!」
徐々に腰を動かす速度が早くなる。
ぐっくっ、と押しつけられる感覚にまた何かがぞわりと裏側が浮き上がる感覚が背中を通っていく。
「っ、あ…でるっ…」
「ん、んん!あうぅ…ひゃっ」
「っーーー、」
少し早くなった律動のあと、どくん、と膣内に挿れていたものが震えてお腹の内側に温かい感覚が広がる。
つぅ、と汗が肌を撫でる感触がした。
「っあ、なか…」
「っ、は…ぁ…」
ゆるゆると腰を動かした後に奥にぐっと押し付けるような動きをする彼は、私同様汗だくで。
「リベラ…ごめん…もう少し、っはあ…余裕持ってするつもりだったのに…。」
「い、いえ…大丈夫です。」
「そうだ、熱は?痛みは!?」
射精した瞬間に痛みがすうっと引いていく感覚がしたのでおそらくこれで"仕事"はできたということでいいのだろう。
「大丈夫、です…無くなりました…」
「…よかった。」
ほっとしたような彼の声を聞いたあと、痛みが引いたからか、どっと眠気が押し寄せてきた。
「…疲れたな…寝よう…リベラも、ゆっくり休んでくれ。」
「…わかり、ました…」
「ん、おやすみ」
「おやすみ…なさい…」
それからはもう、なだれ込むように2人して布団に潜り込んで秒で寝たのだった。
いつもはベットが…別だとか、
いつもはおそれ多いと遠慮していることだとか、
忘れてしまうほどの出来事であったのは確かだった。
続く
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