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【2】小学時代の軽いイジメ
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そして、入学してそうそう肺炎になり、一ヶ月休んだ。入院自体は数日だったのであるが、なぜなのか、一ヶ月も休んだ。自宅にいた。だからもしかすると、肺炎ではなかったのかもしれない。教えてもらえなかっただけなのかもしれない。その間、私は入学したてで不安でいっぱいだったので、教科書を読んで過ごした。
退院したら、みんなが喜んでくれた。そして最初のテストがあった。私は、教科書しか読んでいないし授業を受けていないので、不安でいっぱいのままテストを受けた。そうしたら、百点だったのだ! 先生がみんなの前で褒めてくれた。「さすがは雛辻先生(母)の娘さんだ!」とも言われた。今後ちょくちょく言われる台詞であるとは、当時は思っていなかった。とりあえずこの時私は、自分がすごい良いことをしたのだと確信して、友達に嬉しさを報告した。
すると、シラッとした雰囲気になった。
誰も喜んでくれなかったのだ。私には、その理由がわからなかった。なぜ先生は褒めてくれたのに、友達は嬉しいと思ってくれないのだろうか。純粋に不思議だった。その後その話題が出ることはなかったが、休み時間になると、みんないつも通りに戻った。だから気のせいかなと思うことにした。ただテストの度にその後、なぜなのか嫌な気配が漂うので、私はテストが嫌いになった。
その半年後、また私は入院した。これも理由は覚えていない。
覚えているのは、同じ病室だった男の子に初恋をしたことだ。
好きだ、きっとこれが恋だ!
そう思いながら過ごし、退院してからは一度も会っていない。
今では名前も分からない。
なお、これを最後に、私は小学時代、一度も入院しなかった。
健康になったのだ! どんどん体力もついた!
体重測定以外、健康診断でも普通だった!
それに体重も、同年代の友人よりちょっと痩せているくらいになった!
とりあえず退院の嬉しさでいっぱいで、小学校に戻った。
この時もみんな喜んでくれたのだが、数日後、変化した。
入院中に、私はすごく暇だったから、またおそらく両親は心配してだろう、なんだか当時流行っていた電子手帳のようなものを買ってもらっていたのだ。二万円ちょっとした。私は、それの面白さをみんなに話したのだ。
そこでまた、シラッとした空気が流れた。
なぜ面白い物の話をしているのに、誰も面白がってくれないのだろうか。
さっぱり分からず、私は困惑した。
思えばこの日から、私を除いて、ひそひそと友達が会話を始めていた気がする。
だが、私は大変プラス思考なので、きっと内緒話なのだと思っていた。
その後、アメリカに遊びに行ってきたことを話した時も、同じような反応だった。
だから聞かないでいた。その子は、保育所で最初に話しかけてくれた、里美ちゃんという子で、個人的には一番仲が良いと思っていた。クラスで一番運動ができるし、私は彼女が大好きだった。里美ちゃんは、三人姉妹の次女だ。お姉ちゃんがいるというのも、すごく羨ましかった。
クラスでも人気ものである彼女。本当に大好きだった。そしていつも彼女が、お姉ちゃんのおさがりの服を着ているのも、私は本気で羨ましかった。私には誰もおさがりをくれる人はいないし、この学校では三分の一くらいおさがりを着ている人がいたというのもある。一度着てみたかった。まぁとりあえず、一番仲の良い私にも言えないほどの重要なことを話しているのだと勝手に思っていたのだ。
なのでたまたま翌日の放課後、兄姉の話になった時、私は言った。
「いいなぁ、おさがり」
私としては、兄姉がいることが羨ましいと言いたかったのだ。
当時既に、私には弟がいた。母が私のことを気にせず弟を作る決意をしたのと、もう一点重要な理由として、この当時は跡取りの男の子を産むのが必須という風潮だったのだ。だが勿論、弟の服じゃ、おさがりにならない。なお、弟は当時から評判の天使のような、本当の美貌の持ち主であり、今もイケメンとかそういうレベルではない。
しかし、その場にいたみんなの受け止め方は違ったのだ。
「また自慢? いいよねー、お金持ちで。いつも新しい服だし。趣味最悪だけど。ダサいし。なんなのその服」
まぁこんな感じのことを言われた。断言して、別段私の家は裕福ではない。
そしてこれまでの間、私は自分が自慢をした覚えがなかった。
しかし、きっと、していたのだろう。少なくとも、そう映ったのだろう。
最初はそれでも、なにか反論した気がする。
だが最終的に、私はもう、なにを言えばいいのかわからなくなった。
――このようにして、私は小一の終わり頃から、嫌われ、無視されはじめたのである。
時にちょっとましになると、挨拶を返してくれたり、雑談に入れてくれることもあったが、特にテスト直後は、いつも無視された。テストに関しては、満点を取っているのにどうして無視されるのか、全くわからなかった。
私服に関しては趣味が悪いと言われたので、必死で子供服についての情報を見てみた。そして、まぁこう俗に言う最先端的な服を買ってもらって着てみたら、さらに無視がひどくなった。もう打つ手がないと私は思った。玩具の話は、いくら面白いと語っても、より無視がひどくなることは既に知っていたので、決してしなかった。
しかし、先生が教室にいる時や、授業参観の時は、みんな話しかけてくれた。
給食の時も、雑談に入れてくれた。
だから私が嫌いなのは、休み時間と昼休みと放課後になった。
そして放課後は、私の体調が良くなったこともあり、習い事が詰め込まれていたので、早々に帰宅する日が増えた。だから、習い事がお休みでなければ、あまり問題がなかった。例えば私は、ピアノも習字も英語も大嫌いだったが、無視される空間にいるよりはマシだった。そのような感じで、習い事の無い放課後と昼休みは、ひたすら図書室にいた。
元々読書が好きだったというのは、ある。絵本がきっかけで、その後は夏休みの推薦図書を買って読んでいた。普通は、一冊か二冊しか買わない人ばかりだったが、私はリストの全ての書籍を買ってもらっていた。これが露見した時も、無視が悪化したが、理由はさっぱりわからなかったし、本を読む意外にやる事もないので――というより、もうこの無視状態に慣れていたので、何も思わなかった。
今になって思えば、典型的な軽いイジメである。
しかし私はそうは思っていなかった。当時イジメという概念があったかも覚えていない。里美ちゃんは相変わらずクラスの人気者だったから、単純に、自分が嫌われているのだろうと確信していた。自分で分からないだけで、何か悪いことをしているのだろうと判断していたのである。だって、あんなに好かれている人にまで嫌われているのだから。
だから特に両親に相談することもなく、先生には気づかれず(あるいは知らんぷりだったのかもしれない)、本を読んで過ごしていたら、読書好きな父親が、私に推理小説を勧めた。子供向けの作品である。私は、習い事のない日と休日に読みふけり、一日三冊くらい読んでいた。熟読だ。当時はもしかしたら、速読ができたのかもしれない。まぁ内容を覚えていないから、文章が簡単だった可能性もある。
この頃、まず小二になってすぐに、図工で書いた絵が、県で二位になった。私は、当時から面倒くさがりの兆候があり、絵の具のパレットを洗うのが面倒くさかった結果、人物の顔の肌色に、洗っていないパレットの黒っぽい色が混じってしまったのであるが、「人物の表情に陰影をつけるだなんて素晴らしい!」というような理由で、表彰された。
両親は大歓喜していたし、先生も絶賛してくれたが、私はひたすら、パレットを洗っていないことがバレるのを考えて恐怖していた。
その年、読書感想文も県のなんらかの賞に提出(?)された。学校から一名のみ提出される決まりだった。これは夏休みの推薦図書の中から書いたのだが、私は一部の例外を除き、夏休みの宿題を最終日にするタイプだったので、半日で読み、三時間程度で適当に書いたものだったので――唖然とした。このどちらの時も無視は悪化したが、別にもうどうでも良かった。
退院したら、みんなが喜んでくれた。そして最初のテストがあった。私は、教科書しか読んでいないし授業を受けていないので、不安でいっぱいのままテストを受けた。そうしたら、百点だったのだ! 先生がみんなの前で褒めてくれた。「さすがは雛辻先生(母)の娘さんだ!」とも言われた。今後ちょくちょく言われる台詞であるとは、当時は思っていなかった。とりあえずこの時私は、自分がすごい良いことをしたのだと確信して、友達に嬉しさを報告した。
すると、シラッとした雰囲気になった。
誰も喜んでくれなかったのだ。私には、その理由がわからなかった。なぜ先生は褒めてくれたのに、友達は嬉しいと思ってくれないのだろうか。純粋に不思議だった。その後その話題が出ることはなかったが、休み時間になると、みんないつも通りに戻った。だから気のせいかなと思うことにした。ただテストの度にその後、なぜなのか嫌な気配が漂うので、私はテストが嫌いになった。
その半年後、また私は入院した。これも理由は覚えていない。
覚えているのは、同じ病室だった男の子に初恋をしたことだ。
好きだ、きっとこれが恋だ!
そう思いながら過ごし、退院してからは一度も会っていない。
今では名前も分からない。
なお、これを最後に、私は小学時代、一度も入院しなかった。
健康になったのだ! どんどん体力もついた!
体重測定以外、健康診断でも普通だった!
それに体重も、同年代の友人よりちょっと痩せているくらいになった!
とりあえず退院の嬉しさでいっぱいで、小学校に戻った。
この時もみんな喜んでくれたのだが、数日後、変化した。
入院中に、私はすごく暇だったから、またおそらく両親は心配してだろう、なんだか当時流行っていた電子手帳のようなものを買ってもらっていたのだ。二万円ちょっとした。私は、それの面白さをみんなに話したのだ。
そこでまた、シラッとした空気が流れた。
なぜ面白い物の話をしているのに、誰も面白がってくれないのだろうか。
さっぱり分からず、私は困惑した。
思えばこの日から、私を除いて、ひそひそと友達が会話を始めていた気がする。
だが、私は大変プラス思考なので、きっと内緒話なのだと思っていた。
その後、アメリカに遊びに行ってきたことを話した時も、同じような反応だった。
だから聞かないでいた。その子は、保育所で最初に話しかけてくれた、里美ちゃんという子で、個人的には一番仲が良いと思っていた。クラスで一番運動ができるし、私は彼女が大好きだった。里美ちゃんは、三人姉妹の次女だ。お姉ちゃんがいるというのも、すごく羨ましかった。
クラスでも人気ものである彼女。本当に大好きだった。そしていつも彼女が、お姉ちゃんのおさがりの服を着ているのも、私は本気で羨ましかった。私には誰もおさがりをくれる人はいないし、この学校では三分の一くらいおさがりを着ている人がいたというのもある。一度着てみたかった。まぁとりあえず、一番仲の良い私にも言えないほどの重要なことを話しているのだと勝手に思っていたのだ。
なのでたまたま翌日の放課後、兄姉の話になった時、私は言った。
「いいなぁ、おさがり」
私としては、兄姉がいることが羨ましいと言いたかったのだ。
当時既に、私には弟がいた。母が私のことを気にせず弟を作る決意をしたのと、もう一点重要な理由として、この当時は跡取りの男の子を産むのが必須という風潮だったのだ。だが勿論、弟の服じゃ、おさがりにならない。なお、弟は当時から評判の天使のような、本当の美貌の持ち主であり、今もイケメンとかそういうレベルではない。
しかし、その場にいたみんなの受け止め方は違ったのだ。
「また自慢? いいよねー、お金持ちで。いつも新しい服だし。趣味最悪だけど。ダサいし。なんなのその服」
まぁこんな感じのことを言われた。断言して、別段私の家は裕福ではない。
そしてこれまでの間、私は自分が自慢をした覚えがなかった。
しかし、きっと、していたのだろう。少なくとも、そう映ったのだろう。
最初はそれでも、なにか反論した気がする。
だが最終的に、私はもう、なにを言えばいいのかわからなくなった。
――このようにして、私は小一の終わり頃から、嫌われ、無視されはじめたのである。
時にちょっとましになると、挨拶を返してくれたり、雑談に入れてくれることもあったが、特にテスト直後は、いつも無視された。テストに関しては、満点を取っているのにどうして無視されるのか、全くわからなかった。
私服に関しては趣味が悪いと言われたので、必死で子供服についての情報を見てみた。そして、まぁこう俗に言う最先端的な服を買ってもらって着てみたら、さらに無視がひどくなった。もう打つ手がないと私は思った。玩具の話は、いくら面白いと語っても、より無視がひどくなることは既に知っていたので、決してしなかった。
しかし、先生が教室にいる時や、授業参観の時は、みんな話しかけてくれた。
給食の時も、雑談に入れてくれた。
だから私が嫌いなのは、休み時間と昼休みと放課後になった。
そして放課後は、私の体調が良くなったこともあり、習い事が詰め込まれていたので、早々に帰宅する日が増えた。だから、習い事がお休みでなければ、あまり問題がなかった。例えば私は、ピアノも習字も英語も大嫌いだったが、無視される空間にいるよりはマシだった。そのような感じで、習い事の無い放課後と昼休みは、ひたすら図書室にいた。
元々読書が好きだったというのは、ある。絵本がきっかけで、その後は夏休みの推薦図書を買って読んでいた。普通は、一冊か二冊しか買わない人ばかりだったが、私はリストの全ての書籍を買ってもらっていた。これが露見した時も、無視が悪化したが、理由はさっぱりわからなかったし、本を読む意外にやる事もないので――というより、もうこの無視状態に慣れていたので、何も思わなかった。
今になって思えば、典型的な軽いイジメである。
しかし私はそうは思っていなかった。当時イジメという概念があったかも覚えていない。里美ちゃんは相変わらずクラスの人気者だったから、単純に、自分が嫌われているのだろうと確信していた。自分で分からないだけで、何か悪いことをしているのだろうと判断していたのである。だって、あんなに好かれている人にまで嫌われているのだから。
だから特に両親に相談することもなく、先生には気づかれず(あるいは知らんぷりだったのかもしれない)、本を読んで過ごしていたら、読書好きな父親が、私に推理小説を勧めた。子供向けの作品である。私は、習い事のない日と休日に読みふけり、一日三冊くらい読んでいた。熟読だ。当時はもしかしたら、速読ができたのかもしれない。まぁ内容を覚えていないから、文章が簡単だった可能性もある。
この頃、まず小二になってすぐに、図工で書いた絵が、県で二位になった。私は、当時から面倒くさがりの兆候があり、絵の具のパレットを洗うのが面倒くさかった結果、人物の顔の肌色に、洗っていないパレットの黒っぽい色が混じってしまったのであるが、「人物の表情に陰影をつけるだなんて素晴らしい!」というような理由で、表彰された。
両親は大歓喜していたし、先生も絶賛してくれたが、私はひたすら、パレットを洗っていないことがバレるのを考えて恐怖していた。
その年、読書感想文も県のなんらかの賞に提出(?)された。学校から一名のみ提出される決まりだった。これは夏休みの推薦図書の中から書いたのだが、私は一部の例外を除き、夏休みの宿題を最終日にするタイプだったので、半日で読み、三時間程度で適当に書いたものだったので――唖然とした。このどちらの時も無視は悪化したが、別にもうどうでも良かった。
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