無慈悲な正義と女難

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第四章 現代編(制裁される悪女①)

31 地下室の絶叫②★

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気絶した由美を車で樹海の入口に運んだ隆之は、車を停めると由美を担いで洋館のエレベーターに乗せ地下室に連れ込んだ。突然、女を担いだ隆行が姿を見せ恐怖に震える里美を無視して、由美の服を脱がせ両手首を一纏めにして縛り、そのロープを天井の滑車に通し吊り上げ、両脚を大きく開かせ、左右の足首を長い鉄棒に固定する。
自分と同じ格好に拘束された由美を怯えながら眺めている里美に
「こんな処に、1人じゃ寂しいだろうからな」
声を掛けるが里美は何も答えず俯いた。
「今はお前と話す必要は無いので、お隣さんが目を覚ますまで、此処で待たして貰う」
折り畳み椅子に腰を下ろし由美が目覚めるのを待っていると10分程で由美が意識を戻す。
「こ、此処はどこ?」
「やっと目が覚めたのか?」
周りを見渡すように首輪を廻した由美は、自分が隣の里美と同じように拘束されている事に気付き
「ちょっと、何なの、どういうこと?」
「何って、お前が私のロッカーからマイクロチップを盗んだから拉致しただけなのだが」
「な、何のこと、証拠でもあるの?」
「証拠なんて必要ない。会社の商品データを持ち出していた根岸美海を総務部に飛ばしたら、お前が私に接触して来たから、此処に連れ込んだ。偽データを手に入れた広末専務が商品化でもしてくれれば、面白い事になるだろうな」
「こんな事して、ただで済むと思っているの」
「ただで済まないのは、川上由美、お前の方だ。私の知りたい情報を話してくれるまで、じっくり身体を甚振ってやるから覚悟しろ」
由美の正面に歩み寄った隆之は、股間に生い茂る陰毛を指で撫でた。
「ちょっと、止めなさいよ。こんな事をしたら組織が黙っていないわよ。今なら許して上げるから、さっさと私を解放しなさい」
「あぁ、あの快楽島と奴隷販売所の事なら、近々攻略部隊が突入して壊滅させられるはずだから大丈夫だ。何せ後ろ盾だった磯辺隆三は1年前に息子に殺され、それを生存しているかのように見せ掛け、指示を出していた息子の島田浩二も、生き埋めにされ生きていないだろうからな。快楽島の内部が大パニックで奴隷販売所も開店休業なのはお前も知っているのだろう」
「私は何も知らない。さっさと此処から出せ、この変態野郎」
「私のロッカーから盗んだマイクロチップを何処に送ったか白状しろ。私を甘く見てると地獄を味わうぞ」
「し、知らない、本当に知らないの」
由美は狼狽した声で訴えるが、隆之は無視を決め込み
「そうそう、此処はどことか言っていたが、ここは富士の樹海にある白亜の洋館の地下室だ。島田浩二と懇意にしていたのだから、知っていると思っていたよ。まあ、どうでもいいけどな。まずは、これを尻の穴に入れてやるから楽しんでくれ」
丸い物体を摘み上げ由美に見せ付け
「此れを突っ込んでツマミを捻ると、中でストッパーが広がって抜けなくなるのだよ」
恐怖で真っ青になっている由美に向かって、隆之は笑いながら説明する。
「穴が開いているだろ。逆止弁が内蔵され、外から液体を注入出来るが、排出は出来なくなっている」
身動き出来ない由美の背後に回り込み、白い尻を軽く撫で回した隆之は、アナルプラグにたっぷり乳液を塗りキュッと尻穴に押込むと、ツマミを回してストッパーを開いた。軽く引っ張り抜け無い事を確認し、
「じゃぁ、まずはグリセリン溶液からいこうか」
由美の正面でバケツから洗面器に水を注ぎ、その中にグリセリン原液を入れる。軽く掻き混ぜ、子供の腕ほどもある巨大な浣腸器にグリセリン溶液をたっぷり吸い上げると、恐怖に怯える由美に見せ付ける。それを手に由美の背後にしゃがみ込み、
「もう一度聞く、マイクロチップは誰に送った」
「知らない、本当に知らないの」
泣きながらも知らないと繰返す由美、浣腸器の先端をアナルストッパーに差し込み、浣腸器のピストンをゆっくり押し始めた。直腸に冷たい液体を注ぎ込まれる感触に、由美の身体が総毛立ち、食い縛った歯の間から、クゥゥッと苦痛の呻き声が漏れる。
ピストンを押切るまで、ものの1分も係っていないが由美からすれば長い屈辱的な時間に感じたのだろう。暫くすると、由美のお腹の辺りからキュゥグルグルと音が聞こえ、咄嗟にアヌスプラグを由美に尻穴が締め付けていた。
「此れで終わりと思うなよ。喋らないのならもっと苦しむ事になる」
隆之は由美の正面に椅子を置き、そこに座ると先端にレモン程の大きさのゴム玉が付いた1mくらいのチューブを取り出し
「私がまだ子供の頃、祭りの屋台でこういう玩具を売っていたのだよ」
隆之は昔を懐かしむように
「チューブの先にゴムの蛙がついていて、ゴム玉を握ると蛙が四肢を伸ばして跳ねるのだ」
隆之はチューブの先端を由美の股の間からアナルプラグに差し込み
「お前はその蛙になって貰う。但し、玩具と違って空気が抜けないからどうなるかな?」
「嫌、嫌ぁぁっ、お願い、止めてぇぇ!」
隆之は楽しそうな表情で
「さあやるぞ。可愛い反応を見せてくれよ」
隆之が数回ゴム玉をギュッと握ると、由美の下腹部からゴボゴボッと音が鳴り、同時に由美がカッと目を見開き
「ふぐぅっ!」
と強く息を吐く。直腸に送り込まれた空気は、先に注入されたグリセリン溶液を押し出そうとアナルプラグに殺到するが、外には出て来ない。直腸が張り裂けそうな苦痛に顔を歪め必死に耐えた由美だが、更に数回ゴム玉を握ると下腹部がパンパンに膨れ
「言う、言うわ。何でも話すから、もう止めて」
由美は涙をポロポロ流し、苦しい息を吐きながら懇願した。
「初めから素直に話せば、苦しまずに済んだのに」
「マイクロチップは広末専務の自宅にコンビニから送りました」
「やっぱり主犯は広末か」
「私は専務に頼まれて盗んだだけです」
「聞きたいことはいっぱいあるのだが、さっき、私のロッカーを随分手際良く開けていたが、そんな技を何処で覚えた?」
由美の表情が急に険しくなり
「この糞野郎、こんな屈辱、何百倍にして返してやるからな」
「ほう、ついに牝猫が本性を現したな。広末の策略は、日本電池と森下製作所を合併させ、山野を傀儡社長に祭り上げ、裏から会社の実権を操り、甘い蜜を啜るつもりなのだろう。お前も広末の妻の座を背締めて贅沢三昧な生活を狙っていたってところかな。それより、お前がどうやって盗みの技を身に付けたかの方に今は興味があるのだが」
「お前のような糞野郎に誰が教えるか」
「話したく無ければ、話したくなるまで甚振るだけだ。お前の組織が詩織や恵にどんな事をしてたか詳しく聞いているので、差し当たりお前も同じ変態牝奴隷に調教してやるから覚悟しておけ」
「ふんっ、そんな事を言えるのは今の内だけよ。きっとパパが草の根を分けても私を探し出し、お前を葬り去ってくれるわ」
「まあ娘が失踪したとなれば、必死に探し出し出そうそうとするのは父親なら当然だろうが、多分どうも出来ないな。実はこの洋館を隈なく捜索して、組織構成員の中にお前の父親の名があって、知人の黒沢さんがかなり憤慨していたからな」
「も、もしかして、黒沢って、山県組若頭の?」
隆之が頷くと、今までの虚勢が嘘のように項垂れ大人しくなった由美の頬を平手で叩き
「少し大人しくなったようだし、プラグを抜いてやるかな」
由美の股の間から手を入れアヌスプラグのツマミを回した途端、ポンッとシャンパンを抜くような音を立てプラグが弾け飛ぶ。続いて、ブビッ、ブビブビブビッと下品器周りない排泄音を立て、茶褐色のグリセリン溶液とドロドロの軟便が由美の尻穴から吹き出した。地下室のコンクリート床が茶褐色の汚物で見る見る汚され、弾みで潮まで吹き上げる燦々たる状況となっていた。
「あぁぁ、あぁぁ」
由美の挙げる嗚咽とともに、下品な噴出音が暫く鳴り続器、由美は身体中の血が凍ってしまうほどの恥辱と屈辱で、全身をブルブル震わせていた。だか、同時に地獄の苦しみから解放された至福の為か、隠れたマゾ 体質が覚醒したのか、背筋を突き抜ける激しい快感に身を委ねていた。
その様子を恐怖に震えながらも眺めるしかなかった里美に視線を移すと
「お前に此処までやるつもりは無い。私がお前に望むのは、春美や花江ママと仲直りして裏方として協力して欲しい。お前が広末の愛人なのは知っているが、あいつの命運はもう尽きつつある。もう少し、ここで今後どうするか良く考えるんだな」
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