17 / 17
17話
しおりを挟む
家の前には母さんたちが使ってたであろう盾や数種類の剣や弓矢などの武器、ロープや鞍具なども置いてある。
「これは…」
「ふふふ、倉庫にあったものを出してみたの。手になじむものがあるといいけれど」
そう言って母さんは腕を組みながらうーん。と悩む。
「この剣は昨日使った剣に似てるなあ」
「あら、似ているならもう決まったようなものね。」
「うん…でもなんていうか、目を閉じたときはこっちの軽い感じだったんだ。それが目を開けるとずっしりしてて。」
「あら、変形するのかしら。じゃあある程度色々こなせるようになった方がいいのかしらね」
「どうだろう。とりあえず一度これで練習してみるよ。」
「そうね。メルは治癒能力だから基本戦うのは実力よね。何か気になる武器とかるかしら」
「うーん。治癒能力を使いやすい状況にはやっぱり距離が必要だから弓使いになるのが理想的かな。」
「そうね。いいと思うわ。いちどあの木に的を用意してあるから売ってみて決めるといいわ。」
「はい!」
メルは狙いを定めた。
シュパン!
「あら…。」
「えへへ…。」
矢は的ではなくその横の木に思い切り刺さってる。
「的じゃあないけど…しっかり刺さっているし威力はある。弓のセンスはあると思うわ。メルの感覚はどう?」
「的に当たらないのは問題だけど、結構気持ちいいです♪」
メルは返事をしてなんども弓を放つ。
「ふふふ。じゃあ沢山練習しないとね♪何かあったとき、味方に当たらないように♪」
「ひい…。」
何本か矢を放ったものの的はきれいなままの的を見ながらメルは顔を引きずった。
「ふふふふふ。冗談よ。力を抜いて。こうして、こんな感じで的を狙ってみて」
シュパン!
「すごい…。」
矢は的のど真ん中にしっかり刺さっている。
「ふふふ。何度かやってみて。ベインの相手もしてあげないとね♪」
「ありがとう」
ベインのお母さんってすっごく愛されていて可愛い感じのほんわかしてほんの少しか弱く見えていたけど見た目では本当に分からないものなのね…。
メルはそう思いながら矢を放った。
「これは…」
「ふふふ、倉庫にあったものを出してみたの。手になじむものがあるといいけれど」
そう言って母さんは腕を組みながらうーん。と悩む。
「この剣は昨日使った剣に似てるなあ」
「あら、似ているならもう決まったようなものね。」
「うん…でもなんていうか、目を閉じたときはこっちの軽い感じだったんだ。それが目を開けるとずっしりしてて。」
「あら、変形するのかしら。じゃあある程度色々こなせるようになった方がいいのかしらね」
「どうだろう。とりあえず一度これで練習してみるよ。」
「そうね。メルは治癒能力だから基本戦うのは実力よね。何か気になる武器とかるかしら」
「うーん。治癒能力を使いやすい状況にはやっぱり距離が必要だから弓使いになるのが理想的かな。」
「そうね。いいと思うわ。いちどあの木に的を用意してあるから売ってみて決めるといいわ。」
「はい!」
メルは狙いを定めた。
シュパン!
「あら…。」
「えへへ…。」
矢は的ではなくその横の木に思い切り刺さってる。
「的じゃあないけど…しっかり刺さっているし威力はある。弓のセンスはあると思うわ。メルの感覚はどう?」
「的に当たらないのは問題だけど、結構気持ちいいです♪」
メルは返事をしてなんども弓を放つ。
「ふふふ。じゃあ沢山練習しないとね♪何かあったとき、味方に当たらないように♪」
「ひい…。」
何本か矢を放ったものの的はきれいなままの的を見ながらメルは顔を引きずった。
「ふふふふふ。冗談よ。力を抜いて。こうして、こんな感じで的を狙ってみて」
シュパン!
「すごい…。」
矢は的のど真ん中にしっかり刺さっている。
「ふふふ。何度かやってみて。ベインの相手もしてあげないとね♪」
「ありがとう」
ベインのお母さんってすっごく愛されていて可愛い感じのほんわかしてほんの少しか弱く見えていたけど見た目では本当に分からないものなのね…。
メルはそう思いながら矢を放った。
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
甘々顔総長様と地味顔女子
三三
恋愛
地味顔の中学3年、山西まゆの平凡な日常がある事がきっかけで一変、非日常な人達と関わってしまう。
甘々な顔を持つ暴走族の総長、黒園亜弥との出会い。その妹、これまた美少女、さくらにもなつかれる。だが、この美しい非日常の人達には平凡が日常のまゆにはわからない大きな闇を抱えていた。
◆作中に『この恋は狂暴です』のキャストが登場します。族繋がりがあるのでご了承下さい(><)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる