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記憶が消えて4
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着いた。ここは、お料理教室だった。大きいな、リツキに喜んでもらえるように頑張らないと。そうです!リツキにばっかり料理をさせる訳にはいかないのです。女子として。
「あれ?あなた、新入り?おいでこっちこっち」
声を掛けてくれたのは凄い美人なお姉さんだった。ドアを開けてもらったその時、いい匂いがした。
「わぁー、いい匂い。それに、凄い!」
思わず、声に出してしまった。凄い美人のお姉さんは笑顔だった。顔を赤らめていると、皆が沢山寄ってきた。
「ねえ、あなたここのお料理教室通うんでしょ?色々教えるからいっぱい聞いてね。」
「うわー、可愛いね。そのお洋服ブランドでしょ!良いな。」
「あなた、何か作れるの?作れる料理でも、もっと
美味しく作れるように沢山練習するんだよ。」
皆、親切だな。嬉しい、これから、リツキに内緒で通うことにしたお料理教室!バレないように、上手になっていつかリツキに美味しいサンドウィッチ作れるように、なる!それが、目標!
「じゃあ、自己紹介してね。と、その前に私からするね。私は、花見菜穂って言います。よろしくね。分からないことあったら、いつでも聞いてね。」
花見さんかぁ。綺麗だなぁ。はっ、次は私だ。
「えっと、今日から新しく入ってきた榊原優貴です。よろしくお願いします。私は、サンドウィッチもっと美味しく作れるように頑張ります!」
皆の自己紹介が終わり、今日の料理が配られた。今日の料理は、玉子焼き。
うーむ、簡単な料理だけどやっぱり難しいんだよね。焦げたりする時もあれば、形が崩れたりと。
「花見さんは、料理好きですか?」
突然質問してしまった。大丈夫だったかなぁ?謝ろうとしたその時、
「私、料理は好きだよ。私、旦那さんいるんだけどね。いつも、お料理教室で作った自信作は必ず食べて貰うの。大好きだから美味しい物、沢山食べて欲しいの。」
花見さんは、笑顔で言った。本当に、旦那さんの事好きなんだなって思った。リツキに、美味しく食べてもらえたら嬉しいなぁ。
「えっと、榊原さん。まずは、必要な道具を揃えよう。」
「はい。ボール、さいばし、フライパン、後は・・・」
意外と、気にしないで料理してたから分からない。慌てていると、後ろから花見さんが
「大丈夫?落ち着いて、そうね。いつも、当たり前の事だから道具なんて特に気にしないで出して洗ってって感じですもの。でも、気にした方が良かったりする時もあるのよ。」
静かな声で言った。そして、紙を渡してくれた。渡された紙を見て準備を再開した。よく見ると、配られてる紙全てが手作りだった。しかもの1人1人少し違う。凄いなと思った。
「あのー、花見さん。これ凄いですね、ありがとうございます」
お礼を言った。その時、立ちくらみが来た。どうしていつも大事なところで……。
「大丈夫?榊原さんしっかりしてしっ・・・」
もう、聞こえなかった。意識が薄れて記憶が消えていくのを初めて感じた。
「榊原さん大丈夫?」
あれ?ここはどこだろう?誰?どうしよう記憶がない。困っていると、
「榊原さん、今日はもう帰った方が良いかも。良かったら家まで送るよ?」
家までの帰り道も分からないのに気づいた。
「はい、ありがとうございます。えっと」
しばらくして車に乗った。一緒に帰っていると、
「大丈夫?もしかして、記憶ないの?」
「え?」
「家まで送るから。確か、彼氏かな?内緒にしとくからさ。」
優しい人だなと思いながらまた寝てしまった。でも、この時は花見さんがリツキを知っていることは知らなかった。家に着いた。
「ありがとう。花見さん助かった!」
「大事なお姫様は傍に置いとかないと取られるわよ?」
そう言って、花見さんは帰った。リツキは、ベッドに寝かせてドアを閉めて一緒に寝た。
「おはよう!起きた?」
隣に寝ていたのは、リツキだった!ホッとため息ついて起き上がった。あれ?昨日何してたかな?覚えてない、まぁ、リツキを覚えていたのだからそれだけでも良しとしなきゃ!
「おはよう、リツキ。私、昨日何してたかな?」
「俺は昨日一緒に居なかったから分からない。なぁ、朝ごはん何が良い?」
そう言って、リツキはキッチンに向かった!分からないままにしとくのはなんかなぁ。あれ?私治ってきてる?嬉しいはずなのにやっぱりどこか大事な事だけが忘れてる。いつも……。
「ねぇ、リツキ。私今凄い嬉しいよ!だってリツキの事、覚えているんだもの。」
リツキは笑顔だった。そして、サンドウィッチを作って仲良く食べた!このサンドウィッチの味がいつもより美味しく感じた。それは、幸せな1日だったからだろう。
「優貴ちゃん、大丈夫だからね。ゆっくりで良い思い出すのは、忘れても必ず思い出すと信じてる!」
そう言ってくれるリツキが凄い嬉しい。だけど、あの携帯の名前は今でも気になっていた!名前が、双子のような一緒の名前だったからだ。榊原リツ!
誰だろう?記憶がある時と何か関係があるような気はしていた。リツキは何も言ってくれない。私が記憶消えるからだろう。
「ねぇ、リツキ?」
思いきって聞くことにした!
「ん?どうしたの?優貴ちゃん。」
「あのさぁ、えっとー榊原リツって誰?私知っているの?リツキの、兄弟?ねぇ、教えて?」
リツキはびっくりした顔でこちらを見てた。まさか、スマホの画面見られていたとは思った事なかった。答えるべきなのか答えない方が良いのかよく分からない。
「優貴ちゃん、思い出したら言うよ。それまでは教えられない!」
今ショック受けてなければ良いと思った。
「そっか!分かった。リツキ、私少しずつ思い出せるように努力するね!そしたら、絶対教えてね!」
「ああ!約束する。」
優貴ちゃんとリツキは、悲しい笑顔でお互い見ていた!時間だけがどんどん過ぎていく!
「あれ?あなた、新入り?おいでこっちこっち」
声を掛けてくれたのは凄い美人なお姉さんだった。ドアを開けてもらったその時、いい匂いがした。
「わぁー、いい匂い。それに、凄い!」
思わず、声に出してしまった。凄い美人のお姉さんは笑顔だった。顔を赤らめていると、皆が沢山寄ってきた。
「ねえ、あなたここのお料理教室通うんでしょ?色々教えるからいっぱい聞いてね。」
「うわー、可愛いね。そのお洋服ブランドでしょ!良いな。」
「あなた、何か作れるの?作れる料理でも、もっと
美味しく作れるように沢山練習するんだよ。」
皆、親切だな。嬉しい、これから、リツキに内緒で通うことにしたお料理教室!バレないように、上手になっていつかリツキに美味しいサンドウィッチ作れるように、なる!それが、目標!
「じゃあ、自己紹介してね。と、その前に私からするね。私は、花見菜穂って言います。よろしくね。分からないことあったら、いつでも聞いてね。」
花見さんかぁ。綺麗だなぁ。はっ、次は私だ。
「えっと、今日から新しく入ってきた榊原優貴です。よろしくお願いします。私は、サンドウィッチもっと美味しく作れるように頑張ります!」
皆の自己紹介が終わり、今日の料理が配られた。今日の料理は、玉子焼き。
うーむ、簡単な料理だけどやっぱり難しいんだよね。焦げたりする時もあれば、形が崩れたりと。
「花見さんは、料理好きですか?」
突然質問してしまった。大丈夫だったかなぁ?謝ろうとしたその時、
「私、料理は好きだよ。私、旦那さんいるんだけどね。いつも、お料理教室で作った自信作は必ず食べて貰うの。大好きだから美味しい物、沢山食べて欲しいの。」
花見さんは、笑顔で言った。本当に、旦那さんの事好きなんだなって思った。リツキに、美味しく食べてもらえたら嬉しいなぁ。
「えっと、榊原さん。まずは、必要な道具を揃えよう。」
「はい。ボール、さいばし、フライパン、後は・・・」
意外と、気にしないで料理してたから分からない。慌てていると、後ろから花見さんが
「大丈夫?落ち着いて、そうね。いつも、当たり前の事だから道具なんて特に気にしないで出して洗ってって感じですもの。でも、気にした方が良かったりする時もあるのよ。」
静かな声で言った。そして、紙を渡してくれた。渡された紙を見て準備を再開した。よく見ると、配られてる紙全てが手作りだった。しかもの1人1人少し違う。凄いなと思った。
「あのー、花見さん。これ凄いですね、ありがとうございます」
お礼を言った。その時、立ちくらみが来た。どうしていつも大事なところで……。
「大丈夫?榊原さんしっかりしてしっ・・・」
もう、聞こえなかった。意識が薄れて記憶が消えていくのを初めて感じた。
「榊原さん大丈夫?」
あれ?ここはどこだろう?誰?どうしよう記憶がない。困っていると、
「榊原さん、今日はもう帰った方が良いかも。良かったら家まで送るよ?」
家までの帰り道も分からないのに気づいた。
「はい、ありがとうございます。えっと」
しばらくして車に乗った。一緒に帰っていると、
「大丈夫?もしかして、記憶ないの?」
「え?」
「家まで送るから。確か、彼氏かな?内緒にしとくからさ。」
優しい人だなと思いながらまた寝てしまった。でも、この時は花見さんがリツキを知っていることは知らなかった。家に着いた。
「ありがとう。花見さん助かった!」
「大事なお姫様は傍に置いとかないと取られるわよ?」
そう言って、花見さんは帰った。リツキは、ベッドに寝かせてドアを閉めて一緒に寝た。
「おはよう!起きた?」
隣に寝ていたのは、リツキだった!ホッとため息ついて起き上がった。あれ?昨日何してたかな?覚えてない、まぁ、リツキを覚えていたのだからそれだけでも良しとしなきゃ!
「おはよう、リツキ。私、昨日何してたかな?」
「俺は昨日一緒に居なかったから分からない。なぁ、朝ごはん何が良い?」
そう言って、リツキはキッチンに向かった!分からないままにしとくのはなんかなぁ。あれ?私治ってきてる?嬉しいはずなのにやっぱりどこか大事な事だけが忘れてる。いつも……。
「ねぇ、リツキ。私今凄い嬉しいよ!だってリツキの事、覚えているんだもの。」
リツキは笑顔だった。そして、サンドウィッチを作って仲良く食べた!このサンドウィッチの味がいつもより美味しく感じた。それは、幸せな1日だったからだろう。
「優貴ちゃん、大丈夫だからね。ゆっくりで良い思い出すのは、忘れても必ず思い出すと信じてる!」
そう言ってくれるリツキが凄い嬉しい。だけど、あの携帯の名前は今でも気になっていた!名前が、双子のような一緒の名前だったからだ。榊原リツ!
誰だろう?記憶がある時と何か関係があるような気はしていた。リツキは何も言ってくれない。私が記憶消えるからだろう。
「ねぇ、リツキ?」
思いきって聞くことにした!
「ん?どうしたの?優貴ちゃん。」
「あのさぁ、えっとー榊原リツって誰?私知っているの?リツキの、兄弟?ねぇ、教えて?」
リツキはびっくりした顔でこちらを見てた。まさか、スマホの画面見られていたとは思った事なかった。答えるべきなのか答えない方が良いのかよく分からない。
「優貴ちゃん、思い出したら言うよ。それまでは教えられない!」
今ショック受けてなければ良いと思った。
「そっか!分かった。リツキ、私少しずつ思い出せるように努力するね!そしたら、絶対教えてね!」
「ああ!約束する。」
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