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19話 洞窟内の確認
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先程のゴブリンキング程強い敵は居ないだろう、という考えもあったのだろうけれど、バーニィは無造作に一つ目の部屋を覗き込んだ。物音がしなかった部屋ではあるのだけれど、少々危ないかなぁ。レイド経験者っぽくない。五フィート棒で突いて、とは言わないけれど、慎重になった方がいいよね。
「バーニィ、危ないよ。慎重に行こう。MPも全回復にはまだかかる。」
「……っ、こ、ココットっ!」
フリーズしたような様子のバーニィに、僕は一応警戒しながらその部屋を覗き込む。
そこにはゴブリンの特徴である、張り出したとんがり耳にハゲ頭の紅い目をした、美人と言っても全く不思議ではない女性が寝床のクッションに肘をついて寝そべっている姿が見えた。肌も若干緑がかっているものの、普通のゴブリンと比べたら特徴的なものも人間よりな感じで、モンスターくさい感じはあまりしない。もちろん、服も着ているし寝てもおらず、こっちを確りと見据えている。バーニィは驚きから復帰したのか、僕の前に立ち槍を構えた。
==========
ゴブリンクイーン
彼女は貴方に対し、恐怖を抱いている。
彼女は貴方より弱いが、戦い方によっては負ける可能性がある。
==========
評判としてはマイナスだろうか。でも襲ってこないのであれば、コントラクト出来ないものだろうか。召喚魔法のスキルは低いんだけど、試してみてもいいかも知れない。万全ではない今、戦ったら負けるかも知れないし、どうせ死ぬなら何か得るものがある可能性がある形での方が嬉しいね。
「…ゲギャ、ギャギャギャ?」
「…あれ?話し掛けて来てるっぽいねっ?」
「よし、ここはコントラクトサーバントのターン!」
「…おっぱいかっ、おっぱいが目に入ったのかっ!!」
「ち、違うけどね?」
「吃るところが怪しいよっ!!?」
自分そっちのけ(とはいえ、指差されたりはしている)で何かを言い合っている僕らに呆れたのだろうか、溜め息をついたのを僕は見逃さなかった。どうみても一定以上の知能がある。
僕はバーニィを抱き寄せて誤魔化すためにおっぱいを揉みしだきながらコントラクトサーバントを唱える。…ゴブリンクイーンがいいおっぱいなのはオマケだから。バーニィのを揉めばいいから別にそっちは本当にオマケだから。
『我に従い、我に仕えよ。献身を持ってその証とせよ。コントラクトサーバント。』
「…ゲギャ。」
淡い緑の光が僕からゴブリンクイーンへと伸び、彼女を包み込む。光は一瞬輝いてからゴブリンクイーンに吸い込まれていくと同時に、彼女を光の粒へと変えて消滅させる。その散っていく光は綺麗で、僕はその様子に見惚れたのだけれど、これまた流れたシステムメッセージで成功を知る。
*
サーバーで初めて、コントラクトサーバントにてモンスターと使役契約を行いました。報酬としてSP5が追加されます。
システムメッセージ:グローバル:ココット・ジェリーがサーバーで初めてモンスターと使役契約を結びました。
*
「…成功っぽい。」
「んっ、あっあっ、こ、ココットっ、んあっ」
「あっ。」
無力化させる為に超本気で揉みしだいて反応を見ながらあれを摘んだり転がしたりとか色々どうこうしていたのを忘れていた。すっかりバーニィは真っ赤な顔でおういえーすおういえーす言ってしまっている。
(キングを屠ってあたいの所まで来たと思えばいきなり女と乳繰りあうとか、主は中々に豪胆なんだねえ。)
周りをキョロキョロと見回すと、肩の上辺りにうすらぼんやりとゴブリンクイーンが浮いている。干渉出来ない、というのは殺せないという意味なのか、と理解する。
(君と契約するのに、彼女が邪魔をしそうな雰囲気だったからね。)
(そ、そうかい。そんなにあたいと契約したかったのかい? う、嬉しいねえ。あの宿六ときたら、人間っぽすぎてヤる気になれないとか言って指一本触れて来なかったからね。実体化させてくれたらたっぷりご奉仕するから、期待しておくれよ。)
(あ、いや、バーニィと先にたっぷりしないと、流石に嫁だからな。)
(ああその子が嫁かい。…あたいは気にしないよ、あの宿六を倒せる男なら、妾でも充分さね。それに、いい男だし。)
いきなりデレたゴブリンクイーンに少し困惑しながらも、エロが好きなジジイとしては全く問題ない展開に内心ニンマリとする。…バーニィが納得すればだけどね?
チュッチュしながらもここじゃあダメだから、と誤魔化して僕はバーニィと残りの部屋を探索する。ゴブリンクイーンの指図で寝床に隠してあった私物や財産の類を回収しつつ、王冠を敢えて頭にかぶることで他の部屋にいたゴブリンマザー達との戦闘を避ける。ゴブリンマザー達は基本的にゴブリン達の母として大量に子供を産むのが仕事だから、残しておくとゴブリンをバンバン生み出してしまうらしいのだけれど、今の状況としてはオスのゴブリンが居ないという事でゴブリンは増えないらしい。全滅させてしまえばこのレイドの仕組みも無くなってしまうかも知れないね、と彼女達は放置していく事にする。
視界の端に表示しているMPを見ると、ほぼ全回復になっているのが見えて少し安心感を覚えつつ、僕らは洞窟を通り抜けた。大量にゴブリン達を屠ったとはいえ、戦闘時間自体はかなり短かったからまだ日が沈むまでには時間があるようだ。
「一回ゲルトさんの所へ帰ろう。殲滅した事を報告しておかなきゃね。」
「いえすっ。…でもそれが終わったら家に直行しようっ?」
「お、おう。」
腕を絡めておっぱいを押し付けてくるバーニィに少しどぎまぎしながら、やっぱりお預けっぽくなっているのが悪いのかとかつらつらと考える。ゴブリンクイーンがあたいもくっつきたいとか言っているけれど、それはちょっと置いておく事にする。まずはバーニィを満足させるのが最優先事項だからね。
僕らが農園のゲルトさんの所へと帰ると、彼はちょうど農作業をしているところだった。作物の根元に藁を敷いたりしている様子に、農園風のオブジェクトじゃなくて農業自体も実装されているのかと僕は驚いた。
「ゲルトさん、ゴブリンの巣穴でたんまり殲滅して来ましたよ。」
「…巣穴があったんですか!?」
「ええ、かなりの数のゴブリンが居ましたが、上位種も含めて殆ど倒してきましたのでご安心ください。…これ、一応ゴブリンキングの身に付けていた王冠です。」
王冠を目にしたゲルトさんはポカーンとしてしまっていたけれど、暫くして再起動すると僕らにペコペコと頭を下げてきた。
「そ、そんな大事だったんですか。すいません。キングがいたとなればもっと上の階級の冒険者に出すべき依頼でした。書付を付けておきますから、ギルドでの報告時に一緒に提出してください。」
「わかりました。それでは完了ということで、僕らは失礼しますね。」
「お疲れ様でした。」
ゲルトさんからはお土産として、カボチャなどの野菜を持たされた。ギルドの方で色々と便宜は図ってくれるそうなのだけれど、個人的なお礼という事だったので僕らはありがたくいただく事にして、手を振り振り農園を後にした。
「バーニィ、危ないよ。慎重に行こう。MPも全回復にはまだかかる。」
「……っ、こ、ココットっ!」
フリーズしたような様子のバーニィに、僕は一応警戒しながらその部屋を覗き込む。
そこにはゴブリンの特徴である、張り出したとんがり耳にハゲ頭の紅い目をした、美人と言っても全く不思議ではない女性が寝床のクッションに肘をついて寝そべっている姿が見えた。肌も若干緑がかっているものの、普通のゴブリンと比べたら特徴的なものも人間よりな感じで、モンスターくさい感じはあまりしない。もちろん、服も着ているし寝てもおらず、こっちを確りと見据えている。バーニィは驚きから復帰したのか、僕の前に立ち槍を構えた。
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ゴブリンクイーン
彼女は貴方に対し、恐怖を抱いている。
彼女は貴方より弱いが、戦い方によっては負ける可能性がある。
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評判としてはマイナスだろうか。でも襲ってこないのであれば、コントラクト出来ないものだろうか。召喚魔法のスキルは低いんだけど、試してみてもいいかも知れない。万全ではない今、戦ったら負けるかも知れないし、どうせ死ぬなら何か得るものがある可能性がある形での方が嬉しいね。
「…ゲギャ、ギャギャギャ?」
「…あれ?話し掛けて来てるっぽいねっ?」
「よし、ここはコントラクトサーバントのターン!」
「…おっぱいかっ、おっぱいが目に入ったのかっ!!」
「ち、違うけどね?」
「吃るところが怪しいよっ!!?」
自分そっちのけ(とはいえ、指差されたりはしている)で何かを言い合っている僕らに呆れたのだろうか、溜め息をついたのを僕は見逃さなかった。どうみても一定以上の知能がある。
僕はバーニィを抱き寄せて誤魔化すためにおっぱいを揉みしだきながらコントラクトサーバントを唱える。…ゴブリンクイーンがいいおっぱいなのはオマケだから。バーニィのを揉めばいいから別にそっちは本当にオマケだから。
『我に従い、我に仕えよ。献身を持ってその証とせよ。コントラクトサーバント。』
「…ゲギャ。」
淡い緑の光が僕からゴブリンクイーンへと伸び、彼女を包み込む。光は一瞬輝いてからゴブリンクイーンに吸い込まれていくと同時に、彼女を光の粒へと変えて消滅させる。その散っていく光は綺麗で、僕はその様子に見惚れたのだけれど、これまた流れたシステムメッセージで成功を知る。
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サーバーで初めて、コントラクトサーバントにてモンスターと使役契約を行いました。報酬としてSP5が追加されます。
システムメッセージ:グローバル:ココット・ジェリーがサーバーで初めてモンスターと使役契約を結びました。
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「…成功っぽい。」
「んっ、あっあっ、こ、ココットっ、んあっ」
「あっ。」
無力化させる為に超本気で揉みしだいて反応を見ながらあれを摘んだり転がしたりとか色々どうこうしていたのを忘れていた。すっかりバーニィは真っ赤な顔でおういえーすおういえーす言ってしまっている。
(キングを屠ってあたいの所まで来たと思えばいきなり女と乳繰りあうとか、主は中々に豪胆なんだねえ。)
周りをキョロキョロと見回すと、肩の上辺りにうすらぼんやりとゴブリンクイーンが浮いている。干渉出来ない、というのは殺せないという意味なのか、と理解する。
(君と契約するのに、彼女が邪魔をしそうな雰囲気だったからね。)
(そ、そうかい。そんなにあたいと契約したかったのかい? う、嬉しいねえ。あの宿六ときたら、人間っぽすぎてヤる気になれないとか言って指一本触れて来なかったからね。実体化させてくれたらたっぷりご奉仕するから、期待しておくれよ。)
(あ、いや、バーニィと先にたっぷりしないと、流石に嫁だからな。)
(ああその子が嫁かい。…あたいは気にしないよ、あの宿六を倒せる男なら、妾でも充分さね。それに、いい男だし。)
いきなりデレたゴブリンクイーンに少し困惑しながらも、エロが好きなジジイとしては全く問題ない展開に内心ニンマリとする。…バーニィが納得すればだけどね?
チュッチュしながらもここじゃあダメだから、と誤魔化して僕はバーニィと残りの部屋を探索する。ゴブリンクイーンの指図で寝床に隠してあった私物や財産の類を回収しつつ、王冠を敢えて頭にかぶることで他の部屋にいたゴブリンマザー達との戦闘を避ける。ゴブリンマザー達は基本的にゴブリン達の母として大量に子供を産むのが仕事だから、残しておくとゴブリンをバンバン生み出してしまうらしいのだけれど、今の状況としてはオスのゴブリンが居ないという事でゴブリンは増えないらしい。全滅させてしまえばこのレイドの仕組みも無くなってしまうかも知れないね、と彼女達は放置していく事にする。
視界の端に表示しているMPを見ると、ほぼ全回復になっているのが見えて少し安心感を覚えつつ、僕らは洞窟を通り抜けた。大量にゴブリン達を屠ったとはいえ、戦闘時間自体はかなり短かったからまだ日が沈むまでには時間があるようだ。
「一回ゲルトさんの所へ帰ろう。殲滅した事を報告しておかなきゃね。」
「いえすっ。…でもそれが終わったら家に直行しようっ?」
「お、おう。」
腕を絡めておっぱいを押し付けてくるバーニィに少しどぎまぎしながら、やっぱりお預けっぽくなっているのが悪いのかとかつらつらと考える。ゴブリンクイーンがあたいもくっつきたいとか言っているけれど、それはちょっと置いておく事にする。まずはバーニィを満足させるのが最優先事項だからね。
僕らが農園のゲルトさんの所へと帰ると、彼はちょうど農作業をしているところだった。作物の根元に藁を敷いたりしている様子に、農園風のオブジェクトじゃなくて農業自体も実装されているのかと僕は驚いた。
「ゲルトさん、ゴブリンの巣穴でたんまり殲滅して来ましたよ。」
「…巣穴があったんですか!?」
「ええ、かなりの数のゴブリンが居ましたが、上位種も含めて殆ど倒してきましたのでご安心ください。…これ、一応ゴブリンキングの身に付けていた王冠です。」
王冠を目にしたゲルトさんはポカーンとしてしまっていたけれど、暫くして再起動すると僕らにペコペコと頭を下げてきた。
「そ、そんな大事だったんですか。すいません。キングがいたとなればもっと上の階級の冒険者に出すべき依頼でした。書付を付けておきますから、ギルドでの報告時に一緒に提出してください。」
「わかりました。それでは完了ということで、僕らは失礼しますね。」
「お疲れ様でした。」
ゲルトさんからはお土産として、カボチャなどの野菜を持たされた。ギルドの方で色々と便宜は図ってくれるそうなのだけれど、個人的なお礼という事だったので僕らはありがたくいただく事にして、手を振り振り農園を後にした。
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