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16話 洞窟とゴブリン
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「洞窟の中、やっぱり暗いねっ。」
「奥からゲギャゲギャ聞こえるからなぁ。明かりの魔法を奥に投げ込んでみる?」
「後ろを走って来たから気付かれてはいると思うからねっ。遠慮なく投げこもうかっ。」
「よーし、僕頑張っちゃうぞー。」
僕は魔法の多重起動の練習も込めて、明かりの魔法を三個ほど一番遠くへと飛ばしてみる。一応攻撃魔法ではないから動かないかも知れないとか思ったものの、そんな事はなく光球はへろへろと奥へと向かっていく。光球が奥に飛んでいくに従って洞窟の様子が明らかになってくるけれど、どうやら奥の方は結構広い広間になっていて、かなり多くのゴブリンが犇いている様子が見える。…ヤバイだろうか。というか、クエストジャーナルでは三匹で達成になってたはずだから、僕らがやり過ぎたんだろうね、これ。
奥からは驚いたのだろうか、ゴブリン達の騒ぐ声が聞こえて来たかと思うと、こちら目掛けてゴブリン達が走ってくる様子が見えた。流石に僕らがいるところはバーニィが剣を振り回すスペースを考えれば一人しか入れないような広さだから、ゴブリンも押し寄せても前面に立てるのは三匹か四匹程度なんだけれど、奥から十や二十どころじゃない数のゴブリンが来ていて既に石を投げたりしてきている。
「あたっ、ココット、これまずいよねっ!?」
「ゴブリンだけなら何とかなってもシャーマンとかそれ以上がいたらマズイ。」
バーニィが必死で壁役をこなしている間に僕は火魔法のアロー系の魔法を多重起動する。一、二、三、四、五、六…。ええい、ターゲッティングが大変だわ。
『火よ、矢となりて敵を撃ちぬけ。ファイアアロー!』
火の矢はターゲットした対象に向かってかなりの速度で飛んでいく。一応グループやレイドを組んでいるメンバーに対してはフレンドリーファイヤが発生しないと言われているけれど、位置取りの問題上ちょっとドキドキする。
結果としてはバーニィを避けて矢が飛んでいき、見事に敵にヒットしてくれた。前面に立っている相手を倒すとバーニィが混乱するかもしれない、とその後ろでうぞうぞしていた奴らをねらったのだけれど、ダメージ量的にファイアアロー一発で間に合った様子で、ヒットした十体のゴブリン達は光の粒になって消えていく。…のだけれど、それで空いたスペースには奥からどんどんゴブリンが押し寄せてくる。バーニィも既に何体か倒しているのだけれど、まるで無限に湧いてくるかのような感じがして来てしまう。
『火よ、矢となりて敵を撃ちぬけ。ファイアアロー!』
『光よ、かの者を癒せ。ライトヒーリング!』
視界の左側に僕のと一緒に並ぶバーニィのHPは、投石とゴブリンからの攻撃を受けて二割ほど減っていた。ライトヒーリングがどれくらい回復するものなのかも分からないままギリギリまで粘るなんてのは怖すぎる。
「んぅっ、サンキュー、ココットっ!」
「よし、全快だな。」
バーニィのHPは確か三百程。二割を全快するって事は最低でも六十は回復できるって事だ。一応スキルに威力拡大があるから、素の状態でいくつ回復出来るかは魔法の詳細を見なければ分からないけれど、今そんな事をしてる時間の余裕はないからね。僕は火魔法のスキルが上がり、リスト上で覚えた事に気がついた範囲魔法を活用する事にする。
『火よ、火球となりて炎を撒き散らせ。ファイヤボール。』
これなら何匹もやれるだろう、と飛び飛びにまた十個ほど飛ばす。ただ、この先の事を考えればMPの消費がキツイかもしれない。これまでの乱発で二千四百ちょっとあるMPが既に二千程度まで減って来ているし。魔力消費軽減(中)があってこれだからなぁ。レベルが三十近くまで上がっていてINTにかなりつぎ込んでいてこれだから、もっと低いレベルでこの状況に巻き込まれていたら正直保たないと思う。
背後に巻き上がった爆発に意識を取られたゴブリン達をこれ幸いとバーニィが打ち倒す。
「ほひーっ、助かるっ。」
前面に立っていたゴブリン達を一度倒しきり、槍の間を取り戻したバーニィのところへ一回り大きなゴブリン達…ホブゴブリンだろうか、が迫って来る。これまでに既に五十匹は倒している様な気もするのだけれど、変わったのは敵のサイズが変わってあまり数がこちらに来れなくなった事くらいだろうか。バーニィの前には二匹のホブゴブリンが並ぶ。
バーニィもレベルでは十を超えてきてるはずだけれど、これまで戦闘の機会が少なかったからゴブリン相手はともかくランクが上がって来ると厳しいのだろう、手傷を負ってしまう状況が増えて来ている。
「なんかスクリプトでも働いてるのかなっ、これどこまで続くんだろっ。」
「ゴブリン類はあとはシャーマンとかナイト、ジェネラルにキングだっけか? 出来るだけ減らすから頑張ろう。」
『火よ、火球となりて炎を撒き散らせ。ファイヤボール。』
『光よ、かの者を癒せ。ライトヒーリング!』
威力拡大が効いてるんだろうか、ファイヤボール十発の並行起動で奥のホブゴブリンが全て吹き飛ぶ。その奥からまた小振りなゴブリン達と、鎧を着て剣を持ったゴブリン達が雪崩れ込んで来る。これまでよりは数が全然少ないということもあって、効果範囲を重ねたファイヤボールで何とかなるかもしれないとバンバン飛ばす。
『火よ、火球となりて炎を撒き散らせ。ファイヤボール。』
ファイヤボールと入れ替わりで飛んできたファイアアローがバーニィと僕に何本か突き刺さる。ぎゅーっと減ったHPバーを何とか回復するべくバーニィに回復魔法を多重起動して叩き込み、一息つく。
『光よ、かの者を癒せ。ライトヒーリング!』
「MPは半分切ってあとは千二百くらい。ファイヤボール三十発と回復魔法を五発くらいかな。」
「おーらいっ。」
バーニィが残っていたホブゴブリンと、傷付きながらも生き残っていたゴブリンナイトを片付けた頃、一際体の大きな、盛り上がった筋肉を誇っている恐らくゴブリンジェネラルであろう個体が二体、ゆっくりと向かって来る。しっかりとした鎧を身につけているその姿はぱっと見だと本当にゴブリン?と言わんばかりで、普通のゴブリンの様な貧相で猥雑な感じが綺麗さっぱり無く、耳の大きな小柄の筋肉ダルマな人と言われてもそこまで違和感がないレベルだったりする。
==========
ゴブリンジェネラル
あなたをいつでも攻撃する準備は出来ている。
彼はあなたと同じくらい強い。
==========
「僕から見て同格っぽいかなぁ。でもまぁ、僕とバーニィだし? 通路には一匹しか出れないからイケるかな。」
「そう、願いたい、ねっ。」
息が上がってきているバーニィに更にライトヒーリングを飛ばし、切れているバフを掛け直す。ついでに後ろから抱き締めてバーニィ分を自分に補給する。
戦闘の切れ目扱いだろうか、バーニィ分だけでなくてHPやMPももりもりと回復が始まる。
「わおっ。…もうちょっと他のモンスターとかがいないところでして欲しかったなっ!?」
「そりゃすまないこった。でもバーニィ分を補給しとかないとおじさんやる気が出なくてねえ。」
「エヘヘッ。」
「っと、そろそろ出番だねバーニィ。」
「おーらいっ。サポートよろしくっ。」
まずは俺の番だ、と言わんばかりにナックルを装備した片方のジェネラルがバーニィの前に進み出る。ゴブリンジェネラルはTA時代は魔法の使えない戦士タイプのモンスターだったから、恐らく前面に出ている方しか戦わないはず。とはいえ、僕らとしてはそれを甘んじて受けてやる訳にはいかないわけで。僕と同格という事なら、レベル的にバーニィにとってはだいぶ格上という事になる。一人で戦うならちょっと厳しいよね。
「奥からゲギャゲギャ聞こえるからなぁ。明かりの魔法を奥に投げ込んでみる?」
「後ろを走って来たから気付かれてはいると思うからねっ。遠慮なく投げこもうかっ。」
「よーし、僕頑張っちゃうぞー。」
僕は魔法の多重起動の練習も込めて、明かりの魔法を三個ほど一番遠くへと飛ばしてみる。一応攻撃魔法ではないから動かないかも知れないとか思ったものの、そんな事はなく光球はへろへろと奥へと向かっていく。光球が奥に飛んでいくに従って洞窟の様子が明らかになってくるけれど、どうやら奥の方は結構広い広間になっていて、かなり多くのゴブリンが犇いている様子が見える。…ヤバイだろうか。というか、クエストジャーナルでは三匹で達成になってたはずだから、僕らがやり過ぎたんだろうね、これ。
奥からは驚いたのだろうか、ゴブリン達の騒ぐ声が聞こえて来たかと思うと、こちら目掛けてゴブリン達が走ってくる様子が見えた。流石に僕らがいるところはバーニィが剣を振り回すスペースを考えれば一人しか入れないような広さだから、ゴブリンも押し寄せても前面に立てるのは三匹か四匹程度なんだけれど、奥から十や二十どころじゃない数のゴブリンが来ていて既に石を投げたりしてきている。
「あたっ、ココット、これまずいよねっ!?」
「ゴブリンだけなら何とかなってもシャーマンとかそれ以上がいたらマズイ。」
バーニィが必死で壁役をこなしている間に僕は火魔法のアロー系の魔法を多重起動する。一、二、三、四、五、六…。ええい、ターゲッティングが大変だわ。
『火よ、矢となりて敵を撃ちぬけ。ファイアアロー!』
火の矢はターゲットした対象に向かってかなりの速度で飛んでいく。一応グループやレイドを組んでいるメンバーに対してはフレンドリーファイヤが発生しないと言われているけれど、位置取りの問題上ちょっとドキドキする。
結果としてはバーニィを避けて矢が飛んでいき、見事に敵にヒットしてくれた。前面に立っている相手を倒すとバーニィが混乱するかもしれない、とその後ろでうぞうぞしていた奴らをねらったのだけれど、ダメージ量的にファイアアロー一発で間に合った様子で、ヒットした十体のゴブリン達は光の粒になって消えていく。…のだけれど、それで空いたスペースには奥からどんどんゴブリンが押し寄せてくる。バーニィも既に何体か倒しているのだけれど、まるで無限に湧いてくるかのような感じがして来てしまう。
『火よ、矢となりて敵を撃ちぬけ。ファイアアロー!』
『光よ、かの者を癒せ。ライトヒーリング!』
視界の左側に僕のと一緒に並ぶバーニィのHPは、投石とゴブリンからの攻撃を受けて二割ほど減っていた。ライトヒーリングがどれくらい回復するものなのかも分からないままギリギリまで粘るなんてのは怖すぎる。
「んぅっ、サンキュー、ココットっ!」
「よし、全快だな。」
バーニィのHPは確か三百程。二割を全快するって事は最低でも六十は回復できるって事だ。一応スキルに威力拡大があるから、素の状態でいくつ回復出来るかは魔法の詳細を見なければ分からないけれど、今そんな事をしてる時間の余裕はないからね。僕は火魔法のスキルが上がり、リスト上で覚えた事に気がついた範囲魔法を活用する事にする。
『火よ、火球となりて炎を撒き散らせ。ファイヤボール。』
これなら何匹もやれるだろう、と飛び飛びにまた十個ほど飛ばす。ただ、この先の事を考えればMPの消費がキツイかもしれない。これまでの乱発で二千四百ちょっとあるMPが既に二千程度まで減って来ているし。魔力消費軽減(中)があってこれだからなぁ。レベルが三十近くまで上がっていてINTにかなりつぎ込んでいてこれだから、もっと低いレベルでこの状況に巻き込まれていたら正直保たないと思う。
背後に巻き上がった爆発に意識を取られたゴブリン達をこれ幸いとバーニィが打ち倒す。
「ほひーっ、助かるっ。」
前面に立っていたゴブリン達を一度倒しきり、槍の間を取り戻したバーニィのところへ一回り大きなゴブリン達…ホブゴブリンだろうか、が迫って来る。これまでに既に五十匹は倒している様な気もするのだけれど、変わったのは敵のサイズが変わってあまり数がこちらに来れなくなった事くらいだろうか。バーニィの前には二匹のホブゴブリンが並ぶ。
バーニィもレベルでは十を超えてきてるはずだけれど、これまで戦闘の機会が少なかったからゴブリン相手はともかくランクが上がって来ると厳しいのだろう、手傷を負ってしまう状況が増えて来ている。
「なんかスクリプトでも働いてるのかなっ、これどこまで続くんだろっ。」
「ゴブリン類はあとはシャーマンとかナイト、ジェネラルにキングだっけか? 出来るだけ減らすから頑張ろう。」
『火よ、火球となりて炎を撒き散らせ。ファイヤボール。』
『光よ、かの者を癒せ。ライトヒーリング!』
威力拡大が効いてるんだろうか、ファイヤボール十発の並行起動で奥のホブゴブリンが全て吹き飛ぶ。その奥からまた小振りなゴブリン達と、鎧を着て剣を持ったゴブリン達が雪崩れ込んで来る。これまでよりは数が全然少ないということもあって、効果範囲を重ねたファイヤボールで何とかなるかもしれないとバンバン飛ばす。
『火よ、火球となりて炎を撒き散らせ。ファイヤボール。』
ファイヤボールと入れ替わりで飛んできたファイアアローがバーニィと僕に何本か突き刺さる。ぎゅーっと減ったHPバーを何とか回復するべくバーニィに回復魔法を多重起動して叩き込み、一息つく。
『光よ、かの者を癒せ。ライトヒーリング!』
「MPは半分切ってあとは千二百くらい。ファイヤボール三十発と回復魔法を五発くらいかな。」
「おーらいっ。」
バーニィが残っていたホブゴブリンと、傷付きながらも生き残っていたゴブリンナイトを片付けた頃、一際体の大きな、盛り上がった筋肉を誇っている恐らくゴブリンジェネラルであろう個体が二体、ゆっくりと向かって来る。しっかりとした鎧を身につけているその姿はぱっと見だと本当にゴブリン?と言わんばかりで、普通のゴブリンの様な貧相で猥雑な感じが綺麗さっぱり無く、耳の大きな小柄の筋肉ダルマな人と言われてもそこまで違和感がないレベルだったりする。
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ゴブリンジェネラル
あなたをいつでも攻撃する準備は出来ている。
彼はあなたと同じくらい強い。
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「僕から見て同格っぽいかなぁ。でもまぁ、僕とバーニィだし? 通路には一匹しか出れないからイケるかな。」
「そう、願いたい、ねっ。」
息が上がってきているバーニィに更にライトヒーリングを飛ばし、切れているバフを掛け直す。ついでに後ろから抱き締めてバーニィ分を自分に補給する。
戦闘の切れ目扱いだろうか、バーニィ分だけでなくてHPやMPももりもりと回復が始まる。
「わおっ。…もうちょっと他のモンスターとかがいないところでして欲しかったなっ!?」
「そりゃすまないこった。でもバーニィ分を補給しとかないとおじさんやる気が出なくてねえ。」
「エヘヘッ。」
「っと、そろそろ出番だねバーニィ。」
「おーらいっ。サポートよろしくっ。」
まずは俺の番だ、と言わんばかりにナックルを装備した片方のジェネラルがバーニィの前に進み出る。ゴブリンジェネラルはTA時代は魔法の使えない戦士タイプのモンスターだったから、恐らく前面に出ている方しか戦わないはず。とはいえ、僕らとしてはそれを甘んじて受けてやる訳にはいかないわけで。僕と同格という事なら、レベル的にバーニィにとってはだいぶ格上という事になる。一人で戦うならちょっと厳しいよね。
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