私公爵令嬢としてこの世界を楽しみます！

３章

魔王と話 ２

「さらに、魔力の段階で平均寿命が異なる。魔力がSは寿命百五十歳から二百歳まで。人間の中では一番長い。Aは寿命百歳から百五十歳まで。Bは百歳ぐらいまで。Cは八十歳ぐらいまで。Dは七十歳ぐらいまでだ。ちなみに、この場にいるほとんどがSだ。」

「その、SとかAとかはなんだ？」

「あー、検査した時に魔力量一覧があっただろう？」

「あー、あったな。」

「それだ。」

「そうなのか!?」
国王はさっきから驚いているばかりである。

「そうだ。」

「で、では前の人達はそこまで長生きしていなかったのだ？」

「それはあれだろう。環境が悪かったのだろう。」

「ああ、そうだな。我らぐらいから治安を良くしたり頑張ってきたしな…。魔王陛下、教えて下さりありがとう。すぐ様国民に伝えよう。本当にありがとう。国を代表して言わせてもらう。」

「ああ、どういたしまして。その代わりと言ってはなんだがたまに遊ぶびに来ても良いか？」

「おお！歓迎するぞ。」

「ありがとな。」
ニカッと効果音がつきそうなほど笑顔で笑った。



その次の日に、国王が国民の前でこの話を話した。
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