私公爵令嬢としてこの世界を楽しみます！

３章

はっ？

そして王妃様お母様と移動している時にいくつかの気配がした。そして、それをいち早く気づいた私は戦う姿勢になった。なにがなんでもこの国の国母となる王妃様は守ると心に誓った。

そう誓った瞬間に全身真っ黒の男性▪▪▪▪▪▪▪▪が現れた。全身真っ黒の男性と言えば皆さん覚えているでしょうか？男爵令嬢を捕まえてベリンダ=ララ=アンバーを寄越せと言ってきた奴を。私はどう考えてもそれが関係あるとしか思えない。

はっと思い、「王妃様、私の後ろにいてください。」さすがに、お母様と言えとは今の状態では言えないなぁと全く関係ないけど思っていた。

「わかったわ」

「結界私と私の守りたい者を囲め。」

「土よ。盛り上がれ壁を作れ」

「炎よ。相手の周りを炎で囲め。」

「水よ。青龍となり上から見て。」

「ちっ、手荒なことはするな。ベリンダ=ララ=アンバーを捕まえることだけ優先しろ！他はどうでも良い！」
一人の全身真っ黒な男性が言った。

狙いは私か…。と思った。

こっそり捕まって相手が何を考えたいるのか暴き出すのも一つの手では…？と思った。

王妃様に念で伝えた。渋っていたけど念ができるから良いでしょう？と聞いたら「無理はしてはいけません。無理だと思ったら逃げなさい。」といわれ、「はい！」と答えた。

そしてわざとドジをした──

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