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2章

美術部体験3

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「「さぁ、さぁ、お入りくださいませぇぇぇぇ!」」

「「は、はい。」」
私は、この時点でなにか微妙にずれていると思った。

入ったとたんに
「あらー?まあまあ、あの有名人ちゃんたちじゃなおのぉ!」
っと、男性なのに女性のかっこをしているオカマ人が言った。しかも、女性言葉で。

そのつぎには
「ああ、そうだなぁハニー」
っと、女性なのに男性のかっこをして男性言葉をしている人が言った。

そして、
「あんら、かわいい子じゃないのぉー?」
クルっと回って
「かわいいなぁ一年は。」
っと半分女性半分男性のかっこをしてふたやく演じて言ってる人がいた。

さらに、
「なんだぁ、こいつらは。あぁ゛新入生かぁ」
っと、ヤンキーみたいな人が言った。

そして、さらに、
 ヵ    イかわいい  イ  ル?飴いる?
っと、何を言ってるか分からない人がいた。


私たちは思った。
『『まともな人がいなーい!この部活入って大丈夫なのかー?』』
っとね。

まぁ、誰だって思うと思うわ。美術部全員・・が真面目じゃないんだよ?全員・・。大事だからもう一度言った。

だから、目線で話をしてみた。もちろん、チェリーと
「(この部活入りたい?)」

「(えっ?嫌ですよ!リンは?)」

「(申し訳ないけど私も嫌だわ。)」

「(じゃあ、どうやって出る?)」

「(うーん、一通り見たら早く次の部活に行きましょう。自然によ。自然に)」

「(うん!分かったわ。)」

「(じゃあ、作戦開始)」

「どのような、作品を書いているのか見てもいいですか?」

「「はいはーい!もちろんですよぉぉぉ」」

「それみたら、他にも回らなければならないところがあるので……。」

「「わっかりましたわぁぁぁ」」

いろいろ、話してくれたけど相槌だけをして早く終わらせた。

「「では、では、行ってらっしゃいませぇぇぇ」」

「「ありがとう。」」

っといい速やかに出た。




「やっと終わったわね。チェリー」

「ええ、そうね、なんだか最初から疲れたわ。」

「ええ、気を取り直して次に行きましょう!」

「そうね!」

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