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第1章

警備隊と話中〜

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「まず、いちから話します」
ざわざわざわざわ
「こいつが殺されたくなかったら持ってる金を全部出せ!」
「早くしろ。殺すぞ。」
「うぅぅぅいやだぁ死にたくないよぉたすけてぇ」
「ノエル!!!」
「おかぁさぁん!たすけてぇ」
「クロエとドロシーは他の周りの人をそっと遠くに移動させて今すぐ」
「「はい。分かりました。ミシェル様。」」

「カルロスは他の護衛いるでしょう?近くに」
「ッッ…!よく気づきましたね。いますよ。」
「呼んでくれる?」
「はい。ユーリア、ユーキス、ユースケ」
「「「はい。」」」
「あなた達は子供を捕まえてる人を背後から捕まえなさい。そして、動かないように。子供は私が助けるわ。後、私が右手を上げた瞬間に子供を捕まえてる人を捕まえなさい。もし、子供を捕まえてる人が何かを犯したら、精霊に頼んで援護してもらえるように、頼みなさい。私もするわ。では、開始。」
「「「「はいっ!」」」」

「クロエ、ドロシー人を離せれましたか?」
「「はい!大丈夫です。」」
「分かったわ。(右手を上げる)」

「いい加減にしろ。」
「ユーリア、ユーキス、右の人を。俺とユースケは左の人を抑える。」
「「「はっ!」」」
「「な、何だ!!」」
「おいで。(グイッ)」
「うわぁぁぁぁん怖かったよぉお姉ちゃん!」
「この子の親は?」
「はい!ノエルッッ!ありがとうございます!」
「いえ、後にいなさい。」
「はい!」

「ミシェル様捕まえました。」
「ありがとう。そのまま捕まえておきなさい。クロエとドロシーは警備隊連れてきて。」
「「はい。」」 
「何をする!ふざけんな。(風の精霊風を起こせ)」
ビュオオオオオオオオ
「ソイル(土の精霊)アイレ(風の精霊)アイレみんなを守って、ソイル風を拒否して」 
『『分かった』』
ゴォォォォォォ
「あら?こちらのセリフですけど、あなた達は子供を人質にとって何をしてるのかしら?」
「あ?!金を取るために決まってんだろうが」 
「だからって、子供を人質にする必要があるわけ?今日はこの日を待って楽しみにしていた人や一生懸命に準備してくれた人がいるのよ?!台無しにしないで」
「「ミシェル様~警備隊連れてきました!」」
「分かったわ。ありがとう。警備隊さん達この二人を捕まえてください。」
「「「「はっ。ありがとうございます!」」」」
「ふざけんなぁ!!」
「俺達は正しい事をしたんだぁぁぁぁぁ」
「何が正しい事をしたというんだ。悪いことしてるに決まってんでしょう。」

「ええ。では、皆様大丈夫でしたか?」
ありがとうございます!
助けていただいて。
助かりました!
はい!
「そうでしたか。良かったです。今年の精霊祭りはこのような結果になってしまいましたが、来年も楽しみましょう。では、ごきげんよう。」
はい!
ありがとうございました!
「では、行きましょう。」
「「はい。」」

「っていう感じでした。」


「凄いな…」
「さすが、俺の娘だ」
「へへへ」

「話すことも終わりましたので帰ります」
「ああ分かった」
「カルロスまた会いましょう」
「ああ」
「えぇ~もう帰るの?」
「はい。」
「うぅ…今から私は、地獄に行くのにカルロスは私を置いてくの?ひどいよぉ」
「地獄って…ミシェルはそんなに嫌だったのか?」
「お父様っ!当たり前です!いきなり国王に会えっていうんですから!私は、警備隊の方達と話して帰る予定でしたのに!お父様のせいで計画が台無しになったんですよ!」
「あ、ああ。済まない」
「ミシェル様…帰ったらたくさん遊びましょう。」
「えぇ~カルロス達も一緒だったら国王に会いに行く」
「しかしだな、ミシェル。明日は習い事を休みにするからそれでは駄目かい?」
「嫌です」
「う…」
「はぁ、ミシェルお嬢」
「なに」
「今回だけは旦那様をお許ししてあげたらいかがですか?」
「なんで」
「借りを今作っとけば何かあったときに脅しできるでしょう?」
「(キラッ)ふふっ!そうだね!じゃあ、行く!帰ったら遊ぼうね!皆」
「はい!ミシェル様!頑張ってくださいませ」
「お気をつけて!遊ぶ準備をしておきますわ」
「「「私達も、準備しておきます」」」
「うん!ありがとう!頑張るよー」
「「「「「「はい!」」」」」」
「なんか、まとまったか?でも、はぁまぁいいか、可愛い娘のためだしな。ボソボソ」
「じゃあ、行きましょう!お父様!早く終わらせますよ!」
「分かった。無駄に元気になってしまったがこれでいいのだろうか?」
「じゃあ、また後でね!」
「「「「「「お気をつけて」」」」」」
「はーい!では、失礼しました!団長さん!副隊長さん!」
「はい。」
「お気をつけて」
「はーい」


ガチャ


「じゃあ、ミシェル。入ろうか」
「はーい早く終わらせましょうね!お父様!早く終わらなかったら、先に帰りますので!」
「分かった。何分ぐらいだ?」
「うーん。多めに見て、三十分で終わらなかったら、不敬だとしても先に帰ります!」
「分かった。」
「うん!」

「陛下、アルベルト大公爵ディスク=ナダ=アルベルトと娘のミシェルです。」
「入れ」
「はい。」
「はい!」
ガチャ
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