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「あっ、待って……!」
甘い刺激が走り、俺は慌てて優真の手を掴んで止める。
こんなの耐えられなくて、さっきみたいな声がまた出てしまいそうだ。
幸い隣は俺の部屋だから良いけれど、その他の部屋に聞こえないとは限らない。
俺は片手で優真の手を掴んだまま、もう片方の手で自分の口を覆った。
しかし、優真は余裕の笑みを浮かべ、クルリと手を反転させて俺の手を掴んだ。
「だめだよ、押さえちゃ。出来れば口も、塞がないで欲しいんだけど?」
「んんっ……!」
口元を隠したまま首を横に振ると、優真はヤレヤレと、もう片方の俺の手も口元へ運んだ。
「じゃ、口だけは塞いでていいよ。声を我慢してる陽斗も、見てみたいし」
「……!」
ベッドがギシリと軋む。
俺は口を塞いだまま、心臓をドキドキと高鳴らせ、僅かに肩を震わせる。
そして――
「……っ」
今まで感じたことの無いような感覚が全身を貫き、息を飲む。
(あ、あ……)
素肌の上を、優真の綺麗な指先が滑っていく。
俺は声を我慢しながらも、身体の正直な反応に顔を赤く染め上げた。
「ん、んんっ……」
焦らされ、もどかしさに震える。
部屋は暗く、優真の姿がよく見えないのだけれど、それがまた、いやらしさを演出している気がして胸の鼓動が速くなっていく。
「は、は……っ」
しばらくすると、押さえ込んでいる口元から息が漏れ始め、期待の波が押し寄せてきた。
そして……次の瞬間。
「んっ……!」
俺はとうとう、つま先を突っ張らせて口元から手を離した。
「あ、優真……っ」
「ん……かわい」
目に涙を滲ませ、俺は優真の首元に、必死にしがみついたのだった。
甘い刺激が走り、俺は慌てて優真の手を掴んで止める。
こんなの耐えられなくて、さっきみたいな声がまた出てしまいそうだ。
幸い隣は俺の部屋だから良いけれど、その他の部屋に聞こえないとは限らない。
俺は片手で優真の手を掴んだまま、もう片方の手で自分の口を覆った。
しかし、優真は余裕の笑みを浮かべ、クルリと手を反転させて俺の手を掴んだ。
「だめだよ、押さえちゃ。出来れば口も、塞がないで欲しいんだけど?」
「んんっ……!」
口元を隠したまま首を横に振ると、優真はヤレヤレと、もう片方の俺の手も口元へ運んだ。
「じゃ、口だけは塞いでていいよ。声を我慢してる陽斗も、見てみたいし」
「……!」
ベッドがギシリと軋む。
俺は口を塞いだまま、心臓をドキドキと高鳴らせ、僅かに肩を震わせる。
そして――
「……っ」
今まで感じたことの無いような感覚が全身を貫き、息を飲む。
(あ、あ……)
素肌の上を、優真の綺麗な指先が滑っていく。
俺は声を我慢しながらも、身体の正直な反応に顔を赤く染め上げた。
「ん、んんっ……」
焦らされ、もどかしさに震える。
部屋は暗く、優真の姿がよく見えないのだけれど、それがまた、いやらしさを演出している気がして胸の鼓動が速くなっていく。
「は、は……っ」
しばらくすると、押さえ込んでいる口元から息が漏れ始め、期待の波が押し寄せてきた。
そして……次の瞬間。
「んっ……!」
俺はとうとう、つま先を突っ張らせて口元から手を離した。
「あ、優真……っ」
「ん……かわい」
目に涙を滲ませ、俺は優真の首元に、必死にしがみついたのだった。
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