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弥生「新しい住人、いや住犬がやって来たと聞いたので邪魔するぞ」
紫呉「お! そのちっこいのか!」
優「可愛い子だね。それに紫呉の言う通りちっちゃい!」
弥生「おお、この子か。なんとも見事な牛柄だな。名前はモーちゃんか?」
由弦「いえモーちゃんじゃなくてサクラちゃんです」
紫呉「サクラちゃん!」
弥生「ちょっと抱かせてくれ。ふむ、軽いな。こんなに軽くてはいかんぞサクラ。いっぱい食べねば。なぁサクラ、これから忙しくなるぞ? いっぱい食べて、いっぱい寝て、いっぱい遊んで、これからは幸せになるために大忙しだ。覚悟しておいた方が良いぞ? 皆がお前を抱きしめたがる。皆がお前を撫でたがる。皆がお前と遊びたがる。皆がお前を可愛いと褒めたがる。皆がお前を幸せにしたがる。愛したがる。不幸になる暇なんてこれっぽっちも無いな。何はともあれ、良く帰って来たな。お帰り、サクラ」
優「おーい弥生。皆泣いちゃってるよ。なんでか紫呉も泣いちゃってるよ。どうすんのこれ」
弥生「なんだ、お前たち最近涙腺崩壊しすぎじゃないか?」
「「「だ。だっでぇ……」」」
優「あはは、これはサクラもこれから大変だね」
紫呉「お! そのちっこいのか!」
優「可愛い子だね。それに紫呉の言う通りちっちゃい!」
弥生「おお、この子か。なんとも見事な牛柄だな。名前はモーちゃんか?」
由弦「いえモーちゃんじゃなくてサクラちゃんです」
紫呉「サクラちゃん!」
弥生「ちょっと抱かせてくれ。ふむ、軽いな。こんなに軽くてはいかんぞサクラ。いっぱい食べねば。なぁサクラ、これから忙しくなるぞ? いっぱい食べて、いっぱい寝て、いっぱい遊んで、これからは幸せになるために大忙しだ。覚悟しておいた方が良いぞ? 皆がお前を抱きしめたがる。皆がお前を撫でたがる。皆がお前と遊びたがる。皆がお前を可愛いと褒めたがる。皆がお前を幸せにしたがる。愛したがる。不幸になる暇なんてこれっぽっちも無いな。何はともあれ、良く帰って来たな。お帰り、サクラ」
優「おーい弥生。皆泣いちゃってるよ。なんでか紫呉も泣いちゃってるよ。どうすんのこれ」
弥生「なんだ、お前たち最近涙腺崩壊しすぎじゃないか?」
「「「だ。だっでぇ……」」」
優「あはは、これはサクラもこれから大変だね」
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