47 / 79
別荘編
47-夜明け※
しおりを挟む
ーノールsideー
ズっパァンッ!バチュッ!バチュッ!バチュッ!バチュンッ!!
「む゛ん゛ん゛ッ♡!んん゛ッ!ん~゛ッ♡♡!!」
「はっ…はっ…ルークさまッ!ルーク様…ッ」
前は俺がペニスでルークの口を塞ぎ、後ろはアーノルドが激しく攻め立てる。
「…フゥー…ッ…ルーク…口にいれられるのすきなの…?さっきからしまってしぼりとられそうっ…はぁッ…」
ルークのサファイアのような瞳からポロポロと雫が零れる。
嗚呼、やはり気持ちいいのだろうか。男二人に陵辱されて。片や婚約者には酷いことをされ、片や王子でもないただの騎士候補の俺に入れられて気持ちいいのか。
俺を欲情に濡れ、薬でグズグズになった瞳で見透かしたように下から見つめてくる。
こいつは本当に男か…?
否、男であるはずが無い。
これは悪魔だ。きっと俺を誑かすために現れた淫魔だ。そうではないとおかしい。
俺は男になど興味が無い。なかったはずなのに…!
熱に浮かされ始めた頭でとんだ不敬なことを考え始める。
もう限界が近いのだろう。
ガシッ
「ン゛ゴッッ…!!」
ルークの頭を掴み、最奥に自身を突き立てる。
苦しそうに紅潮した顔で俺を見上げてくる。
…なんて愛らしい…。
ガッガツガッ!
「ン゛グッ!オ゛グ…ッ♡!!ンんん゛~ッッ!!」
俺は夢中にルークの頭に激しく打ち付ける。そんな俺を腰を打ち付けていたアーノルドが冷たく見遣る。
「…ノール…外に出せよ。なかはダメ。
…中にだしたらおまえの首をきる」
唸るような声でアーノルドが俺に釘を刺す。
…この獣は本気だ。俺は知ってる。
昔アーノルドが大事にしていた文鳥を、逃してしまった侍女が居た。
アーノルドの大事なものを任されるくらい仲の良かった侍女。信頼されていた侍女。
翌日彼女はいなくなった。
まるで最初からいなかったかのように、なんの痕跡も無く屋敷から消えた。
「…っ…わかってるよ…」
おまえのそのイカレ具合は俺が一番よく知ってるよ。
ガツガツとルークに打付ける。下半身に熱が集まってくる。
でる…ッもうでる…ッ!
出そうになった俺はルークの口から自身を引き抜く。
その瞬間俺は射精し、ルークの顔にかかってしまう。快楽に喘ぎ恍惚としている顔に、美しい黒い髪に、俺の出したものがかかりとても扇情的だ。
まるで俺のものになったみたいだ。
そう思うと、この光景に思わず喉が鳴る。
ぱちゅん♡ぱちゅぱちゅばちゅッ♡
「ぁっ、ア゛ッ♡あぅ゛ッ…んッ♡」
いまだアーノルドから突かれているルークが俺の精液で濡れているペニスをまた口に含めようと舌を伸ばす。
「…チっ…」
パシィィンッ!
「ア゛ゥッッ♡!ぁ゛っ…!」
その行動がアーノルドの癪に触ったのだろう。強くルークの尻にビンタする。
ルークの小ぶりなペニスがプルンと揺れて、タラタラと精液を流している。
「…あっ…は…叩かれてかんじてんの…ぼくのるーくはいんらんだね……」
アーノルドがまたルークに後ろから覆いかぶさり、激しく犯す。
まるで俺の入る隙などないと牽制しているみたいだ。
自分で1回は許すなんて言ってやったら嫉妬か。子どもかよ。
…薬のせいか、それとも元々の素質か。
こいつはやっぱりバカ王子だ。
そんなバカに煽られてこんな茶番に乗っかる俺もバカだ。
俺はその様子に冷静になり、頭を冷やすために獣の巣を後にする。
部屋を出て光さす窓を見る。
夜を超え朝になりかけているのか、少し青を混ぜたような水色の空が拡がっていた。
その色にあの快楽に溺れた瞳を思い出しそうになる。
「…っ……」
俺はルークのあの瞳を思い出さないように、水を浴びにシャワーへと向かった。
ズっパァンッ!バチュッ!バチュッ!バチュッ!バチュンッ!!
「む゛ん゛ん゛ッ♡!んん゛ッ!ん~゛ッ♡♡!!」
「はっ…はっ…ルークさまッ!ルーク様…ッ」
前は俺がペニスでルークの口を塞ぎ、後ろはアーノルドが激しく攻め立てる。
「…フゥー…ッ…ルーク…口にいれられるのすきなの…?さっきからしまってしぼりとられそうっ…はぁッ…」
ルークのサファイアのような瞳からポロポロと雫が零れる。
嗚呼、やはり気持ちいいのだろうか。男二人に陵辱されて。片や婚約者には酷いことをされ、片や王子でもないただの騎士候補の俺に入れられて気持ちいいのか。
俺を欲情に濡れ、薬でグズグズになった瞳で見透かしたように下から見つめてくる。
こいつは本当に男か…?
否、男であるはずが無い。
これは悪魔だ。きっと俺を誑かすために現れた淫魔だ。そうではないとおかしい。
俺は男になど興味が無い。なかったはずなのに…!
熱に浮かされ始めた頭でとんだ不敬なことを考え始める。
もう限界が近いのだろう。
ガシッ
「ン゛ゴッッ…!!」
ルークの頭を掴み、最奥に自身を突き立てる。
苦しそうに紅潮した顔で俺を見上げてくる。
…なんて愛らしい…。
ガッガツガッ!
「ン゛グッ!オ゛グ…ッ♡!!ンんん゛~ッッ!!」
俺は夢中にルークの頭に激しく打ち付ける。そんな俺を腰を打ち付けていたアーノルドが冷たく見遣る。
「…ノール…外に出せよ。なかはダメ。
…中にだしたらおまえの首をきる」
唸るような声でアーノルドが俺に釘を刺す。
…この獣は本気だ。俺は知ってる。
昔アーノルドが大事にしていた文鳥を、逃してしまった侍女が居た。
アーノルドの大事なものを任されるくらい仲の良かった侍女。信頼されていた侍女。
翌日彼女はいなくなった。
まるで最初からいなかったかのように、なんの痕跡も無く屋敷から消えた。
「…っ…わかってるよ…」
おまえのそのイカレ具合は俺が一番よく知ってるよ。
ガツガツとルークに打付ける。下半身に熱が集まってくる。
でる…ッもうでる…ッ!
出そうになった俺はルークの口から自身を引き抜く。
その瞬間俺は射精し、ルークの顔にかかってしまう。快楽に喘ぎ恍惚としている顔に、美しい黒い髪に、俺の出したものがかかりとても扇情的だ。
まるで俺のものになったみたいだ。
そう思うと、この光景に思わず喉が鳴る。
ぱちゅん♡ぱちゅぱちゅばちゅッ♡
「ぁっ、ア゛ッ♡あぅ゛ッ…んッ♡」
いまだアーノルドから突かれているルークが俺の精液で濡れているペニスをまた口に含めようと舌を伸ばす。
「…チっ…」
パシィィンッ!
「ア゛ゥッッ♡!ぁ゛っ…!」
その行動がアーノルドの癪に触ったのだろう。強くルークの尻にビンタする。
ルークの小ぶりなペニスがプルンと揺れて、タラタラと精液を流している。
「…あっ…は…叩かれてかんじてんの…ぼくのるーくはいんらんだね……」
アーノルドがまたルークに後ろから覆いかぶさり、激しく犯す。
まるで俺の入る隙などないと牽制しているみたいだ。
自分で1回は許すなんて言ってやったら嫉妬か。子どもかよ。
…薬のせいか、それとも元々の素質か。
こいつはやっぱりバカ王子だ。
そんなバカに煽られてこんな茶番に乗っかる俺もバカだ。
俺はその様子に冷静になり、頭を冷やすために獣の巣を後にする。
部屋を出て光さす窓を見る。
夜を超え朝になりかけているのか、少し青を混ぜたような水色の空が拡がっていた。
その色にあの快楽に溺れた瞳を思い出しそうになる。
「…っ……」
俺はルークのあの瞳を思い出さないように、水を浴びにシャワーへと向かった。
81
お気に入りに追加
257
あなたにおすすめの小説
【完結・R18】夢で美女を好き勝手できる呪いにかかった王子は、婚約者に土下座する
花伊美咲
恋愛
「殿下! 大変です! 殿下は呪いにかかっています!」
「はあ? 呪い?」
ある日お抱えの魔術師にそう言われてしまった王子、アルバート。どんな呪いかと聞いてみれば、毎晩見ているエロい夢に取り込まれてしまうというもの。
毎晩、美女を相手に好き勝手していた王子は、婚約者がいるにも関わらずその夢の女に情が湧いていて、拒むことができない。
それどころか、夢はどんどんリアルになってきて……。
5話で終わります。設定ゆるゆるで、ほとんどの話にR18要素がありますので、★マークはついていません。
誰からも愛されない悪役令嬢に転生したので、自由気ままに生きていきたいと思います。
木山楽斗
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢であるエルファリナに転生した私は、彼女のその境遇に対して深い悲しみを覚えていた。
彼女は、家族からも婚約者からも愛されていない。それどころか、その存在を疎まれているのだ。
こんな環境なら歪んでも仕方ない。そう思う程に、彼女の境遇は悲惨だったのである。
だが、彼女のように歪んでしまえば、ゲームと同じように罪を暴かれて牢屋に行くだけだ。
そのため、私は心を強く持つしかなかった。悲惨な結末を迎えないためにも、どんなに不当な扱いをされても、耐え抜くしかなかったのである。
そんな私に、解放される日がやって来た。
それは、ゲームの始まりである魔法学園入学の日だ。
全寮制の学園には、歪な家族は存在しない。
私は、自由を得たのである。
その自由を謳歌しながら、私は思っていた。
悲惨な境遇から必ず抜け出し、自由気ままに生きるのだと。
出産予定日なのに生まれる気配全くなし!仕方ないのでお迎え棒をお願いします。
加藤ラスク
大衆娯楽
門脇美咲は初めての出産を控えていた。
しかし出産予定日近くになっても、一向に生まれる気配はない。
運動したりあらゆることを試してみるが効果はなく。
そんな時、先輩ママである友人から「お迎え棒(=中だしXXX)」を教えてもらい……
------------
作中では妊婦と致しているシーンがございます。
お迎え棒の効果は保証できかねます。
実際の出産に関しては医師の指示に従うようにお願いいたします。
頭からっぽにしてお読みください。
今さら、私に構わないでください
ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。
彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。
愛し合う二人の前では私は悪役。
幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。
しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……?
タイトル変更しました。
海賊団に攫われた貧民〖イラストあり〗
亜依流.@.@
BL
襲撃事件で故郷を亡くしたシオンは、行方不明の親友・ジルと交わした約束を胸に、新しい地で忙しなく働く毎日を送っていた。
ある日の深夜。一日の重労働で倒れ込むように眠りについた彼は、騒がしい外の様子に目を覚ます。
窓を開けると、目の前には瞳をランランと光らせ、返り血を浴びた男が·····───シオンが次に目を覚ましたのは海賊船の中だった。船のメンバーはシオンをエルと呼び、幻の財宝を見つける為の鍵だと言う。生死を迫られ、シオンは男たちと行動を共にすることとなるが·····。
──注意──
本編には暴力的な性描写が多く含まれます。
【R18】溺愛される公爵令嬢は鈍すぎて王子の腹黒に気づかない
かぐや
恋愛
公爵令嬢シャルロットは、まだデビューしていないにも関わらず社交界で噂になる程美しいと評判の娘であった。それは子供の頃からで、本人にはその自覚は全く無いうえ、純真過ぎて幾度も簡単に拐われかけていた。幼少期からの婚約者である幼なじみのマリウス王子を始め、周りの者が
シャルロットを護る為いろいろと奮闘する。そんなお話になる予定です。溺愛系えろラブコメです。
女性が少なく子を増やす為、性に寛容で一妻多夫など婚姻の形は多様。女性大事の世界で、体も中身もかなり早熟の為13歳でも16.7歳くらいの感じで、主人公以外の女子がイケイケです。全くもってえっちでけしからん世界です。
設定ゆるいです。
出来るだけ深く考えず気軽〜に読んで頂けたら助かります。コメディなんです。
ちょいR18には※を付けます。
本番R18には☆つけます。
※直接的な表現や、ちょこっとお下品な時もあります。あとガッツリ近親相姦や、複数プレイがあります。この世界では家族でも親以外は結婚も何でもありなのです。ツッコミ禁止でお願いします。
苦手な方はお戻りください。
基本、溺愛えろコメディなので主人公が辛い事はしません。
茶番には付き合っていられません
わらびもち
恋愛
私の婚約者の隣には何故かいつも同じ女性がいる。
婚約者の交流茶会にも彼女を同席させ仲睦まじく過ごす。
これではまるで私の方が邪魔者だ。
苦言を呈しようものなら彼は目を吊り上げて罵倒する。
どうして婚約者同士の交流にわざわざ部外者を連れてくるのか。
彼が何をしたいのかさっぱり分からない。
もうこんな茶番に付き合っていられない。
そんなにその女性を傍に置きたいのなら好きにすればいいわ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる