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第11章 裁判
父と姉と妹と
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「裁判長。わたしからも証言を求めます」
ノーラは高らかに告げた。
心の底から恐怖が伝う。
トマサに対する恐怖が。
それでもなお、自分が受けた仕打ちを看過することはできないから。
心を覆う恐怖と、それでもなお止まらない怒りを胸に。
「よいでしょう。証人としてエレオノーラ・アイラリティルの発言を認めます」
立ち上がったノーラを、一同は驚いた表情で見ていた。
邪法に関してはヘルミーネが被害者というだけで、ノーラは何も関与していないはずだった。
――記憶を取り戻すまでは。
「『呪われ姫』――わたしがそう呼ばれていることは、誰もが知っていることかと存じます」
裁判官らは一様にうなずいた。
呪われ姫には近づくな……それがグラン帝国における社交界の常識である。
姿を見たことなくとも、風聞だけは知っている者が大半だろう。
「わたしの『呪われ』の根幹は、この右目にあります。右目を見た者が強い恐怖心を覚える。それがこの右目の性質です」
「なるほど、それは重大な事実と言えるでしょう。しかし、その件は本裁判とどのような関係が?」
ファブリシオの問いに答えようとした瞬間、反対側から甲高い声が上がった。
トマサがすさまじい剣幕で叫んだのだ。
「関係ない話よっ! 裁判長、今すぐこのふざけた小娘を法廷から放り出してちょうだい!」
相変わらず露骨なものだ。
ノーラが何を話しだそうとしたのか、悟ったのだろう。
「……お母様。お姉様の口を封じようとするのは、後ろめたいことがあるからじゃないの? 引き続き証言の継続を求めます」
ノーラが言い返そうとした瞬間、ヘルミーネが後ろで声を上げた。
ファブリシオはトマサに口を閉ざすように命じ、ノーラに続きを促す。
「エレオノーラ・アイラリティル。続けてください」
「はい。わたしの右目は呪いによるものではなく、邪法によるもの。この右目は……義母から移植されたものなのです」
かつてないほどのどよめきが起こった。
あまりにも衝撃的な告白。
理解が追いつかない様子で、アスドルバルがノーラに詰め寄る。
「ど、どういうことだエレオノーラ!? その右目が……トマサのせいでできたものだと!?」
「つい最近のことです、思い出したんです。わたしは幼少期に義母から右目を抉られ、邪法によって作られた眼――『邪眼』を移植されました。この結論に至るまでには、たくさんの研究をたどりましたが……」
鼓動が早くなる。
思い出したくもない過去が記憶に触れ、頭痛と吐き気を催す。
それでも追求すべき事実、糾弾すべき罪を。
なんとしても明らかにせねば。
「嘘よッ! そんなこと、ただの伯爵夫人の私にできるわけがないでしょう!? その小娘は嘘をついているのです! つい最近思い出したなんて、都合がいいにも程がある!」
「嘘じゃない。お前は邪法によってわたしの記憶を改ざんした。その証拠は――ここにある!」
ノーラは一枚の紙を高らかに掲げた。
精神科医のガエルからもらった診察証明書。
「精神科医の診察証明書です。わたしの記憶が改ざんされている……その痕跡を見つけたのです。右目を移植された記憶を封じられ、ここまで生きてきた」
ようやくたどり着いた真相。
法務官の見極めによると、その診察証明書は間違いなく本物だ。
これが事実だとすれば……想像を絶する重罪となるだろう。
『呪われ姫』の根源がここに。
法廷は紛糾するかの一触即発、原告側も被告側も混乱の極みにあった。
「――静粛に! 被告人、弁明を」
ファブリシオの一喝が喧騒を裂く。
周章狼狽するトマサの傍らで、落ち着き払った弁護人が立ち上がる。
「なるほど、たしかに診察証明書は贋作ではないようです。しかし、被告人が邪法を行使し、証人の記憶を改ざんしたとは断定できません。邪法を用いたという髪飾り、『呪われ姫』の右目……すべて確たる証拠はありません。被告人からすれば、覚えのない文言で濡れ衣を着せられているようにしか感じないでしょう」
ここまでの流れを見て、大半の傍聴人はトマサに完全な非があると感じていた。
第一に暗殺の指令を出したことはほぼ確実。
付随して邪法の行使も疑われる。
確たる証拠がなくとも、他の罪から凶悪性を精査し、判決に結び付けられることもあるのがグラン帝国の法だ。
これは原告側の完全勝利か。
ほとんどの傍聴人がそう感じており、またトマサも半ば絶望した表情を浮かべていた。
「エレオノーラ……よくぞ言ってくれた。裁判長、今の話を聞きましたな? この女は紛れもない悪なのです!」
アスドルバルは憤慨とともにトマサを糾弾した。
もはや妻といえども情けはない。
「……他に証拠調べの請求がなければ、裁判官の間で審理を行った後、判決を言い渡します」
ファブリシオは確認のために被告と原告とを一瞥する。
これ以上の証言はないようだ。
「原告、被告は退場せずにお待ちください。帝国最高裁判の規則に基づき、即決裁判制により判決を下します」
ファブリシオは裁判官らを引き連れ、審理に入った。
その間、原告側と被告側は隔てられて互いが見えないようになる。
アスドルバルは重苦しく息を吐いて座り込んだ。
「はぁ……ようやく一区切りだ。しかし、エレオノーラ。お前の右目が……」
「思い出したの、つい最近っていうか……なんなら今朝で。でも、本当なんです。アレは絶対に嘘の記憶なんかじゃないって……体の震えが教えてくれていて」
「ああ、わかっている。娘の言葉を疑う親がどこにいるというのだ」
自然な不幸で身についた呪いではなく、トマサによって与えられた呪いならば。
その事実に気づいてあげられなかった自分にも非があると……アスドルバルは謝罪した。
だが、ノーラはまったく父親を責めるつもりはない。
すべてにおいて悪いのは義母だけだ。
「お父様、自分を責めないでください。お父様がわたしをいつも気にかけてくれていたのは、気づいていますから」
「…………」
互いに労わるノーラとアスドルバルを見て、ヘルミーネは後ろで黙りこくっていた。
自分がこの話に割って入る資格があるのだろうか。
姉を邪険にして扱ってきた自分には、イアリズ伯爵家の一員として過ごす資格がないのかもしれない。
たとえそれが、トマサによって仕組まれていた悪意だとしても。
「はぁ……なんだか疲れたわね。お父様、私ちょっと外の空気吸ってくるから」
「あ、あぁ……判決までには戻るのだぞ」
「わかってる。お姉様じゃあるまいし、遅刻なんてしないわ」
「それとヘルミーネ。衛兵を供にしていきなさい。今は向こう方と争っているのだから、安全には気を遣うように」
「はいはい。わかったから」
ヘルミーネは吐き捨て、兵を供にして法廷から出ていく。
アスドルバルは心配そうに顔を歪めた。
「あの子もトマサの被害者だ。まあ……完全に非がないわけでもないがな」
ぼんやりとヘルミーネの背を見つめていたノーラに、アスドルバルは尋ねる。
「エレオノーラ。お前はヘルミーネとランドルフから、数々の嫌がらせを受けていたな。仮にあの子の行為が邪法による精神異常のせいだとしたら……お前は納得できるか? あの子を許してやれるか?」
「え? そもそも最初からあいつのことなんて相手にしてませんよ。なんかウザいなー……くらいの感じで。たしかに離れに住んでいたころは、本気でぶっ飛ばしたくなるときもありました。でも家を出て、世界を広げて……後になって振り返ってみれば、拙い子どもの悪戯と変わんないかなって。そう思ったんです」
たとえば暴言。
仕送りの妨害、庭の荒らし、ドレスの自慢。
――あまりにもガキすぎる。
本気で命を狙われたり、組織ぐるみの謀略を目撃したり。
外に出てから経験してきた事態と比べたら、いかに生温いものだったか。
「そこらへん、やっぱり面と向かって話さないとダメですかね。あいつアホだし。このままだとウチの人間関係に軋轢を生みかねないし。ちょっとヘルミーネと話してきます。判決までには戻るので」
ノーラは小走りでヘルミーネの後を追った。
アスドルバルはその背を見つめ、成長を感じ取る。
娘が伯爵家を発ったころは、何にも怯えて躊躇していたのに。
この一年でとても大きく変わったものだ。
「あとは……まあ、口の悪さを少し直さないとな。エウフェミア、お前にも今のあの子を見せてやりたいものだ……」
ノーラは高らかに告げた。
心の底から恐怖が伝う。
トマサに対する恐怖が。
それでもなお、自分が受けた仕打ちを看過することはできないから。
心を覆う恐怖と、それでもなお止まらない怒りを胸に。
「よいでしょう。証人としてエレオノーラ・アイラリティルの発言を認めます」
立ち上がったノーラを、一同は驚いた表情で見ていた。
邪法に関してはヘルミーネが被害者というだけで、ノーラは何も関与していないはずだった。
――記憶を取り戻すまでは。
「『呪われ姫』――わたしがそう呼ばれていることは、誰もが知っていることかと存じます」
裁判官らは一様にうなずいた。
呪われ姫には近づくな……それがグラン帝国における社交界の常識である。
姿を見たことなくとも、風聞だけは知っている者が大半だろう。
「わたしの『呪われ』の根幹は、この右目にあります。右目を見た者が強い恐怖心を覚える。それがこの右目の性質です」
「なるほど、それは重大な事実と言えるでしょう。しかし、その件は本裁判とどのような関係が?」
ファブリシオの問いに答えようとした瞬間、反対側から甲高い声が上がった。
トマサがすさまじい剣幕で叫んだのだ。
「関係ない話よっ! 裁判長、今すぐこのふざけた小娘を法廷から放り出してちょうだい!」
相変わらず露骨なものだ。
ノーラが何を話しだそうとしたのか、悟ったのだろう。
「……お母様。お姉様の口を封じようとするのは、後ろめたいことがあるからじゃないの? 引き続き証言の継続を求めます」
ノーラが言い返そうとした瞬間、ヘルミーネが後ろで声を上げた。
ファブリシオはトマサに口を閉ざすように命じ、ノーラに続きを促す。
「エレオノーラ・アイラリティル。続けてください」
「はい。わたしの右目は呪いによるものではなく、邪法によるもの。この右目は……義母から移植されたものなのです」
かつてないほどのどよめきが起こった。
あまりにも衝撃的な告白。
理解が追いつかない様子で、アスドルバルがノーラに詰め寄る。
「ど、どういうことだエレオノーラ!? その右目が……トマサのせいでできたものだと!?」
「つい最近のことです、思い出したんです。わたしは幼少期に義母から右目を抉られ、邪法によって作られた眼――『邪眼』を移植されました。この結論に至るまでには、たくさんの研究をたどりましたが……」
鼓動が早くなる。
思い出したくもない過去が記憶に触れ、頭痛と吐き気を催す。
それでも追求すべき事実、糾弾すべき罪を。
なんとしても明らかにせねば。
「嘘よッ! そんなこと、ただの伯爵夫人の私にできるわけがないでしょう!? その小娘は嘘をついているのです! つい最近思い出したなんて、都合がいいにも程がある!」
「嘘じゃない。お前は邪法によってわたしの記憶を改ざんした。その証拠は――ここにある!」
ノーラは一枚の紙を高らかに掲げた。
精神科医のガエルからもらった診察証明書。
「精神科医の診察証明書です。わたしの記憶が改ざんされている……その痕跡を見つけたのです。右目を移植された記憶を封じられ、ここまで生きてきた」
ようやくたどり着いた真相。
法務官の見極めによると、その診察証明書は間違いなく本物だ。
これが事実だとすれば……想像を絶する重罪となるだろう。
『呪われ姫』の根源がここに。
法廷は紛糾するかの一触即発、原告側も被告側も混乱の極みにあった。
「――静粛に! 被告人、弁明を」
ファブリシオの一喝が喧騒を裂く。
周章狼狽するトマサの傍らで、落ち着き払った弁護人が立ち上がる。
「なるほど、たしかに診察証明書は贋作ではないようです。しかし、被告人が邪法を行使し、証人の記憶を改ざんしたとは断定できません。邪法を用いたという髪飾り、『呪われ姫』の右目……すべて確たる証拠はありません。被告人からすれば、覚えのない文言で濡れ衣を着せられているようにしか感じないでしょう」
ここまでの流れを見て、大半の傍聴人はトマサに完全な非があると感じていた。
第一に暗殺の指令を出したことはほぼ確実。
付随して邪法の行使も疑われる。
確たる証拠がなくとも、他の罪から凶悪性を精査し、判決に結び付けられることもあるのがグラン帝国の法だ。
これは原告側の完全勝利か。
ほとんどの傍聴人がそう感じており、またトマサも半ば絶望した表情を浮かべていた。
「エレオノーラ……よくぞ言ってくれた。裁判長、今の話を聞きましたな? この女は紛れもない悪なのです!」
アスドルバルは憤慨とともにトマサを糾弾した。
もはや妻といえども情けはない。
「……他に証拠調べの請求がなければ、裁判官の間で審理を行った後、判決を言い渡します」
ファブリシオは確認のために被告と原告とを一瞥する。
これ以上の証言はないようだ。
「原告、被告は退場せずにお待ちください。帝国最高裁判の規則に基づき、即決裁判制により判決を下します」
ファブリシオは裁判官らを引き連れ、審理に入った。
その間、原告側と被告側は隔てられて互いが見えないようになる。
アスドルバルは重苦しく息を吐いて座り込んだ。
「はぁ……ようやく一区切りだ。しかし、エレオノーラ。お前の右目が……」
「思い出したの、つい最近っていうか……なんなら今朝で。でも、本当なんです。アレは絶対に嘘の記憶なんかじゃないって……体の震えが教えてくれていて」
「ああ、わかっている。娘の言葉を疑う親がどこにいるというのだ」
自然な不幸で身についた呪いではなく、トマサによって与えられた呪いならば。
その事実に気づいてあげられなかった自分にも非があると……アスドルバルは謝罪した。
だが、ノーラはまったく父親を責めるつもりはない。
すべてにおいて悪いのは義母だけだ。
「お父様、自分を責めないでください。お父様がわたしをいつも気にかけてくれていたのは、気づいていますから」
「…………」
互いに労わるノーラとアスドルバルを見て、ヘルミーネは後ろで黙りこくっていた。
自分がこの話に割って入る資格があるのだろうか。
姉を邪険にして扱ってきた自分には、イアリズ伯爵家の一員として過ごす資格がないのかもしれない。
たとえそれが、トマサによって仕組まれていた悪意だとしても。
「はぁ……なんだか疲れたわね。お父様、私ちょっと外の空気吸ってくるから」
「あ、あぁ……判決までには戻るのだぞ」
「わかってる。お姉様じゃあるまいし、遅刻なんてしないわ」
「それとヘルミーネ。衛兵を供にしていきなさい。今は向こう方と争っているのだから、安全には気を遣うように」
「はいはい。わかったから」
ヘルミーネは吐き捨て、兵を供にして法廷から出ていく。
アスドルバルは心配そうに顔を歪めた。
「あの子もトマサの被害者だ。まあ……完全に非がないわけでもないがな」
ぼんやりとヘルミーネの背を見つめていたノーラに、アスドルバルは尋ねる。
「エレオノーラ。お前はヘルミーネとランドルフから、数々の嫌がらせを受けていたな。仮にあの子の行為が邪法による精神異常のせいだとしたら……お前は納得できるか? あの子を許してやれるか?」
「え? そもそも最初からあいつのことなんて相手にしてませんよ。なんかウザいなー……くらいの感じで。たしかに離れに住んでいたころは、本気でぶっ飛ばしたくなるときもありました。でも家を出て、世界を広げて……後になって振り返ってみれば、拙い子どもの悪戯と変わんないかなって。そう思ったんです」
たとえば暴言。
仕送りの妨害、庭の荒らし、ドレスの自慢。
――あまりにもガキすぎる。
本気で命を狙われたり、組織ぐるみの謀略を目撃したり。
外に出てから経験してきた事態と比べたら、いかに生温いものだったか。
「そこらへん、やっぱり面と向かって話さないとダメですかね。あいつアホだし。このままだとウチの人間関係に軋轢を生みかねないし。ちょっとヘルミーネと話してきます。判決までには戻るので」
ノーラは小走りでヘルミーネの後を追った。
アスドルバルはその背を見つめ、成長を感じ取る。
娘が伯爵家を発ったころは、何にも怯えて躊躇していたのに。
この一年でとても大きく変わったものだ。
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