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第8章 砂銀の日
異国の風
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地に降り立つと、乾いた風が頬を撫でた。
テモックを郊外に預けて二人は街へ足を運ぶ。
「なんか空気が乾燥してます」
「グラン帝国とは気候が違うからね。具合が悪くなったらいつでも言うんだよ」
山腹に立つ茶色い家屋の数々。
民家の傍らでは、首の長い謎の獣が荷物を背負っている。
街路にはアーモンドの花が咲き誇り、道行く人たちの頭に花弁を落としていた。
何もかもが初めて見る光景だ。
こんなに簡単に外国に来られるとは……飛竜の力はすごい。
先をゆくペートルスの後に続き、ノーラは周囲をじっくりと見渡す。
「本当に外国なんですね……」
「ここ『ナバ連邦』は、グラン帝国が位置するアントス大陸の隣にある。海峡を越えた先にあるマリーベル大陸の西端に位置していて、貿易においても重要な拠点になっているんだ」
「む、難しい……地理の講義かな? でも連邦ってことは、複数の国が連なっているんですよね」
「ああ。脅威に対抗するためにね」
脅威とは。
ノーラがぽかんとしながら歩いていると、ペートルスはすかさず疑念に答えた。
「グラン帝国だよ。帝国の侵略から守るため、ナバ連邦の人々は結束しているんだよ」
「えっ……わたしたちの国が、脅威なんですか?」
「正確に言えばお爺様……ルートラ公爵が脅威だ。ルートラ公爵領は国内でも最大の版図を誇るが、それでもお爺様は野心を止めない。国内外に関わらず、目ざとく侵略を目論んでいる。海峡を越えたすぐ先はルートラ公爵領だから、ナバ連邦の人々はいつ攻撃を仕掛けられても対処できるように、国をまたいで協力しているのさ」
ルートラ公が野心家なことは知っていたが、まさか侵略行為まで企んでいるとは。
たしかにグラン帝国が世界最大の国家になる過程では、多数の国や部族が侵略されてきた。
昨今は戦争など起こっていないが、勢力拡大を目論む貴族が戦を起こしても不思議ではない。
自分の祖父が侵略者。
そんな状況で、ペートルスはどう考えているのだろう。
自分も祖父に倣うのか、それとも異なる道を往くのか。
ルートラ公ほどの野心は彼から感じないが……腹の底が読めない。
街道を歩いていると、店先で干物を売っていた男性がペートルスに声をかけた。
「おっ、金髪の兄ちゃんじゃねぇか! 久しぶり!」
「やあ、久しぶり。お元気そうで何よりだよ」
「そっちの子は……彼女さんかい? べっぴんさんじゃねえか!」
「おぇ、わ、わたしはそんなななな……」
「ああ。僕の自慢の彼女だよ」
「!?」
さらりとペートルスはとんでもない嘘を吐いた。
冗談、冗談だ。
あまり彼の言うことを真に受けないように。
「はっはっは! お似合いだなぁ! 今日も先生のところかい?」
「ふふっ、そうだね。また機会があればこちらにも寄らせていただくよ」
「おう、また元気な顔見せてくれよ!」
店頭から去った瞬間、ノーラはペートルスに詰め寄った。
「ペートルス様っ! なんであんな嘘をつくんですか!」
「嫌だったなら申し訳ない。どうせほとんど会うこともない他国の人だし、適当に話した方が楽だと思ってね」
「……この街の人と仲がいいんですね」
「いや、そうでもないさ。名前も知らない人がほとんどだ。気晴らしに酒場に入って、店を訪ね歩いて……交流を重ねる人々は、誰ひとりとして僕の名を知らない。だからこそ気楽に振る舞えるんだ」
ここはペートルスの逃げ場なのかもしれない。
貴公子としての振る舞いも、責務も投げ捨てられる場所。
街に来てからどことなく感じていたのだ。
今の彼はどこか楽しそうで、浮かれていると。
「……僕が憎きルートラ公の孫だと知ったら、彼らはどんな反応をするんだろうね」
虚しくペートルスは呟いた。
◇◇◇◇
ノーラが連れてこられたのは、少し大きめの建物だった。
「ここは……」
「精神科だよ」
「!?」
よくよく見ると看板に『精神科』と書いてあるではないか。
ノーラはしどろもどろになって、診療所の前で足踏みした。
「あのですね、ペートルス様? わたしはたしかに言動が少しおかしいし、キレやすかったりもしますけどね? 別に精神的に問題があるとか、そういうわけじゃないと思うんですよね?」
「ははっ、そういうことじゃない。君の心はとても澄んでいて、精神病があるなんて思っていないよ。とにかく入ってくれ」
「は、はい」
診療所の扉を開くと、心地よい鈴の音が響く。
鼻先をくすぐった花のような匂い。
昔を思い出すような、どこか安心する香りだ。
部屋の隅ではアロマキャンドルが焚かれていた。
二人の客に気づき、カウンターで退屈そうに船を漕いでいた男が顔を上げる。
「……来たか、公子」
「こんにちは、ドクター・ガエル。今日も退屈そうで何よりです」
「医者が暇なのはいいことだ。さて……その女が件の?」
ガエルと呼ばれた医者は眠そうな目でノーラを見た。
どこか不機嫌そうな表情だ。
「ノーラ・ピルットと申します。はじめまして」
「精神科医のガエルだ。さっそくだが、お前を診察しよう」
「ええっ!? ペートルス様、やっぱり……」
やっぱり自分は精神鑑定が必要だと思われているのでは?
ノーラが不安に思っていると、そっとペートルスが彼女の背を押した。
「大丈夫だよ。彼は精神科医だが、今回は別件について診察してもらうことになっているんだ。とりあえず、何も言わず彼の前に座るといい」
「……終わったらちゃんと説明してくださいね」
「もちろんだ。心配しなくていい」
いまさらペートルスを訝しんだりしない。
しかし言葉不足だ。
彼を信じ、ノーラはガエルの前に座った。
「よし、少しじっとしていろ」
何も語ることなく、ガエルは奇妙な診察を始めた。
魔力をノーラに流したり、見慣れぬ魔道具を頭に被せたり。
様々な謎の診察行為を受けること、しばらく。
ガエルは真相見たりと診察結果を打ち出した。
「――ああ、間違いない。この女は記憶が改ざんされている」
テモックを郊外に預けて二人は街へ足を運ぶ。
「なんか空気が乾燥してます」
「グラン帝国とは気候が違うからね。具合が悪くなったらいつでも言うんだよ」
山腹に立つ茶色い家屋の数々。
民家の傍らでは、首の長い謎の獣が荷物を背負っている。
街路にはアーモンドの花が咲き誇り、道行く人たちの頭に花弁を落としていた。
何もかもが初めて見る光景だ。
こんなに簡単に外国に来られるとは……飛竜の力はすごい。
先をゆくペートルスの後に続き、ノーラは周囲をじっくりと見渡す。
「本当に外国なんですね……」
「ここ『ナバ連邦』は、グラン帝国が位置するアントス大陸の隣にある。海峡を越えた先にあるマリーベル大陸の西端に位置していて、貿易においても重要な拠点になっているんだ」
「む、難しい……地理の講義かな? でも連邦ってことは、複数の国が連なっているんですよね」
「ああ。脅威に対抗するためにね」
脅威とは。
ノーラがぽかんとしながら歩いていると、ペートルスはすかさず疑念に答えた。
「グラン帝国だよ。帝国の侵略から守るため、ナバ連邦の人々は結束しているんだよ」
「えっ……わたしたちの国が、脅威なんですか?」
「正確に言えばお爺様……ルートラ公爵が脅威だ。ルートラ公爵領は国内でも最大の版図を誇るが、それでもお爺様は野心を止めない。国内外に関わらず、目ざとく侵略を目論んでいる。海峡を越えたすぐ先はルートラ公爵領だから、ナバ連邦の人々はいつ攻撃を仕掛けられても対処できるように、国をまたいで協力しているのさ」
ルートラ公が野心家なことは知っていたが、まさか侵略行為まで企んでいるとは。
たしかにグラン帝国が世界最大の国家になる過程では、多数の国や部族が侵略されてきた。
昨今は戦争など起こっていないが、勢力拡大を目論む貴族が戦を起こしても不思議ではない。
自分の祖父が侵略者。
そんな状況で、ペートルスはどう考えているのだろう。
自分も祖父に倣うのか、それとも異なる道を往くのか。
ルートラ公ほどの野心は彼から感じないが……腹の底が読めない。
街道を歩いていると、店先で干物を売っていた男性がペートルスに声をかけた。
「おっ、金髪の兄ちゃんじゃねぇか! 久しぶり!」
「やあ、久しぶり。お元気そうで何よりだよ」
「そっちの子は……彼女さんかい? べっぴんさんじゃねえか!」
「おぇ、わ、わたしはそんなななな……」
「ああ。僕の自慢の彼女だよ」
「!?」
さらりとペートルスはとんでもない嘘を吐いた。
冗談、冗談だ。
あまり彼の言うことを真に受けないように。
「はっはっは! お似合いだなぁ! 今日も先生のところかい?」
「ふふっ、そうだね。また機会があればこちらにも寄らせていただくよ」
「おう、また元気な顔見せてくれよ!」
店頭から去った瞬間、ノーラはペートルスに詰め寄った。
「ペートルス様っ! なんであんな嘘をつくんですか!」
「嫌だったなら申し訳ない。どうせほとんど会うこともない他国の人だし、適当に話した方が楽だと思ってね」
「……この街の人と仲がいいんですね」
「いや、そうでもないさ。名前も知らない人がほとんどだ。気晴らしに酒場に入って、店を訪ね歩いて……交流を重ねる人々は、誰ひとりとして僕の名を知らない。だからこそ気楽に振る舞えるんだ」
ここはペートルスの逃げ場なのかもしれない。
貴公子としての振る舞いも、責務も投げ捨てられる場所。
街に来てからどことなく感じていたのだ。
今の彼はどこか楽しそうで、浮かれていると。
「……僕が憎きルートラ公の孫だと知ったら、彼らはどんな反応をするんだろうね」
虚しくペートルスは呟いた。
◇◇◇◇
ノーラが連れてこられたのは、少し大きめの建物だった。
「ここは……」
「精神科だよ」
「!?」
よくよく見ると看板に『精神科』と書いてあるではないか。
ノーラはしどろもどろになって、診療所の前で足踏みした。
「あのですね、ペートルス様? わたしはたしかに言動が少しおかしいし、キレやすかったりもしますけどね? 別に精神的に問題があるとか、そういうわけじゃないと思うんですよね?」
「ははっ、そういうことじゃない。君の心はとても澄んでいて、精神病があるなんて思っていないよ。とにかく入ってくれ」
「は、はい」
診療所の扉を開くと、心地よい鈴の音が響く。
鼻先をくすぐった花のような匂い。
昔を思い出すような、どこか安心する香りだ。
部屋の隅ではアロマキャンドルが焚かれていた。
二人の客に気づき、カウンターで退屈そうに船を漕いでいた男が顔を上げる。
「……来たか、公子」
「こんにちは、ドクター・ガエル。今日も退屈そうで何よりです」
「医者が暇なのはいいことだ。さて……その女が件の?」
ガエルと呼ばれた医者は眠そうな目でノーラを見た。
どこか不機嫌そうな表情だ。
「ノーラ・ピルットと申します。はじめまして」
「精神科医のガエルだ。さっそくだが、お前を診察しよう」
「ええっ!? ペートルス様、やっぱり……」
やっぱり自分は精神鑑定が必要だと思われているのでは?
ノーラが不安に思っていると、そっとペートルスが彼女の背を押した。
「大丈夫だよ。彼は精神科医だが、今回は別件について診察してもらうことになっているんだ。とりあえず、何も言わず彼の前に座るといい」
「……終わったらちゃんと説明してくださいね」
「もちろんだ。心配しなくていい」
いまさらペートルスを訝しんだりしない。
しかし言葉不足だ。
彼を信じ、ノーラはガエルの前に座った。
「よし、少しじっとしていろ」
何も語ることなく、ガエルは奇妙な診察を始めた。
魔力をノーラに流したり、見慣れぬ魔道具を頭に被せたり。
様々な謎の診察行為を受けること、しばらく。
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