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646、辺境で
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そろそろ帰るかな、とクラッシュが腰を上げたところで、ピロンとチャットが届いた。
何だろう、と開くと、相手は雄太だった。そして、一言だけ『インカムつけろ』。
緊急かなと思って二人が立ち話をしている中インカムを着けると、『すぐ来てくれ』という雄太の焦ったような声が聞こえてきた。
「すぐってどこ。何かあったの?」
『辺境の壁の先で問題発生。1人こっちのやつがヤバい。発狂しかけてるから、前に使ってた聖魔法使ってほしい』
「ヤバいじゃん。すぐ行く。発狂ってそんなに?」
『そんなに。破壊衝動を抑えられないみたいで叫んで苦しんでる。何より、俺らは押さえるにしてもあんまり無茶できないからどうしたらいいのか戸惑ってる』
「わかった」
インカムをそのまま、俺は二人を振り返った。
「ちょっと壁の向こうまで行ってくる」
「こんな時間に?」
「一人で行くのか?」
二人とも眉を寄せた。まあ、夜は魔物が活性化するしね。しかも壁の向こう。もし俺が一人の時に魔物に襲われたら瞬殺間違いなしだからね。
「うん。なんか、発狂しそうな人がいるみたいで、ちょっと穢れた魔素飛ばしてくる。大分ギリギリみたいだから」
俺の言葉に、ヴィデロさんの眉間の皺が更に深くなった。
「場所はどこ?」
「高橋、場所はどこら辺?」
『前に妖精の巣があった付近』
「わかった」
行ってきます、と声を掛けつつ魔法陣を描いて、図らずも前にヴィデロさんが発狂しそうになっていた場所に俺は跳んだ。
と思ったら、後ろにクラッシュとヴィデロさんがくっついていた。咄嗟に俺のローブを握ったらしい。
「ヴィデロさん!? ここ壁の外だよ!」
「大丈夫。しっかりとホーリーハイポーションは持ってるから」
ヴィデロさんはそう言うと、腰のカバンから俺が前に沢山詰め込んでいたホーリーハイポーションの瓶を取り出して、目の前で一気に飲んだ。そして、クラッシュにも一本渡した。
「さ、どこだ。俺が護衛するから行こう」
そう言うと、ヴィデロさんは腰のカバンから剣を取り出した。装備は部屋着なんだけど大丈夫かな。寛いでたからね。クラッシュも似たようなもんだけど。
雄太にどこらへんか訊こうと口を開きかけた時、森の奥の方から叫び声が聞こえてきた。雄叫びにも似たその声は、もしかしたら雄太が言っていた発狂しそうな人の声かもしれない。
そして、すぐにインカムから雄太の焦ったような声が聞こえてくる。
俺たちも急いでそこに向かった。
木々の間を抜けていくと、プレイヤーに囲まれるように、一人の現地の人が押さえつけられて暴れていた。でも、力が強くなってるみたいで、2人がかりのプレイヤーでも押さえ切れていない。
「くそ、くそお! 何で俺は……!」
暴れながらも叫びながら、その人は苦しそうだった。
人の間を縫ってその人の近くに行くと、俺はすぐに短剣を抜いて、詠唱した。
「『至高にして最上の神よ、その聖なる気でこの者の心の奥の底に眠る邪気を吹き飛ばし給え! ヴァイスブロフ!』」
ブワッと風が吹き抜けていって、暴れていた人はぴたりと動きを止めた。
目を見開いて自分の手で胸を押さえているから、もしかしたら苦しいのが少しは収まったのかも。もう一回かけた方がいいのかな、とマジックハイパーポーションを取り出していると、周りにいたプレイヤーがワッと歓声を上げた。
「もう大丈夫か!? 苦しいとか、腹立つとかそういうのはないか?」
「あ、ああ……」
「よかった、よかったあああ」
皆がその人に詰め寄っていく中、クラッシュが「とりあえず喜ぶ前に街に行こ」と皆に声を掛けた。また穢れた魔素が溜まったら嫌だしね。
全員を、クラッシュが街まで移動させてくれた。
雄太たちもちゃっかりクラッシュに掴まっていて、ユイは自力で跳んだ方が早くない? と心の中で突っ込んだ。
クラッシュが辺境の冒険者ギルドにでも連れてく、というので、俺とヴィデロさんは二人でギルドの前に跳んだ。
辺境街の冒険者ギルドは夜でも騒がしかった。
さっきまで魔素に侵されていた人を抱えたプレイヤーが、心配そうにその人を覗き込んでいる。
「一体何があったの?」
近くに立っていた雄太に訊くと、雄太じゃなくて、更にその隣に立っていたプレイヤーが答えてくれた。
「あいつな、プレイヤーじゃない冒険者で、俺たちと二年ほどパーティーを組んでたんだ。今回俺らが向こうの大陸に行く依頼を提示されたことで、パーティー解散するかどうするかっていう話になったんだ。あいつは行けないだろ、向こうの大陸に。壁向こうにはよく一緒に出てたんだけど、やっぱり魔大陸は違うだろ。すでにあっちに行った高橋たちに話を聞いていたら、あいつが限界に挑戦してみたいって。せめて魔大陸にはついていけないから、同じような環境でどこまでやれるか試したいって」
「そんな気分で壁向こうに出てもいいことないって俺らは止めたんだけどな。本人が全く納得してくれなくて」
「そんなことが……」
話を聞いていて、俺もヴィデロさんもクラッシュもなんとも言えない感情が浮かんできた。
皆、色々と思うところがあるんだよね。俺たちだけじゃなくて。そうか。パーティーを組んで一緒に行動してたら、その葛藤が沸いてもどこもおかしくないんだよね。
ヴィデロさんを見上げると、ヴィデロさんはキッとした顔のまま、足を踏み出した。
もともとギルド内にいた人たちも、皆注目している。
ヴィデロさんはまだどこか苦しそうなその人の前にひざまづいて、声を掛けた。
「まだ、胸に苦いものがあるんだろ。それは発散しないと苦しいだけだ。俺にはどこまでお前が魔素に侵されていたのか見ることが出来ないが、でも、同じ経験をしたことがある。相手が大事なら、話し合うことだ。話し合って、自分自身で様々なことを考えて、呑み込んで、そして、大事な人にとって、自分にとって、何が一番最上なのかを見極めろ。誰も、今まで一緒にいたやつが魔物化するのを喜ぶとは思えないから」
プレイヤーが言っても、反発されそうな言葉は、この世界の人である、そして、同じような行動をしたことのあるヴィデロさんが言うと、なぜか重く聞こえた。
のろのろとその人が顔を上げて、ヴィデロさんを見た。憔悴したような顔つきだった。間に合ったんだよ、な? と思うような、疲れ切った顔だった。
「なあ、あんたは知ってるのか……なんで俺たちは魔大陸に行けないんだ。俺だけが足を引っ張る。俺がいるから、こいつらは指名依頼を受けれない。何で異邦人たちは魔大陸に行っても平気なんだ……?」
「お前は、異邦人がやられて消えていくのを見たことがあるか? そしてすぐに身体が作られるところ。俺も聞いた話だが、異邦人の身体は、魔素で出来ているらしい。魔素で出来ているからこそ、穢れた魔素に侵されて魔物化することがないんだ。だからこそ、魔大陸での活動が出来るんだ。俺たちの場合、けた違いの魔力を持っていないと、向こうには行けない。俺は数分で魔物化すると言われた。きっとお前もだ」
「確かに、異邦人たちは魔物にやられると光になって消えるが……まさか、そんな……なんでお前はそんなことを知ってるんだ」
「俺の兄が、そういうことにやたら詳しいんだ」
ヴィデロさんの言葉に、周りで見ていたプレイヤーたちも驚いていた。だから死に戻り出来るのか。っていうかそんな設定あったんだ。普通にアバターなんだから当たり前だと思ってた、とか色々な言葉が飛び交う。そんな中、雄太はかなり神妙な顔をして、ヴィデロさんの話を聞いていた。ヴィルさんが言っていたことなら、真実なんだろ、って目が語ってる。
「もし、まだ残ってるその胸の苦みを発散したいのなら、スッキリ解消するまで俺が打ち合いに付き合おう。もしくは、パーティーの仲間でもいい。ずっと持ってるのはよくない。苦しいだろ」
「苦しい……でも、どうやってこれを消せばいいんだ……」
「本音を叫んで、がむしゃらに身体を動かす。どんなことでもいい。頭が空っぽになるまで」
「頭を、空っぽに」
わかった、と頷いたのを確認すると、ヴィデロさんは立ち上がった。伏せた視線になんだか胸が痛かった。
何だろう、と開くと、相手は雄太だった。そして、一言だけ『インカムつけろ』。
緊急かなと思って二人が立ち話をしている中インカムを着けると、『すぐ来てくれ』という雄太の焦ったような声が聞こえてきた。
「すぐってどこ。何かあったの?」
『辺境の壁の先で問題発生。1人こっちのやつがヤバい。発狂しかけてるから、前に使ってた聖魔法使ってほしい』
「ヤバいじゃん。すぐ行く。発狂ってそんなに?」
『そんなに。破壊衝動を抑えられないみたいで叫んで苦しんでる。何より、俺らは押さえるにしてもあんまり無茶できないからどうしたらいいのか戸惑ってる』
「わかった」
インカムをそのまま、俺は二人を振り返った。
「ちょっと壁の向こうまで行ってくる」
「こんな時間に?」
「一人で行くのか?」
二人とも眉を寄せた。まあ、夜は魔物が活性化するしね。しかも壁の向こう。もし俺が一人の時に魔物に襲われたら瞬殺間違いなしだからね。
「うん。なんか、発狂しそうな人がいるみたいで、ちょっと穢れた魔素飛ばしてくる。大分ギリギリみたいだから」
俺の言葉に、ヴィデロさんの眉間の皺が更に深くなった。
「場所はどこ?」
「高橋、場所はどこら辺?」
『前に妖精の巣があった付近』
「わかった」
行ってきます、と声を掛けつつ魔法陣を描いて、図らずも前にヴィデロさんが発狂しそうになっていた場所に俺は跳んだ。
と思ったら、後ろにクラッシュとヴィデロさんがくっついていた。咄嗟に俺のローブを握ったらしい。
「ヴィデロさん!? ここ壁の外だよ!」
「大丈夫。しっかりとホーリーハイポーションは持ってるから」
ヴィデロさんはそう言うと、腰のカバンから俺が前に沢山詰め込んでいたホーリーハイポーションの瓶を取り出して、目の前で一気に飲んだ。そして、クラッシュにも一本渡した。
「さ、どこだ。俺が護衛するから行こう」
そう言うと、ヴィデロさんは腰のカバンから剣を取り出した。装備は部屋着なんだけど大丈夫かな。寛いでたからね。クラッシュも似たようなもんだけど。
雄太にどこらへんか訊こうと口を開きかけた時、森の奥の方から叫び声が聞こえてきた。雄叫びにも似たその声は、もしかしたら雄太が言っていた発狂しそうな人の声かもしれない。
そして、すぐにインカムから雄太の焦ったような声が聞こえてくる。
俺たちも急いでそこに向かった。
木々の間を抜けていくと、プレイヤーに囲まれるように、一人の現地の人が押さえつけられて暴れていた。でも、力が強くなってるみたいで、2人がかりのプレイヤーでも押さえ切れていない。
「くそ、くそお! 何で俺は……!」
暴れながらも叫びながら、その人は苦しそうだった。
人の間を縫ってその人の近くに行くと、俺はすぐに短剣を抜いて、詠唱した。
「『至高にして最上の神よ、その聖なる気でこの者の心の奥の底に眠る邪気を吹き飛ばし給え! ヴァイスブロフ!』」
ブワッと風が吹き抜けていって、暴れていた人はぴたりと動きを止めた。
目を見開いて自分の手で胸を押さえているから、もしかしたら苦しいのが少しは収まったのかも。もう一回かけた方がいいのかな、とマジックハイパーポーションを取り出していると、周りにいたプレイヤーがワッと歓声を上げた。
「もう大丈夫か!? 苦しいとか、腹立つとかそういうのはないか?」
「あ、ああ……」
「よかった、よかったあああ」
皆がその人に詰め寄っていく中、クラッシュが「とりあえず喜ぶ前に街に行こ」と皆に声を掛けた。また穢れた魔素が溜まったら嫌だしね。
全員を、クラッシュが街まで移動させてくれた。
雄太たちもちゃっかりクラッシュに掴まっていて、ユイは自力で跳んだ方が早くない? と心の中で突っ込んだ。
クラッシュが辺境の冒険者ギルドにでも連れてく、というので、俺とヴィデロさんは二人でギルドの前に跳んだ。
辺境街の冒険者ギルドは夜でも騒がしかった。
さっきまで魔素に侵されていた人を抱えたプレイヤーが、心配そうにその人を覗き込んでいる。
「一体何があったの?」
近くに立っていた雄太に訊くと、雄太じゃなくて、更にその隣に立っていたプレイヤーが答えてくれた。
「あいつな、プレイヤーじゃない冒険者で、俺たちと二年ほどパーティーを組んでたんだ。今回俺らが向こうの大陸に行く依頼を提示されたことで、パーティー解散するかどうするかっていう話になったんだ。あいつは行けないだろ、向こうの大陸に。壁向こうにはよく一緒に出てたんだけど、やっぱり魔大陸は違うだろ。すでにあっちに行った高橋たちに話を聞いていたら、あいつが限界に挑戦してみたいって。せめて魔大陸にはついていけないから、同じような環境でどこまでやれるか試したいって」
「そんな気分で壁向こうに出てもいいことないって俺らは止めたんだけどな。本人が全く納得してくれなくて」
「そんなことが……」
話を聞いていて、俺もヴィデロさんもクラッシュもなんとも言えない感情が浮かんできた。
皆、色々と思うところがあるんだよね。俺たちだけじゃなくて。そうか。パーティーを組んで一緒に行動してたら、その葛藤が沸いてもどこもおかしくないんだよね。
ヴィデロさんを見上げると、ヴィデロさんはキッとした顔のまま、足を踏み出した。
もともとギルド内にいた人たちも、皆注目している。
ヴィデロさんはまだどこか苦しそうなその人の前にひざまづいて、声を掛けた。
「まだ、胸に苦いものがあるんだろ。それは発散しないと苦しいだけだ。俺にはどこまでお前が魔素に侵されていたのか見ることが出来ないが、でも、同じ経験をしたことがある。相手が大事なら、話し合うことだ。話し合って、自分自身で様々なことを考えて、呑み込んで、そして、大事な人にとって、自分にとって、何が一番最上なのかを見極めろ。誰も、今まで一緒にいたやつが魔物化するのを喜ぶとは思えないから」
プレイヤーが言っても、反発されそうな言葉は、この世界の人である、そして、同じような行動をしたことのあるヴィデロさんが言うと、なぜか重く聞こえた。
のろのろとその人が顔を上げて、ヴィデロさんを見た。憔悴したような顔つきだった。間に合ったんだよ、な? と思うような、疲れ切った顔だった。
「なあ、あんたは知ってるのか……なんで俺たちは魔大陸に行けないんだ。俺だけが足を引っ張る。俺がいるから、こいつらは指名依頼を受けれない。何で異邦人たちは魔大陸に行っても平気なんだ……?」
「お前は、異邦人がやられて消えていくのを見たことがあるか? そしてすぐに身体が作られるところ。俺も聞いた話だが、異邦人の身体は、魔素で出来ているらしい。魔素で出来ているからこそ、穢れた魔素に侵されて魔物化することがないんだ。だからこそ、魔大陸での活動が出来るんだ。俺たちの場合、けた違いの魔力を持っていないと、向こうには行けない。俺は数分で魔物化すると言われた。きっとお前もだ」
「確かに、異邦人たちは魔物にやられると光になって消えるが……まさか、そんな……なんでお前はそんなことを知ってるんだ」
「俺の兄が、そういうことにやたら詳しいんだ」
ヴィデロさんの言葉に、周りで見ていたプレイヤーたちも驚いていた。だから死に戻り出来るのか。っていうかそんな設定あったんだ。普通にアバターなんだから当たり前だと思ってた、とか色々な言葉が飛び交う。そんな中、雄太はかなり神妙な顔をして、ヴィデロさんの話を聞いていた。ヴィルさんが言っていたことなら、真実なんだろ、って目が語ってる。
「もし、まだ残ってるその胸の苦みを発散したいのなら、スッキリ解消するまで俺が打ち合いに付き合おう。もしくは、パーティーの仲間でもいい。ずっと持ってるのはよくない。苦しいだろ」
「苦しい……でも、どうやってこれを消せばいいんだ……」
「本音を叫んで、がむしゃらに身体を動かす。どんなことでもいい。頭が空っぽになるまで」
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