これは報われない恋だ。

朝陽天満

文字の大きさ
上 下
314 / 830

311、ヴィルさんの「こっちが気になる」の威力は半端ない

しおりを挟む

「兄弟で走り回って遊びたかったし、父に高い高いして欲しかった。それに、家族でご飯を食べて、弟とおかずの取り合いをしてみたかった。うちは最初から家族という物が破綻していたから、たとえ母がこっちにずっといたとしてもその家族という物を味わうことは出来なかったんだっていうのはわかってるんだ。だからこそ、母から伝え聞く君たちの様子を見て、とても羨ましかったし、混ざりたかった。でもな」

「……」

「俺は一人じゃなかったよ。ずっと一緒にいてくれた祖父と祖母がとことん可愛がってくれた。俺の境遇が世に言う可哀そう、というのもあったんだろうが、それ以上に、ちゃんと孫として可愛がってくれたし、あらゆるものから守ってくれた。もちろん、母方の祖父母も俺にたっぷり愛情を注いでくれたし、母とはちゃんと連絡を取れていたから、独りで寂しいということはなかった。だから君が気に病むようなことは何もないから気にするな」



 軽いウィンクと共に、全然軽くない内容のことを軽くさらっと流すヴィルさんに、ヴィデロさんがきゅっと口を引き締める。そして。



「……兄、さん」



 ポツリと呟いたヴィデロさんの言葉に、ヴィルさんが目を見開いた。



 ヴィデロさんがヴィルさんを兄さんなんて呼ぶの、初めて聞いた。それはヴィルさんも同じだったようで。

 しばし驚いた顔をしていたヴィルさんは、つい呟いてしまって後悔している、みたいな表情のヴィデロさんを見て凄く嬉しそうに笑った。でもその後、すぐにその笑顔は引っ込んで、今度はニヤリと笑う。

「やっぱり弟の方がガタイがいいのは複雑だ」なんて、照れ隠しかな。

 そしてヴィルさんは、ニヤニヤとヴィデロさんを見てから、不意に俺に視線を向けた。



「やっぱり健吾が俺をお兄ちゃんって呼んでくれたほうが楽しいな。君は俺より強くて大きいから、複雑だ。健吾、お兄ちゃんって呼んでくれ。さっきみたいに」

「マックはお前の弟じゃない! って無理やり呼ばせたのか……!」

「無理やりじゃない。ちゃんと健吾が自発的に呼んでくれたんだ。そうそう、明日は健吾にサバの味噌煮を作ってもらうんだ」

「勝手に俺のマックと約束するな……! マック、こいつに「お兄ちゃん」なんて、可愛い顔を見せるんじゃない!」



 顔を険しくして俺に抗議してくるヴィデロさんに、ヴィルさんが大笑いする。

 大丈夫、全然可愛くない顔だったから。ヴィデロさん心配し過ぎだよ。

 こんな風に隙をみてはヴィデロさんを揶揄い始めるヴィルさんは、なんだかんだでヴィデロさんのことが好きだよなぁ、なんて俺は、凄く微笑ましい気分になったのだった。翻弄されるヴィデロさんも可愛くて好き。







 深夜の森の散策は、始終そんな感じで進んだ。

 俺といる時には見せないヴィデロさんの顔をたっぷり見れて、俺も有意義な時間を過ごしている。

 既に山沿いの魔物が強くなっている境界線を越えて久しい俺たちは、ヴィルさんを守りながら進むというがっつりパワーレベリング的な状態に落ち着いていた。

 魔物がワンランク強くなっているので、すでにヴィルさんのレベルでは太刀打ちできず、ヴィデロさんがサクサク倒しながら山に向かって着々と進む。こっちに何かあるのかな。俺が知ってるのは、レア素材が取れる場所があることくらい。でも一人で来ると、たまに魔物に倒されそうになるから、あまり素材集めもしてないけど。

 ここら辺を仕事で巡回するヴィデロさんも、ここら辺は特に何もないって言ってるし、プレイヤーたちもトレの適正レベルではここの魔物は強くて死に戻り必至だからとこっちには近寄らずにクワットロに旅立つから、ほぼ足を踏み入れない。魔物も、そこまでレアな素材を落とすわけじゃないし、かといって魔物の経験値がバカ高いわけでもないからと、ほんとに物好きか素材集め以外では足を延ばさない場所なんだよここら辺て。

 ここからもう少し東に向かえば、すっかりふれあいパークと化したジャル・ガーさんの洞窟があるんだけど、そこからも軌道がずれてるから、こっちにはほんとに山しかないはず。



「そろそろ戻った方がいいんじゃないか?」

「でもこんな機会じゃないと行きたい方向に進めないだろ。最高の護衛がいるんだから、突き進むべし。もちろん報酬は払うよ。健吾が向こうの世界で作った向こうの世界の料理でどうだ。ちゃんと時間を合わせて送るから、その時はしっかりとあの狼の所にいてくれよ」

「仕方ないな……で、こっちに何があるんだ」



 二人で交渉が成立したらしい。でも待って、ヴィルさんそういうのを勝手に決めないように。作る本人はここにいるんだから。

 ……でも俺が作った和食をヴィデロさんに食べてもらえるのは……なんか、うん。仕方ない。ヴィルさんの護衛頑張ろう。

 そんな感じで乗せられた俺たちが、ヴィルさんの行きたい方向に向かって山のふもとまでついたときには、すでにヴィルさんのレベルは10を軽く超えていた。一晩でどれだけパワーレベリングしたんだよ。普通はそんなに簡単にパーソナルレベルがんがん上がらないよ。

 ヴィルさんが「ここら辺なんだけどな」と足を止めた時には、俺のインベントリもヴィデロさんの鞄も魔物の素材でかなりパンパンになっていた。



 辺りを見回しても、目の前は崖の岩肌、後ろは深い森が視界に広がるばかり。まだ深夜だから辺りは真っ暗。俺が魔法陣で描いた明かりの魔法は、辺りをうすぼんやりとしか照らしてはくれない。



「何でこっちの方に何かあると思ったんですか?」



 素朴な疑問をヴィルさんに投げかけると、ヴィルさんは首を捻りながら「こっちの方が何か気になる、っていう気分だったから、かな」なんていう曖昧な答えをくれた。

 そしてヴィルさんがその場で動きを止めて、目を閉じた。



「……やっぱり、何かある気がする」



 スッと目を開けて、岩肌を見上げた。

 俺はもちろん、ヴィデロさんも何も感じないみたいだった。俺の「感知」でも引っかかるものは何もない。

 何だろうなと思っていると、ヴィルさんがおもむろにデコボコの岩に足をかけて、暗い崖を登り始めた。

 慌てて明かりの魔法陣をヴィルさんに向かって飛ばすけれど、ヴィルさんは辺りの様子がわかっているんじゃないかと思うほどスムーズに登って行った。

 待って、何でそんなに軽々登れるんだ。これ、絶対に俺は登れないよ。腕力だけで身体を持ち上げるとか、無理だから。

 ひょいひょい登っていくヴィルさんは、絶対にボルダリングの経験があるんじゃないかと思うほど、足取りに迷いがなかった。

 二人でしばらくヴィルさんを見上げていると、だいぶ上の少し出っ張った岩に登って姿の見えなくなったヴィルさんが、ひょいと顔を出した。う、ヴィルさんが小さい。



「さっき健吾が魔法陣に書いていた言語が描かれてた。残念ながら俺にはなんて書いてあるのか読めないんだけどな」

「マジですか?!」



 まさかの岩の上にギミック発見だった。

 この中では俺しか古代魔道語は読めないから、俺が上に行くしかないんだけど。どう考えてもヴィルさんの所まで行ける気がしない。だって多分ビルで言うと3~4階くらいの高さはあるから。それを命綱なしで登れってどんな鬼仕様。雄太の持ってる飛翔の魔法が欲しい。

 それでも気になってしまって、俺が岩に足をかけると、ヴィデロさんが俺のすぐ下に立った。

 弱めの明かりに照らされながら、半分俺に覆いかぶさるようにして横を登るヴィデロさんが、一歩登る度に助言をくれる。



「マック、そこに足をかけて、上の岩を掴め」

「わかった……っ、て、身体が持ち上がら……わ!」



 腕をプルプルさせて必死で岩に登ろうとした俺の身体がふわっと宙に浮いたように軽くなる。

 ヴィデロさんが、自分の身体を両足と腕一本で支えつつ、もう一本の腕で俺の身体を持ち上げてくれていた。ううう、力強い。カッコいい。好き。

 時に落ちそうになる俺を支えてくれたり、なかなか登れない俺を持ち上げてくれたりと、ヴィデロさんの多大な助けを借りて、俺はようやくヴィルさんのいる場所まで辿り着いた。息を切らした俺とは対照的に、二人分の体重を支えたはずのヴィデロさんは全く疲れを見せておらず、涼しい顔で最後まで俺の身体を支えてくれた。好き。



 俺たちが降り立った場所は、畳一畳分くらいの広さがある崖の中盤の岩の出っ張りだった。下を見ると、随分と岩を上って来たんだということがわかって、ちょっとだけ足が竦む。これ、落ちたら一発で死に戻る高さだ。

 そしてヴィルさんの横に立った俺達三人の目の前の岩肌には、古代魔道語の文字が薄っすらと描かれていた。



『更なる力を求めんとする者 ここに祈りを捧げ 奥の神殿にて力を示せ』



 ああ、これ、多分俺たちだけではヤバい洞窟だ。

 俺が悟った瞬間、ピコンと音が響いた。







 新しいクエストが発生したのは、俺だけじゃなかったらしい。

 俺が文字を読んで聞かせた瞬間、ヴィルさんにも俺と同じクエストが発生したらしい。すごく楽しそうな顔になった。



「新しいクエスト……限界突破せよ、って。レベルがようやく二桁になった俺にも発生するものなんだな。でも、これはさすがに俺たちだけじゃ無理だな。日暮を呼ぶか」

「多分、赤片喰さんだけでもダメだと思います。高橋たちを呼んだら行けるかな。それとも、『白金の獅子』か『マッドライド』辺り誘ったらここまで来てくれるかな……。ユキヒラとか」

「健吾はそうそうたるメンバーとフレンドになってるんだな。俺でも知ってる名前ばかりだ。ユキヒラは運営とは関係はないけれど母にこき使われてるから多少は知らない間柄じゃないが」



 俺とヴィルさんでその新しいクエストのためのメンバーを話し合っていると、少しだけ険しい顔をしたヴィデロさんが口を挟んだ。



「マック、一体ここはなんなんだ?」

「ええと、さらに強くなるための試練の洞窟みたいなもの、だと思う。一番奥に凄く強い守護者がいるみたいで、それを倒すと限界を超えた力が手に入るみたい」



 クエスト欄を見ながらそう説明すると、ヴィデロさんが眉間の皺を深くして、俺を覗き込んできた。



「ここに入る時は、絶対に俺も行く。連れて行ってくれ」



 真剣な眼差しで射抜かれて、俺はその顔に見惚れながら、もちろん、とヴィデロさんと約束した。ただし、ヴィデロさんがヤバそうだったら、ヴィデロさんを抱えて魔法陣で逃げよう、そう心に誓って。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。

石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。 実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。 そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。 血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。 この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。 扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。

もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜

双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」 授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。 途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。 ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。 駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。 しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。 毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。 翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。 使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった! 一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。 その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。 この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。 次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。 悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。 ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった! <第一部:疫病編> 一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24 二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29 三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31 四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4 五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8 六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11 七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

後宮の隠れ薬師は、ため息をつく~花果根茎に毒は有り~

絹乃
キャラ文芸
陸翠鈴(ルーツイリン)は年をごまかして、後宮の宮女となった。姉の仇を討つためだ。薬師なので薬草と毒の知識はある。だが翠鈴が後宮に潜りこんだことがばれては、仇が討てなくなる。翠鈴は目立たぬように司燈(しとう)の仕事をこなしていた。ある日、桃莉(タオリィ)公主に毒が盛られた。幼い公主を救うため、翠鈴は薬師として動く。力を貸してくれるのは、美貌の宦官である松光柳(ソンクアンリュウ)。翠鈴は苦しむ桃莉公主を助け、犯人を見つけ出す。※表紙はminatoさまのフリー素材をお借りしています。※中国の複数の王朝を参考にしているので、制度などはオリジナル設定となります。 ※第7回キャラ文芸大賞、後宮賞を受賞しました。ありがとうございます。

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

私の家族はハイスペックです! 落ちこぼれ転生末姫ですが溺愛されつつ世界救っちゃいます!

りーさん
ファンタジー
 ある日、突然生まれ変わっていた。理由はわからないけど、私は末っ子のお姫さまになったらしい。 でも、このお姫さま、なんか放置気味!?と思っていたら、お兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんのスペックが高すぎるのが原因みたい。 こうなったら、こうなったでがんばる!放置されてるんなら、なにしてもいいよね! のんびりマイペースをモットーに、私は好きに生きようと思ったんだけど、実は私は、重要な使命で転生していて、それを遂行するために神器までもらってしまいました!でも、私は私で楽しく暮らしたいと思います!

断罪されているのは私の妻なんですが?

すずまる
恋愛
 仕事の都合もあり王家のパーティーに遅れて会場入りすると何やら第一王子殿下が群衆の中の1人を指差し叫んでいた。 「貴様の様に地味なくせに身分とプライドだけは高い女は王太子である俺の婚約者に相応しくない!俺にはこのジャスミンの様に可憐で美しい女性こそが似合うのだ!しかも貴様はジャスミンの美貌に嫉妬して彼女を虐めていたと聞いている!貴様との婚約などこの場で破棄してくれるわ!」  ん?第一王子殿下に婚約者なんていたか?  そう思い指さされていた女性を見ると⋯⋯? *-=-*-=-*-=-*-=-* 本編は1話完結です‪(꒪ㅂ꒪)‬ …が、設定ゆるゆる過ぎたと反省したのでちょっと色付けを鋭意執筆中(; ̄∀ ̄)スミマセン

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた

佐藤醤油
ファンタジー
 貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。  僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。  魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。  言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。  この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。  小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。 ------------------------------------------------------------------  お知らせ   「転生者はめぐりあう」 始めました。 ------------------------------------------------------------------ 注意  作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。  感想は受け付けていません。  誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

処理中です...