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第三章 偽装婚約?

新たな婚約

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 後日、婚約の話を正式に進めるため、王太子殿下が自らジェセニア伯爵家に挨拶に来てくれた。
 
 今日も今日とてかっこよすぎて瞳に優しくないルイ様に見惚れ、婚約の承諾を自分の両親に得ている姿に感動し、今お見送りまで完了したところだ。
 好きだと自覚するとどんなルイ様も素敵に見えて困る。いや、今までも最高にかっこよかったのだが。
 
 私がそんなことを考えながらうっとりした気持ちでルイ様を乗せた馬車が見えなくなるまで眺めていたら、ノアが唐突に呟いた。

「やっぱり、こうなったんだね。でも、アイツなら僕、認めてあげないでもない」
「え? ルイナルド王太子殿下のこと? ……ノアは、彼のこと知ってるの?」
「まあ、僕も直接話したことがあるわけじゃないけど……姉様が僕によく話してくれたじゃないか。図書館でよく一緒になったって。アイツのことなんでしょ?」
「ああ、学園の図書館でね。でも、王太子殿下のことを『あいつ』なんて言っちゃだめよ」

 私が軽くたしなめると、ノアは「わかってるよ」と不服そうに唇を前に突き出している。そんな顔も可愛い。
 
「学園でもそうみたいだけど、僕が言ってるのは何年か前の王宮の図書館でのことで……」

 私たちが玄関ホールの扉のそばで話していたところ、侍女のシエンナが「お話し中、申し訳ありません」と焦った様子で割り込んできた。

「こちら、王太子殿下のお忘れ物のようです」

 私はシエンナが手にしているものを見て顔が青ざめた。

「まあ! 大変!」
「いかがいたしますか?」
「え……これ、届けないとまずいわよね? お父様はなんて?」
「旦那様はリリアーヌ様に一任するとおっしゃっています。報告だけきちんとするようにと」
「……信頼してくれるのは嬉しいけれど、こんなに大切なものを私に預けるなんて……」

 私はため息をつきつつルイ様のあとを追いかけることに決め、ノアに告げる。

「ノアごめんね。話の続きはまたあとで」
「ううん。急ぐんでしょ? 馬車はもう呼んであるよ。もうすぐ来ると思うから」

 私がシエンナと話しながらも丁重にルイ様の忘れ物を受け取ったことで、状況を察したノアが先んじて馬車の手配をしてくれたらしい。さすが私の愛する弟。いい子すぎて感動した。
 その後すぐに到着した馬車に乗り込む。

「ノアありがとう……! じゃあ、届けてくるわね。シエンナ、お父様に伝えておいてね」
「姉様気をつけて。いってらっしゃい」
「承知いたしました。お気をつけていってらっしゃいませ」

 笑顔で手を振る愛らしいノアと、深く頭を下げるシエンナに見送られ、私は馬車に乗り込んだ。

「まあ、姉様が忘れてるならわざわざ思い出させる必要ないか。そこまでしてやる義理もないし。でもクラウスのゲス野郎よりは王太子のほうが断然マシだ。万一、王太子も姉様を悲しませるようなら僕が謀反を起こしてやる」

 馬車に乗った私に笑顔で手を振りながら、世界一可愛らしい私の天使・ノアがそんな物騒なひとりごとを呟いていたなんて、その後メイドのシエンナから伝え聞いてもなかなか信じられなかったけれど――。

✳︎✳︎✳︎

 結局ルイ様が乗る馬車には追いつけなくて、王宮までたどり着いてしまった。
 取り次ぎを頼むときに、お忘れ物がとても大事なものだったので直接お渡ししたい、と申し出るとすぐにアラスター様が出てきてくれた。アラスター様なら信頼できるので、ルイ様に渡してもらえるよう頼もうと思ったら、直接渡すよう促された。
 
 ――なんで? と思ったが、ルイ様がそう望んでいるからと言われれば拒否できるはずもない。アラスター様が直々に案内してくれて、通された場所はなんと一般貴族は立ち入り禁止の王族居住区域で、私は身を縮こませながらルイ様の元へと導かれた。

「ルイ様、リリアーヌ様をお連れしました」
「イアン、ありがとう」

 アラスター様はルイ様に声をかけられると、一礼してドアのそばまで下がった。

「リリー、よく来てくれたね」
「……! ルイ様、先ほどは当家までお越しいただきありがとうございました」
 
 ルイ様がシンプルなシャツとトラウザーズという普段は見られないラフな服装で現れたので、見てはいけないものを見てしまった気がして目を逸らしてしまった。
 
「リリー? 私に顔をよく見せて」

 甘い笑みを浮かべたルイ様に、両手で優しく頬を包まれ、顔を覗き込まれる。

――え、なにこれなんのご褒美? 

 最初こそバクバク鳴る心臓の音で冷静な思考が遮られていたけれど、私は元来自分の欲望に忠実なたちである。

――大好きな人に恋人扱いしてもらえるなんて、こんなご褒美展開この先ないかもしれない!

 即座に頭を切り替えた私は、突如訪れた至福のときに全力で身をゆだねることにした。
 そうすると緊張で強張っていた気持ちがほぐれ、身体に入っていた余計な力も抜ける。
 
 私の両頬に添えられたルイ様の手に自分の手を重ね、アレキサンドライトの瞳をまっすぐ見つめた。彼の慈愛に満ちた瞳を見ると、自然と笑みが溢れた。

「さっきまで飽きるほど見ていたではないですか。まだ足りないですか?」
「うん。足りない。ずっと見ていたい。ひと時も離れることなく」

――ルイ様が完璧に私を堕としにかかっている……!

 とっくに彼に墜ちきっている私だけれど、さらに深いところへと誘われるようだった。
 ルイ様と本当の恋人同士だったら純粋に喜べたのに、二人の関係はただ友情で結ばれているだけだ。
 
――でも、ただの友人にこんなことを言うだろうか?
 
「私の愛しい婚約者殿。忘れ物を届けに来てくれたと聞いたよ。ごめんね、こんなところまで来させてしまって」

 そうだ。ここは彼の私室。次期国王の私室なのだから、メイドも控えていれば護衛も配置されている。ルイ様は彼らに聞こえても違和感を抱かれることがないように演技をしているのだ。そう考え至って納得した私は、私も彼に合わせなければ、と口を開いた。

「ルイ様、先ほど別れたばかりなのに、どうしてもお会いしたくなって追いかけてきてしまいました。それから、これをお忘れになっていたので一緒に持ってきました。大切なものでしょう?」
「うん。会いに来てくれるのを待っていたんだ。剣も、わざわざ届けさせてしまって悪かったね。本当にありがとう」

 そんなことを言いながら私が差し出したものをルイ様が受け取る。
 それは、王族が正装するときに必ず身につけることが知られている剣だった。しかも、国王と王太子しか持つことを許されていない特別な剣だ。
 大切なものたから、きちんと渡せてよかった。私は万一失くしたら、壊したら、盗まれたらどうしようという緊張感から解放されて、ほっと安堵の息を吐いた。

「まあ、リリーよりも大切なものなんてないけどね」

 爽やかに甘く笑んだルイ様は、本当にかっこよくて。元々素敵な人だとわかっていたけれど、好きだと自覚した途端、ルイ様の素敵だと思っていたところが何倍にも増して素晴らしく見えてくるのはなぜだろうと熱に浮かされたように考えた。
 
 気を抜いたところに滑り込んできた不意打ちの恋人演技に、私はついに顔を真っ赤に染め上げてしまった。いや、自分からは見えないのだけれど……。顔が熱いから、多分真っ赤になっていると思うのだ。

――なにそれなにそれなにそれ! 殺し文句にも程があるでしょーーーー!

 私はこの人に一生敵わないに違いないということを確信した。

 なお、同じ空間内に控えていたアラスター様を始めとする空気に徹していた使用人一同は「二人を見ているだけで砂糖を吐きそうだった」という見解で一致し、その共通認識はその日のうちに王宮中に広まったということをあとで聞かされたのだった――。
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