未来から来た彼女！

第一章 ひまわり

第11話 体力がダメだから、親に会おう！

　俺は彼女に完全支配されているように、振り返る余地もなかったことがわかった。

　ということで今回の値引きについて、いきなり50％オフの値引きを言い出した。それは、今までの友情を台無しの可能性を無視しするほどの決意でした。

　しかし、残念なことに、おデブの店長さんからはそのチャンスすら与えなかった。

「まあいいか、三年前に会って以来、友達を見かけたこともなかった。今回は彼女をここに連れてくるだし、彼女に優しくしてね、お金の話を言うとお互いの友情を傷つけるからさ…」

　朴さんは人生の浮き沈みがわかるような表情で、手を振ってタバコに火をつけてそう言ってくれた。

　俺は大喜びしたが、「彼女」と聞いたとき、全身が電撃されたかのように震え、すぐに首を横に振って否定した。

　すると、朴店長さんから俺の頭をたたきながら「女の子も否定していないのに、お前が照れてどうするの？」と言いました。

　俺は痛いお額を揉み、隣にいる笑顔で黙っている温涼ウェン・スズミをちらりと見て、思わず体が震えった。

「お金はいらん、ただ一つ条件がある！」

　俺が「はぁ」と声を上げると、朴さんは睨みつけて、「お前は本当にガキだな、まず、俺はビジネスマンだ、その次、お前の友達だ、わかる？」

　彼がタバコを一口吸って、鼻から白い霧が噴き出しゆっくり話した。

「俺の条件は、これから毎月一本のフィンガー・ピッキングのムービーを投稿して、最初と最後に俺の店のアドレスを付けること、それに、高三以降は半月に一回に短縮する」

「ということで、最新作は来週まで、録音機材や効果音などは直接俺の店で録音しに来て。

　朴さんは決定的な口調で拒否することも言わせなかった。

「じゃあ……今はお金いらない……ということは、温さんの条件を同意しなくてもいいよね？」と俺は単純に聞いた。

　ギターなら俺がコントロールできるものであり、温涼ウェン・スズミの条件はあまりにも未知だし、二択のバランスから考えるとやはり目の前にいるおデブのオタクの条件のほうがもっと受け入れられやすい。

 　所詮、オタクとオタクだから意地悪がないはす。

「いや、ギターは私が買ったよ！」

　後ろから温涼ウェン・スズミの声が聞こえ、俺は頭を振り向かて、「そう…でも、今店長はお金を返してくれるって…」

「それは私と店長の間の話し、君に関係ないでしょうか？」と温涼ウェン・スズミは当たり前のように言った。

　すると、店長の朴さんも「そうそう、この子のおかけじゃなければ、俺はこのギターをあげると思うか？」

「約束しなければ、このギターのお金を返して、タダで貰いたいなら約束を守って!」

「ありがとう、店長さん！優しいお方だね！」

「へぇへぇ、いやいや、気にしないで～」

「……」

　初対面の二人はこのように馴れ合いながら話すなんで、俺は風箱の中にいるネズミのように両方とも板ばさみ。

　結局、俺くんは妥協した。

　二人の条件ともに合意し、ギターショップを出たとき、少女は鹿のように跳ねてご機嫌だったようだ。

「温さん、ごめん、先店長さんに俺らの関係を勘違いさせた…」

「いいの、彼の勘違いがなければ、ギターをタダにしてくれないでしょう？」と温涼ウェン・スズミは振り返り微笑がいっぱいだった。

「これとそれは……繋がれるのか？」

「当たり前じゃん……」と彼女は振り返り、両手を後ろに回し、ゆっくり聞かれた。

「そういえば、さっきの曲すごくよかったよ『Sunflower』って名前だったよね？どうしてこの曲なの？ 目の前で腕前を披露するだけじゃないでしょ？」

　彼女は二歩前に進み、俺は無意識のうちに後ずさりし、ぎこちなく肩を上げ、ギターのストラップを少し締めた。

「先…から聞きたかった、未来の私がギターを弾くのを見たことはないの?」

　俺は再び話題を変え見た。

「それは自分に聞くべきじゃない？なぜ諦めたのか？」

　温涼ウェン・スズミはゆっくりと一歩一歩近づき、そして、俺の目の前でわずかな距離でたち止まった。

　ブルースのように息を吐き、美しく体から酔わせる香り、俺の心臓はドキドキし、喉に飛び込みそうになった！

「俺か……」

「話したいときに話して」と彼女は突然前に進むのをやめて微笑みをくれた。

　その明るい笑顔が彼の瞳に映り込み、太陽の光のように、隙間から俺の元々閉じられた心を照らした。

「パン～」

　目の前で、白い指が彼の眉の中央を弾いた。

「また、変なことを考えてじゃないよね？ こんなに近くにいるのに気をそらすなんで！」

　温涼ウェン・スズミは不満そうに手を引っ込めた。

「いや……違う……というか次はどこにいく？」

　俺はまだ話しをそらしたのを見て、彼女は微笑みながら立ち止まってゆっくりと呟いだ。

「今のあなたは、未来とまったく同じだね……」

「はぁ！？」

「ひまわりの花言葉って知っている？」

「これ……未来の俺と関係あるの？」

　俺はわけもわからなくて聞いた。

　そこで、彼女はまるで、それを予知したように俺を見て、

「アホ、もう行くよ！次はショッピング！」

　というわけで、俺が人生で初めて女性とショッピングする恐ろしさを感じた。

　朝９時から午後２時30分まで、彼女は彼の生活必要品や数着の洋服だけでなく、彼女自身のものもたくさん買いました。

　ちなみに、最初に見たあの香水も！

 　俺は断れなかった！

「約束したしょう、これから何でも私の言うことを聞くって！」

　温涼ウェン・スズミから厳しい目をそらすだけで、俺はもう何にも言えなくなり、単なる受け身となっていった。

　まぁ、あの３０万円の借金が増え続けていなく、単に無理やり服を買ってくれるのはありがたいことだ。

 　ショッピングモールを出て家に帰り、全身に負われた買い物の袋を降ろし、息を切らしてソファに倒れ込んだ。

　とその時、温涼ウェン・スズミは腕を組んで俺を見下した。

「体力がなさそうだね！これだけ運んでこんなになるとは」


「これだけって言えるの？ 両手にも背負ったにも、残りは口で噛むのみだけ、しかも六時間も！ほんの少しのお昼だけで、ぜんぜん休んでいないじゃん！もう俺はヘトヘトだよ！」

　と俺はすぐに丘のような買い物袋を指さし思わず愚痴を言った。

　彼の可愛そうな姿を見て、温涼ウェン・スズミは笑顔を抑え、頭をそむけし、口では気まぐれに「どうでもいい、男として君の体力が足りないだ」！

　今の俺は温涼ウェン・スズミと議論するつもりはなく、ソファで横になってボートするだけにしたい。

　役に立たない塩漬けの魚のように。

「まぁ、ダメならダメでいい、もう疲れた…」と俺はため息をついた。

　ところで、これを言う途端に、温涼ウェン・スズミはソファに近づけ、両手で俺を引っ張り上げた。

「体力がないからもっと運動しなきゃ！ 早く起きてついて来て！」

「どこに？」

「お父さんのボクシングジムで、いっぱい訓練しないと」

　これを言った後、温涼ウェン・スズミの手は沈み床に落ち込むほど力を脱いだ。

　すると、俺は地面にひざまずいて、疲れそれとも怯えているのか、よくわからなくただ呟いた。

「お…お…親にあう！？」