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第1章・幼少期 編
004:森の中って危ないね
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004:森の中って危ないね
ラグネルさんから楽しく厳しく魔法を学び始めて、今日で丁度2週間が経った。
この前にラドールさんが固有スキルを使って、俺のステータスを確認したが、その情報をラグネルさんも共有してから熱の入り方が明らかに変わった。
「まさか全属性に適性があるなんて考えられないわ。これは魔法を使う為に生まれて来たのよ!!」
そんな風に主張するようになってからは、ラグネルさん自身の研究している魔法を、積極的に教えてくれるようになったのである。
そして拳銃の方は父さんと母さんが、代わりばんこに教えてくれる事に決まった。昔は凄腕の冒険者だったからなのか、父さんと母さんの指導は分かりやすかった。
そんな風に魔法と剣術の修行を続けて、2年という月日が経って俺は5歳になった。
「本当に凄いわ。まさか2年の鍛錬で、初級魔法とはいえども無詠唱で放てるようになるなんて………驚きで言葉を失うレベルよ」
「これはラグネル師匠の指導のおかげです!! これからもよろしくお願いします!!」
この2年間で俺は初級魔法の無詠唱に成功した。
5歳になった事で、かなり動きやすくなって2度目の人生を楽しんでいる。
それにしても魔法や剣の訓練が、かなりハードになって来ていて着いていくのに大変な時がある。
もちろん俺の本意だから問題は無いのだが、父さんが剣を教える時に、自分の子供とか関係なく殺すという目をして向かってくる。
剣の大変さと真剣さがあるとはいえども、5歳児にして良い目だとは思えない(笑)。
「良いか!! 俺たち冒険者は、ただ世界を巡れば良いってわけじゃない。自分よりも弱い人を1人でも多くモンスターの脅威から守る為に戦うんだ」
「うんっ!! 誰よりも強くなって世界を周りながらモンスターを倒すよ!!」
「そうだ、素晴らしい志だぞ。さすがは俺と母さんの子供だ!! お前は絶対に、俺たちなんかよりも強くなって素晴らしい冒険者になれるぞ!!」
父さんからは冒険者というのは、どういうモノなのかと核心に迫る事について詳しく教えてくれた。
確かに冒険者というのは、ただ世界を周っているだけではなく、冒険者になって戦う事のできない人の代わりにモンスターを倒す事が仕事だ。つまりは弱きを助け強きをくじくと言ったところだろう。
そのモチベーションを持って修行を続けていると、5歳になったと言うところで近くの森に、父さんと一緒に行ってみる事になったのである。
「この森はFランクモンスターしか出ないから、初めてのアッシュに向いてると思うぞ」
「凄いワクワクしてる!! どんなモンスターが出るのかなぁ!!」
「初めての討伐だもんな。楽しみにするのは良いけど、浮かれすぎて足元を掬われるんじゃないぞ」
「はいっ!! 集中して頑張ります!!」
あまりにもワクワクしている俺に、父さんは浮かれすぎて怪我をしないようにと注意してくれた。
体は5歳だが実際の精神年齢は30歳を越えている。
そのはずなのに、子供のようにモンスターと戦う事を楽しみにしている。これはつまり童心に帰るという奴なのだろうか。
とにかく良い緊張感を持って、父さんの側を離れないようにしようと言い聞かせる。
「よしっ!! それじゃあ早速、森の中に入っていくからな!!」
「はいっ!!」
俺と父さんは森の中に足を踏み入れた。
魔物がいるからなのだろうか。とても前世の森とは雰囲気というか、オーラというのか違う。
このオーラにあてられて俺は緊張して来た。
しかし側には元凄腕冒険者である父さんがいる。これだけで少しは緊張から解放される。
それでも父さんは、俺を連れているからだろうが緊張感を持って、いつでも剣を抜けるようにしていた。
「ん? 何かおかしいな………」
「どうかしたの?」
「いや、何か森の奥から嫌なオーラを感じる………この森は世界的に見ても安全な森のはずだ。だが、とりあえずは警戒をしておけ」
「分かりました!! そんなにヤバいですか?」
「詳しくは分からないが、この気配はFやEランクの気配じゃない………これは前例の無い事だ」
父さんはピタッと止まって、急に周囲を警戒し始めたのである。
何かと思って聞いてみると、この森に存在しないはずのモンスターの気配がするという。この森での最高ランクはFランクで、それ以上は観測した事ないという。
まさか突然変異とかで、高ランクのモンスターがスポーンしたのでは無いかと考えた。
「来るぞ!! 警戒しておけ………なっ!? どうしてコイツが、こんなところにいるんだよ!!」
俺と父さんの前に現れたのは、全長5メートルは越えている大きな熊型のモンスターだった。
目が赤く光っていて全身から殺してやるオーラを醸し出していやがる。さすがの父さんも冒険者を引退しているので、ドキッとしているのである。
そんな時なのに俺は好奇心が湧き上がっていた。
「父さん、このモンスターは何なの!?」
「コイツは《レッドグリズリー》だ。単体だけでもAランクを超えるモンスターだ………」
「Aランク!? そんなモンスターが、こんな近所の森にいるなんて………」
「父さんも同意見だ。こんなところに出て来て良いモンスターじゃねぇ」
俺は父さんに、この熊型モンスターは何なのかと聞いたら、Aランクをモンスターの《レッドグリズリー》だったのである。
こんな森にAランクが出て来て良いわけがない。
油断をしたら父さんだって殺されるかもしれない為、剣を構えてレッドグリズリーを睨んでいる。
「アッシュっ!! 向こうで隠れてろ!!」
「わ 分かった!! 父さんも気をつけて!!」
「お前を死なせるわけにはいかないからな!! 冒険者の真髄を見せるさ!!」
俺は父さんに言われた通りに、茂みの中に身を隠して父さんの様子を確認する。
足手纏いとなる俺が隠れた事で、父さんはグッと剣を構えて強化魔法を使う。
「こんなところで死ぬわけにはいかないからな。今日は熊鍋で決まりだっ!!」
・強化魔法《筋力増加》
アレが強化魔法か。
まだ使った事は無いが、筋力増加を使えば5歳の体でも動きが良くなるのでは無いだろうか。
こんな命の危険が迫っている時だというのに、俺はワクワクして思考が加速している。とりあえずは俺が出て行っても邪魔になるから父さんの戦いぶりを学ぼう。
筋力を増加させた父さんは、地面が抉れるくらい強く踏み込んでレッドグリズリーに飛びかかる。それは俺の目には負えないくらいの速度だった。
「スピードだけじゃねぇぞ!!」
・強化魔法《斬撃強化》
強化魔法は斬撃にもバフをする事ができる。
一気にパワーが上がった斬撃を、レッドグリズリーに向かって剣を振り抜くのである。
するとレッドグリズリーの体に傷をつけられたが、痛みから逆上して父さんに腕を振り下ろす。空中だった為に、避ける事ができずにガードをして受けるしか無い。
そのまま父さんは空中で攻撃を受けると、一気に地面に叩きつけられた。
「父さんっ!!」
「出てくるな!! アッシュ。お前は村に戻って、冒険者を呼んで来るんだ!! このままだったら、俺以外に犠牲者が出てしまう!!」
「でも、父さんは!!」
「俺の事は良いから………早く呼んで来るんだ!!」
父さんは死期を察したのか、俺に村の冒険者を呼んで対応させるように言って来た。
そんな事があっても良いのか………いや、俺は人を助ける為に冒険者になったんだ。ここで逃げたなら、俺は冒険者になる資格は無い。
ラグネルさんから楽しく厳しく魔法を学び始めて、今日で丁度2週間が経った。
この前にラドールさんが固有スキルを使って、俺のステータスを確認したが、その情報をラグネルさんも共有してから熱の入り方が明らかに変わった。
「まさか全属性に適性があるなんて考えられないわ。これは魔法を使う為に生まれて来たのよ!!」
そんな風に主張するようになってからは、ラグネルさん自身の研究している魔法を、積極的に教えてくれるようになったのである。
そして拳銃の方は父さんと母さんが、代わりばんこに教えてくれる事に決まった。昔は凄腕の冒険者だったからなのか、父さんと母さんの指導は分かりやすかった。
そんな風に魔法と剣術の修行を続けて、2年という月日が経って俺は5歳になった。
「本当に凄いわ。まさか2年の鍛錬で、初級魔法とはいえども無詠唱で放てるようになるなんて………驚きで言葉を失うレベルよ」
「これはラグネル師匠の指導のおかげです!! これからもよろしくお願いします!!」
この2年間で俺は初級魔法の無詠唱に成功した。
5歳になった事で、かなり動きやすくなって2度目の人生を楽しんでいる。
それにしても魔法や剣の訓練が、かなりハードになって来ていて着いていくのに大変な時がある。
もちろん俺の本意だから問題は無いのだが、父さんが剣を教える時に、自分の子供とか関係なく殺すという目をして向かってくる。
剣の大変さと真剣さがあるとはいえども、5歳児にして良い目だとは思えない(笑)。
「良いか!! 俺たち冒険者は、ただ世界を巡れば良いってわけじゃない。自分よりも弱い人を1人でも多くモンスターの脅威から守る為に戦うんだ」
「うんっ!! 誰よりも強くなって世界を周りながらモンスターを倒すよ!!」
「そうだ、素晴らしい志だぞ。さすがは俺と母さんの子供だ!! お前は絶対に、俺たちなんかよりも強くなって素晴らしい冒険者になれるぞ!!」
父さんからは冒険者というのは、どういうモノなのかと核心に迫る事について詳しく教えてくれた。
確かに冒険者というのは、ただ世界を周っているだけではなく、冒険者になって戦う事のできない人の代わりにモンスターを倒す事が仕事だ。つまりは弱きを助け強きをくじくと言ったところだろう。
そのモチベーションを持って修行を続けていると、5歳になったと言うところで近くの森に、父さんと一緒に行ってみる事になったのである。
「この森はFランクモンスターしか出ないから、初めてのアッシュに向いてると思うぞ」
「凄いワクワクしてる!! どんなモンスターが出るのかなぁ!!」
「初めての討伐だもんな。楽しみにするのは良いけど、浮かれすぎて足元を掬われるんじゃないぞ」
「はいっ!! 集中して頑張ります!!」
あまりにもワクワクしている俺に、父さんは浮かれすぎて怪我をしないようにと注意してくれた。
体は5歳だが実際の精神年齢は30歳を越えている。
そのはずなのに、子供のようにモンスターと戦う事を楽しみにしている。これはつまり童心に帰るという奴なのだろうか。
とにかく良い緊張感を持って、父さんの側を離れないようにしようと言い聞かせる。
「よしっ!! それじゃあ早速、森の中に入っていくからな!!」
「はいっ!!」
俺と父さんは森の中に足を踏み入れた。
魔物がいるからなのだろうか。とても前世の森とは雰囲気というか、オーラというのか違う。
このオーラにあてられて俺は緊張して来た。
しかし側には元凄腕冒険者である父さんがいる。これだけで少しは緊張から解放される。
それでも父さんは、俺を連れているからだろうが緊張感を持って、いつでも剣を抜けるようにしていた。
「ん? 何かおかしいな………」
「どうかしたの?」
「いや、何か森の奥から嫌なオーラを感じる………この森は世界的に見ても安全な森のはずだ。だが、とりあえずは警戒をしておけ」
「分かりました!! そんなにヤバいですか?」
「詳しくは分からないが、この気配はFやEランクの気配じゃない………これは前例の無い事だ」
父さんはピタッと止まって、急に周囲を警戒し始めたのである。
何かと思って聞いてみると、この森に存在しないはずのモンスターの気配がするという。この森での最高ランクはFランクで、それ以上は観測した事ないという。
まさか突然変異とかで、高ランクのモンスターがスポーンしたのでは無いかと考えた。
「来るぞ!! 警戒しておけ………なっ!? どうしてコイツが、こんなところにいるんだよ!!」
俺と父さんの前に現れたのは、全長5メートルは越えている大きな熊型のモンスターだった。
目が赤く光っていて全身から殺してやるオーラを醸し出していやがる。さすがの父さんも冒険者を引退しているので、ドキッとしているのである。
そんな時なのに俺は好奇心が湧き上がっていた。
「父さん、このモンスターは何なの!?」
「コイツは《レッドグリズリー》だ。単体だけでもAランクを超えるモンスターだ………」
「Aランク!? そんなモンスターが、こんな近所の森にいるなんて………」
「父さんも同意見だ。こんなところに出て来て良いモンスターじゃねぇ」
俺は父さんに、この熊型モンスターは何なのかと聞いたら、Aランクをモンスターの《レッドグリズリー》だったのである。
こんな森にAランクが出て来て良いわけがない。
油断をしたら父さんだって殺されるかもしれない為、剣を構えてレッドグリズリーを睨んでいる。
「アッシュっ!! 向こうで隠れてろ!!」
「わ 分かった!! 父さんも気をつけて!!」
「お前を死なせるわけにはいかないからな!! 冒険者の真髄を見せるさ!!」
俺は父さんに言われた通りに、茂みの中に身を隠して父さんの様子を確認する。
足手纏いとなる俺が隠れた事で、父さんはグッと剣を構えて強化魔法を使う。
「こんなところで死ぬわけにはいかないからな。今日は熊鍋で決まりだっ!!」
・強化魔法《筋力増加》
アレが強化魔法か。
まだ使った事は無いが、筋力増加を使えば5歳の体でも動きが良くなるのでは無いだろうか。
こんな命の危険が迫っている時だというのに、俺はワクワクして思考が加速している。とりあえずは俺が出て行っても邪魔になるから父さんの戦いぶりを学ぼう。
筋力を増加させた父さんは、地面が抉れるくらい強く踏み込んでレッドグリズリーに飛びかかる。それは俺の目には負えないくらいの速度だった。
「スピードだけじゃねぇぞ!!」
・強化魔法《斬撃強化》
強化魔法は斬撃にもバフをする事ができる。
一気にパワーが上がった斬撃を、レッドグリズリーに向かって剣を振り抜くのである。
するとレッドグリズリーの体に傷をつけられたが、痛みから逆上して父さんに腕を振り下ろす。空中だった為に、避ける事ができずにガードをして受けるしか無い。
そのまま父さんは空中で攻撃を受けると、一気に地面に叩きつけられた。
「父さんっ!!」
「出てくるな!! アッシュ。お前は村に戻って、冒険者を呼んで来るんだ!! このままだったら、俺以外に犠牲者が出てしまう!!」
「でも、父さんは!!」
「俺の事は良いから………早く呼んで来るんだ!!」
父さんは死期を察したのか、俺に村の冒険者を呼んで対応させるように言って来た。
そんな事があっても良いのか………いや、俺は人を助ける為に冒険者になったんだ。ここで逃げたなら、俺は冒険者になる資格は無い。
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