164 / 201
第4章・ロリっ子な吸血鬼の女の子
160:生まれた隙
しおりを挟む
俺たちは砦攻撃を開始した。
そして俺が砦の奥に進んでいくと、今回の目的であるギルド・ボガードの幹部の服心たちが現れる。笑った鬼のような仮面を付けたスマイリーという男だ。
「確かに歳の割には、良く戦えているんじゃないか。でも俺たちのような本物の強者とはランクが違う。これじゃあ及第点止まりだぞ」
「大きなお世話な奴だな。いいや、お節介な野郎じゃない………ただ自分の力を過信している馬鹿だな」
スマイリーは俺の事を歳の割には強いが、ただ強者とは違うんだと言ってきた。別に気にする事ではないのだろうが、ここは乗ってやった方が戦況は良くなるのではないかと俺は考えた。
前世の俺ならば口答えなんてした事はないが、ここは異世界で第2の人生だ。好き勝手に生きると決めたのならば、こんなところで舐められるわけにはいかない。その2つがスマイリーの挑発に乗った意味だ。
「嬉しいじゃねぇかよ。ただの雑魚ってだけなら時間の無駄だったが………こりゃあ良いタイマンになるわ」
「言われなくても俺の完勝で、お前からギルド・ボガードの情報を聞き出してやるよ!!」
・炎魔法Level1《ファイヤーハンド》
・闇魔法Level2《ドレインハンド》
――――炎魔の拳――――
俺はメリケンサックを付けると、スマイリーに向かって走り出す。スマイリーも向かってくる俺に対して、ドシッと踏ん張って剣を構える。
とりあえず渾身のパンチをスマイリーに向かって放つと、地面がドンッと陥没してしまった。しかしスマイリーは笑みを浮かべるくらいに、余裕たっぷりで俺の拳を受け止めやがったのである。
「腰の入った良いパンチじゃないか。こんなに全力でやってくれて嬉しいぞ!!」
「そりゃあどうもな!! このパンチを顔面に喰らったら、もっと気持ちいい事になるぞ!!」
「それは魅力的な提案だが、ここの仕事があるんでね」
スマイリーは俺のパンチを素直に誉めてきた。気持ち悪いと思いながらも、俺は頬に受ければ気持ち良くなれると提案をした。その提案は魅力的だったらしいが、仕事からあるからと言って押し返した。
押し返された俺は後ろに飛ばされて着地する。そこを狙ってスマイリーが剣を構えながら向かってきた。魔法もオリジナルスキルも使わずに、ここまで強いのかと俺は少しゾッとしてきた。
「身体能力は高いみたいだが、魔法もオリジナルスキルも使わないなら対処はできるぞ!!」
「そうか? それなら少し早いが、オリジナルスキルを使ってやるか………直ぐに死ぬんじゃないぞ」
オリジナルスキル『影絵の猛獣』
「なにっ!?」
俺はスマイリーにオリジナルスキルを使わないのならば、対処は可能だと言い放った。それに対して少しムスッと顔に出ると、オリジナルスキルを使うという。
どんなスキルなのかと思ったら、スマイリーの影の中から影絵のオオカミが2体も出てきた。そうスマイリーのオリジナルスキルは自分の影から影絵の動物を、実際に召喚するという能力だった。
オオカミを出すと俺に向かって放ってきた。動物くらいならば問題ないと思っていたら、その動物たちに合わせてスマイリーも斬りかかってくる。確かに、これは動物だけではなくスマイリーにも目を向けなければいけない為、さっきまでとは難易度の桁が違う。
「危なっ!? 動物の使い手ってわけか………こりゃあ確かに普通なら数分も持たないだろうな」
「俺が戦ってきた中で、ここまで持ったのは君が初めてだぞ? それだけで賞賛に値するが………もっともっと俺を嬉しくさせてくれよ!!」
「お前を楽しませる為にやってるわけじゃないが、手応えが無いのも面白くは無いか………たくっ。俺の性分も面倒なもんだな」
どうやらスマイリーが、オリジナルスキルを使った相手の中で、俺が最も長く生きているという。確かに難易度は高くなっているが、これくらいじゃないと異世界を冒険してる感が感じられない。
楽しくなりそうだと互いに感じてから、スマイリーがオオカミやらリスやらを出して俺に向かわせてくる。リスも出てきたが侮れない。
たくさんの動物たちとスマイリーが向かってくるのに対して、俺はドラゴン・ブレスを出して動物たちを一掃するとスマイリーとの距離を詰めていく。そして動物を出させる暇なく攻撃を仕掛ける。
「これはこれは凄い攻撃だな!! さっきまでとは違ってギアが桁違いだ!!」
「お前には動物を出させる隙なんて与えねぇよ!!」
「それは、どうかな?」
「なんだと………うっ!?」
俺の怒涛の攻撃にスマイリーは笑顔になって、喜んでいるように見えるが、俺が窮地に追い込んでいるとはスマイリーは思っていない。と俺は考えていたが、逆に窮地に立たされていたのは俺の方だった。
スマイリーの影は俺の背後に伸びていて、そこからオオカミが現れて俺の脇腹に噛みついてきた。痛みで顔を顰めてしまった瞬間、スマイリーの剣は俺の胸に斜めに振り下ろされたのである。
* * *
場所は変わってルイちゃんの方に変わる。
ルイちゃんは四本刀のアングリーという奴と戦闘を行なっているが、アングリーはルイちゃんよりも遥かに大きくガタイが良い怒った鬼の仮面を付けた奴だ。
「女のガキが、俺様を舐めるんじゃねぇ。こんなガキに舐められるなんて、怒りで一杯だ………ここで殺して八つ裂きにしてやるよ!!」
「できるもんならやってみるでござる!! 拙者の武士道は、誰にも崩せないでござるよ!!」
「武士道が何なのかは知らねぇが、ガキに大人の事情なんて分かりはしないだろ!! 分かったフリをされる事こそ怒りで火を吹きそうだ」
アングリーはルイちゃんが、自分を舐めていると思って憤りを感じているという。しかし完全な八つ当たりだと、ルイちゃんは思って刀を構えるのである。
アングリーの武器は引くくらいに重たそうな木の棍棒を持っている。常人ならば持ち上げるのも難しそうで、武器としては完全に欠陥があるところだろう。しかし体格が良いアングリーにしては威力も出て良い武器だ。
アングリーは棍棒を地面に引きずりながらルイちゃんに接近する。ルイちゃんは刀を鞘にしまって左足を後ろに引いて、グッと腰に力を入れる。
「潰れろ!!」
「居合抜刀術………」
――定型居合――
ルイちゃんはアングリーが、距離を詰めたところから棍棒を振り上げた瞬間の隙を狙う。居合抜刀術で、アングリーの胸をバッサリ斬った。
斬られた瞬間にアングリーは、振り上げた棍棒を地面にドサッと落とした。ルイちゃんは完全に、アングリーの隙を突いて斬る事に成功した。少しは耐えたとしても地面にバタンッと倒れるだろうと考えている。
しかし何秒待ってもアングリーが倒れる音が聞こえずに、どうなっているのかと振り返るとアングリーは棍棒を拾っていた。ルイちゃんは焦って剣を握り直そうとしたが、拾った姿勢のままルイちゃんに棍棒を振って殴り飛ばしたのである。
「あの程度の傷で死ぬと思われている事に、これ以上ないくらいの怒りを感じているぞ!!」
アングリーの胸の傷は、死に至るまで深い傷ではなくタラーッと血が少し垂れるくらいだった。
そして俺が砦の奥に進んでいくと、今回の目的であるギルド・ボガードの幹部の服心たちが現れる。笑った鬼のような仮面を付けたスマイリーという男だ。
「確かに歳の割には、良く戦えているんじゃないか。でも俺たちのような本物の強者とはランクが違う。これじゃあ及第点止まりだぞ」
「大きなお世話な奴だな。いいや、お節介な野郎じゃない………ただ自分の力を過信している馬鹿だな」
スマイリーは俺の事を歳の割には強いが、ただ強者とは違うんだと言ってきた。別に気にする事ではないのだろうが、ここは乗ってやった方が戦況は良くなるのではないかと俺は考えた。
前世の俺ならば口答えなんてした事はないが、ここは異世界で第2の人生だ。好き勝手に生きると決めたのならば、こんなところで舐められるわけにはいかない。その2つがスマイリーの挑発に乗った意味だ。
「嬉しいじゃねぇかよ。ただの雑魚ってだけなら時間の無駄だったが………こりゃあ良いタイマンになるわ」
「言われなくても俺の完勝で、お前からギルド・ボガードの情報を聞き出してやるよ!!」
・炎魔法Level1《ファイヤーハンド》
・闇魔法Level2《ドレインハンド》
――――炎魔の拳――――
俺はメリケンサックを付けると、スマイリーに向かって走り出す。スマイリーも向かってくる俺に対して、ドシッと踏ん張って剣を構える。
とりあえず渾身のパンチをスマイリーに向かって放つと、地面がドンッと陥没してしまった。しかしスマイリーは笑みを浮かべるくらいに、余裕たっぷりで俺の拳を受け止めやがったのである。
「腰の入った良いパンチじゃないか。こんなに全力でやってくれて嬉しいぞ!!」
「そりゃあどうもな!! このパンチを顔面に喰らったら、もっと気持ちいい事になるぞ!!」
「それは魅力的な提案だが、ここの仕事があるんでね」
スマイリーは俺のパンチを素直に誉めてきた。気持ち悪いと思いながらも、俺は頬に受ければ気持ち良くなれると提案をした。その提案は魅力的だったらしいが、仕事からあるからと言って押し返した。
押し返された俺は後ろに飛ばされて着地する。そこを狙ってスマイリーが剣を構えながら向かってきた。魔法もオリジナルスキルも使わずに、ここまで強いのかと俺は少しゾッとしてきた。
「身体能力は高いみたいだが、魔法もオリジナルスキルも使わないなら対処はできるぞ!!」
「そうか? それなら少し早いが、オリジナルスキルを使ってやるか………直ぐに死ぬんじゃないぞ」
オリジナルスキル『影絵の猛獣』
「なにっ!?」
俺はスマイリーにオリジナルスキルを使わないのならば、対処は可能だと言い放った。それに対して少しムスッと顔に出ると、オリジナルスキルを使うという。
どんなスキルなのかと思ったら、スマイリーの影の中から影絵のオオカミが2体も出てきた。そうスマイリーのオリジナルスキルは自分の影から影絵の動物を、実際に召喚するという能力だった。
オオカミを出すと俺に向かって放ってきた。動物くらいならば問題ないと思っていたら、その動物たちに合わせてスマイリーも斬りかかってくる。確かに、これは動物だけではなくスマイリーにも目を向けなければいけない為、さっきまでとは難易度の桁が違う。
「危なっ!? 動物の使い手ってわけか………こりゃあ確かに普通なら数分も持たないだろうな」
「俺が戦ってきた中で、ここまで持ったのは君が初めてだぞ? それだけで賞賛に値するが………もっともっと俺を嬉しくさせてくれよ!!」
「お前を楽しませる為にやってるわけじゃないが、手応えが無いのも面白くは無いか………たくっ。俺の性分も面倒なもんだな」
どうやらスマイリーが、オリジナルスキルを使った相手の中で、俺が最も長く生きているという。確かに難易度は高くなっているが、これくらいじゃないと異世界を冒険してる感が感じられない。
楽しくなりそうだと互いに感じてから、スマイリーがオオカミやらリスやらを出して俺に向かわせてくる。リスも出てきたが侮れない。
たくさんの動物たちとスマイリーが向かってくるのに対して、俺はドラゴン・ブレスを出して動物たちを一掃するとスマイリーとの距離を詰めていく。そして動物を出させる暇なく攻撃を仕掛ける。
「これはこれは凄い攻撃だな!! さっきまでとは違ってギアが桁違いだ!!」
「お前には動物を出させる隙なんて与えねぇよ!!」
「それは、どうかな?」
「なんだと………うっ!?」
俺の怒涛の攻撃にスマイリーは笑顔になって、喜んでいるように見えるが、俺が窮地に追い込んでいるとはスマイリーは思っていない。と俺は考えていたが、逆に窮地に立たされていたのは俺の方だった。
スマイリーの影は俺の背後に伸びていて、そこからオオカミが現れて俺の脇腹に噛みついてきた。痛みで顔を顰めてしまった瞬間、スマイリーの剣は俺の胸に斜めに振り下ろされたのである。
* * *
場所は変わってルイちゃんの方に変わる。
ルイちゃんは四本刀のアングリーという奴と戦闘を行なっているが、アングリーはルイちゃんよりも遥かに大きくガタイが良い怒った鬼の仮面を付けた奴だ。
「女のガキが、俺様を舐めるんじゃねぇ。こんなガキに舐められるなんて、怒りで一杯だ………ここで殺して八つ裂きにしてやるよ!!」
「できるもんならやってみるでござる!! 拙者の武士道は、誰にも崩せないでござるよ!!」
「武士道が何なのかは知らねぇが、ガキに大人の事情なんて分かりはしないだろ!! 分かったフリをされる事こそ怒りで火を吹きそうだ」
アングリーはルイちゃんが、自分を舐めていると思って憤りを感じているという。しかし完全な八つ当たりだと、ルイちゃんは思って刀を構えるのである。
アングリーの武器は引くくらいに重たそうな木の棍棒を持っている。常人ならば持ち上げるのも難しそうで、武器としては完全に欠陥があるところだろう。しかし体格が良いアングリーにしては威力も出て良い武器だ。
アングリーは棍棒を地面に引きずりながらルイちゃんに接近する。ルイちゃんは刀を鞘にしまって左足を後ろに引いて、グッと腰に力を入れる。
「潰れろ!!」
「居合抜刀術………」
――定型居合――
ルイちゃんはアングリーが、距離を詰めたところから棍棒を振り上げた瞬間の隙を狙う。居合抜刀術で、アングリーの胸をバッサリ斬った。
斬られた瞬間にアングリーは、振り上げた棍棒を地面にドサッと落とした。ルイちゃんは完全に、アングリーの隙を突いて斬る事に成功した。少しは耐えたとしても地面にバタンッと倒れるだろうと考えている。
しかし何秒待ってもアングリーが倒れる音が聞こえずに、どうなっているのかと振り返るとアングリーは棍棒を拾っていた。ルイちゃんは焦って剣を握り直そうとしたが、拾った姿勢のままルイちゃんに棍棒を振って殴り飛ばしたのである。
「あの程度の傷で死ぬと思われている事に、これ以上ないくらいの怒りを感じているぞ!!」
アングリーの胸の傷は、死に至るまで深い傷ではなくタラーッと血が少し垂れるくらいだった。
0
お気に入りに追加
267
あなたにおすすめの小説
転生魔法伝記〜魔法を極めたいと思いますが、それを邪魔する者は排除しておきます〜
凛 伊緒
ファンタジー
不運な事故により、23歳で亡くなってしまった会社員の八笠 美明。
目覚めると見知らぬ人達が美明を取り囲んでいて…
(まさか……転生…?!)
魔法や剣が存在する異世界へと転生してしまっていた美明。
魔法が使える事にわくわくしながらも、王女としての義務もあり──
王女として生まれ変わった美明―リアラ・フィールアが、前世の知識を活かして活躍する『転生ファンタジー』──
おもちゃで遊ぶだけでスキル習得~世界最強の商人目指します~
暇人太一
ファンタジー
大学生の星野陽一は高校生三人組に事故を起こされ重傷を負うも、その事故直後に異世界転移する。気づけばそこはテンプレ通りの白い空間で、説明された内容もありきたりな魔王軍討伐のための勇者召喚だった。
白い空間に一人残された陽一に別の女神様が近づき、モフモフを捜して完全復活させることを使命とし、勇者たちより十年早く転生させると言う。
勇者たちとは違い魔王軍は無視して好きにして良いという好待遇に、陽一は了承して異世界に転生することを決める。
転生後に授けられた職業は【トイストア】という万能チート職業だった。しかし世界の常識では『欠陥職業』と蔑まされて呼ばれる職業だったのだ。
それでも陽一が生み出すおもちゃは魔王の心をも鷲掴みにし、多くのモフモフに囲まれながら最強の商人になっていく。
魔術とスキルで無双し、モフモフと一緒におもちゃで遊んだり売ったりする話である。
小説家になろう様でも投稿始めました。
貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと宣言されたけどレベル1の状態でも実は最強な村娘!!
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
ファンタジー
この世界の勇者達に道案内をして欲しいと言われ素直に従う村娘のケロナ。
その道中で【戦闘レベル】なる物の存在を知った彼女は教会でレベルアップに必要な経験値量を言われて唖然とする。
ケロナがたった1レベル上昇する為に必要な経験値は...なんと億越えだったのだ!!。
それを勇者パーティの面々に鼻で笑われてしまうケロナだったが彼女はめげない!!。
そもそも今の彼女は村娘で戦う必要がないから安心だよね?。
※1話1話が物凄く短く500文字から1000文字程度で書かせていただくつもりです。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。
モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。
日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。
今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。
そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。
特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる