94 / 201
第3章・残念なドラゴンニュートの女の子
092:今度こそ
しおりを挟む
俺とオリヴァーの戦闘が始まった。
俺の炎魔法と闇魔法の合わせ技と、オリヴァーの鉄拳が衝突すると周りにビリビリッと衝撃波の様なモノが出ている。
嘘だろと言いたい。
俺の拳とオーラを纏っただけの拳が、互角を張られてしまったら商売あがったりである。
「吹き飛びな!!」
「もう飛ばされてたまるかよ!!」
拳と拳で競り合っている中で、グググッと押し込まれている感じがして飛ばされると思った。
2回も吹き飛ばされたら恥になってしまうと思い、俺は拳を受け流してオリヴァーの真横に入る。
完全に姿勢が前のめりになっていて、直ぐにカウンターを合わせるのは不可能な状態を作った。
「今度は貰った!!」
「そんな浅はかな考えが通用するわけねぇだろ!!」
「嘘だろっ!?」
オリヴァーのガラ空きの脇腹にパンチを入れた。
そのはずだった……。
しかし俺の拳はオリヴァーの体を捉えられず、オリヴァーの体に穴が空いていた。
どうなっているのかと理解できず、困惑しているうちに俺はオリヴァーから拳をもらって吹き飛ぶのである。
「ミナトっ!! どうして攻撃が当たらなかった………」
「種明かしってわけじゃねぇが、簡単に言えば………まぁオリジナルスキルってところだな」
「そうだろうな………体に穴が空く魔法なんて、聞いた事が無いからな!!」
やっぱりというか、予想通りというか。
オリヴァーはオリジナルスキルを使って体に穴を空けて、俺の攻撃を避けたみたい。
そんなオリジナルスキルがあるっていうなら、戦う前に事前に伝えておいて欲しいもんだ。
「まぁ俺のオリジナルスキルは、体に穴を空ける程度じゃないけどな。これからが本領発揮だ………覚悟しろよ」
・オリジナルスキル『桜の花びら』
「花びらだと!? それが、お前のオリジナルスキルか………」
どうやらオリヴァーのオリジナルスキルは、花びらを操るだけではなく自分の体を花びらに変えれるらしい。
俺の目の前でオリヴァーの体が、パラパラッと花びらに変わって姿が消えた。
「消えたっ!? どこに行きやがった………」
「さぁ地獄の嵐を見せてやるよ!!」
――散る夜桜――
「拳の雨だと!?」
どこからか、オリヴァーの声がしたかと思ったら、俺の頭上から桜の花びらが降ってきた。
この花びらもオリヴァーのオリジナルスキルかと思った瞬間、花びらの1つ1つが拳になった。
ドドドドドッと大きな音を立てながら、俺は地面に叩きつけられながら殴られている。
どうなっているのかと困惑している俺とは裏腹に、全く攻撃が止む事なく、遂には俺は気を失ってしまった。
「う 嘘……ミナトが、こんな簡単にやられるなんて」
「ど どうしたんですか!? 何かあったんですか!!」
ぐっすりと眠っていたエッタさんが起きるレベルの音が、この宿屋の中に広がっていた。
俺が気を失っているのと、イローナちゃんが怯えているのをみてエッタさんは困惑の色が隠せなくなる。
「おっとギャラリーが増えるのは面倒だな………ここで幕引きとしようか」
――桜王の剣――
「ミナト様っ!?」
エッタさんがきた事で、面倒な戦いが増えそうだと判断したオリヴァーは直ぐに手を打った。
桜で剣を作ると俺の腹に目掛けて、グサッと地面に貫通するくらい強く突き刺したのである。
目の前で起きた光景にエッタさんとイローナちゃんは、動揺を隠せずに急いで俺に駆け寄る。
「ミナト様っ!! 目を覚まして下さいっ!!」
「こんなので死なないよね………早く目を開けなさい」
「それじゃあ地獄で、また会おう………」
「待ちなさいよ!!」
2人が俺に駆け寄っている隙に、オリヴァーは目の前から消えた時の様に花びらになって消え去った。
それに向かってエッタさんは叫ぶが、去っていったオリヴァーには声が届く事は無かった。
エッタさんの涙や鼻水で顔がグチャグチャになっているのを見れば、どれだけ思ってくれているのか分かる。
そんな事を思っているのは死ぬかもしれないからだ。
今にも死んでしまいそうな俺には、この涙を流してくれている美女を見るだけで成仏できるかもしれない。
「ど どうしよう!! お医者さん……この村にいるのかな!!」
「おかしいと思わない? どうしてオリヴァーは、私たちの場所を突き止められたんだろ………」
「そんな事を言ってる場合じゃ………ってまさか」
「そのまさかだと思う。この村の人がオリヴァーに告げ口をした可能性がある………そしてしたのは」
エッタさんが俺の傷口を手で押さえて、血を止めようとするが血が止まる気配が無い。
あたふたしている時に、イローナちゃんは目の前で起きた事態に違和感を感じている。
そんな事を言ってる場合じゃないと、エッタさんは俺を助ける案を考える様に言ったが、その後にイローナちゃんが感じている違和感に気がついたのである。
それは村自体が俺の事をオリヴァーに密告して、この事態が起きたのではないかという事だ。
「ほっほっほっ。その通りじゃよ。お主らの主人を、オリヴァー様に報告したのは、ワシじゃよ」
「やっぱりアンタだったんだ………」
「よくもミナト様を………絶対に許さない!!」
まさしく悪魔の笑みの様な笑顔で宿屋の老婆が現れた。
イローナちゃんは老婆を見て、やっぱり告げ口をした犯人は老婆だったかと見抜けなかった自分を恨む。
エッタさんはスッと立ち上がると、見た事もない怒りに満ちた表情で老婆を睨みつけていた。
あまりにも怖い顔で、俺も生で見ていたら失禁していたかもしれないレベルの顔だ。
「この国の村には何個か、共和傭兵団の根城がある。それを知らずに入ってきた冒険者たちを狩っているのさ」
「という事は、この村の村民は皆んな………」
「その通り。共和傭兵団の人間じゃよ」
どうやら俺たちはトラップに引っかかったみたいだ。
それが分かった瞬間に、入り口からドタドタッと村民たち改めて共和傭兵団の兵士たちが入ってきた。
「イローナちゃん。ちょっとミナト様を見てて………」
「うん。どうするの?」
「私が仇を取る………」
スッと無言で立ち上がったエッタさん。
何やら殺気の様なものを感じて、イローナちゃんは どうしたのかと思っていると、俺の仇を取ってくれるという。
「なんだい? お嬢ちゃんが、ワシらと相手してくれるのか?」
「えぇ今から、あなた方をボコボコにします………覚悟は良いですよね?」
「ほっほっほっ。やれるもんならやっ………」
エッタさんを舐め切っている為に、老婆たちはゲラゲラッと笑っているが次の瞬間に鮮血が飛び散った。
それはエッタさんが風の刃を老婆に向けて打って、老婆の首がスパンッと飛んだからである。
あまりにも衝撃的な光景だった為に、周りの共和傭兵団の兵士たちは唖然としてから、魚群が動くように一斉に身構えた。
「な 何をしたっ!!」
「死にたい人から前に出て下さい………こんなものでは、ミナト様にした償いは足りない!!」
エッタさんは周りにいた共和傭兵団の人間たちを、1人残らず切り刻んだのである。
綺麗な髪の毛に兵士たちの血が飛び散って、綺麗なキャンパスにトマトを足で踏んだ様に赤色が彩られている。
鮮やかな色合いと相反して、エッタさんの目には涙が浮かんでおり俺のところに駆け寄る。
俺の炎魔法と闇魔法の合わせ技と、オリヴァーの鉄拳が衝突すると周りにビリビリッと衝撃波の様なモノが出ている。
嘘だろと言いたい。
俺の拳とオーラを纏っただけの拳が、互角を張られてしまったら商売あがったりである。
「吹き飛びな!!」
「もう飛ばされてたまるかよ!!」
拳と拳で競り合っている中で、グググッと押し込まれている感じがして飛ばされると思った。
2回も吹き飛ばされたら恥になってしまうと思い、俺は拳を受け流してオリヴァーの真横に入る。
完全に姿勢が前のめりになっていて、直ぐにカウンターを合わせるのは不可能な状態を作った。
「今度は貰った!!」
「そんな浅はかな考えが通用するわけねぇだろ!!」
「嘘だろっ!?」
オリヴァーのガラ空きの脇腹にパンチを入れた。
そのはずだった……。
しかし俺の拳はオリヴァーの体を捉えられず、オリヴァーの体に穴が空いていた。
どうなっているのかと理解できず、困惑しているうちに俺はオリヴァーから拳をもらって吹き飛ぶのである。
「ミナトっ!! どうして攻撃が当たらなかった………」
「種明かしってわけじゃねぇが、簡単に言えば………まぁオリジナルスキルってところだな」
「そうだろうな………体に穴が空く魔法なんて、聞いた事が無いからな!!」
やっぱりというか、予想通りというか。
オリヴァーはオリジナルスキルを使って体に穴を空けて、俺の攻撃を避けたみたい。
そんなオリジナルスキルがあるっていうなら、戦う前に事前に伝えておいて欲しいもんだ。
「まぁ俺のオリジナルスキルは、体に穴を空ける程度じゃないけどな。これからが本領発揮だ………覚悟しろよ」
・オリジナルスキル『桜の花びら』
「花びらだと!? それが、お前のオリジナルスキルか………」
どうやらオリヴァーのオリジナルスキルは、花びらを操るだけではなく自分の体を花びらに変えれるらしい。
俺の目の前でオリヴァーの体が、パラパラッと花びらに変わって姿が消えた。
「消えたっ!? どこに行きやがった………」
「さぁ地獄の嵐を見せてやるよ!!」
――散る夜桜――
「拳の雨だと!?」
どこからか、オリヴァーの声がしたかと思ったら、俺の頭上から桜の花びらが降ってきた。
この花びらもオリヴァーのオリジナルスキルかと思った瞬間、花びらの1つ1つが拳になった。
ドドドドドッと大きな音を立てながら、俺は地面に叩きつけられながら殴られている。
どうなっているのかと困惑している俺とは裏腹に、全く攻撃が止む事なく、遂には俺は気を失ってしまった。
「う 嘘……ミナトが、こんな簡単にやられるなんて」
「ど どうしたんですか!? 何かあったんですか!!」
ぐっすりと眠っていたエッタさんが起きるレベルの音が、この宿屋の中に広がっていた。
俺が気を失っているのと、イローナちゃんが怯えているのをみてエッタさんは困惑の色が隠せなくなる。
「おっとギャラリーが増えるのは面倒だな………ここで幕引きとしようか」
――桜王の剣――
「ミナト様っ!?」
エッタさんがきた事で、面倒な戦いが増えそうだと判断したオリヴァーは直ぐに手を打った。
桜で剣を作ると俺の腹に目掛けて、グサッと地面に貫通するくらい強く突き刺したのである。
目の前で起きた光景にエッタさんとイローナちゃんは、動揺を隠せずに急いで俺に駆け寄る。
「ミナト様っ!! 目を覚まして下さいっ!!」
「こんなので死なないよね………早く目を開けなさい」
「それじゃあ地獄で、また会おう………」
「待ちなさいよ!!」
2人が俺に駆け寄っている隙に、オリヴァーは目の前から消えた時の様に花びらになって消え去った。
それに向かってエッタさんは叫ぶが、去っていったオリヴァーには声が届く事は無かった。
エッタさんの涙や鼻水で顔がグチャグチャになっているのを見れば、どれだけ思ってくれているのか分かる。
そんな事を思っているのは死ぬかもしれないからだ。
今にも死んでしまいそうな俺には、この涙を流してくれている美女を見るだけで成仏できるかもしれない。
「ど どうしよう!! お医者さん……この村にいるのかな!!」
「おかしいと思わない? どうしてオリヴァーは、私たちの場所を突き止められたんだろ………」
「そんな事を言ってる場合じゃ………ってまさか」
「そのまさかだと思う。この村の人がオリヴァーに告げ口をした可能性がある………そしてしたのは」
エッタさんが俺の傷口を手で押さえて、血を止めようとするが血が止まる気配が無い。
あたふたしている時に、イローナちゃんは目の前で起きた事態に違和感を感じている。
そんな事を言ってる場合じゃないと、エッタさんは俺を助ける案を考える様に言ったが、その後にイローナちゃんが感じている違和感に気がついたのである。
それは村自体が俺の事をオリヴァーに密告して、この事態が起きたのではないかという事だ。
「ほっほっほっ。その通りじゃよ。お主らの主人を、オリヴァー様に報告したのは、ワシじゃよ」
「やっぱりアンタだったんだ………」
「よくもミナト様を………絶対に許さない!!」
まさしく悪魔の笑みの様な笑顔で宿屋の老婆が現れた。
イローナちゃんは老婆を見て、やっぱり告げ口をした犯人は老婆だったかと見抜けなかった自分を恨む。
エッタさんはスッと立ち上がると、見た事もない怒りに満ちた表情で老婆を睨みつけていた。
あまりにも怖い顔で、俺も生で見ていたら失禁していたかもしれないレベルの顔だ。
「この国の村には何個か、共和傭兵団の根城がある。それを知らずに入ってきた冒険者たちを狩っているのさ」
「という事は、この村の村民は皆んな………」
「その通り。共和傭兵団の人間じゃよ」
どうやら俺たちはトラップに引っかかったみたいだ。
それが分かった瞬間に、入り口からドタドタッと村民たち改めて共和傭兵団の兵士たちが入ってきた。
「イローナちゃん。ちょっとミナト様を見てて………」
「うん。どうするの?」
「私が仇を取る………」
スッと無言で立ち上がったエッタさん。
何やら殺気の様なものを感じて、イローナちゃんは どうしたのかと思っていると、俺の仇を取ってくれるという。
「なんだい? お嬢ちゃんが、ワシらと相手してくれるのか?」
「えぇ今から、あなた方をボコボコにします………覚悟は良いですよね?」
「ほっほっほっ。やれるもんならやっ………」
エッタさんを舐め切っている為に、老婆たちはゲラゲラッと笑っているが次の瞬間に鮮血が飛び散った。
それはエッタさんが風の刃を老婆に向けて打って、老婆の首がスパンッと飛んだからである。
あまりにも衝撃的な光景だった為に、周りの共和傭兵団の兵士たちは唖然としてから、魚群が動くように一斉に身構えた。
「な 何をしたっ!!」
「死にたい人から前に出て下さい………こんなものでは、ミナト様にした償いは足りない!!」
エッタさんは周りにいた共和傭兵団の人間たちを、1人残らず切り刻んだのである。
綺麗な髪の毛に兵士たちの血が飛び散って、綺麗なキャンパスにトマトを足で踏んだ様に赤色が彩られている。
鮮やかな色合いと相反して、エッタさんの目には涙が浮かんでおり俺のところに駆け寄る。
0
お気に入りに追加
321
あなたにおすすめの小説

初めての異世界転生
藤井 サトル
ファンタジー
その日、幸村 大地(ゆきむら だいち)は女神に選ばれた。
女神とのやり取りの末、大地は女神の手によって異世界へと転生する。その身には女神にいくつもの能力を授かって。
まさにファンタジーの世界へ来た大地は聖女を始めにいろんな人に出会い、出会い金を稼いだり、稼いだ金が直ぐに消えたり、路上で寝たり、チート能力を振るったりと、たぶん楽しく世界を謳歌する。
このお話は【転生者】大地と【聖女】リリア。そこに女神成分をひとつまみが合わさった異世界騒動物語である。

念動力ON!〜スキル授与の列に並び直したらスキル2個貰えた〜
ばふぉりん
ファンタジー
こんなスキルあったらなぁ〜?
あれ?このスキルって・・・えい〜できた
スキル授与の列で一つのスキルをもらったけど、列はまだ長いのでさいしょのすきるで後方の列に並び直したらそのまま・・・もう一個もらっちゃったよ。
いいの?

一級警備員の俺が異世界転生したら一流警備兵になったけど色々と勧誘されて鬱陶しい
司真 緋水銀
ファンタジー
【あらすじ】
一級の警備資格を持つ不思議系マイペース主人公、石原鳴月維(いしはらなつい)は仕事中トラックに轢かれ死亡する。
目を覚ました先は勇者と魔王の争う異世界。
『職業』の『天職』『適職』などにより『資格(センス)』や『技術(スキル)』が決まる世界。
勇者の力になるべく喚ばれた石原の職業は……【天職の警備兵】
周囲に笑いとばされ勇者達にもつま弾きにされた石原だったが…彼はあくまでマイペースに徐々に力を発揮し、周囲を驚嘆させながら自由に生き抜いていく。
--------------------------------------------------------
※基本主人公視点ですが別の人視点も入ります。
改修した改訂版でセリフや分かりにくい部分など変更しました。
小説家になろうさんで先行配信していますのでこちらも応援していただくと嬉しいですっ!
https://ncode.syosetu.com/n7300fi/
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。

スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。


第3次パワフル転生野球大戦ACE
青空顎門
ファンタジー
宇宙の崩壊と共に、別宇宙の神々によって魂の選別(ドラフト)が行われた。
野球ゲームの育成モードで遊ぶことしか趣味がなかった底辺労働者の男は、野球によって世界の覇権が決定される宇宙へと記憶を保ったまま転生させられる。
その宇宙の神は、自分の趣味を優先して伝説的大リーガーの魂をかき集めた後で、国家間のバランスが完全崩壊する未来しかないことに気づいて焦っていた。野球狂いのその神は、世界の均衡を保つため、ステータスのマニュアル操作などの特典を主人公に与えて送り出したのだが……。
果たして運動不足の野球ゲーマーは、マニュアル育成の力で世界最強のベースボールチームに打ち勝つことができるのか!?
※小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様、ノベルバ様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる