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第3章・残念なドラゴンニュートの女の子
071:明かされる過去
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ツァリーヌ王国の国王暗殺には、共和傭兵団の関与がアインバールズ家の生き残りアードルフから明かされた。
しかし乱世の世の中で、共和傭兵団が関与していたくらいでは俺が何かする事は無いだろう。
「確かに話には驚きを隠せないが、そんな事の理由で俺が、貴方に手を貸すとでも? 俺は自由が好きなんですよ………本当に困ってる人間しか助けるつもりは無いんだよ」
「ここからが本題で、女王陛下が存在していないという話になるんですが? それに、この話を聞けば国民に迫る危険が分かると思うんですが………」
「そんなに勿体ぶらずに喋れよ」
俺が話を終わらせようとすると、アードルフは話の本題はまだであると言って真剣な顔をする。
俺も気になるところの話を聞いていなかったと、席に座り直してアードルフの話を詳しく聞く。
「これも単刀直入に言いますと、エスカトリーナ女王陛下というのは………16年前に死んでいるんです!!」
「16年前に死んでいる? つまり、アンタが言いたいのは国王暗殺の時に、女王陛下も死んでいたという事か?」
「その通りです!!」
「じゃあ、今の女王陛下ってのは何なんだ?」
アードルフの口から明かされたのは、現在女王に君臨しているエスカトリーナ女王は、国王暗殺時に死亡しているという。
あまりにも衝撃的な事であり、じゃあ現在の女王陛下とは何なのかという疑問が浮かんでくる。
「そこについて話す前に、自分が今所属している組織について話しても良いでしょうか?」
「組織だって?」
「はい。自分は、生き延びた後に《革命軍》に拾われました。そして、そこで育ち現在は革命軍に在籍しています」
「君が革命軍だって? しかし俺の知識に、あんまり革命軍に関してのモノが無いんだよなぁ………」
「革命軍というのは、本拠地を明かしてはいませんが世界中に支部と軍人が散布しています!!」
このアードルフは革命軍に在籍しているのだと説明を受けたのであるが、それと何の関係があるのかと疑問が深まる。
「その革命軍の調べでは、現在の女王陛下の姿というのは………左大臣、いや共和傭兵団の幹部がオリジナルスキルで見せている幻影なんです!!」
「なんだって?」
「つまりは共和傭兵団による国家乗っ取りという事です」
またもアードルフの口から出て来た言葉に、俺たちは驚きのあまりに言葉が出てこない。
現在の女王陛下ってのは、共和傭兵団の幹部が見せてる幻影だという事らしい。
しかしあまりにも現実味が無さすぎて、俺は頼んでおいたオレンジジュースを喉に流し込む。
「現実味が無い話ではあるな………しかし、なんで共和傭兵団は国家を乗っ取ったんだ?」
「共和傭兵団は、裏でカルト宗教として動いていて、儀式の為に多くの人間を必要としてたからです」
「ん? 共和傭兵団が、カルト宗教だって? まぁ確かにエスカトリーナ女王への雰囲気を見ると納得できる様な気がするな」
「その通りです。共和傭兵団は、女王陛下への尊敬を集める事で疑問をもたせない様にしていたんです」
共和傭兵団は傭兵団の皮を被ったカルト宗教らしく、そのカルト宗教で生贄を作る為に国を乗っ取ったという。
この話が全て事実だとするのならば、現在も罪の無い国民が命を奪われてる可能性があるなと思った。
「そこでミナトさんたちには、この国から共和傭兵団を追い出して欲しいんです!!」
「確かに、罪の無い国民が苦しんでいるのは見て見ぬ事は出来ない………しかし全ては、俺の目で見ないと信じられない。俺らの用事を終わらせてから、それについて調べる事にしよう」
「それで十分です!! こちらの革命軍でもできるだけの支援を致しますので!!」
俺は自分の目で見ていないものは信じられないので、詳しく調べてから動き出すとアードルフに言った。
するとアードルフは、それで良いと目をキラキラさせながら俺に無理矢理に握手して料理屋を後にした。
「余計な事に首を突っ込んで、ごめんっ!!」
「ミナト様が決めたのでしたら、なんの問題もありませんよ」
「問題ナッシングわん!!」
「気にしなくて良いにゃ………」
「人助けこそが武士道でござる!!」
「問題ない………」
俺は面倒な事を引き受けてしまったと、エッタさんたちに謝ると皆んな笑顔で問題ないと言ってくれた。
こんなにも泣きそうな事って、これからの人生で何回くらいあるのだろうかという気持ちになる。
* * *
ベレスを十二聖王に横取りされてしまった、ナミカゼ少尉たちはクロスロード本部に戻って叱られていた。
「何を考えているんだっ!! 銀翼の夜明け団の幹部は、生け取りにしろと言っていただろうが!!」
「申し訳ありませんでした………」
「それどころか、冒険者に横取りされるとは何事だ!! 少将も失った上に、ターゲットも横取りされた………世界連盟がカンカンになってるぞ」
「本当に申し訳ありませんでした………それでは失礼します」
ナミカゼ少尉たちの直属の上司である《アップソン=リリーカル》中将に怒鳴られている。
ナミカゼ少尉は怒られていながらも右耳から入った言葉を、そのまま左耳に流して平謝りをする。
そんな風にしているうちに説教は終了して、頭を下げてから中将の部屋を後にするのである。
「はぁ、どうして俺だけが怒られなきゃいけないんだ………それにダライ少将が死んだのは俺のせいじゃ無いだろ」
「お疲れ様でぇすぅ!! アップソン中将から、コテンパンに説教されたナミカゼ少尉さぁん」
「ダフネさん。アンタの代わりにも怒られてたっていうのに、反省の色も見せないなんて………」
「まぁまぁ怒らないでよぉ。今日のご飯くらいは奢ってあげるからさぁ」
ナミカゼ少尉が凹みながら本部の廊下を歩いていると、ニヤニヤした顔をしているダフネ少尉が待っていた。
このダフネ少尉が怒られる前に逃げ出して、その分をナミカゼ少尉が怒られて激怒している。
しかしダフネ少尉に何を言っても反省はしないので、これ以上は疲れるだけだと諦めた。
「おっ!! ちょうど良いところに、ナミカゼ少尉とダフネ少尉に会ったなぁ」
「こ これは《ワニール大佐》っ!!」
ナミカゼ少尉たちが食堂に向かっている時に、向かいの方からワニール大佐がやって来て2人に話しかける。
「君たちはガライ少将の所属だったろ? 先の作戦で、戦死した事で君たちの配属が変わるんだよ」
「自分たちの配属が変わるんですか? それもダフネ少尉と共にですか?」
「上の人たちがねぇ、今回の事を重く見ているみたいで………君たちを鍛え直そうって言ってるんだ」
「現場の総指揮は、ナミカゼ少尉なのに、私まで鍛え直されるんでしょうか!!」
「その場にいて戦闘をしていたのは事実だろう? それなら責任を問われても仕方ない事だ」
ワニール大佐はナミカゼ少尉たちが、別の部隊に配属される事を伝えるのであるが、元々は別の部隊にいるダフネ少尉も一緒に移動になったと聞かされる。
「それで自分たちは、誰の部隊へ移動になったんでしょうか」
「それは《トラスト=ハラダール》中将のところだ」
「あの鬼中将のところですか!?」
ナミカゼ少尉たちが移動となったのは、鬼中将として有名なトラスト中将のところだった。
しかし乱世の世の中で、共和傭兵団が関与していたくらいでは俺が何かする事は無いだろう。
「確かに話には驚きを隠せないが、そんな事の理由で俺が、貴方に手を貸すとでも? 俺は自由が好きなんですよ………本当に困ってる人間しか助けるつもりは無いんだよ」
「ここからが本題で、女王陛下が存在していないという話になるんですが? それに、この話を聞けば国民に迫る危険が分かると思うんですが………」
「そんなに勿体ぶらずに喋れよ」
俺が話を終わらせようとすると、アードルフは話の本題はまだであると言って真剣な顔をする。
俺も気になるところの話を聞いていなかったと、席に座り直してアードルフの話を詳しく聞く。
「これも単刀直入に言いますと、エスカトリーナ女王陛下というのは………16年前に死んでいるんです!!」
「16年前に死んでいる? つまり、アンタが言いたいのは国王暗殺の時に、女王陛下も死んでいたという事か?」
「その通りです!!」
「じゃあ、今の女王陛下ってのは何なんだ?」
アードルフの口から明かされたのは、現在女王に君臨しているエスカトリーナ女王は、国王暗殺時に死亡しているという。
あまりにも衝撃的な事であり、じゃあ現在の女王陛下とは何なのかという疑問が浮かんでくる。
「そこについて話す前に、自分が今所属している組織について話しても良いでしょうか?」
「組織だって?」
「はい。自分は、生き延びた後に《革命軍》に拾われました。そして、そこで育ち現在は革命軍に在籍しています」
「君が革命軍だって? しかし俺の知識に、あんまり革命軍に関してのモノが無いんだよなぁ………」
「革命軍というのは、本拠地を明かしてはいませんが世界中に支部と軍人が散布しています!!」
このアードルフは革命軍に在籍しているのだと説明を受けたのであるが、それと何の関係があるのかと疑問が深まる。
「その革命軍の調べでは、現在の女王陛下の姿というのは………左大臣、いや共和傭兵団の幹部がオリジナルスキルで見せている幻影なんです!!」
「なんだって?」
「つまりは共和傭兵団による国家乗っ取りという事です」
またもアードルフの口から出て来た言葉に、俺たちは驚きのあまりに言葉が出てこない。
現在の女王陛下ってのは、共和傭兵団の幹部が見せてる幻影だという事らしい。
しかしあまりにも現実味が無さすぎて、俺は頼んでおいたオレンジジュースを喉に流し込む。
「現実味が無い話ではあるな………しかし、なんで共和傭兵団は国家を乗っ取ったんだ?」
「共和傭兵団は、裏でカルト宗教として動いていて、儀式の為に多くの人間を必要としてたからです」
「ん? 共和傭兵団が、カルト宗教だって? まぁ確かにエスカトリーナ女王への雰囲気を見ると納得できる様な気がするな」
「その通りです。共和傭兵団は、女王陛下への尊敬を集める事で疑問をもたせない様にしていたんです」
共和傭兵団は傭兵団の皮を被ったカルト宗教らしく、そのカルト宗教で生贄を作る為に国を乗っ取ったという。
この話が全て事実だとするのならば、現在も罪の無い国民が命を奪われてる可能性があるなと思った。
「そこでミナトさんたちには、この国から共和傭兵団を追い出して欲しいんです!!」
「確かに、罪の無い国民が苦しんでいるのは見て見ぬ事は出来ない………しかし全ては、俺の目で見ないと信じられない。俺らの用事を終わらせてから、それについて調べる事にしよう」
「それで十分です!! こちらの革命軍でもできるだけの支援を致しますので!!」
俺は自分の目で見ていないものは信じられないので、詳しく調べてから動き出すとアードルフに言った。
するとアードルフは、それで良いと目をキラキラさせながら俺に無理矢理に握手して料理屋を後にした。
「余計な事に首を突っ込んで、ごめんっ!!」
「ミナト様が決めたのでしたら、なんの問題もありませんよ」
「問題ナッシングわん!!」
「気にしなくて良いにゃ………」
「人助けこそが武士道でござる!!」
「問題ない………」
俺は面倒な事を引き受けてしまったと、エッタさんたちに謝ると皆んな笑顔で問題ないと言ってくれた。
こんなにも泣きそうな事って、これからの人生で何回くらいあるのだろうかという気持ちになる。
* * *
ベレスを十二聖王に横取りされてしまった、ナミカゼ少尉たちはクロスロード本部に戻って叱られていた。
「何を考えているんだっ!! 銀翼の夜明け団の幹部は、生け取りにしろと言っていただろうが!!」
「申し訳ありませんでした………」
「それどころか、冒険者に横取りされるとは何事だ!! 少将も失った上に、ターゲットも横取りされた………世界連盟がカンカンになってるぞ」
「本当に申し訳ありませんでした………それでは失礼します」
ナミカゼ少尉たちの直属の上司である《アップソン=リリーカル》中将に怒鳴られている。
ナミカゼ少尉は怒られていながらも右耳から入った言葉を、そのまま左耳に流して平謝りをする。
そんな風にしているうちに説教は終了して、頭を下げてから中将の部屋を後にするのである。
「はぁ、どうして俺だけが怒られなきゃいけないんだ………それにダライ少将が死んだのは俺のせいじゃ無いだろ」
「お疲れ様でぇすぅ!! アップソン中将から、コテンパンに説教されたナミカゼ少尉さぁん」
「ダフネさん。アンタの代わりにも怒られてたっていうのに、反省の色も見せないなんて………」
「まぁまぁ怒らないでよぉ。今日のご飯くらいは奢ってあげるからさぁ」
ナミカゼ少尉が凹みながら本部の廊下を歩いていると、ニヤニヤした顔をしているダフネ少尉が待っていた。
このダフネ少尉が怒られる前に逃げ出して、その分をナミカゼ少尉が怒られて激怒している。
しかしダフネ少尉に何を言っても反省はしないので、これ以上は疲れるだけだと諦めた。
「おっ!! ちょうど良いところに、ナミカゼ少尉とダフネ少尉に会ったなぁ」
「こ これは《ワニール大佐》っ!!」
ナミカゼ少尉たちが食堂に向かっている時に、向かいの方からワニール大佐がやって来て2人に話しかける。
「君たちはガライ少将の所属だったろ? 先の作戦で、戦死した事で君たちの配属が変わるんだよ」
「自分たちの配属が変わるんですか? それもダフネ少尉と共にですか?」
「上の人たちがねぇ、今回の事を重く見ているみたいで………君たちを鍛え直そうって言ってるんだ」
「現場の総指揮は、ナミカゼ少尉なのに、私まで鍛え直されるんでしょうか!!」
「その場にいて戦闘をしていたのは事実だろう? それなら責任を問われても仕方ない事だ」
ワニール大佐はナミカゼ少尉たちが、別の部隊に配属される事を伝えるのであるが、元々は別の部隊にいるダフネ少尉も一緒に移動になったと聞かされる。
「それで自分たちは、誰の部隊へ移動になったんでしょうか」
「それは《トラスト=ハラダール》中将のところだ」
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