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Ⅳ章 トラブル☆メーカー!?お姉ちゃん!
page14 お姉ちゃん、登場な件
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スカイドラゴン討伐が終わり、壊れた建物の復興が行われるなか、俺とアリスの2人はレオハルトさんに呼ばれてギルマスの執務室にきていた。
ロロナとリリィの2人は復興を手伝っておりあっちこっちで引っ張りだこだ。
「うむ、良くきたのであるな。」
赤い絨毯に両面の壁には本棚やら壁に掛けられた剣やらが飾られており正面の窓の前に執務机がある。
左側の壁際にはローテーブルとソファがあり応接スペースになっている様だった。
レオハルトさんがそう言ってこちらを見てからまた視線を執務机の書類に落とす。
「それで、どのようなご用件でしょうか?」
アインさんでさえ復興の手伝いをしている中俺とアリスだけが呼び出された。
何かやらかしたかな?
「うむ。そなたらの実力を見込んでとあるクエストを頼みたいのだ。
少々癖のあるクエストでな。
アインには頼めぬ物なのだ。」
レオハルトさんがそう言ってアリスに書類を渡す。
「闇ギルド、リヴィラの調査?」
「うむ。
この国ではあらゆる職種のギルドがある。
その中で闇ギルドと呼ばれるギルドが存在する。
暗殺ギルドや盗賊ギルドと呼ばれる物だ。
国から正式なギルドと認められていないにも関わらずギルドとして運営しておってな。
国としても手を焼いているのだがその中にリヴィラと言うギルドがある。
冒険者ギルドと名乗っているが実体は非公式の闇ギルドだ。」
レオハルトさんはそう言ってからもう一枚資料をアリスに手渡した。
「現在わかっているのはその内容のみ。
所在も所属人数も分からん。」
レオハルトさんに渡された紙にはギルドマスターを名乗る男性の名前と絵、ギルドの紋章と思われるカラスのマーク、これまでの犯罪歴が載っていた。
「それで、調査と言ってもこれでは無理だぞ。」
「あぁ、それだけの情報では国も人を動かさん。
だがな、もし、確実に現れる場所と日程が分かっていたら?」
レオハルトがそう言って俺達を見た。
「捕らえるチャンスですね。
けど。それなら衛兵とかの仕事になるのでは?」
「うむ、普通ならな。
今回はそうではない。
泳がせて尾行して本拠地を暴くのが目的なのだ。
だから、冒険者ギルドに話が回ってきた。
それも、王都では無い冒険者ギルドにな。」
レオハルトがそう言ってニヤリと笑う。
「王都の冒険者ギルドではマズイのですか?」
「うむ。Aランク以上の冒険者は皆顔が割れているのだ。
それでは尾行もこんなんであろう?
だが、幸いな事にこの街の冒険者ギルドのAランク冒険者は王都では顔が割れていない。
だから、王都でも尾行がしやすいのだ。」
レオハルトさんが言った。
つまり、今回の任務の舞台は王都と言うわけか。
「あの、じゃあなんで2人なんですか?」
「うむ。さすがに2人だけでは心もと無いだろう。
今回はその道に精通した冒険者1名が共にクエストを受ける。
正確にはその者が国王陛下から受けたクエストなのだがその者からAランク冒険者を1人貸してほしいと打診を受けたのだ。」
レオハルトさんが言った。
それで俺達か。
何となく事情は分かってきた。
「それで、その人って?」
「じゃじゃーん!私だよっ☆」
そう言って執務室の扉が勢い良く開かれる。
そこには身長154cm程でライトブラウンの毛先がウェーブした肩までの髪、優しそうな蒼い瞳に整った目鼻立ち。
B程度の胸に括れた腰、服装は白いブラウスに黒いロングスカートに黒いくるぶし丈のブーツ、ピンク色の長袖のベストを着ておりベストの胸元にはピンク色のリボンがあしらわれていて袖口と裾はフリルになっている。
「この子は?」
「彼女はティア。この国のSランク冒険者だ。
まぁ、彼女がSランク冒険者だと知る者は少ないがな。」
レオハルトさんが言った。
マジか。
この子俺達よりランク高いのかよ。
まぁ、でも国王から直接クエストを受ける位だから実力はあるのだろうな。
「私はアリスで・・・」
「きゃー!可愛いっ!私の事はお姉ちゃんって呼んでね。
ほら、呼んでごらん。」
「え、でも・・・」
ティアはいきなりアリスに抱きついてアリスの頭をなでなでする。
「ほらほら、お姉ちゃん、だよ?」
ティアがそう言ってアリスをなでなでする。
「お、お姉ちゃん・・・」
「うんうん、いいこいいこ。」
そう言ってなでなでを続ける。
何だこの子は。
「ティアはこれでも優秀な暗殺者なのだがな。
女の子としかパーティーを組まず、組んだ相手にはお姉ちゃんと呼ばせる。
そして溺愛するのだ。」
えっと、これがSランクのしかも暗殺者?
どうみてもただのシスコン少女なんだが・・・
「あはは、私の暗殺は特殊でね?
お菓子を使った毒殺なんだ。」
ティアがそう言って微笑む。
「ティアは表向きは冒険者でなくパティシエを名乗っている。
それも、名の知れた有名な旅のパティシエとな。
貴族の間では一生に1度は食わなければ貴族の名折れとまで言われる腕前でな。
その腕で要人に近づき菓子を振る舞い毒殺する。
それがティアのやり方だ。」
レオハルトさんが言った。
なんか、可愛い顔してやってることエグイな。この子。
「今回のクエストに私が選ばれた理由だけどね、リヴィラのギルドマスターってとある貴族なんだよ。
だから、私が一番適任なの。
しかも、その貴族は自身がリヴィラのギルマスだとはバレてないと思ってるらしくてね。
まぁ、名前も変えてるしリヴィラでは顔を出してないからね。
けど、それじゃ私の眼は騙せないよ!
同じ匂いがしたもん!」
ティアがそう言ってドヤ顔をしてアリスを見る。
誉めて誉めてと尻尾を振る犬のような感じだ。
「匂い?」
「うん!パティシエとして活動してると貴族のお屋敷にお呼ばれする事が多くてね。
ま、暗殺対象の下見なんだけど。
それでね、貴族って香水付けること多いから匂いには敏感になるんだよ。
暗殺の時の手懸かりにもなるしね。」
ティアはそう言って微笑む。
ふざけた子かと思ったが暗殺者としての技量はありそうだ。
「それで、何故俺達が?」
「うむ、その話はティアから。」
「はーい!
あのね、今回の相手なんだけど私が暗殺できるのはギルドマスターの貴族だけなの。
相手が貴族なら屋敷にお呼ばれしてお菓子を振る舞えるけど闇ギルドの連中にお菓子を振る舞うなんて難しいからね。
けど、ギルドの所在地は絞り込めててね。
その1つが屋敷にある隠し通路の先・・・屋敷の地下なんだ。
ギルマスを暗殺した後素早くそっちもやる必要がある。
でも、そっちは普通の戦闘になるからね。
私1人では難しいってわけ。」
ティアが言った。
「ティアの得意とするは暗殺。
普通の戦闘も可能だが闇ギルド相手では難しいのだ。
我輩からも頼む。
手伝ってはくれぬか?」
「手伝うのは良いのですが俺達はどうやって屋敷に入るのですか?
いきなりティア以外がついていったら怪しまれません?
それも、悪事を働く貴族なら敏感ですよね?」
俺が言った。
「中々鋭いねぇ。
その通りだよ。
でもね、大丈夫。お姉ちゃんに任せてね!
暗殺の決行は1週間後なんだけどね。
それまでに5件程貴族の屋敷にお呼ばれしてるの。
まぁ、国王陛下が仕組んでくれたんだけどね。
そこで私がアリスちゃんを私の妹だって溺愛しながら自慢するから。
国王陛下が手を回してて貴族たちはそれを言いふらしてくれるの。
それでターゲットの屋敷でも同じ様に妹だって溺愛するの。
もちろん、国王陛下からその事を言いふらす様にターゲットは言われてるよ。
私の今後の宣伝の為だってね。
これでアリスちゃんも簡単に入れるって訳。
国王陛下からの命令を無下にする訳にいかないからターゲットも他の貴族に倣いアリスちゃんを招き入れてくれるから。」
ティアはそう言ってウインクをした。
暗殺の事になると真面目なんだな。
まぁ、当然か。
「と言うことで明日から早速貴族のお屋敷にお呼ばれしているから一緒によろしくね。
それと、この仕事終わるまでは一緒の宿で一緒の布団に寝ようね、アリスちゃん!」
ティアがそう言ってアリスの頭をなでなでする。
もしかして、そっちが目的だったりしないか?
「ティアとアリスに任せれば問題は無いと信じているのである。
健闘を祈るのである。」
レオハルトさんが言った。
俺達はティアと共に王都へ向かう事になったのだった。
ロロナとリリィの2人は復興を手伝っておりあっちこっちで引っ張りだこだ。
「うむ、良くきたのであるな。」
赤い絨毯に両面の壁には本棚やら壁に掛けられた剣やらが飾られており正面の窓の前に執務机がある。
左側の壁際にはローテーブルとソファがあり応接スペースになっている様だった。
レオハルトさんがそう言ってこちらを見てからまた視線を執務机の書類に落とす。
「それで、どのようなご用件でしょうか?」
アインさんでさえ復興の手伝いをしている中俺とアリスだけが呼び出された。
何かやらかしたかな?
「うむ。そなたらの実力を見込んでとあるクエストを頼みたいのだ。
少々癖のあるクエストでな。
アインには頼めぬ物なのだ。」
レオハルトさんがそう言ってアリスに書類を渡す。
「闇ギルド、リヴィラの調査?」
「うむ。
この国ではあらゆる職種のギルドがある。
その中で闇ギルドと呼ばれるギルドが存在する。
暗殺ギルドや盗賊ギルドと呼ばれる物だ。
国から正式なギルドと認められていないにも関わらずギルドとして運営しておってな。
国としても手を焼いているのだがその中にリヴィラと言うギルドがある。
冒険者ギルドと名乗っているが実体は非公式の闇ギルドだ。」
レオハルトさんはそう言ってからもう一枚資料をアリスに手渡した。
「現在わかっているのはその内容のみ。
所在も所属人数も分からん。」
レオハルトさんに渡された紙にはギルドマスターを名乗る男性の名前と絵、ギルドの紋章と思われるカラスのマーク、これまでの犯罪歴が載っていた。
「それで、調査と言ってもこれでは無理だぞ。」
「あぁ、それだけの情報では国も人を動かさん。
だがな、もし、確実に現れる場所と日程が分かっていたら?」
レオハルトがそう言って俺達を見た。
「捕らえるチャンスですね。
けど。それなら衛兵とかの仕事になるのでは?」
「うむ、普通ならな。
今回はそうではない。
泳がせて尾行して本拠地を暴くのが目的なのだ。
だから、冒険者ギルドに話が回ってきた。
それも、王都では無い冒険者ギルドにな。」
レオハルトがそう言ってニヤリと笑う。
「王都の冒険者ギルドではマズイのですか?」
「うむ。Aランク以上の冒険者は皆顔が割れているのだ。
それでは尾行もこんなんであろう?
だが、幸いな事にこの街の冒険者ギルドのAランク冒険者は王都では顔が割れていない。
だから、王都でも尾行がしやすいのだ。」
レオハルトさんが言った。
つまり、今回の任務の舞台は王都と言うわけか。
「あの、じゃあなんで2人なんですか?」
「うむ。さすがに2人だけでは心もと無いだろう。
今回はその道に精通した冒険者1名が共にクエストを受ける。
正確にはその者が国王陛下から受けたクエストなのだがその者からAランク冒険者を1人貸してほしいと打診を受けたのだ。」
レオハルトさんが言った。
それで俺達か。
何となく事情は分かってきた。
「それで、その人って?」
「じゃじゃーん!私だよっ☆」
そう言って執務室の扉が勢い良く開かれる。
そこには身長154cm程でライトブラウンの毛先がウェーブした肩までの髪、優しそうな蒼い瞳に整った目鼻立ち。
B程度の胸に括れた腰、服装は白いブラウスに黒いロングスカートに黒いくるぶし丈のブーツ、ピンク色の長袖のベストを着ておりベストの胸元にはピンク色のリボンがあしらわれていて袖口と裾はフリルになっている。
「この子は?」
「彼女はティア。この国のSランク冒険者だ。
まぁ、彼女がSランク冒険者だと知る者は少ないがな。」
レオハルトさんが言った。
マジか。
この子俺達よりランク高いのかよ。
まぁ、でも国王から直接クエストを受ける位だから実力はあるのだろうな。
「私はアリスで・・・」
「きゃー!可愛いっ!私の事はお姉ちゃんって呼んでね。
ほら、呼んでごらん。」
「え、でも・・・」
ティアはいきなりアリスに抱きついてアリスの頭をなでなでする。
「ほらほら、お姉ちゃん、だよ?」
ティアがそう言ってアリスをなでなでする。
「お、お姉ちゃん・・・」
「うんうん、いいこいいこ。」
そう言ってなでなでを続ける。
何だこの子は。
「ティアはこれでも優秀な暗殺者なのだがな。
女の子としかパーティーを組まず、組んだ相手にはお姉ちゃんと呼ばせる。
そして溺愛するのだ。」
えっと、これがSランクのしかも暗殺者?
どうみてもただのシスコン少女なんだが・・・
「あはは、私の暗殺は特殊でね?
お菓子を使った毒殺なんだ。」
ティアがそう言って微笑む。
「ティアは表向きは冒険者でなくパティシエを名乗っている。
それも、名の知れた有名な旅のパティシエとな。
貴族の間では一生に1度は食わなければ貴族の名折れとまで言われる腕前でな。
その腕で要人に近づき菓子を振る舞い毒殺する。
それがティアのやり方だ。」
レオハルトさんが言った。
なんか、可愛い顔してやってることエグイな。この子。
「今回のクエストに私が選ばれた理由だけどね、リヴィラのギルドマスターってとある貴族なんだよ。
だから、私が一番適任なの。
しかも、その貴族は自身がリヴィラのギルマスだとはバレてないと思ってるらしくてね。
まぁ、名前も変えてるしリヴィラでは顔を出してないからね。
けど、それじゃ私の眼は騙せないよ!
同じ匂いがしたもん!」
ティアがそう言ってドヤ顔をしてアリスを見る。
誉めて誉めてと尻尾を振る犬のような感じだ。
「匂い?」
「うん!パティシエとして活動してると貴族のお屋敷にお呼ばれする事が多くてね。
ま、暗殺対象の下見なんだけど。
それでね、貴族って香水付けること多いから匂いには敏感になるんだよ。
暗殺の時の手懸かりにもなるしね。」
ティアはそう言って微笑む。
ふざけた子かと思ったが暗殺者としての技量はありそうだ。
「それで、何故俺達が?」
「うむ、その話はティアから。」
「はーい!
あのね、今回の相手なんだけど私が暗殺できるのはギルドマスターの貴族だけなの。
相手が貴族なら屋敷にお呼ばれしてお菓子を振る舞えるけど闇ギルドの連中にお菓子を振る舞うなんて難しいからね。
けど、ギルドの所在地は絞り込めててね。
その1つが屋敷にある隠し通路の先・・・屋敷の地下なんだ。
ギルマスを暗殺した後素早くそっちもやる必要がある。
でも、そっちは普通の戦闘になるからね。
私1人では難しいってわけ。」
ティアが言った。
「ティアの得意とするは暗殺。
普通の戦闘も可能だが闇ギルド相手では難しいのだ。
我輩からも頼む。
手伝ってはくれぬか?」
「手伝うのは良いのですが俺達はどうやって屋敷に入るのですか?
いきなりティア以外がついていったら怪しまれません?
それも、悪事を働く貴族なら敏感ですよね?」
俺が言った。
「中々鋭いねぇ。
その通りだよ。
でもね、大丈夫。お姉ちゃんに任せてね!
暗殺の決行は1週間後なんだけどね。
それまでに5件程貴族の屋敷にお呼ばれしてるの。
まぁ、国王陛下が仕組んでくれたんだけどね。
そこで私がアリスちゃんを私の妹だって溺愛しながら自慢するから。
国王陛下が手を回してて貴族たちはそれを言いふらしてくれるの。
それでターゲットの屋敷でも同じ様に妹だって溺愛するの。
もちろん、国王陛下からその事を言いふらす様にターゲットは言われてるよ。
私の今後の宣伝の為だってね。
これでアリスちゃんも簡単に入れるって訳。
国王陛下からの命令を無下にする訳にいかないからターゲットも他の貴族に倣いアリスちゃんを招き入れてくれるから。」
ティアはそう言ってウインクをした。
暗殺の事になると真面目なんだな。
まぁ、当然か。
「と言うことで明日から早速貴族のお屋敷にお呼ばれしているから一緒によろしくね。
それと、この仕事終わるまでは一緒の宿で一緒の布団に寝ようね、アリスちゃん!」
ティアがそう言ってアリスの頭をなでなでする。
もしかして、そっちが目的だったりしないか?
「ティアとアリスに任せれば問題は無いと信じているのである。
健闘を祈るのである。」
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