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砂狼の回顧録
砂狼の回顧録-07
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手術は成功した。とはいっても手足が生えてきた訳ではない。止血が出来てとりあえず死ぬ心配は無いというだけの話だ。
ベッドの上に転がったカーディルの、先端を失い丸くなった肘や膝が痛々しい。
カーディルはただ一本残った左腕に点滴を挿し、虚ろな目で汚れた天井を見上げていた。麻酔はとうに切れているので意識はあるはずだが、ベッドの横で背もたれの無い椅子に座るディアスとはなんの会話も交わしていない。何を話せばいいのか、言葉が出てこないのだ。
やがて、ディアスは腰を浮かせて言った。
「それじゃあ、俺は帰るから」
「え? どこへ行くのよ!?」
カーディルは心外だとばかりに目を見開いている。
「いや、自分の家に帰るんだが……」
「あ、そう、そうよね……」
ディアスは右手を差し出し、慌ててそれを引っ込めて左手を出した。カーディルの左手の指を軽く握る。握手をしたかったわけではないので別に右手でも構わなかったのだが、どうにもまだ心身ともに傷ついた彼女への対応に戸惑っているところがある。
「また見舞いに来るよ。明日も、明後日も……」
その先はどうなる、考える余裕はなかった。一寸先も見えぬほど暗い未来。自分のやっていることが問題の先送りに過ぎないと自覚しながら、ぼんやりとした慰めの言葉しか口にできなった。
「手術代とか、どうしたの?」
「俺は無趣味な人間だからな。貯金だけはあったのさ」
手術代に関してしてはそうである。だが、それでなけなしの貯金は使い果たした。入院費についてはこれから捻出せねばならない。
またふたりの間に沈黙が流れる。窓の外から聞こえる雑沓、人々の生活の声がやけに遠いものに思えた。もう、無邪気に笑っていた向こう側には戻れない。
踵を返し部屋を出ようとするディアスの背中に『ねえ』と声がかかる。
再度振り返ると、カーディルが少し照れたような顔をして、唇に指先をあてていた。
「こういう時の別れ際にはさ……もうちょっと他にやることがあるでしょう?」
男に媚びた、甘い声をだした。
これが数日前の平穏な日常であれば飛び上がって喜んだことだろう。今となっては彼女の好意、行為がどのような意味を持つのか考えさせられる。
共に死線を越えたことでそれなりに評価を得ることができたという自惚れはある。だが彼女が今求めているのは愛の証ではなく、男を繋ぎ止めておくための保証といった意味合いが強いだろう。
それらを理解しながら、ディアスは湧き起こる理不尽を全て飲み込んだ。
ここで彼女の誘惑を振り切ることは、ただ不安を煽ることにしかならないだろう。自分は女の色香に惑わされ、馬車馬のように働く男、それでいい。
ベッドに寝転がるカーディルに覆い被さるようにして、唇を重ねた。ふたりとも肌にうるおいは無く、乾いた肌を押し付けただけだった。
恋に恋するお年頃、などといった柄ではないが、ファーストキスがここまで苦いものだとは思ってもみなかった。
顔を離して、軽く微笑みかけて部屋を後にした。これ以上、病室に留まることができなかった。我が身の惨めさに泣き出したくなった。カーディルも今頃、独り泣いていることだろう。
同じ不安、同じ悩みを共有しながら、心だけが重ならない。
ディアスはソロハンターとして活動していた。
敵を追い込むことができず、多数を相手にすることもできない。群れから離れた小型ミュータントを探して狙撃する。非効率だが他に方法はなかった。
倒したミュータントはその朱い瞳を抉り出し、証として提出するのがハンターオフィスのルールである。
ライフルによる遠距離射撃を主な攻撃方法としているため、倒してから証拠を取りに行くまで数十メートルも歩かねばならない。直射日光の下、足場の悪い岩の突き出た道を何度も往復せねばならないのだ。敵を倒しても、倒せなくても、ディアスの体力は削り取られ続けた。
倒した死骸に辿り着く前に、他の複数人で構成されたチームに横取りされたことも幾度となくある。建前上、ハンター同士の殺し合いはご法度であるが、特に監視されているわけではないので信用はできない。
武器をもった集団が少数を取り囲んだとき、人は際限なく傲慢になれる。ディアスはそれをよく理解していた。口論の末に殺害される光景が容易に想像できる。横取りされた場合は唇を噛みしめ黙って立ち去り、次の獲物を探すことにしていた。
世の理不尽を飲み込む度に、体が重くなっていくようであった。
犬蜘蛛の情報をハンターオフィスに報告して情報料をもらおうともしたがこれは既に報告済みで、片目を潰したことも一切考慮されなかった。
その後、ベテランのハンターチームにあっさりと狩られ酒代として消えたと風の噂に聞いた。
あの子犬蜘蛛たちはどうなったかと少しだけ気になったが、頭を振って忘れることにした。
数十匹の子犬蜘蛛たちが全て成虫となり街を襲撃すればたちまち壊滅することになる。また、手足を喰われたカーディルの前で、あの子たちが可哀想だなどと絶対に言えるものではない。
愛を利用し、その目を潰した罪を償う方法さえわからぬまま、哀れなミュータントの親子は砂地に消えた。
所詮この世は弱肉強食と人は言う。だが、格好つけてうそぶくのではなく、真にその意味を理解して言う者はどれだけいるだろうか。
子供の生首を投げつけられ動揺する者を指差して、馬鹿な奴だと高笑いするのが現実を理解した立派なハンターなのか。
それだけは、納得できない。
朝からミュータントを狩りに出かけて、夕方には病院に見舞いに行くというサイクルを繰り返していた。
カーディルの精神状態はひどく不安定で、その対応は日によってまちまちである。ディアスを優しく労うこともあり、激しく罵倒することもあった。
なぜ助けたのか。あの場で死にたかった。そう言われた時は何も言えなかった。
物を投げつけられたこともあった。怒るよりもまず、点滴の管が付いたままの左腕でそこまでする彼女が痛々しく、哀れと思った。
ディアスはカーディルの暴発の全てを黙って受け止めた。過程はともかく、彼女を守り切れなかったという結果は事実だ。
躁鬱いずれにせよ、別れ際には泣き出しそうな顔で『また来てほしい』と、懇願することだけは変わらなかった。
カーディルに必要とされている、それだけがディアスの胸に残った希望であり快楽であった。だが、ずっとそれにすがって生きるにはあまりにもか細い光だ。
心身ともに磨耗しきっていた。金を稼ぐために無茶な狩りを続けていることもあるが、なによりこの生活の果てに改善される道が見えないとこが苦しい。
いつか良くなるということであれば今の苦しみに耐えることもできる。だが、苦しんだ挙げ句に野垂れ死にするしかないのであれば、これが地獄でなくてなんであろうか。
カーディルにも同じことがいえる。手足を失いハンターとしての活動はおろか、日常生活すら一人では送れない。
今日生きて、明日生き延びて、それからどうなる。
ディアスがいない間、彼女はただ独り不安に押し潰されそうになりながら天井を見上げて待っているのだ。
ディアスは一日のなかで、じっとライフルを見つめて過ごす時間が増えた。
どこへ向かって撃てばいい。物言わぬ人殺しの道具が答えるはずもないが、問いかけずにはいられなかった。
ある日の夕方、病院に見舞いに行くと廊下で見覚えのある女とすれ違った。
露骨に悪意の込められた視線に射ぬかれ、さて誰であったかとしばし考えた。
あの事件が起こるまで仲間だった女だと、ようやく思い出した頃にはその背は視界から消えていた。
ディアスが特別、記憶力が悪いというわけではない。今は目の前の問題を片付けることに追われ、他の全ては過去のことだ。
かつての仲間などブラウン管に映る人間に等しい。姿が見え声が聞こえようと、どうしようもないほど隔たれた赤の他人である。
女はカーディルの病室がある方向から歩いてきた。これは偶然ではあるまい。見舞いに行き何事かを話したのだろう。
あの時、何もしなかった奴が知った風な顔をして毒にも薬にもならぬ慰めや、説教でもしていったのかと思うと不快感が湧き起こる。まるで開けた口に蝿が飛び込んできたような気分だ。
カーディルと自分だけの世界に、土足で踏み込んだ奴がいる。感情が磨耗し、無表情が習慣になっていたディアスの顔に、久々に怒りが浮き上がる。
しかしそんな顔のまま見舞いに行くわけにもいかず、病室の前で気を落ち着ける必要があった。
「何をやっているんだ俺は……」
薄暗い廊下に、その独白を聞く者は誰もいない。
ベッドの上に転がったカーディルの、先端を失い丸くなった肘や膝が痛々しい。
カーディルはただ一本残った左腕に点滴を挿し、虚ろな目で汚れた天井を見上げていた。麻酔はとうに切れているので意識はあるはずだが、ベッドの横で背もたれの無い椅子に座るディアスとはなんの会話も交わしていない。何を話せばいいのか、言葉が出てこないのだ。
やがて、ディアスは腰を浮かせて言った。
「それじゃあ、俺は帰るから」
「え? どこへ行くのよ!?」
カーディルは心外だとばかりに目を見開いている。
「いや、自分の家に帰るんだが……」
「あ、そう、そうよね……」
ディアスは右手を差し出し、慌ててそれを引っ込めて左手を出した。カーディルの左手の指を軽く握る。握手をしたかったわけではないので別に右手でも構わなかったのだが、どうにもまだ心身ともに傷ついた彼女への対応に戸惑っているところがある。
「また見舞いに来るよ。明日も、明後日も……」
その先はどうなる、考える余裕はなかった。一寸先も見えぬほど暗い未来。自分のやっていることが問題の先送りに過ぎないと自覚しながら、ぼんやりとした慰めの言葉しか口にできなった。
「手術代とか、どうしたの?」
「俺は無趣味な人間だからな。貯金だけはあったのさ」
手術代に関してしてはそうである。だが、それでなけなしの貯金は使い果たした。入院費についてはこれから捻出せねばならない。
またふたりの間に沈黙が流れる。窓の外から聞こえる雑沓、人々の生活の声がやけに遠いものに思えた。もう、無邪気に笑っていた向こう側には戻れない。
踵を返し部屋を出ようとするディアスの背中に『ねえ』と声がかかる。
再度振り返ると、カーディルが少し照れたような顔をして、唇に指先をあてていた。
「こういう時の別れ際にはさ……もうちょっと他にやることがあるでしょう?」
男に媚びた、甘い声をだした。
これが数日前の平穏な日常であれば飛び上がって喜んだことだろう。今となっては彼女の好意、行為がどのような意味を持つのか考えさせられる。
共に死線を越えたことでそれなりに評価を得ることができたという自惚れはある。だが彼女が今求めているのは愛の証ではなく、男を繋ぎ止めておくための保証といった意味合いが強いだろう。
それらを理解しながら、ディアスは湧き起こる理不尽を全て飲み込んだ。
ここで彼女の誘惑を振り切ることは、ただ不安を煽ることにしかならないだろう。自分は女の色香に惑わされ、馬車馬のように働く男、それでいい。
ベッドに寝転がるカーディルに覆い被さるようにして、唇を重ねた。ふたりとも肌にうるおいは無く、乾いた肌を押し付けただけだった。
恋に恋するお年頃、などといった柄ではないが、ファーストキスがここまで苦いものだとは思ってもみなかった。
顔を離して、軽く微笑みかけて部屋を後にした。これ以上、病室に留まることができなかった。我が身の惨めさに泣き出したくなった。カーディルも今頃、独り泣いていることだろう。
同じ不安、同じ悩みを共有しながら、心だけが重ならない。
ディアスはソロハンターとして活動していた。
敵を追い込むことができず、多数を相手にすることもできない。群れから離れた小型ミュータントを探して狙撃する。非効率だが他に方法はなかった。
倒したミュータントはその朱い瞳を抉り出し、証として提出するのがハンターオフィスのルールである。
ライフルによる遠距離射撃を主な攻撃方法としているため、倒してから証拠を取りに行くまで数十メートルも歩かねばならない。直射日光の下、足場の悪い岩の突き出た道を何度も往復せねばならないのだ。敵を倒しても、倒せなくても、ディアスの体力は削り取られ続けた。
倒した死骸に辿り着く前に、他の複数人で構成されたチームに横取りされたことも幾度となくある。建前上、ハンター同士の殺し合いはご法度であるが、特に監視されているわけではないので信用はできない。
武器をもった集団が少数を取り囲んだとき、人は際限なく傲慢になれる。ディアスはそれをよく理解していた。口論の末に殺害される光景が容易に想像できる。横取りされた場合は唇を噛みしめ黙って立ち去り、次の獲物を探すことにしていた。
世の理不尽を飲み込む度に、体が重くなっていくようであった。
犬蜘蛛の情報をハンターオフィスに報告して情報料をもらおうともしたがこれは既に報告済みで、片目を潰したことも一切考慮されなかった。
その後、ベテランのハンターチームにあっさりと狩られ酒代として消えたと風の噂に聞いた。
あの子犬蜘蛛たちはどうなったかと少しだけ気になったが、頭を振って忘れることにした。
数十匹の子犬蜘蛛たちが全て成虫となり街を襲撃すればたちまち壊滅することになる。また、手足を喰われたカーディルの前で、あの子たちが可哀想だなどと絶対に言えるものではない。
愛を利用し、その目を潰した罪を償う方法さえわからぬまま、哀れなミュータントの親子は砂地に消えた。
所詮この世は弱肉強食と人は言う。だが、格好つけてうそぶくのではなく、真にその意味を理解して言う者はどれだけいるだろうか。
子供の生首を投げつけられ動揺する者を指差して、馬鹿な奴だと高笑いするのが現実を理解した立派なハンターなのか。
それだけは、納得できない。
朝からミュータントを狩りに出かけて、夕方には病院に見舞いに行くというサイクルを繰り返していた。
カーディルの精神状態はひどく不安定で、その対応は日によってまちまちである。ディアスを優しく労うこともあり、激しく罵倒することもあった。
なぜ助けたのか。あの場で死にたかった。そう言われた時は何も言えなかった。
物を投げつけられたこともあった。怒るよりもまず、点滴の管が付いたままの左腕でそこまでする彼女が痛々しく、哀れと思った。
ディアスはカーディルの暴発の全てを黙って受け止めた。過程はともかく、彼女を守り切れなかったという結果は事実だ。
躁鬱いずれにせよ、別れ際には泣き出しそうな顔で『また来てほしい』と、懇願することだけは変わらなかった。
カーディルに必要とされている、それだけがディアスの胸に残った希望であり快楽であった。だが、ずっとそれにすがって生きるにはあまりにもか細い光だ。
心身ともに磨耗しきっていた。金を稼ぐために無茶な狩りを続けていることもあるが、なによりこの生活の果てに改善される道が見えないとこが苦しい。
いつか良くなるということであれば今の苦しみに耐えることもできる。だが、苦しんだ挙げ句に野垂れ死にするしかないのであれば、これが地獄でなくてなんであろうか。
カーディルにも同じことがいえる。手足を失いハンターとしての活動はおろか、日常生活すら一人では送れない。
今日生きて、明日生き延びて、それからどうなる。
ディアスがいない間、彼女はただ独り不安に押し潰されそうになりながら天井を見上げて待っているのだ。
ディアスは一日のなかで、じっとライフルを見つめて過ごす時間が増えた。
どこへ向かって撃てばいい。物言わぬ人殺しの道具が答えるはずもないが、問いかけずにはいられなかった。
ある日の夕方、病院に見舞いに行くと廊下で見覚えのある女とすれ違った。
露骨に悪意の込められた視線に射ぬかれ、さて誰であったかとしばし考えた。
あの事件が起こるまで仲間だった女だと、ようやく思い出した頃にはその背は視界から消えていた。
ディアスが特別、記憶力が悪いというわけではない。今は目の前の問題を片付けることに追われ、他の全ては過去のことだ。
かつての仲間などブラウン管に映る人間に等しい。姿が見え声が聞こえようと、どうしようもないほど隔たれた赤の他人である。
女はカーディルの病室がある方向から歩いてきた。これは偶然ではあるまい。見舞いに行き何事かを話したのだろう。
あの時、何もしなかった奴が知った風な顔をして毒にも薬にもならぬ慰めや、説教でもしていったのかと思うと不快感が湧き起こる。まるで開けた口に蝿が飛び込んできたような気分だ。
カーディルと自分だけの世界に、土足で踏み込んだ奴がいる。感情が磨耗し、無表情が習慣になっていたディアスの顔に、久々に怒りが浮き上がる。
しかしそんな顔のまま見舞いに行くわけにもいかず、病室の前で気を落ち着ける必要があった。
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