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第2章 王都編 ②新たな出会い
王都での平凡な日常2
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リール達はサンクに連れられ、簡易的な小さな家に着いた。
「簡単な会議の場所でして、ここなら他の人も来ませんので椅子にどうぞ。」
サンクは中央のテーブル横の椅子に座る事を促す。
「さて今回の相談と言うのは、店の出店希望者についてと、この南東地区を統治しているユートリア家についてと、最後はお知らせでデルモンドが犯罪奴隷として売られるらしいです。」
「まず一つ。店の出店希望者は大勢いますが、内容がとても成功しそうもない者ばかりなのです。私がダメと断るのも出来ますが、リールの熱に当てられた人もいるでしょうから、失敗に学ぶのも大事ですが、リスクが大きい人もいますので。」
サンクは言いにくそうに話す。
「店を出したいと思うのは、簡単だが成功出来るかは別だからな。正直いらない商品の店はいらないからな。」
リールは思ったことをそのまま話す。
「そうですね。ミランダレ商会としても出店しますので、店の規模ではおそらく勝てないでしょう。」
サンクは自慢ではなく、事実として話している。いくら個人的に店を出しても、王都2番目の商会には勝つのは難しい。
「ミランダレ商会の下について出店するのはダメなのか?」
「それが、そこまで商才がある人は少ないんですよ。ある程度考えられる人は分かることなので。」
「自分自身を客観的に見れない人か。元手がそこまで無い人だろうしな。出店希望者を集めて共同経営とか出来ないだろうか?飲食店や雑貨屋とか大きく分ける事は出来そうだけどな。」
リールはぶつぶつと考える。
ユリカ、ユキ、ミウロは口を出さないでいる。
ユリカはマジックバックから出した、街で買ってきた果物を練り込んだパンと特別でもないフルーツジュースを5人の前に並べている。
リールとサンク以外の3人はおやつを楽しんでいる。
「どうですか?」
サンクが心配そうに聞く。
「希望者達を見ないとわからないな。近い内に集められるか?」
「ありがとうございます。3日後には予定を決めれます。」
「わかった。3日後の午前10時に来るからそれまで集めてくれ。」
「希望する人達に伝えておきます。次にユートリア家のソノマン=ユートリア様です。ご存知だと思いますが、この南東地区を治めている貴族様です。」
「おお、そうだな。」
リールは頷く。知らなかったとはとても言えない。
「ソノマン様が一度責任者に会いたいそうなので、誰を代表者にして良いのか悩んでまして。リールさんが責任者だとおもうのですが、任せると言ってもこの問題は勝手にはできませんので。」
サンクが困った様に話す。
「そうだな。そのソノマン様と言う人は問題無いのか?」
「本人には問題は無さそうですが、以前の状況から見ると問題だと私は思います。」
自分が担当している地区をまともに運営も出来ないで、放置している人は、とてもサンクはまともとは言えないのだ。
「確かにな。代表者はサンクさんに頼んでもいいのか?付き添いで俺も行くから。」
「良いのですか?出世のチャンス…そうですね。リールさんはそんな事に興味が無いのでしょう。分かりました!サンクが責任を持って業務をこなしましょう。」
サンクはミランダレ商会本店の副店長でロンダール南東地区の代表となった。
「よろしくお願いします。いつ面会ですか?」
「5日後の午前11時ですね。」
サンクはユートリア家の家紋の入った手紙を見せる。
「分かりました。補佐として付いていきましょう。」
リールとサンクの2人で向かうことに決める。大人数では難しいが1人増えるくらいなら、問題無いだろう。
「ありがとうございます。最後はデルモンドの件ですね。リールさんがデルモンドを捕まえてから犯罪奴隷として目をつけている商人や冒険者は多いのです。」
デルモンドの名前は、善くも悪くも轟いている。護衛としたら最強クラスの護衛になる。肉体労働なら一般人の100人以上の力をはっきするだろう。
しかし、強すぎる力を抑えることができないのだ。デルモンドの力を100%使うなら、その100%の力に対抗出来るだけの力が必要なのだ。そこまでして必要な力では無いのだ。
「ミランダレ商会としても戦力になると思いますがとても対抗出来ないでしょうね。冒険者でもSSランクのパーティーなら大丈夫かも知れませんが。リスクの方が大きいですね。冒険者ギルドでも対応に困っているみたいです。」
「処刑されないのか?」
「話に上がっていましたが難しいですね。戦力としては一流なので、魔族領に送る話もありますが、誰が連れて行くのかが問題ですね。戻ってきて復讐されるのも怖いでしょうし。一生牢屋の中で過ごして終わる人生になると思います。」
「そうか。どうしようもないな。」
「いえいえ。一つだけ面白い話がありまして、衛兵さんから聞いた話ですが、牢屋でデルモンドがリールに負けたままでは終わらないと何度も何度も呟いていたそうです。いずれ復讐に来ると思いますよ?」
サンクは笑顔で話をしている。
「そうか。それは大変だな。一度面会でもしてみるか。この地区の護衛を任せたら面白いだろうな。」
リールは笑顔で答える。
正面からデルモンドと対決しても負ける事はないだろうが、罠を使ってきたら難しいだろう。最もデルモンドが罠を使うタイプではないし、そんな勝ちかたではデルモンド自身が納得しないとリールは思っている。
「冒険者ギルドの牢屋にいる見たいなので、興味があれば行って見てください。」
「分かりました。最後に面白い事が聞けました。これで終わりですか?」
「そうですね。大きな事は終わりです。細かい事は大丈夫そうです。」
サンクが笑顔で答える。
「分かりました。また3日後に来ます。何か問題でもあれば声を掛けてください。」
リールは立ち上がる。
ユリカ達もおやつを食べ終わりマジックバックにゴミを片付けている。
「今日はありがとうございました。それではまた3日後にお待ちしています。」
サンクも立ち上がり出口へ向かう。
リール達はサンクに別れを告げて、建物も無い街をぶらついていく。
「簡単な会議の場所でして、ここなら他の人も来ませんので椅子にどうぞ。」
サンクは中央のテーブル横の椅子に座る事を促す。
「さて今回の相談と言うのは、店の出店希望者についてと、この南東地区を統治しているユートリア家についてと、最後はお知らせでデルモンドが犯罪奴隷として売られるらしいです。」
「まず一つ。店の出店希望者は大勢いますが、内容がとても成功しそうもない者ばかりなのです。私がダメと断るのも出来ますが、リールの熱に当てられた人もいるでしょうから、失敗に学ぶのも大事ですが、リスクが大きい人もいますので。」
サンクは言いにくそうに話す。
「店を出したいと思うのは、簡単だが成功出来るかは別だからな。正直いらない商品の店はいらないからな。」
リールは思ったことをそのまま話す。
「そうですね。ミランダレ商会としても出店しますので、店の規模ではおそらく勝てないでしょう。」
サンクは自慢ではなく、事実として話している。いくら個人的に店を出しても、王都2番目の商会には勝つのは難しい。
「ミランダレ商会の下について出店するのはダメなのか?」
「それが、そこまで商才がある人は少ないんですよ。ある程度考えられる人は分かることなので。」
「自分自身を客観的に見れない人か。元手がそこまで無い人だろうしな。出店希望者を集めて共同経営とか出来ないだろうか?飲食店や雑貨屋とか大きく分ける事は出来そうだけどな。」
リールはぶつぶつと考える。
ユリカ、ユキ、ミウロは口を出さないでいる。
ユリカはマジックバックから出した、街で買ってきた果物を練り込んだパンと特別でもないフルーツジュースを5人の前に並べている。
リールとサンク以外の3人はおやつを楽しんでいる。
「どうですか?」
サンクが心配そうに聞く。
「希望者達を見ないとわからないな。近い内に集められるか?」
「ありがとうございます。3日後には予定を決めれます。」
「わかった。3日後の午前10時に来るからそれまで集めてくれ。」
「希望する人達に伝えておきます。次にユートリア家のソノマン=ユートリア様です。ご存知だと思いますが、この南東地区を治めている貴族様です。」
「おお、そうだな。」
リールは頷く。知らなかったとはとても言えない。
「ソノマン様が一度責任者に会いたいそうなので、誰を代表者にして良いのか悩んでまして。リールさんが責任者だとおもうのですが、任せると言ってもこの問題は勝手にはできませんので。」
サンクが困った様に話す。
「そうだな。そのソノマン様と言う人は問題無いのか?」
「本人には問題は無さそうですが、以前の状況から見ると問題だと私は思います。」
自分が担当している地区をまともに運営も出来ないで、放置している人は、とてもサンクはまともとは言えないのだ。
「確かにな。代表者はサンクさんに頼んでもいいのか?付き添いで俺も行くから。」
「良いのですか?出世のチャンス…そうですね。リールさんはそんな事に興味が無いのでしょう。分かりました!サンクが責任を持って業務をこなしましょう。」
サンクはミランダレ商会本店の副店長でロンダール南東地区の代表となった。
「よろしくお願いします。いつ面会ですか?」
「5日後の午前11時ですね。」
サンクはユートリア家の家紋の入った手紙を見せる。
「分かりました。補佐として付いていきましょう。」
リールとサンクの2人で向かうことに決める。大人数では難しいが1人増えるくらいなら、問題無いだろう。
「ありがとうございます。最後はデルモンドの件ですね。リールさんがデルモンドを捕まえてから犯罪奴隷として目をつけている商人や冒険者は多いのです。」
デルモンドの名前は、善くも悪くも轟いている。護衛としたら最強クラスの護衛になる。肉体労働なら一般人の100人以上の力をはっきするだろう。
しかし、強すぎる力を抑えることができないのだ。デルモンドの力を100%使うなら、その100%の力に対抗出来るだけの力が必要なのだ。そこまでして必要な力では無いのだ。
「ミランダレ商会としても戦力になると思いますがとても対抗出来ないでしょうね。冒険者でもSSランクのパーティーなら大丈夫かも知れませんが。リスクの方が大きいですね。冒険者ギルドでも対応に困っているみたいです。」
「処刑されないのか?」
「話に上がっていましたが難しいですね。戦力としては一流なので、魔族領に送る話もありますが、誰が連れて行くのかが問題ですね。戻ってきて復讐されるのも怖いでしょうし。一生牢屋の中で過ごして終わる人生になると思います。」
「そうか。どうしようもないな。」
「いえいえ。一つだけ面白い話がありまして、衛兵さんから聞いた話ですが、牢屋でデルモンドがリールに負けたままでは終わらないと何度も何度も呟いていたそうです。いずれ復讐に来ると思いますよ?」
サンクは笑顔で話をしている。
「そうか。それは大変だな。一度面会でもしてみるか。この地区の護衛を任せたら面白いだろうな。」
リールは笑顔で答える。
正面からデルモンドと対決しても負ける事はないだろうが、罠を使ってきたら難しいだろう。最もデルモンドが罠を使うタイプではないし、そんな勝ちかたではデルモンド自身が納得しないとリールは思っている。
「冒険者ギルドの牢屋にいる見たいなので、興味があれば行って見てください。」
「分かりました。最後に面白い事が聞けました。これで終わりですか?」
「そうですね。大きな事は終わりです。細かい事は大丈夫そうです。」
サンクが笑顔で答える。
「分かりました。また3日後に来ます。何か問題でもあれば声を掛けてください。」
リールは立ち上がる。
ユリカ達もおやつを食べ終わりマジックバックにゴミを片付けている。
「今日はありがとうございました。それではまた3日後にお待ちしています。」
サンクも立ち上がり出口へ向かう。
リール達はサンクに別れを告げて、建物も無い街をぶらついていく。
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