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54 お見舞いの空気じゃない
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チュンチュンと窓の外で小鳥が楽しそうに囀っている。爽やかな朝を演出しやがって。と、私は不貞腐れながらベッドで鼻水を垂らして泣いていた。
昨日は眠れなかった。眠れないからネットでどこからが浮気なのか、そのボーダーラインを調べた。
変な足掻きかもしれないけど、もう騎士としては終わってるけど、じゃあ一般市民としてはどうだろうかと思ったのだ。
その結果、ルミネラ帝国民の意見は『二人きりで食事をした』が四割、『手を繋いだ』が三割、『キスをした』が一割、『そう言うことをした』が一割、あとはその他の意見だった。
私がしたのはキスなので、ルミネラ帝国民の役八割が私を非難するということになる。もう辛い。
しかも彼氏がジェーンなのだから、あれは絶対に許してもらえないだろう。ああ辛い。またボロボロ涙が出てきて、ティッシュで顔全体をわしゃわしゃ拭いて、部屋の隅にあるゴミ箱にシュートした。
朝ごはんがここにあるが、全然食べる気がしない。何がジャムパンだ。何がコンソメスープにほうれん草の胡麻のお浸しだ。添えられているリンゴが腹立つ。私はまた涙を流した。もうなんで泣いてるのか分からなくなってきた。
返事無いけど、またジェーンにメッセージ送ってみようかな。
リンに相談するという選択肢もあったが、彼女のことだから私の感情に寄り添うこともなく、ただ私がチェイスとキスをしてしまったということに対して興奮して終わるに違いない。私はまた涙を流した。
『おはようジェーン。昨日は本当にごめんなさい。本当に力を入れて抵抗したけれど……。Kildia.G.K』
言い訳は見苦しいものだと知ってるけど、弁明はしたいのでこうなった。私はそれを送信した。返事が来てからご飯を食べようと思っていたけど、待てど待てども彼からの返事は来ない。
遂には配膳係さんが朝食を取りに来てしまった。
「あれ?全然食べていない。食欲ないですか?」
「ええ、少し。」
「なら栄養ゼリーにしますか?」
「お昼は食べますから、朝食無しで大丈夫です。」
という会話で落ち着いた。
いつもはすぐに彼から返事が来るのに、全然来ない。もうこりゃ今日は望みが薄いだろうな、というか、我々の関係は終わったのかもしれないと思うと、また涙が出た。
でも彼のしたことはもう納得しているの?実はそうではない。頭が混乱した。色々とありすぎてもう耐えられない私は、クラースさんに電話をした。
『あ?もしもし?おはようキリー!どうだ怪我の調子は?』
「お、おはよぉ……」声が震えて鼻水が止まらない。「怪我は平気。ポーションあるから、回復早いよね……グェェ。」
『なんだその潰されたカエルのような声は。全く、朝っぱらから泣いたりして、何があったんだ?』
「じ、実はジェー『そうだ!あの後ルーがかなり急いでセレスティウムをインジアビスに持ち帰ったらしいんだが、早速ベルンハルトに使用したところ、魔力の暴走が収まったらしい!俺たちも頑張った甲斐があったな!はは!』
「それは良かった……。」
心の底から嬉しいよ、そりゃあね。でも私の話も少しは聞いて欲しかった。しかしクラースさんは続けた。
『ケイトはあれ以来、帝国研究所の医薬品開発チームと協力をして、セレスティウムの量産を頑張ってる。って言っても、教官のような暴走は国にとっても危険だから、闇属性の人にしか使えないように改良を加えているらしい。俺もユークにいながら必要な素材を探したりしてサポートしてる。ソーライはバタバタしてるが、ジェーンがいるからまあ何とかやってる。忘れてたが、あいつは帝国研究所の所長だったからな、その点では頼もしいというか……まあなんだ、でもほらお前が戻ってくるのを皆は待ってる。特にジェーン。お前がいないと、ジェーンは何だか昔のジェーンみたいに、排他的な性格に戻ってしまった。テキパキ仕事をこなすから頼もしいがちょっと、もう少し人間味が欲しい……兎に角、いつ退院なんだ?』
途中からあまり話を聞いていなかったが、最後の質問は聞こえていたので、答えた。
「リハビリの様子にもよるけど、私はかなり順調に回復しているので、明後日には退院出来るかもって。ケイト先生もジェーンも頑張ってるんだね、うん……。」
『なんだ?はは……本当に元気が無いな。ジェーンから連絡はないのか?』
「少しあったけど、ある出来事があってから、全然連絡が無くて。」
『ええ!?そうなのか……。』
クラースさんは何を言おうか困ってしまったのか、黙ってしまった。昨日あった出来事を話そう。クラースさんに相談しようと心に決めて、私は話し始めた。
「昨日ね、チェイスが来て」
ガラリと病室の扉が開いた。
顔を覗かせたのはジェーンだった。
私はハッとして、通話をブチッと切った。
夢か?いや、夢じゃない。いつものシャツにベスト姿の彼の肩には、大きなショルダーバッグがかかっている。
ジェーンは私とチラッと目線を合わせると、サササと急ぎ足で私のベッドの横まで歩いてきて、立ち止まった。
そして私のことをじっと見つめてきた。私は、驚きがすごくて、中々言葉が出なかった。
「ジェーン……!」
「キルディア、本日予定通りにお見舞いをしに参りました。」
ジェーンが優しく微笑んでくれた時に、私は涙がポロポロ止まらなかった。あんなシーンを見せてしまったのに、彼は私のところへ来てくれた。
ジェーンは全てを受け止めるかのように、ベッドに座り、私をハグしてくれた。こんな安堵感は今までに無かった。
「足の具合はどうでしょうか?」
それよりも伝えたいことがあった私は、その質問には答えなかった。涙を流し、震える声で、私はジェーンに言った。
「昨日チェイスから、ジェーンがトレイシーを人質にとったことを聞いた。ジェーンは罪を犯したかもしれない、でも私の方がもっと大きな罪を犯した。」
「……人質、確かにその表現は当てはまるやもしれない。トレイシーやヴァルガには悪いことをしました。あなたを守りたいという私の気持ちが、暴走しました。私はどうも、やはり人々が思うように、化け物なのかもしれない。」
「化け物じゃないよ。やり方はちょっと宜しくないから、もうやめて欲しいけど。」
「いえ、後もう一件、私は見過ごせないものがあります。それが終われば、私はもうこれ以上、同じように私のやり方を実行する事はありません。」
「え?」
ハグを終えたジェーンが私の肩を掴んで、私をじっと真剣に見つめた。私は涙に潤む目で彼を見つめ返した。彼は言った。
「キルディア、私に皇帝殺害の許可をお与えください。」
私は小刻みに首を振って、ジェーンの両肩を掴み返した。
「もう、もうやめてジェーン。あなたを殺戮マシーンにしたくないよ。ジェーンは色々なスキルがあってそういうことも可能なんだろうけど、その大きな力は、正しいことに使うべきだ。」
彼は戸惑いの表情で私に聞いた。
「私の愛情は正しくはないのでしょうか?」
「愛情があるのなら、私とずっとそばにいる方法を考えて。あなたが罪を犯せば、もうずっと一緒にはいられないでしょう?相手が皇帝となると、死罪確定だもの。それこそ、本当に永遠の別れになる。」
「……なるほど、理解しました。これからはあなたとずっと一緒にいられる方法を考えます。」
「いや、」私は手で口を覆った。「もしくは、暫く離れた方がいいのかもしれない。」
ジェーンが首を傾げた。
「それは何故でしょうか?期間は一週間程度ですか?」
「分からない、混乱してるの。私も罪を犯してるし、ジェーンがトレイシーを人質にとって、ヴァルガが私を庇ったのが、未だに気になってしまっている。トレイシーは聴覚の障害があるのに……いや、そうで無くてもいけないことだけど。だから二人を罰する意味で、距離を置いた方がいいかと思った。」
ジェーンが目を丸くした。知らなかったのか。
「そうでしたか……彼女に関しては、氏名や住所、勤務先の特定で留めておりましたから、そのような事情があることは存じ上げておりませんでした。それでも私は……私があなたを失いたくはないが為に、またヴァレンタインを恐れるが故に、あのような愚かな行動を取った。もう二度と、過ちは侵しません。キルディア、ごめんなさい。」
私はジェーンを見た。彼のヴァイオレットの瞳が、不安に揺れていた。
昨日は眠れなかった。眠れないからネットでどこからが浮気なのか、そのボーダーラインを調べた。
変な足掻きかもしれないけど、もう騎士としては終わってるけど、じゃあ一般市民としてはどうだろうかと思ったのだ。
その結果、ルミネラ帝国民の意見は『二人きりで食事をした』が四割、『手を繋いだ』が三割、『キスをした』が一割、『そう言うことをした』が一割、あとはその他の意見だった。
私がしたのはキスなので、ルミネラ帝国民の役八割が私を非難するということになる。もう辛い。
しかも彼氏がジェーンなのだから、あれは絶対に許してもらえないだろう。ああ辛い。またボロボロ涙が出てきて、ティッシュで顔全体をわしゃわしゃ拭いて、部屋の隅にあるゴミ箱にシュートした。
朝ごはんがここにあるが、全然食べる気がしない。何がジャムパンだ。何がコンソメスープにほうれん草の胡麻のお浸しだ。添えられているリンゴが腹立つ。私はまた涙を流した。もうなんで泣いてるのか分からなくなってきた。
返事無いけど、またジェーンにメッセージ送ってみようかな。
リンに相談するという選択肢もあったが、彼女のことだから私の感情に寄り添うこともなく、ただ私がチェイスとキスをしてしまったということに対して興奮して終わるに違いない。私はまた涙を流した。
『おはようジェーン。昨日は本当にごめんなさい。本当に力を入れて抵抗したけれど……。Kildia.G.K』
言い訳は見苦しいものだと知ってるけど、弁明はしたいのでこうなった。私はそれを送信した。返事が来てからご飯を食べようと思っていたけど、待てど待てども彼からの返事は来ない。
遂には配膳係さんが朝食を取りに来てしまった。
「あれ?全然食べていない。食欲ないですか?」
「ええ、少し。」
「なら栄養ゼリーにしますか?」
「お昼は食べますから、朝食無しで大丈夫です。」
という会話で落ち着いた。
いつもはすぐに彼から返事が来るのに、全然来ない。もうこりゃ今日は望みが薄いだろうな、というか、我々の関係は終わったのかもしれないと思うと、また涙が出た。
でも彼のしたことはもう納得しているの?実はそうではない。頭が混乱した。色々とありすぎてもう耐えられない私は、クラースさんに電話をした。
『あ?もしもし?おはようキリー!どうだ怪我の調子は?』
「お、おはよぉ……」声が震えて鼻水が止まらない。「怪我は平気。ポーションあるから、回復早いよね……グェェ。」
『なんだその潰されたカエルのような声は。全く、朝っぱらから泣いたりして、何があったんだ?』
「じ、実はジェー『そうだ!あの後ルーがかなり急いでセレスティウムをインジアビスに持ち帰ったらしいんだが、早速ベルンハルトに使用したところ、魔力の暴走が収まったらしい!俺たちも頑張った甲斐があったな!はは!』
「それは良かった……。」
心の底から嬉しいよ、そりゃあね。でも私の話も少しは聞いて欲しかった。しかしクラースさんは続けた。
『ケイトはあれ以来、帝国研究所の医薬品開発チームと協力をして、セレスティウムの量産を頑張ってる。って言っても、教官のような暴走は国にとっても危険だから、闇属性の人にしか使えないように改良を加えているらしい。俺もユークにいながら必要な素材を探したりしてサポートしてる。ソーライはバタバタしてるが、ジェーンがいるからまあ何とかやってる。忘れてたが、あいつは帝国研究所の所長だったからな、その点では頼もしいというか……まあなんだ、でもほらお前が戻ってくるのを皆は待ってる。特にジェーン。お前がいないと、ジェーンは何だか昔のジェーンみたいに、排他的な性格に戻ってしまった。テキパキ仕事をこなすから頼もしいがちょっと、もう少し人間味が欲しい……兎に角、いつ退院なんだ?』
途中からあまり話を聞いていなかったが、最後の質問は聞こえていたので、答えた。
「リハビリの様子にもよるけど、私はかなり順調に回復しているので、明後日には退院出来るかもって。ケイト先生もジェーンも頑張ってるんだね、うん……。」
『なんだ?はは……本当に元気が無いな。ジェーンから連絡はないのか?』
「少しあったけど、ある出来事があってから、全然連絡が無くて。」
『ええ!?そうなのか……。』
クラースさんは何を言おうか困ってしまったのか、黙ってしまった。昨日あった出来事を話そう。クラースさんに相談しようと心に決めて、私は話し始めた。
「昨日ね、チェイスが来て」
ガラリと病室の扉が開いた。
顔を覗かせたのはジェーンだった。
私はハッとして、通話をブチッと切った。
夢か?いや、夢じゃない。いつものシャツにベスト姿の彼の肩には、大きなショルダーバッグがかかっている。
ジェーンは私とチラッと目線を合わせると、サササと急ぎ足で私のベッドの横まで歩いてきて、立ち止まった。
そして私のことをじっと見つめてきた。私は、驚きがすごくて、中々言葉が出なかった。
「ジェーン……!」
「キルディア、本日予定通りにお見舞いをしに参りました。」
ジェーンが優しく微笑んでくれた時に、私は涙がポロポロ止まらなかった。あんなシーンを見せてしまったのに、彼は私のところへ来てくれた。
ジェーンは全てを受け止めるかのように、ベッドに座り、私をハグしてくれた。こんな安堵感は今までに無かった。
「足の具合はどうでしょうか?」
それよりも伝えたいことがあった私は、その質問には答えなかった。涙を流し、震える声で、私はジェーンに言った。
「昨日チェイスから、ジェーンがトレイシーを人質にとったことを聞いた。ジェーンは罪を犯したかもしれない、でも私の方がもっと大きな罪を犯した。」
「……人質、確かにその表現は当てはまるやもしれない。トレイシーやヴァルガには悪いことをしました。あなたを守りたいという私の気持ちが、暴走しました。私はどうも、やはり人々が思うように、化け物なのかもしれない。」
「化け物じゃないよ。やり方はちょっと宜しくないから、もうやめて欲しいけど。」
「いえ、後もう一件、私は見過ごせないものがあります。それが終われば、私はもうこれ以上、同じように私のやり方を実行する事はありません。」
「え?」
ハグを終えたジェーンが私の肩を掴んで、私をじっと真剣に見つめた。私は涙に潤む目で彼を見つめ返した。彼は言った。
「キルディア、私に皇帝殺害の許可をお与えください。」
私は小刻みに首を振って、ジェーンの両肩を掴み返した。
「もう、もうやめてジェーン。あなたを殺戮マシーンにしたくないよ。ジェーンは色々なスキルがあってそういうことも可能なんだろうけど、その大きな力は、正しいことに使うべきだ。」
彼は戸惑いの表情で私に聞いた。
「私の愛情は正しくはないのでしょうか?」
「愛情があるのなら、私とずっとそばにいる方法を考えて。あなたが罪を犯せば、もうずっと一緒にはいられないでしょう?相手が皇帝となると、死罪確定だもの。それこそ、本当に永遠の別れになる。」
「……なるほど、理解しました。これからはあなたとずっと一緒にいられる方法を考えます。」
「いや、」私は手で口を覆った。「もしくは、暫く離れた方がいいのかもしれない。」
ジェーンが首を傾げた。
「それは何故でしょうか?期間は一週間程度ですか?」
「分からない、混乱してるの。私も罪を犯してるし、ジェーンがトレイシーを人質にとって、ヴァルガが私を庇ったのが、未だに気になってしまっている。トレイシーは聴覚の障害があるのに……いや、そうで無くてもいけないことだけど。だから二人を罰する意味で、距離を置いた方がいいかと思った。」
ジェーンが目を丸くした。知らなかったのか。
「そうでしたか……彼女に関しては、氏名や住所、勤務先の特定で留めておりましたから、そのような事情があることは存じ上げておりませんでした。それでも私は……私があなたを失いたくはないが為に、またヴァレンタインを恐れるが故に、あのような愚かな行動を取った。もう二度と、過ちは侵しません。キルディア、ごめんなさい。」
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