8 / 15
第二章
武器への執着
しおりを挟む
アルバーノの来訪から数十日後、ムラトは再来したアルバーノと共に森の中を歩いていた。
よく通った地下世界への道を、まさか二人連れで歩くとは。
岩陰から獲物を狙う刺々しい気配はしないが、その代わり野盗と野獣が次の脅威だ。
こんな所を彷徨う馬鹿も居ないだろうが、旅は隊列が基本の今、ムラトにとってアルバーノほど頼りになる人間も居なかった。
それでもムラトの胸中は不安の煙が充満している。
会ってどうするんだ。
ブロンテス様は一体何を考えてるんだろう。
ムラトの不安をよそに、アルバーノは軽快な足取りでついてくるばかり。
「あの、お城でのお勤めはいいんですか?」
「はい。僕に化けてくれる魔物に留守を預けています。あ、これは内緒ですよ」
「さすが勇者様、魔物も改心させてお味方につけるとは」
いい性格してんな、こいつ。
ムラトはいつものごますりをしながら、内心呆れかえっている。
救世の勇者様は中々強かなようだ。
ムラトは周りに何者の気配も無いことを確認すると、地下世界へ繋がる入り口の封印を解いた。
暗黒色を帯びた雲、赤茶けた荒野、遠くには溶岩が漏れ出す大火山、しばらくそんな景色に目を丸くしていたアルバーノだったが、すぐに順応してあれこれムラトへ質問を始めるようになった。
「興味深いです。この世には数多の世界があることを精霊様から教わりましたが、このような場所があるとは知りませんでした。ここは何という地なのでしょう」
「ううん、私にもよく分かりませんが、何というんでしょう、旧い神の、流刑地のような」
ムラトは頭にある旧い記憶を呼び起こしてみた。
亡き父が溢したのか、過去にブロンテスから聞いたのだったか、さっぱり忘れてしまっていた。
「旧き神……!」
アルバーノの瞳が輝く。
それを見た途端、ムラトはハッキリと‘会わせたくない’と思った。
何故苦々しい気持ちになるのか、ムラト自身にも分かりかねていた。
「これは……」
要塞の如く巨大な住居を前に、アルバーノが息を呑む。
それをよそに、ムラトは違和感に顔をしかめていた。
いつもは自分が来る頃になると、三兄弟の誰かが門の前にいて、俺の名前を言ってみろと試してくるのだ。
それが今日は誰も居ない。
アルバーノを驚かすためか。
やりそうだ。
あの兄弟はとことん人間が驚きすくみ上がるのを見るのが好きらしい。
そのうちに‘入ってこい’と言わんばかりに独りでに開き始めた門にムラトは天を仰ぎたくなった。
「よくぞ来た。貴様が噂に聞く救世の勇者か」
広々とした応接間で、アルバーノとムラトを前に、ブロンテスが長椅子にもたれかかりながら厳かに口を開く。
まるで魔王じゃないですか。
相変わらず人間を値踏みするように見下ろす態度の悪い巨人にムラトの愛想笑いも固くなる。
アルバーノはというと、青灰の肌をしたサイクロプスの巨人に驚いた風もなく、しっかりと大目玉へ視線を向けていた。
「お初にお目にかかります。アルバーノ・ロッシと申します。このたび謁見を賜」
「まどろっこしい挨拶はいい。要件を言え」
ブロンテスは心底鬱陶しそうに顔をゆがめると、肘掛けに腕を置き、頬杖をつきながらアルバーノを見下ろした。
げぇ、機嫌が悪くなってきた。
ムラトが内心冷や冷やしている横でもアルバーノは動じない。
曇り無き眼で傲岸不遜な巨人を見上げている。
「まず御礼を申し上げたく」
「礼?」
「はい。貴方様の鍛えた剣が無ければ、あの時の僕等では魔王に打ち勝つことも難しかったでしょう。こちらに居られるご主人の勧め無くば、名剣とも出会えず、我々の世界は更に魔の侵食を受けていたに違いありません」
「それで、貴様がニンゲンを代表して礼を言いに来たと?」
フンと鼻を鳴らすブロンテスの様はいかにも相手を小馬鹿にした仕草で、流石のアルバーノも腹を立てるのではとムラトは横目で伺っている。
だが若者はめげない。
ムラトは無性に悔しさと虚しさを覚えた。
「はい。その通りです」
「似ているな」
「僕が、どなたにですか?」
「天精霊にだ。自分が世界の規範だというその口ぶり、天の奴らそっくりだな」
「お褒めの言葉と捉えさせて頂きます」
心臓に毛でも生えてんのか?
眉一つ動かさないアルバーノにムラトは気味の悪ささえ覚え始めていた。
「そうか。礼は受け取った。俺の鍛えた剣だ。地上の魔物くらい、そいつでも倒せるだろうよ」
「えぇ……無理ですよ……」
顔を指差してくるブロンテスにムラトは困り笑顔を浮かべるしかない。
フン、と幾らかブロンテスの口元が緩む。
「アルバーノとやら、つまらん好奇心は満たされたか」
「いいえ。まだお伺いしたいことがございます」
嘘だろ、もう帰ろうぜ。機嫌損ねると結構面倒くさいことになるんだよ、俺が。
ムラトはアルバーノを肘で小突きたくなる衝動に駆られた。
そんなことにも気づかないアルバーノは、抑えきれないと言った様子で中腰になり、熱弁を振るい始める。
「ブロンテス様のお作りになった武器をお見せ頂けないでしょうか! 眩き剣のグリップの握り心地といったら他に類を見ません! 構えたときに分かるポンメルの絶妙なウエイト! 重量がありながら疲れにくく、どんな硬い皮膚を持つ魔獣でも貫ける鋭いポイントから放たれる魔力! 僕が求めていた聖剣そのものですッ!」
何だこいつは……。
流石のブロンテスも上擦った早口に引いているようだ。
ムラトに目線だけで訴えかけてくる。
知りませんよぉ……!
ムラトも苦い顔をして少しだけ首を横に振った。
「はぁ……はぁ……失礼しました。武器の話になるとどうしても熱が入ってしまうのです」
頬の血色が良くなったアルバーノが照れ笑いを見せる。
いや怖いよお前。
精悍な若者が見せる興奮状態にムラトは押され気味だ。
「お、お売りしたときは落ち着いてらっしゃいましたよね」
「あの時は仲間が居た手前、ぐっと堪えておりました」
「あー……左様で……」
「下らん。俺の得物はニンゲンが集めて飾るために拵えた訳では無い。貴様には眩き剣一本で十分だろう。それを見ながら夜な夜な自慰でもするんだな」
「ブロンテス様それは流石に」
「やはり旧き神! 何でもお見通しなのですね……」
「え」
やばい。
変態だ。
客の中には結構な武器マニアがいて、はるばる旅をしてきたという変わり者も稀にいる。
そしてその頂点が、横に居る救世の勇者なのだろう。
固まっているムラトとブロンテスを見たアルバーノは、慌てて手を横に振る。
「あっ、剣を汚すような真似はしておりません! 決してかけては」
「聞いてねぇよ」
ついにムラトは心の声を口から出してしまった。
「とにかく、僕の邪な思いを除いても、ブロンテス様の鍛えられた武器はどんな宝にも代え難い逸品です。ひとつでも多く地上に残していただき、後世に伝え、新たな魔王への抑止力としたいのです!」
「その、勇者様。もしかして国王に武器収集を進言したりは」
「さすがご主人、仰るとおり、僕が提案しました」
こいつさぁ……公私混同じゃねーか!
ちょっと筋が通りそうなところが腹立つな。
あっけらかんとしたアルバーノにムラトは二の句が継げない。
二人のやりとりをブロンテスは側頭部を掻きながら怠そうに眺めている。
普段しているバンダナを外した頭部には短く切りそろえた金の髪が生えており、無骨な指が手持ち無沙汰に髪の隙間から頭皮を擦っていた。
「おい」
「はい」
ブロンテスの呼びかけにムラトはいち早く背筋を伸ばす。
アルバーノも真面目くさった顔つきでブロンテスを見上げた。
「悪いが、俺は当分武器を作らん」
「えぇっ!?」
アルバーノが驚嘆のあまり大声を上げる。
「な、な、何故」
「平和になったからな。これからは鍋だの鍬だのを作ることにした。なぁ、ムラト?」
なんて凶悪な笑顔なんだ。
まるで俺が悪いみたいじゃないか。
「ありがとうございま……勇者様?」
ムラトが真横に顔を向けると、アルバーノの顔色がどんどん変わっていくのが見えた。
つづく
よく通った地下世界への道を、まさか二人連れで歩くとは。
岩陰から獲物を狙う刺々しい気配はしないが、その代わり野盗と野獣が次の脅威だ。
こんな所を彷徨う馬鹿も居ないだろうが、旅は隊列が基本の今、ムラトにとってアルバーノほど頼りになる人間も居なかった。
それでもムラトの胸中は不安の煙が充満している。
会ってどうするんだ。
ブロンテス様は一体何を考えてるんだろう。
ムラトの不安をよそに、アルバーノは軽快な足取りでついてくるばかり。
「あの、お城でのお勤めはいいんですか?」
「はい。僕に化けてくれる魔物に留守を預けています。あ、これは内緒ですよ」
「さすが勇者様、魔物も改心させてお味方につけるとは」
いい性格してんな、こいつ。
ムラトはいつものごますりをしながら、内心呆れかえっている。
救世の勇者様は中々強かなようだ。
ムラトは周りに何者の気配も無いことを確認すると、地下世界へ繋がる入り口の封印を解いた。
暗黒色を帯びた雲、赤茶けた荒野、遠くには溶岩が漏れ出す大火山、しばらくそんな景色に目を丸くしていたアルバーノだったが、すぐに順応してあれこれムラトへ質問を始めるようになった。
「興味深いです。この世には数多の世界があることを精霊様から教わりましたが、このような場所があるとは知りませんでした。ここは何という地なのでしょう」
「ううん、私にもよく分かりませんが、何というんでしょう、旧い神の、流刑地のような」
ムラトは頭にある旧い記憶を呼び起こしてみた。
亡き父が溢したのか、過去にブロンテスから聞いたのだったか、さっぱり忘れてしまっていた。
「旧き神……!」
アルバーノの瞳が輝く。
それを見た途端、ムラトはハッキリと‘会わせたくない’と思った。
何故苦々しい気持ちになるのか、ムラト自身にも分かりかねていた。
「これは……」
要塞の如く巨大な住居を前に、アルバーノが息を呑む。
それをよそに、ムラトは違和感に顔をしかめていた。
いつもは自分が来る頃になると、三兄弟の誰かが門の前にいて、俺の名前を言ってみろと試してくるのだ。
それが今日は誰も居ない。
アルバーノを驚かすためか。
やりそうだ。
あの兄弟はとことん人間が驚きすくみ上がるのを見るのが好きらしい。
そのうちに‘入ってこい’と言わんばかりに独りでに開き始めた門にムラトは天を仰ぎたくなった。
「よくぞ来た。貴様が噂に聞く救世の勇者か」
広々とした応接間で、アルバーノとムラトを前に、ブロンテスが長椅子にもたれかかりながら厳かに口を開く。
まるで魔王じゃないですか。
相変わらず人間を値踏みするように見下ろす態度の悪い巨人にムラトの愛想笑いも固くなる。
アルバーノはというと、青灰の肌をしたサイクロプスの巨人に驚いた風もなく、しっかりと大目玉へ視線を向けていた。
「お初にお目にかかります。アルバーノ・ロッシと申します。このたび謁見を賜」
「まどろっこしい挨拶はいい。要件を言え」
ブロンテスは心底鬱陶しそうに顔をゆがめると、肘掛けに腕を置き、頬杖をつきながらアルバーノを見下ろした。
げぇ、機嫌が悪くなってきた。
ムラトが内心冷や冷やしている横でもアルバーノは動じない。
曇り無き眼で傲岸不遜な巨人を見上げている。
「まず御礼を申し上げたく」
「礼?」
「はい。貴方様の鍛えた剣が無ければ、あの時の僕等では魔王に打ち勝つことも難しかったでしょう。こちらに居られるご主人の勧め無くば、名剣とも出会えず、我々の世界は更に魔の侵食を受けていたに違いありません」
「それで、貴様がニンゲンを代表して礼を言いに来たと?」
フンと鼻を鳴らすブロンテスの様はいかにも相手を小馬鹿にした仕草で、流石のアルバーノも腹を立てるのではとムラトは横目で伺っている。
だが若者はめげない。
ムラトは無性に悔しさと虚しさを覚えた。
「はい。その通りです」
「似ているな」
「僕が、どなたにですか?」
「天精霊にだ。自分が世界の規範だというその口ぶり、天の奴らそっくりだな」
「お褒めの言葉と捉えさせて頂きます」
心臓に毛でも生えてんのか?
眉一つ動かさないアルバーノにムラトは気味の悪ささえ覚え始めていた。
「そうか。礼は受け取った。俺の鍛えた剣だ。地上の魔物くらい、そいつでも倒せるだろうよ」
「えぇ……無理ですよ……」
顔を指差してくるブロンテスにムラトは困り笑顔を浮かべるしかない。
フン、と幾らかブロンテスの口元が緩む。
「アルバーノとやら、つまらん好奇心は満たされたか」
「いいえ。まだお伺いしたいことがございます」
嘘だろ、もう帰ろうぜ。機嫌損ねると結構面倒くさいことになるんだよ、俺が。
ムラトはアルバーノを肘で小突きたくなる衝動に駆られた。
そんなことにも気づかないアルバーノは、抑えきれないと言った様子で中腰になり、熱弁を振るい始める。
「ブロンテス様のお作りになった武器をお見せ頂けないでしょうか! 眩き剣のグリップの握り心地といったら他に類を見ません! 構えたときに分かるポンメルの絶妙なウエイト! 重量がありながら疲れにくく、どんな硬い皮膚を持つ魔獣でも貫ける鋭いポイントから放たれる魔力! 僕が求めていた聖剣そのものですッ!」
何だこいつは……。
流石のブロンテスも上擦った早口に引いているようだ。
ムラトに目線だけで訴えかけてくる。
知りませんよぉ……!
ムラトも苦い顔をして少しだけ首を横に振った。
「はぁ……はぁ……失礼しました。武器の話になるとどうしても熱が入ってしまうのです」
頬の血色が良くなったアルバーノが照れ笑いを見せる。
いや怖いよお前。
精悍な若者が見せる興奮状態にムラトは押され気味だ。
「お、お売りしたときは落ち着いてらっしゃいましたよね」
「あの時は仲間が居た手前、ぐっと堪えておりました」
「あー……左様で……」
「下らん。俺の得物はニンゲンが集めて飾るために拵えた訳では無い。貴様には眩き剣一本で十分だろう。それを見ながら夜な夜な自慰でもするんだな」
「ブロンテス様それは流石に」
「やはり旧き神! 何でもお見通しなのですね……」
「え」
やばい。
変態だ。
客の中には結構な武器マニアがいて、はるばる旅をしてきたという変わり者も稀にいる。
そしてその頂点が、横に居る救世の勇者なのだろう。
固まっているムラトとブロンテスを見たアルバーノは、慌てて手を横に振る。
「あっ、剣を汚すような真似はしておりません! 決してかけては」
「聞いてねぇよ」
ついにムラトは心の声を口から出してしまった。
「とにかく、僕の邪な思いを除いても、ブロンテス様の鍛えられた武器はどんな宝にも代え難い逸品です。ひとつでも多く地上に残していただき、後世に伝え、新たな魔王への抑止力としたいのです!」
「その、勇者様。もしかして国王に武器収集を進言したりは」
「さすがご主人、仰るとおり、僕が提案しました」
こいつさぁ……公私混同じゃねーか!
ちょっと筋が通りそうなところが腹立つな。
あっけらかんとしたアルバーノにムラトは二の句が継げない。
二人のやりとりをブロンテスは側頭部を掻きながら怠そうに眺めている。
普段しているバンダナを外した頭部には短く切りそろえた金の髪が生えており、無骨な指が手持ち無沙汰に髪の隙間から頭皮を擦っていた。
「おい」
「はい」
ブロンテスの呼びかけにムラトはいち早く背筋を伸ばす。
アルバーノも真面目くさった顔つきでブロンテスを見上げた。
「悪いが、俺は当分武器を作らん」
「えぇっ!?」
アルバーノが驚嘆のあまり大声を上げる。
「な、な、何故」
「平和になったからな。これからは鍋だの鍬だのを作ることにした。なぁ、ムラト?」
なんて凶悪な笑顔なんだ。
まるで俺が悪いみたいじゃないか。
「ありがとうございま……勇者様?」
ムラトが真横に顔を向けると、アルバーノの顔色がどんどん変わっていくのが見えた。
つづく
36
お気に入りに追加
34
あなたにおすすめの小説
良縁全部ブチ壊してくる鬼武者vs俺
青野イワシ
BL
《あらすじ》昔々ある寒村に暮らす百姓の長治郎は、成り行きで鬼を助けてしまう。その後鬼と友人関係になったはずだったが、どうも鬼はそう思っていなかったらしい。
鬼は長治郎が得るであろう良縁に繋がる“赤い糸”が結ばれるのを全力で邪魔し、長治郎を“娶る”と言い出した。
長治郎は無事祝言をあげることが出来るのか!?
という感じのガチムチ鬼武者終着系人外×ノンケ百姓の話です
癒やし系尊大魔王様vs疲れ気味な村の戦士
青野イワシ
BL
《あらすじ》森の奥にある湖に突如魔王城が出現した。しかも湖畔の村に住む住民の元に魔物までやって来て、城を訪ねるよう催促までし始めた。そんな中、村の警備を担っていた戦士に白羽の矢が立ってしまい──
ヒトナー多腕多眼バルクマッチョ魔王様×苦労人気質の人間戦士のハートフルかもしれない話です。
おっさんにミューズはないだろ!~中年塗師は英国青年に純恋を捧ぐ~
天岸 あおい
BL
英国の若き青年×職人気質のおっさん塗師。
「カツミさん、アナタはワタシのミューズです!」
「おっさんにミューズはないだろ……っ!」
愛などいらぬ!が信条の中年塗師が英国青年と出会って仲を深めていくコメディBL。男前おっさん×伝統工芸×田舎ライフ物語。
第10回BL小説大賞エントリー作品。よろしくお願い致します!
王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜
・毎日18時・19時に2話投稿
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
食べて欲しいの
夏芽玉
BL
見世物小屋から誘拐された僕は、夜の森の中、フェンリルと呼ばれる大狼に捕まってしまう。
きっと、今から僕は食べられちゃうんだ。
だけど不思議と恐怖心はなく、むしろ彼に食べられたいと僕は願ってしまって……
Tectorum様主催、「夏だ!! 産卵!! 獣BL」企画参加作品です。
【大狼獣人】×【小鳥獣人】
他サイトにも掲載しています。
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
親友と同時に死んで異世界転生したけど立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話
gina
BL
親友と同時に死んで異世界転生したけど、
立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話です。
タイトルそのままですみません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる