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娯楽
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わずかに照明が焚かれた屋内運動場は四隅まで光が届かず薄暗い。
これまで大勢の隊員、しかもヒトでないものも含んだ人員を一挙に招集する事態は想定されていなかったためか、北東京拠点は集合場所の選択にすらまごつく始末だった。
着の身着のままで集められた隊員達の中でも、その辺で寝ようとする怪人をなんとか起こそうと奮闘するニンゲンの姿がよく目立つ。
そして非常に眠たげで恨めしそうな顔つきのメカニック達が、変身機能を有したごついブレスレットとウェポンを配っている。
「なんでオレには着るモンくれねーんだ?」
「怪人にいるのか?」
「そういえばいらねーな。ニンゲンみたいに弱っちく出来てないからな」
「……そうだな」
ブレスレットが貰えなかった牛頭の怪人はむっとした顔の相棒を不思議そうに見下ろしている。
彼にはただの事実に憤慨するニンゲンのことが理解できないようだ。
その横で暖馬とギガンも流れるままに武器と防具を受け取る。
「なんで俺が遠距離担当なんだよ」
「そう言われてても……。AIがそう判定したって」
どう見てもヒーローウェポンの余りものをくっつけたようなグレネードランチャーを手渡されたギガンは、暖馬の横っ腹を肘で軽く突いてみせる。
「AIィ? そんなモンをたちまち作っちまうディメンション・パトロールはすげえなあ」
かなり含みのある声色に、他のニンゲンがじろりと厳しい目線を送る。
「何だ? 俺は褒めてんだぜ? それともお前ら、何か思うとこあんのか?」
口の端を吊り上げ、挑発的な笑みを浮かべて辺りの隊員を見回すギガンだが、誰もが何か言いたげな顔のまま視線を逸らす。
「言いたいことがあるなら面と向かって言えよ、雑魚共がよ」
「ホントやめてくださいホントに喧嘩してる場合じゃないんでっ!」
暖馬は一番近くにいた隊員に詰め寄る素振りを見せるギガンの正面に素早く回り込むと、バスケットボールのディフェンスよろしくその動きを阻もうとちょこまかと動いた。
「おい退け、準備運動に丁度いいだろ」
「勘弁してくださいよ」
暖馬は何とはなしにギガンが本気ではないことを察していたが、周りはそうではないらしい。
怪人達は期待の籠った眼差しで、ニンゲン達は緊張が走った眼差しで、二人の動きを観察している。
「誰がどの武器を持つか、どんな動きをするか、あらかた演算済みなんだろ。これは訓練だからな。あーくだらねぇ。喧嘩のほうがよっぽどマシだ」
こいつは何を言っているんだ?
その場にいた全員が訝し気にギガンを見つめる。
それからニンゲンのうちの何人かが、暖馬を横目で睨みつけていた。
その目には「そいつをなんとかしろ」と書かれている。
無茶言うな。俺も困ってんだ。
支離滅裂な言動を繰り返すギガンに振り回されていると思っている暖馬の眉間に皺が寄る。
そんな妙に重くひりつく空気を破ったのは、息を切らしながら芝生を駆けてくる教官の声だった。
「おい、お前ら、整列しろ! 途絶えたシグナルが復活した! 司令室からの位置情報はブレスレットに送信している。待機命令を解除する。只今より各ツーマンセルは二手に分かれてアンゴルモアを叩きに行く」
すっかり伝令役にされた教官が早口で隊員達に指令を飛ばす。
「モ? お前らニンゲンどうした?」
牛頭が隊列の側で手持ち無沙汰にしている怪人二人に声をかけている。
それに鯨頭のケートスと、モグラのような顔をした怪人がぶっきらぼうに返事をした。
「しらね。いねえ」
「おいキョーカン。俺ら帰っていいか」
「はあ? あいつらどこに」
「かえるぞ」
「待て! じゃあお前ら二人で組め! いいな!」
「嫌だなあ、こいつ陸じゃトロいし」
「うるせーネズミだ。殺すぞ」
「ネズミじゃねえ、シラス野郎」
「お?」
小競り合いを始める怪人を尻目に、命令を受けた隊員達はバトルスーツに着替え、相棒を引き連れて基地の外へと出撃していった。
◆
「なあ、君はどの相棒が一番活躍すると思う?」
ヒーロー管理庁の最上階、宇宙空間を模した暗い室内に、若い男の弾んだ声が響き渡る。
床上五十センチほどの高さまで浮遊した卵型チェアに腰掛けたニンゲンのような姿をした異星人の前で、宙に浮いた大型のホログラムパネルが夜の森林を映し出していた。
彼の横には陰鬱なローブを被った角付きの巨人が立っている。
「誰でもよい」
「そんなこと言うなよ」
「興味はない」
「冷たいな。あ、君は南基地のほうが好きなんだっけ? でも、出来損ない同士が庇いあう様はとても可愛いぞ。応援してあげようよ」
北拠点の南は自然公園を併設した霊園であり、昼間は隠れた散歩の名所となっているが、さすがに夜は誰も寄りつかない。
数少ない電灯に照らされた、色づき始めた木々の下を、タイトなバトルスーツに身を包んだ隊員と異形の化け物が駆けてゆく。
「初めての共同作業ってヤツだな! 力を合わせて頑張るんだぞ!」
ディメンション・パトロール・レッドは目を輝かせながらアンゴルモアを捜索する異種族ツーマンセルに励ましの言葉を送っている。
消防士の活躍が見たい放火犯そのものであるが、彼はひとかけらの罪悪感も持ち合わせてはいなかった。
「鑑賞中悪いが、貴様に伝えておくことがある」
「今いいところなんだけどな。一応聞いておくよ」
「貴様以外のディメンション・パトロールが隠れて会合を行っているようだ」
「へえ。どうでもいいな。大抵のパワーはそこに吸い上げてるし、どのみち大したことはできないよ。……もう僕のシナリオに介入できるほどのヤツは残ってない」
ディメンション・パトロール・レッドは画面に目を向けたまま、部屋の中央に浮かぶキューブを乱暴に指差す。
「随分と恨み深いことだ。ヒーローともあろうものが」
「酷いこと言うなよ。帝王君、君は好き放題やれただろうけど僕は違うんだ。首都圏限定追加戦士も中座、巨大ロボのデザインも僕のだけ却下、離島ヒーロー隊案も没。僕は多数決という数の暴力を受け続けてきた」
「ほう」
「密かにここ二百年くらい思ってたんだけどさ、あいつらには遊びのセンスが無い。地球に暮らす下等生物のほうがよっぽどマシだ。君もそう思うだろ?」
「ふむ」
「さっきから生返事で、ん?」
第四超越・教団の長らしからぬ気の抜けた返事に身勝手な異星人が振り返ろうとした、その時だった。
彼の眼の端に、かつて贔屓にしていたニンゲンの姿が映る。
フルフェイスマスクをしていても、その身体つきと所作で判別できた。
「今度こそ活躍してくれよ」
「一度こちらに寄越した癖に、随分調子のいいことを言う」
「いやあ、手元に戻ってくると愛着が甦るというか。それにしても、この怪人と組ませたつもりはないんだけどな。帝王君、一体どうなってるんだ?」
「末端の人事など知らぬわ」
ため息交じりに怪人の長が吐き捨てると、その姿は黒い粒子となって消えていった。
◆
「博士、これ、故障ですかね?」
ブレスレットの画面に表示されたマップに映る五つの点滅を見て、暖馬は慌てて足を止める。
アンゴルモアは二体ではなかったのか。
二体のアンゴルモアが居る座標をA地点とB地点と分け、五組ほどが点を囲うようにそれぞれ一か所を目指していたはずだ。暖馬の目指すB地点の周囲だけでも四つのターゲットマーカーが現れている。
「さあな。基地に聞いてみろよ」
「それが、さっきからコールしてるんですが、全然応答が無くて」
「他のヤツらは?」
「お、同じです……」
警報も、出撃も、余所には知られていない。
ヒーロー基地の通信をジャミング出来る存在など、アレを置いて他にないだろう。
監視者が温いレースにスパイスを振りかけたに違いない。
ギガンは何処までも自分達がコケにされていることを感じ、盛大に舌打ちをした。
「めんどくせえ。適当に弾打ち込むか」
「他の人に当たったらどうするんですか!?」
「俺にこんなもん持たせたお前らが悪、おい」
悪態をつくギガンだが、暖馬のブレスレットに表示された光点のひとつに目を奪われた。
本当に僅かだが、それは震えるように移動している。
ほかの点もそれらしく移動はしているのだが、その動きに迷いはない。
ニンゲンの眼には判別しづらい小さな違いだが、異形の眼はそのブレをしっかりと捉えていた。
「随分気色悪りぃ動きだな。おい、行くぞ」
「えっ、あ、はい!」
暖馬は迷いなく進むギガンの背中を追いかけることとなった。
つづく
これまで大勢の隊員、しかもヒトでないものも含んだ人員を一挙に招集する事態は想定されていなかったためか、北東京拠点は集合場所の選択にすらまごつく始末だった。
着の身着のままで集められた隊員達の中でも、その辺で寝ようとする怪人をなんとか起こそうと奮闘するニンゲンの姿がよく目立つ。
そして非常に眠たげで恨めしそうな顔つきのメカニック達が、変身機能を有したごついブレスレットとウェポンを配っている。
「なんでオレには着るモンくれねーんだ?」
「怪人にいるのか?」
「そういえばいらねーな。ニンゲンみたいに弱っちく出来てないからな」
「……そうだな」
ブレスレットが貰えなかった牛頭の怪人はむっとした顔の相棒を不思議そうに見下ろしている。
彼にはただの事実に憤慨するニンゲンのことが理解できないようだ。
その横で暖馬とギガンも流れるままに武器と防具を受け取る。
「なんで俺が遠距離担当なんだよ」
「そう言われてても……。AIがそう判定したって」
どう見てもヒーローウェポンの余りものをくっつけたようなグレネードランチャーを手渡されたギガンは、暖馬の横っ腹を肘で軽く突いてみせる。
「AIィ? そんなモンをたちまち作っちまうディメンション・パトロールはすげえなあ」
かなり含みのある声色に、他のニンゲンがじろりと厳しい目線を送る。
「何だ? 俺は褒めてんだぜ? それともお前ら、何か思うとこあんのか?」
口の端を吊り上げ、挑発的な笑みを浮かべて辺りの隊員を見回すギガンだが、誰もが何か言いたげな顔のまま視線を逸らす。
「言いたいことがあるなら面と向かって言えよ、雑魚共がよ」
「ホントやめてくださいホントに喧嘩してる場合じゃないんでっ!」
暖馬は一番近くにいた隊員に詰め寄る素振りを見せるギガンの正面に素早く回り込むと、バスケットボールのディフェンスよろしくその動きを阻もうとちょこまかと動いた。
「おい退け、準備運動に丁度いいだろ」
「勘弁してくださいよ」
暖馬は何とはなしにギガンが本気ではないことを察していたが、周りはそうではないらしい。
怪人達は期待の籠った眼差しで、ニンゲン達は緊張が走った眼差しで、二人の動きを観察している。
「誰がどの武器を持つか、どんな動きをするか、あらかた演算済みなんだろ。これは訓練だからな。あーくだらねぇ。喧嘩のほうがよっぽどマシだ」
こいつは何を言っているんだ?
その場にいた全員が訝し気にギガンを見つめる。
それからニンゲンのうちの何人かが、暖馬を横目で睨みつけていた。
その目には「そいつをなんとかしろ」と書かれている。
無茶言うな。俺も困ってんだ。
支離滅裂な言動を繰り返すギガンに振り回されていると思っている暖馬の眉間に皺が寄る。
そんな妙に重くひりつく空気を破ったのは、息を切らしながら芝生を駆けてくる教官の声だった。
「おい、お前ら、整列しろ! 途絶えたシグナルが復活した! 司令室からの位置情報はブレスレットに送信している。待機命令を解除する。只今より各ツーマンセルは二手に分かれてアンゴルモアを叩きに行く」
すっかり伝令役にされた教官が早口で隊員達に指令を飛ばす。
「モ? お前らニンゲンどうした?」
牛頭が隊列の側で手持ち無沙汰にしている怪人二人に声をかけている。
それに鯨頭のケートスと、モグラのような顔をした怪人がぶっきらぼうに返事をした。
「しらね。いねえ」
「おいキョーカン。俺ら帰っていいか」
「はあ? あいつらどこに」
「かえるぞ」
「待て! じゃあお前ら二人で組め! いいな!」
「嫌だなあ、こいつ陸じゃトロいし」
「うるせーネズミだ。殺すぞ」
「ネズミじゃねえ、シラス野郎」
「お?」
小競り合いを始める怪人を尻目に、命令を受けた隊員達はバトルスーツに着替え、相棒を引き連れて基地の外へと出撃していった。
◆
「なあ、君はどの相棒が一番活躍すると思う?」
ヒーロー管理庁の最上階、宇宙空間を模した暗い室内に、若い男の弾んだ声が響き渡る。
床上五十センチほどの高さまで浮遊した卵型チェアに腰掛けたニンゲンのような姿をした異星人の前で、宙に浮いた大型のホログラムパネルが夜の森林を映し出していた。
彼の横には陰鬱なローブを被った角付きの巨人が立っている。
「誰でもよい」
「そんなこと言うなよ」
「興味はない」
「冷たいな。あ、君は南基地のほうが好きなんだっけ? でも、出来損ない同士が庇いあう様はとても可愛いぞ。応援してあげようよ」
北拠点の南は自然公園を併設した霊園であり、昼間は隠れた散歩の名所となっているが、さすがに夜は誰も寄りつかない。
数少ない電灯に照らされた、色づき始めた木々の下を、タイトなバトルスーツに身を包んだ隊員と異形の化け物が駆けてゆく。
「初めての共同作業ってヤツだな! 力を合わせて頑張るんだぞ!」
ディメンション・パトロール・レッドは目を輝かせながらアンゴルモアを捜索する異種族ツーマンセルに励ましの言葉を送っている。
消防士の活躍が見たい放火犯そのものであるが、彼はひとかけらの罪悪感も持ち合わせてはいなかった。
「鑑賞中悪いが、貴様に伝えておくことがある」
「今いいところなんだけどな。一応聞いておくよ」
「貴様以外のディメンション・パトロールが隠れて会合を行っているようだ」
「へえ。どうでもいいな。大抵のパワーはそこに吸い上げてるし、どのみち大したことはできないよ。……もう僕のシナリオに介入できるほどのヤツは残ってない」
ディメンション・パトロール・レッドは画面に目を向けたまま、部屋の中央に浮かぶキューブを乱暴に指差す。
「随分と恨み深いことだ。ヒーローともあろうものが」
「酷いこと言うなよ。帝王君、君は好き放題やれただろうけど僕は違うんだ。首都圏限定追加戦士も中座、巨大ロボのデザインも僕のだけ却下、離島ヒーロー隊案も没。僕は多数決という数の暴力を受け続けてきた」
「ほう」
「密かにここ二百年くらい思ってたんだけどさ、あいつらには遊びのセンスが無い。地球に暮らす下等生物のほうがよっぽどマシだ。君もそう思うだろ?」
「ふむ」
「さっきから生返事で、ん?」
第四超越・教団の長らしからぬ気の抜けた返事に身勝手な異星人が振り返ろうとした、その時だった。
彼の眼の端に、かつて贔屓にしていたニンゲンの姿が映る。
フルフェイスマスクをしていても、その身体つきと所作で判別できた。
「今度こそ活躍してくれよ」
「一度こちらに寄越した癖に、随分調子のいいことを言う」
「いやあ、手元に戻ってくると愛着が甦るというか。それにしても、この怪人と組ませたつもりはないんだけどな。帝王君、一体どうなってるんだ?」
「末端の人事など知らぬわ」
ため息交じりに怪人の長が吐き捨てると、その姿は黒い粒子となって消えていった。
◆
「博士、これ、故障ですかね?」
ブレスレットの画面に表示されたマップに映る五つの点滅を見て、暖馬は慌てて足を止める。
アンゴルモアは二体ではなかったのか。
二体のアンゴルモアが居る座標をA地点とB地点と分け、五組ほどが点を囲うようにそれぞれ一か所を目指していたはずだ。暖馬の目指すB地点の周囲だけでも四つのターゲットマーカーが現れている。
「さあな。基地に聞いてみろよ」
「それが、さっきからコールしてるんですが、全然応答が無くて」
「他のヤツらは?」
「お、同じです……」
警報も、出撃も、余所には知られていない。
ヒーロー基地の通信をジャミング出来る存在など、アレを置いて他にないだろう。
監視者が温いレースにスパイスを振りかけたに違いない。
ギガンは何処までも自分達がコケにされていることを感じ、盛大に舌打ちをした。
「めんどくせえ。適当に弾打ち込むか」
「他の人に当たったらどうするんですか!?」
「俺にこんなもん持たせたお前らが悪、おい」
悪態をつくギガンだが、暖馬のブレスレットに表示された光点のひとつに目を奪われた。
本当に僅かだが、それは震えるように移動している。
ほかの点もそれらしく移動はしているのだが、その動きに迷いはない。
ニンゲンの眼には判別しづらい小さな違いだが、異形の眼はそのブレをしっかりと捉えていた。
「随分気色悪りぃ動きだな。おい、行くぞ」
「えっ、あ、はい!」
暖馬は迷いなく進むギガンの背中を追いかけることとなった。
つづく
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