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翼竜討伐
翼竜討伐 12
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翼竜がどこかへ飛び去りアシノは立ち上がる。それに習うように皆も立ち上がった。
「さて、どうするか」
アシノは頭を抱えた、1匹ならまだしもこの人数で翼竜を2匹相手にするのは少々骨が折れる。
「どうするって、2匹になっちゃったんだから一旦ギルドに報告を入れないと」
そう言ってルーは連絡石を出すが、連絡石の信号の届く圏外らしく、何度信号を送っても反応はない。
「通常ならば一旦ギルドに戻って指示を仰ぐべきだが……」
アシノはちらりとムツヤを見る。
「ムツヤ、正直に答えろ。お前ならあの翼竜2匹を相手にできそうか?」
「あ、はい。アレぐらいなら大丈夫だと思います」
あっさりとムツヤは答えたが、モモは待ったを出す。
「ムツヤ殿!! いくらムツヤ殿が強いと言えど危険です!!」
「そ、そうですよ! 翼竜2体なんて……」
ユモトもそれに同調した。ムツヤが強いことは知っていたが、不安はある。
「翼竜がつがいになった後は何をするかわかるか? 卵を産むために狩りをして獲物を喰らい散らかす」
「さて、どうするか」
アシノは頭を抱えた、1匹ならまだしもこの人数で翼竜を2匹相手にするのは少々骨が折れる。
「どうするって、2匹になっちゃったんだから一旦ギルドに報告を入れないと」
そう言ってルーは連絡石を出すが、連絡石の信号の届く圏外らしく、何度信号を送っても反応はない。
「通常ならば一旦ギルドに戻って指示を仰ぐべきだが……」
アシノはちらりとムツヤを見る。
「ムツヤ、正直に答えろ。お前ならあの翼竜2匹を相手にできそうか?」
「あ、はい。アレぐらいなら大丈夫だと思います」
あっさりとムツヤは答えたが、モモは待ったを出す。
「ムツヤ殿!! いくらムツヤ殿が強いと言えど危険です!!」
「そ、そうですよ! 翼竜2体なんて……」
ユモトもそれに同調した。ムツヤが強いことは知っていたが、不安はある。
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