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楽しいパーティー
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しおりを挟むパンツ越しに竿の先端を指の腹でグリッとされてつい高い声が出た。その口を大きな掌でおおわれて、大きな体で俺の体を包み込む。ギュッと抱きしめる。
首元にかかる吐息が熱い。それに、尻に当たっている熱くて硬いモノ。彼のソレが、俺のナカに入りたがっている。
「怖い。はぁ、はぁ、ん……最後までするのは怖くて、いつも寸前で逃げてきました。でも、あなたになら俺の初めて、はぁ……使って、ほしい。あなたのこの立派なたくましい雄…………欲しい」
擦った。両手はつかまれていて自由が利かないから、尻を彼の竿に擦りつけて振り向く。
高身長の彼の竿には、目一杯かかとを上げないと届かない。プルプル足が震えるけど、俺なりに懸命に彼を誘って先を促す。
彼はゲイなのか、両方イケるのかなんてわからないけれどとにかく。今はとにかく、この人に抱かれたい。めちゃくちゃにされたい。
彼がハイスペックイケメンだからだっていうのはある。でもそれ以上にこの人が、俺をまっすぐ見てくれるから。もっと俺に夢中になって、俺で乱されて、俺だけ見てほしい。
……なんて。今日出会ったばかりで名前しか知らない他人なのに。
「あぁもう!!どうして君はこうも俺様の心を乱し性欲をかきたてるんだよっ!臆病なまま、怯えたまま俺様にじっくりいたぶられ快楽におぼれながら骨の髄まで食べられればいいのに」
「ひあぁっ、んむっ!んんっ!!」
「そんな可愛くてエロエロなおねだりされたら抑制が効かねぇだろ。はぁ、はぁっ……美味そうな甘い匂い。はぁ、ベッドの上なら好き勝手できたのに」
ねだったら爆発した。
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